【シロでもクロでもない世界でパンダは笑う。】第9話「まさかの黒幕…今夜全ての真相を暴露!」感想ネタバレ(主演:横浜流星・清野菜名)

2020冬のドラマ一覧

主演:横浜流星・清野菜名
日本テレビ系  (日曜日22時30分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【Mr.ノーコンプライアンス佐島源造の裏の黒幕】
森島直輝(横浜流星)は、父・哲也(田中圭)が残したUSBにある3つのデータファイル、その3つ目のパスワードが判明して動画を開く。そこにあったのは『直輝、お前に伝えておきたいことがある』『このUSBに残る2つの動画は俺が追っている事件に関するものだ。もし俺に何かあったらこのUSBを警察に渡してほしい』『でも絶対に復讐はするな、約束だぞ。直輝、お前は俺にとって最高の息子だよ。俺の息子として生まれてきてくれて、本当にありがとう。パパはいつでも、直輝の幸せを祈ってるからな』という哲也から直輝へのメッセージだった。

直輝がその後大学に行くと、神代(要潤)が待ち伏せしていた。神代は直輝に、佐島源造(佐藤二朗)に利用されてしまったことを謝罪する。そして「復讐は終わったんだろ?」と聞く神代に対し、直輝は「まだ終わっていません。父を殺した犯人は佐島じゃない。」と告げる。直輝は「佐島は俺に殺されることを望んでいた。きっとまだ何かを隠したまま死ぬつもりだったんだ。」と話す。そして神代は突然はっとして「やることを思い出した」と慌てて立ち去った。

神代と別れた直輝の元にコアラ男からビデオ通話がかかってくる。コアラ男は川田レン(清野菜名)を人質にとっていた。それは、8年前の佐島あずさ(白石聖)の誘拐事件とそっくりだった。椅子に縛り付けられているレンの前にボーガンがセットされている。隣のタイマーが0になったらボーガンの矢が自動的に発射されるという。「1時間以内にここに来い」そういうとコアラ男は一方的に通話をきった。
直輝は急いであずさのもとを訪れ、8年前の監禁場所を聞き出す。直輝とあずさは急いで監禁現場の廃屋へと行くのだが、直輝が扉を開けた瞬間、レンに向かって矢が放たれてしまう。しかし、矢が命中したのはレンそっくりの人形。そこにレンとコアラ男の姿はなかった。
その時、直輝のもとにまたコアラ男からビデオ通話が着信する。コアラ男とレンは直輝の部屋にいた。コアラ男は、直輝が父からのプレゼントで大切にしているパンダのぬいぐるみを「俺はパンダが大っ嫌いなんだよ」と床に投げつける。直輝は「やめろ!」というが、コアラ男はぬいぐるみを思い切り踏みつけた。レンは「直輝さん来ないで!この人の目的は直輝さんなの!」と言うが、コアラ男は「黙ってろ!」とレンに平手打ちをする。通話が切れて、直輝とあずさが急いで自宅へと向かおうと廃屋の外に出ると、今度はあずさがコアラ男の車に無理やり押し込められて誘拐されてしまう。

一方、レンの母的存在の加賀佳恵(椿鬼奴)がレンの母・麻衣子(山口紗弥加)の面会に来ていた。麻衣子は「ずっとリコのこと考えちゃうの。今でも憎いはずなのに。」と告げる。すると佳恵は「それはね、あんたが正真正銘レンとリコの母親だからだよ。」といい、麻衣子とリコとレンが笑顔で写る写真を見せる。麻衣子の病室から写真を取ってきた佳恵はリコが黒く塗りつぶされた部分を綺麗にしていて「三人ともいい笑顔じゃないか」と微笑む。

直輝が自分の部屋に着くと、やはりそこに二人の姿はなかった。壁には『お前の大切な人皆殺し』と赤いペンキで書かれていた。そこへまたコアラ男から連絡が来た。これが最後だと言って、直輝に新たな場所を指定する。直輝は、パンダのぬいぐるみに「行ってくる」と言うと、急いで指定された場所に向かう。

