【シロでもクロでもない世界でパンダは笑う。】第6話「ミスパンダ殺処分へ禁断の三角関係勃発」感想ネタバレ(主演:横浜流星・清野菜名)

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主演:横浜流星・清野菜名
日本テレビ系  (日曜日22時30分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【偽パンダと遂に対峙】
何者かがミスパンダと飼育員になりすまして浜口死刑囚を誘拐・殺害したことから、ミスパンダが容疑者として指名手配されてしまう。そしてミスパンダと行動を共にする飼育員さんも警察に追われることになった。

飼育員さんこと森島直輝(横浜流星)は、Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)と電話をしている。「まんまとはめられるなんてあなたらしくない」というMr.ノーコンプライアンスに、直輝は「すぐに偽物をあぶり出す」と宣言する。しかしMr.ノーコンプライアンスは「一度ミスを犯した人間は必ずミスを繰り返す」「あなたと接触するのは危険だ」「私とあなたはもう一切無関係です、ミスパンダはあなたが殺処分するように」といって一方的に電話をきる。

その頃川田レン(清野菜名)は主治医・門田(山崎樹範)が殺害され、大きなショックを受けていた。診察のときいつも明るくレンを励ましてくれた門田を思い出し「先生…ごめんなさい」とつぶやくレン。そして直輝に「助けてください」とメッセージを送る。

捜査一課長の山野辺(高橋ジョージ)は、警視庁捜査一課のエース・三津谷(高橋努)と坂下(江口のりこ)に「何人使おうが構わない、必ずミスパンダを捕まえるんだ」とプレッシャーをかける。
全日テレビのディレクター神代(要潤)は、8年前のショッピングモール爆破事件の被害者家族である中延姉弟の元へやってくる。するとそこで中延姉弟に話を聞く三津谷と坂下に会う。神代が、警察が来ていたことを尋ねると中延陽一(結木滉星)は「ええまぁ」と言葉を濁すが、恭子(三倉茉奈)は「犯人が殺されたときどこにいたか聞かれました」と答える。その時間、ふたりは自宅にいてアリバイがないことを指摘する神代は陽一に帰るよう促されるが、「1つだけ…」「浜口が殺されてどう思いましたか?」と尋ねる。恭子はテレビカメラの前で「ミスパンダに感謝している」「そりゃ、嬉しい」「ミスパンダがしなかったら私達が殺していた」と強い口調で答えるのだった。

とある喫茶店に直輝がいた。その喫茶店の中を店の外から覗く神代。その瞬間神代は後ろから誰かに肩をたたかれる。店に入ってきた神代は三津谷と坂下と一緒だった。その様子をみて慌ててメガネで変装する直輝。
三津谷は神代にミスパンダと飼育員さんの情報を教えてほしいとお願いする。神代が「考えておきます」と答えると、「また連絡します」といって三津谷と坂下は店を後にする。ふたりが店から出ていくと、神代は直輝と背中合わせに座ったまま中延姉弟の資料と先ほどのインタビュー動画が入った封筒をそっと手渡す。

囲碁喫茶店の裏口で落ち葉の掃き掃除をしているレンに直輝からメッセージが届く。そこには『もう会えない』とだけ書かれておりがっかりするレン。そこへ佳恵(椿鬼奴)がやってきてレンにお客さんが来たと知らせる。お店の前のカフェスペースで待っていたのは佐島あずさ(白石聖)だった。「川田レンさんがどういう方なのか知りたくて、取材させていただきたい」というあずさは、コアラ男から送信されたレンと直輝が会っているところを盗撮した写真をレンの目の前に並べる。そしてあずさは仕事モードのレポーター口調で「一緒に写っている方はどなたですか?」「森島直輝さんとはどのようなご関係ですか?」とレンに質問する。レンは「森島さん」としか答えていないのになぜあずさが森島の下の名前を知っているのか疑問に思う。あずさは直輝とのツーショットや直輝の寝顔の画像をレンに見せながら「森島さんに婚約者がいることをご存知でしたか?」「婚約者のいる男性と抱き合ってどのようなお気持ちでしたか?」「婚約者がこのことを知ったときどんな気持ちだったとお考えですか?」と追求する。あずさは徐々に涙目になっていき、レンは「ごめんなさい」と頭を下げることしかできなかった。あずさは「もうこれ以上直輝を弄ばないでください」とだけ言って去っていった。
お茶を運んできた佳恵が「大丈夫?」と声をかけると、直輝にはあずさという婚約者がいたことを知ったレンは「私…ひとりで盛り上がっちゃって…ふふ…ふふふ…」と力なく作り笑いをして答えるのだった。

