【シロでもクロでもない世界でパンダは笑う。】第4話「いじめ進学校の闇」感想ネタバレ(主演:横浜流星・清野菜名)

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主演:横浜流星・清野菜名
日本テレビ系  (日曜日22時30分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【助けてと呼ばれたら…】
森島直輝(横浜流星)の大学図書館で、直輝と川田レン(清野菜名)が話している。10年前の火事で双子の姉・リコを失った苦しみを明かしたレンを直輝はそっと抱きしめる。そして自身が父親・哲也(田中圭)を失った苦しみと重ね合わせて「俺はレンと一緒だ」とささやく。
その後、直輝は直輝の大学教授でレンの主治医てある門田(山崎樹範)のところを訪れる。「川田レンは…レンじゃないですよね」と詰め寄る直輝。門田は「仕方なかった」と話す。過去にリコが非行に走り出したことを悩んだ母親・麻衣子(山口紗弥加)が門田の元へ相談に来ていたという。その時からリコは門田の話を聞くことが大好きだった。ある時「先生にお願いしたらどんな人にもなれるの?」とリコが無邪気に質問したことがあった。そのうち母に付き添って病院へやって来るのはレンだけになった。母は「リコが非行に走って手がつけられない」「どう接したらいいか分からない」と泣きながら相談していた。今思えば、リコの別人になれるのかという質問は、彼女のSOSだったのかもしれないという門田。
そんな時、バンガロー放火事件が起きた。酸素マスクを付けストレッチャーで病院へ運ばれるリコに、母は「よかった、レン」「生きててよかった、レン」と繰り返し呼びかける。門田もリコが亡くなったと聞かされていた。
ある時、門田の元を訪ねてきたリコは自身をレンと名乗っていた。本当はレンが亡くなっていて、自分はリコであると明かされた門田は「どうしてそんなことを…」と言葉を失う。リコは「お母さんが生きててほしかったのはレンだから、本当のことを言えなかった」という。「お母さんがどう思おうと君は君として生きる権利がある、間違っている」と優しく諭す門田に、リコは「レンになればお母さんに愛してもらえる…」と悲痛な表情を浮かべて「私をレンにしてください」と頼む。

レンは意を決した表情で、加賀春男(升毅)に「お話があります」「囲碁を本気で頑張りたい。またご指導お願いします」と頭を下げる。「もし日本一の囲碁棋士になれたら自分のことを好きになれると思う」「最近リコを思い出すのはリコが応援してくれているからかもしれない」「自分を好きになれたら、好きになってもらいたい人がいる…」という。そんなレンの様子をみて加賀佳恵(椿鬼奴)は「今のままでも十分愛される子なんだけどね」とつぶやく。囲碁喫茶店には、温かくて優しい空気が流れていた。

一方、真実を知った直輝はそんなことしていいのかと門田に迫る。門田も法的にも倫理的にも許されないとわかっている。しかしあの親子を救うにはそうするしかなかったという。「本当に親子を救うためにリコに催眠をかけたのか」と問う直輝だが、反対に門田に「お前こそ彼女に何をしているんだ?」と脅しともいえる低いトーンの声で問われる。

そんな中、レンをライバル視する楓(吉田美月喜)が通う中学校で騒動が起こる。3年生の翔太が、同級生の涼介を人質にとって屋内プールに立てこもった。涼介は縛られて手足を拘束された上に鉄アレイを括り付けられた姿で飛び込み台に座らされる。涼介からのいじめを苦に自殺しようとした翔太に対し、涼介は翔太へのいじめを認めていなかった。翔太はミスパンダを呼んで、どちらが真実なのかシロクロつけてもらいたいと要求。ミスパンダが来なければ涼介をプールに沈めると脅迫する。
偶然プールが見える場所にいた楓はその様子を動画で撮影して、SNSにアップする。大学で講義中の直輝はスマホでその動画をみて講義を抜け出す。

校長はすぐに記者会見を行い、いじめを否定する。会見中、同席していたスクールカウンセラーの春香(谷村美月)が学校側の嘘を指摘しようとするものの、制止される。会見後、学校側からマスコミに向けて取材自粛要請が出されるが、佐島あずさ(白石聖)は学校側が何かを隠していると考え、取材することにした。
いつもならあずさと一緒にいるはずの神代(要潤)がいない。どうやら別件で忙しくしているようだ。神代は直輝の大学にいた。学生達にメンタリストN(横浜流星)の画像をみせて、彼について何か知っていることはないかと聞きまわっている。