一方、神代が佐島の病室を訪ねると寝ているはずの佐島の姿がない。ベッドがまだ温かいことを確認した神代は急いで病室を出ていく。神代が病院の屋上に来たとき、佐島は病院の屋上から飛び降りようとしていた。

レンが囚われている場所に、複数のコアラ男に抱えられるようにあずさも連れて来られ、ふたりはそれぞれ椅子に縛り付けられる。
そこへ直輝がやって来る。直輝はコアラ男に「二人を離せ。」というのだが、コアラ男は「こいつかこいつ、どちらか一人を殺す。5つ数える間に選ばなければ両方殺す」というと4.3.2.1とカウントする。直輝は何も答えず時間切れとなると、コアラ男はあずさに向かって銃を発砲した。脇腹の辺りが赤く染まり、椅子ごと床に倒れたまま動かないあずさ。するとコアラ男は再び「こいつかお前、どちらかを選べ」と迫る。直輝はしばし考えた後「レン」といった。コアラ男が「そうか」と拳銃を向けようとしたとき、直輝が「またパンケーキ食べに行こう」とレンにいう。そして床にあったろうそくの炎を吹き消すと蝋を螺旋を描くように床に垂らし、レンに催眠をかけ、ミスパンダ(リコ)を覚醒させる。椅子に縛られた状況で呼び出されて困惑するミスパンダだが、すぐに状況を理解し直輝と共にコアラ男達を次々に撃退する。ボス的コアラ男の仮面をミスパンダが外すと、それは佐島の長男・一郎(きづき)だった。一郎は「そうだよ、全て俺がやったことなんだよ。」と告白すると「ごめんね、あずさ」とつぶやき、拳銃を自らに発砲して自殺してしまった。これで直輝の復讐が終わったと思ったミスパンダに直輝は「いや、まだだ」というと「いつまでそうしてるつもりなんだ。あずさ。」とあずさに声をかける。すると「なんで分かったの?」とあずさが目を開けて立ち上がる。黒幕は、あずさだった。一郎はあずさを撃つ寸前に実弾が入っていない方の銃であることを確認した。そのことに直輝は気づいていた。「お兄ちゃんありがとう、私のために死んでくれて」とあずさはいう。「私は直輝を愛しているのにその女が直輝を弄ぶから…」と続けるあずさ。8年前の誘拐事件もあずさの自作自演だったのだ。

8年前、中学生だったあずさは孤独を感じていた。母親はおらず、父親の源造は仕事で不在がちだった。父親を驚かせるため、あずさは兄・一郎に自分を誘拐するよう企てる。そして撮影した身代金要求動画を父親に送ったところ、父は「娘を返してください!」多くのマスコミの前で犯人に訴えかけた。想像以上の大騒ぎに焦ったあずさはコアラ男の元から逃げ出した演技をした。「しばらくしたらお父さんが迎えに来てくれた。こんなにもお父さんが私を愛してくれてるのが分かって嬉しかった。それに皆が私を心配してくれて気持ちよかった。人生最高の瞬間。」と話す。
事件は無事解決し、平穏な日常に戻ったと思われたとき、源造の元へある男が現れた。パンダの覆面を被ったその男は「隠していることあるよな」と一枚の写真を見せる。それは誘拐されたあずさと誘拐犯の格好をした一郎が仲良さそうに話しているところだった。「政治家の好感度を上げるために子供たちを利用しただろう」と佐島に詰め寄るパンダ覆面の男。しかし佐島は本当に何も知らなかったため写真を見て心底驚いた。帰宅し、あずさと一郎を問いつめると二人はそのことを認めた。「正直に公表して謝罪しよう」源造はそういうと後日再びパンダの覆面男に会う。「明日謝罪会見を開く」そういう佐島にパンダ男は覆面を外す。パンダ男は哲也(田中圭)だった。哲也は「親がしなければならないのは子供の罪を隠すことではなく、寄り添って一緒に償うことだ」と優しくいう。そして明日会見を開くことを約束すると佐島を許しその場を去ろうとする。そこに後ろから一郎が現れ「約束なんてできないよ!」と言って哲也を銃で撃ったのだった。「何でこんなことを…」慌てる源造に一郎はあずさに頼まれたからだと告げる。