警察の追手から逃れながらも、偽物のミスパンダと飼育員さんの正体を探る直輝。お墓参りをしていると「どちら様ですか?」と後ろから声をかけられる。振り返るとそこには中延姉弟がいた。直輝は「昨日人殺しましたよね?」と詰め寄る。陽一ともみ合いになり、直輝の踵落としが陽一の右腕に当たる。その瞬間、お寺の住職が「あそこです」と二人を指差し、警察官達が走って向かってきたため直輝はその場から逃げる。

囲碁喫茶店では、常連達と囲碁勝負をするレンを遠巻きに見ながら、店主・春男(升毅)と佳恵が話している。無理して気丈に振る舞うレンを見ながら「私がレンを煽るようなこと言ったからいけないんだ」と後悔する佳恵。春男は『森島直輝、レンをミスパンダにしている張本人』という門田の言葉を思い出しながら「これでよかったんだ」という。そして「これからどんな事があっても俺たちだけはレンの味方だ」「あの子には俺たちしかいないんだよ」という春男は「頼んだぞ、佳恵」と念を押した。そこへ一方的にレンをライバル視している楓(吉田美月喜)が慌てた様子で飛び込んでくる。楓のいう通りにテレビをつけると『ミスパンダ逮捕』のニュースが流れていた。
同じ時、神代は直輝に電話をし、ミスパンダとして中延姉弟が捕まったと話す。直輝は中延姉弟が自分の顔を知らなかったこと、陽一が腕を怪我していなかったことから「最初から疑う事件を間違っていたのかもしれない」といい神代に7年前の爆破事件を調べるようお願いする。

取調室で三津谷と坂下は逮捕した恭子を問い詰めていた。「部屋からミスパンダの衣装がでてきた」といって机を激しく叩いて脅す三津谷と「弟さんの復讐を果たしたのでしょう?罪を償って一日も早く社会復帰することを弟さんも望んでいるのでは?」と静かに情に訴える坂下。

喫茶店で他人を装いつつ接触する神代と直輝。神代は、捜査一課長・山野辺の部下で、7年前爆破事件の捜査に当たっていた元警察官・岩城啓太の存在を伝える。岩城は捜査終了から半年後に辞職し、さらにその1年後に服毒自殺したという。警察官になる前は化学薬品メーカーの社員という異色の経歴の持ち主だった。
神代に「ミスパンダを利用するのが心苦しくなったのか」といわれた直輝は「俺はもう、引き返せないくらい真っ黒です」と強く答えて店を出ていった。

翌朝、囲碁喫茶に出勤してきたレンに佳恵はデミグラスソースの作り方を伝授する。突然のことに戸惑いながらも仕込みを覚えようとするレンに佳恵は「レンさえよければいつかこの店を継いでくれたら」と話す。子供のいない春男と佳恵夫婦は、春男が囲碁を教えてレンを日本一に、佳恵が料理を教えてレンにお店をと決めたようだ。

直輝は佐島源造(佐藤二朗)を訪ねる。そして「今回の事件、仕組んだのはあなたではありませんよね?Mr.ノーコンプライアンス」と確認すると「これからシロクロつけます」と宣言する直輝だった。

囲碁喫茶では春男たちが帰った後もレンがひとりデミグラスソースの仕込みに取り組んでいた。そこに直輝が現れて「最後にちゃんと話がしたい」という。レンは「直輝さんに会えてよかった、前向きになれた」と感謝し「さようなら、直輝さん」と告げる。直輝も「レン、さようなら」といいながら、コーヒーのミルクを高い位置から回し入れる。するとレンは催眠がかかり意識が遠のく。

ミスパンダ(レン・清野菜名)は佐島源造法務大臣を誘拐した動画をぱんだちゃんねるで配信する。警察署でもこの動画配信をみている。山野辺は配信場所に心当たりがある様子だが、それを隠して「本当に大臣の誘拐とわかってからだ、いたずらに捜査一課がつきあうことはない」と部下に指示を出す。一方どこかに電話をかけて「他の捜査員に気づかれないうちに凶器のナイフを回収しろ」「パンダはあの場所まで知っている、急げ」と指示する山野辺。
間もなく三津谷と坂下が佐島大臣の誘拐場所に駆けつける。躊躇せずミスパンダに拳銃を撃つふたり。しかしそれもミスパンダの計画通りだったようでふたりは仕掛けてあった罠にかかってミスパンダに捕まってしまう。

同じ頃、神代は自殺した岩城の母を訪ねていた。「何も話すことはない」と拒否する母だったが、神代に「息子さんをあそこまで追い詰めたのは警察だ」「これ以上警察による犠牲者を出してはいけない」「もうひとりで背負わなくていいんですよ」といわれ、岩城の母はその場に泣き崩れた。