森島はMr.ノーコンプライアンスにシロクロつける案件に値するか電話するが、呼ばれたからと言って出て行くと今後の活動に支障をきたすと言われて断られる。「要求を通すために命を取引の道具に使う、そんなやり方に成功体験を与えるべきではない」というMr.ノーコンプライアンスに、直輝は「あなたの子供の命でも同じことがいえるか」という。Mr.ノーコンプライアンスの脳裏には、中学生の娘・あずさがコアラ男に誘拐・脅迫されていた過去が思い出されるも「異論は認めない」と話を強制終了されてしまう。「承知しました」と電話をきる直輝。
直輝は幼き頃の父との約束を思い出す。「助けてって呼ばれたら必ず助けに行くんだぞ」「それが直輝のことも救うことになる」という父。そして、直輝はレンにパンケーキ食べにいこうとメッセージを送る。
直輝からの連絡に心弾ませて囲碁喫茶店から出かけようとするレン。店の外に門田が待っていた。そして「もう森島直輝に近づくんじゃない」「彼は君に好意など持っていない、利用されているだけだ」と忠告する。

学校の周辺で聞き込みをするあずさとAD伊藤(坂東龍汰)。伊藤は正門から中に入ろうとして警備員に止められる。するとあずさは伊藤を連れて警備員のいない裏ルートから校内に侵入する。あずさはこの中学校の卒業生だった。誰にも見つかることなく少しだけプールが見える場所についたふたりはそこから飛び込み台の様子を撮影し始める。

その頃、神代は直輝の友人・小園(中田圭祐)と雪乃(祷キララ)に直輝の密着番組だと嘘をついて話を聞いていた。家族のことを知りたいといわれた小園は、自分達が話したと言わないことを条件に父・哲也の事件について話す。

屋内プールでは、ミスパンダはまだかと苛立つ翔太に、スクールカウンセラー春香が放送で呼びかける。「こんなに追い詰められているなんて気づかなくてごめん」「もう一度、一緒に考えよう」と訴えかける。すると教員たちがいる放送ブースに「ミスパンダ参上!」とパンダ人形が入ってくる。ミスパンダに声を変えた直輝が遠隔で操作していた。「あんたたちのグレーなんて人形で十分」警備員達から逃げながらも直輝は続ける。白黒つけることを条件に、パンダ人形を持った春香と楓がプール内に入ることが許される。

大学内にいる神代に門田が話しかける。神代は「ミスパンダと森島直輝が一緒にいるところをみた」と明かすが門田は「まさか…人違いでしょう」と受け流す。

プール内に入った春香は翔太の元に駆け寄り「どうしてこんなことを」と尋ねる。「春香先生助けて」と叫ぶ涼介に「うるさい、今度しゃべったら殺すぞ」と今にもロープを切ってプールに突き落としてしまいそうな翔太。
警備員の追手から逃れつつもどこかへ向かう直輝。パンダ人形にいじめの内容を聞かれた翔太が話し始める。ことの発端は3ヶ月前、翔太のSNSに涼介の裏アカウントからダイレクトメールが届いた。そこには放課後の教室で翔太がチア部のユニフォームの臭いを嗅ぐ数枚の隠し撮り写真が添付されていた。そしてばらされたくなかったら涼介の机の中に1万円入れろと書いてあった。すると要求額がどんどん上がっていった。翔太がもうやめてほしいとメーッセージを送ると、この事を誰かにいったらネットにばらまくと返事がきたという。そんな時春香が異変に気づいて声をかけた。すると今度は春香に言ったなと脅迫状が下駄箱に入っていた。とうとう追い詰められた翔太は死ぬしかないと教室の窓から飛び降り未遂を起こしていた。すると今度は校長らから「いじめはなかったと言え、そうしないと退学だ」と言われたため、ミスパンダに助けを求めたという。
そこへ本物のミスパンダが登場する。囲碁喫茶店の外で門田に利用されているだけだと忠告されたレンは、「あの人の役に立てるなら嬉しい」「これから好きになってくれるように頑張る」といってその場を立ち去っていた。パンダ人形の声に口パクで合わせるミスパンダ(レン(清野菜名))。春香の「大丈夫、先生はわかっている」という言葉に「何を?」「こいつはいじめてたってこと?」と聞くミスパンダ。「彼にその自覚はなかったかもしれないけど…」と春香がいうと「じゃあクロってことでOK?」「残念」といって涼介をつないでいたロープを切る。