病院の屋上で飛び降りを止められた佐島は神代に「森島直輝が現れた時、ついに裁きを受ける時が来たと思った。でも、どうしても子供達だけは守りたかった。だから俺が自作自演したと思わせるように偽装したんだ。」と告げる。直輝が最初に手にしたコアラ男が佐島の部下である写真は、佐島が偽装したものだった。

一方、あずさは直輝に「ごめんね直輝。ミスターパンダが直輝のお父さんって知ってたら殺してなんて頼まなかった。」と言い、さらに「もう全部終わったこと、これからは一緒に全てを捨てて永遠の愛を誓おう?これからは何があっても私のことを愛して、守って?直輝。」と言い寄る。直輝は怒りからナイフを握り締めるが、哲也の「復讐するな」という言葉を思い出す。直輝は葛藤しながらも「どうしても許せないよ。それに、これを終わらせないと俺は前に進めない。大丈夫だって、俺強くなったよ。パパ、大好き」と呟くと、ナイフであずさを刺そうとする。しかし、直輝が我に返るとナイフはリコに刺さっていた。リコがあずさをかばったのだ。「ほらね、復讐なんてさ、やめなっていったじゃん」リコは優しくいうとそのまま床に倒れてしまった。

【みんなの感想】
20代・女性
レンは刺されてしまうものの、奇跡的に回復する。一方で、直輝は、すべての復讐が終わり、また元の日常に戻ったが、レンを利用してしまったことに責任を感じていた。直輝は「ミスパンダは、もう現れません」と答えるのだった。復讐を遂げたにもかかわらず、直輝の苦しみはより一層深まってしまう。直輝は、自分のしたことは本当に合っていたのか、レンを利用していたことも罪悪感を感じ、間違っていたのではないかと考える。そんな中、突然パンダちゃんねるの配信が始まる。配信の映像には、拘束された神代とミスパンダらしき人物が映っていた。ミスパンダは、飼育員の手を離れてこれからは好きにやると言い「アタシが嫌いなグレーなヤツを片っ端からボコボコにしていきます!」と宣言する。ミスパンダが自分の知らないところで配信されることに戸惑うが、ミスパンダは今回の事件の最初から最後までを暴き、かつ直輝に対して感謝の気持ちを伝えるのではないかと予想。直輝がいたことで、レンとしてグレーなヤツをボコボコにできたと伝え、直輝と最終的に一緒にやっつけて、二人で解決するのではないだろうか。そしてふたりは思いを伝えあって、これからも一緒にふたりで事件を解決していくエンドになるのではないだろうか。

30代・女性
正直、あずさ黒幕にはがっかり。親が子を庇う、兄が妹かわいさに反対できない、といった気持ちは分からなくもないが、中学生が寂しいから誘拐事件を自作自演?それがバレそうになって人殺し?これまでシロクロつけてきた事件の真相のほうがよっぽどマシだったと感じます。来週、最終回。リコが直輝を救うような行動にでるようです。内気で控えめなレンではなく、自由奔放で活発なリコに惹かれる言動が見られた直輝は、最終的にリコを選び、リコもまたありのままの自分でいることを選ぶのではないでしょうか。そしてリコも母・麻衣子との関係に決着をつけ、直輝も過去に決着をつけるような気がします。門田が本当は欲にまみれた悪い人間だったことがわかった時、レンとリコの表裏一体関係がわかったときと比べると段々尻すぼみ感が否めないですが、ハッピーエンドになることを期待したいです。

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