三津谷と坂下が罠にかかったところで配信を中断していたパンダちゃんねるが再び配信を始めると、そこにはクイズ番組のように回答席に座らされた佐島、三津谷、坂下の姿があった。ミスパンダはクイズを始める。「第一問こちらの鉄砲コンビ(三津谷と坂下)はどうしてパンダを撃とうとしたのでしょうか?、A:反抗期だから、B:浜口死刑囚殺害に使われた証拠をなぜかミスパンダが持っているとわかったから」「正解はB!」。「第二問、浜口さん殺害の理由は?A:むしゃくしゃしてたから、B:浜口さんは無実であったがこれがバレると色んな人に怒られるから」「正解はB!」。「第三問、ここはどこでしょう?A:四川省、B:ある警察官が自殺した場所」。
三人が何も話さないことを気にもせずミスパンダが事件の真相をクイズ形式で暴露していく。これ以上警察の秘密を暴露されるのは堪らないといった様子で山野辺が捜査員達に「大黒ふ頭の廃工場だ」と場所を指示する。
「正解はB」。「ラスト問題、口封じのためにパンダを装って浜口さんを殺害、さらに中延兄弟にその罪を着させたのは誰でしょう?A:三津谷警部補、B:坂下警部補」すると佐島がAとB両方の札をあげる。ミスパンダが「正解!大臣の優勝です」といったところで配信が終了する。
外の暗闇に紛れるように全身黒色の直輝が配信を終了させる。佐島大臣のところを訪ねて「シロクロつけます」と宣言した後、直輝は「これが最後です、助けてください」と佐島に土下座していた。
配信が終わりその場を去ろうとするミスパンダに佐島が「久しぶりだな」と話しかける。「はじめましてだけど?」というミスパンダは火をかけたままのガスコンロを置いたテーブルに足を引っ掛けてしまう。その瞬間テーブルクロスに火が燃え移り、ミスパンダは明らかにそれまでのミスパンダとは違う怯えた表情になる。
そこへ捜査員たちが乗り込んできてミスパンダを捕らえようとするが、佐島が「早く行け」とミスパンダを促し、捜査員たちには三津谷達を逮捕するのが先だろうと指示する。

その後、爆破事件の真犯人としてで自殺した警察官・岩城の母親の証言が報道される。中延姉弟を誤認逮捕したとしてマスコミに追われる山野辺。

捜査員の追手から逃れたミスパンダは植え込みに腰掛けていた。そこに飼育員さん(直輝・横浜流星)が「お疲れ、さぁ帰ろう」と声をかける。しかし返ってきた答えは「あなた誰ですか?」「どうして私はこんな所にいるんですか?」だった。「もしかして…君は」と驚く直輝に「私は…リコ、川田リコです」と答える。

【みんなの感想】
30代・女性
レンとして生活してきたリコが、目を覚ますと、自分がミスパンダに扮し、飼育員の森島とともにグレーな事件をシロクロさせていることに気づきます。また、森島と催眠なしにコンビを組み、ミスパンダと飼育員として、ミスパンダとして最後の事件に挑むことにします。また、記憶を取り戻したリコは、自分がどうしてレンとして生きなければいけないなのか、真相を明かすために奔走します。そこで、入院している母親のもとも訪れ、母親との過去の関係について、真実が明かされます。その間、森島は、爆破事件で警察の関与があったことをすでに知っていた可能性のあるミスターコンプライアンス改め佐島法務大臣について疑念を抱くようになります。そして、彼のもとで働く間に彼への疑惑について探り始めます。コアラ男の事件についても、ミスターコンプライアンスについて調べるうちに、その正体につながる手がかりを得ることが出来るようになります。次回の事件の後は、ミスパンダとして、飼育員と事件を解決していくことを止め、森島から離れることをリコは決意します。しかし、コアラ男の正体を明かすためには、ミスパンダの助けが必要だということを実感し、リコを説得し続けます。

30代・女性
捜査一課のエースが己の身を守るために被害者遺族を犯人に仕立て上げて、挙げ句の果て無実の人を殺害してしまうなんて…そんなことってある?!と驚きました。Mr.ノーコンプライアンスこと佐島大臣も山野辺に凶器のナイフを渡して「グレーでいいこともある」といったシーンはグレーを許さないMr.ノーコンプライアンスらしからぬ発言で闇を感じました。次回ミスパンダであることを受け入れて門田殺害の犯人を追うリコとレン。ふたつの人格がどうミスパンダに影響するのか見どころです。

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