手足を拘束されて重しを付けたままプールに沈んでいく涼介。「助けなきゃ」と慌てる翔太をミスパンダが制止する。「友達なんです」翔太は制止を振り切ってプールに飛び込んだ。それをみて「あんたたちの自作自演ばれちゃったね」というミスパンダ。翔太と涼介は「僕たちは誰かにはめられた」と真実を話す。ふたりは中学生になって遊ばなくなってしまったが幼馴染だった。突然翔太が涼介の家にやってきて驚く涼介。そこで涼介の裏アカウントが偽物であることに気づく。しかし普通に聞いても誰も名乗り出るはずがないと考えたふたりは今回の騒動を起こしたのだった。
ミスパンダに促されてダイレクトメールにその場で返信してみる翔太。するとミスパンダの持つ携帯が着信した。持ち主は スクールカウンセラーの春香で、携帯は直輝が職員室から盗み出してミスパンダに渡したものだった。驚く翔太たちに春香は開き直って悪びれない様子で「だってこの学校の子いい子ばかりでつまんなかった」「私の活躍の場が全然ない」と話す。そして翔太をターゲットに選んだのは「いかにもいじめられっ子って感じで見ていて苛ついた」という。ミスパンダが春香をプールに突き落とす。チア部のユニフォームを翔太の机に置いたのも、翔太が何でも臭いを嗅ぐ癖があることを知ってのことだった。
「助けてくれてありがとう」という翔太にパンダ人形は「お前のためじゃない」という。「人は自分のために他人を助ける、強くなってお前がひとを助けろ」と続ける直輝は『助けてって呼ばれたら必ず助けに行くんだぞ』父との約束を思い出していた。

アジトに戻ったミスパンダが物足りなかったと嘆く。「今回は俺がシロクロつけたかった」という飼育員さん(直輝(横浜流星))。

一連の騒動についてのニュースを見たMr.ノーコンプライアンスは「似なくていいところまで似てきたね」とつぶやく。

学校を後にしようとしたあずさは携帯をみて過呼吸を起こしてその場に座り込んでしまう。あずさの携帯にはコアラ男から直輝がレンを抱きしめている隠し撮り写真が送られていた。

囲碁喫茶店を訪れた門田は春男に「ミスパンダはご存知ですか?」「レンちゃんがもしミスパンダだとしたら?」といって春男を驚かせる。

夜道をひとり歩く直輝に男が話しかける。「ちょっといい?」「飼育員さん」物陰から現れたのは神代だった。

【みんなの感想】
30代・男性
次回の話はミスパンダの正体が神代にバレてしまいそうで、とても怖いです。でもきっともう川田レンがミスパンダであることはわかっていると思うのでこの事をどうやってメディアで知られないようにするのか森島は考えると思います。その後、テレビに偽物のミスパンダと飼育員が現れてメディアを席巻します。それを知った森島はミスターノーコンプライアンスに連絡して見るとなんとあのミスパンダは新しく送り込んだ影武者だというと思います。神代に勘付かれていることを知ったので先手を打って別の人物をミスパンダに据えておいて神代を混乱させてやろうと考えていると言うことがわかります。その後、偽物のミスパンダが動画で色々と真実を暴いていくのですが、何か引っかかる森島は偽物のミスパンダの元に本物のミスパンダを送り込んで真実を暴こうとします。ちゃんと偽物の飼育員もいて森島と偽物は戦うことになってしまうと思います。そこで新事実が浮かび上がります。なんとミスターノーコンプライアンスはその偽物たちを本当のミスパンダと飼育員に据えようと考えていたのです。それを知った森島は偽物をとりあえず倒そうと考えて対決します。無事に倒すことに成功してミスターノーコンプライアンスにどういうつもりなのか話を聞きに行くと思います。

30代・女性
今回はミスパンダもいったとおり、ちょっと物足りない案件でした。でも直輝が自分の過去と向き合い父との約束を果たすという点では直輝にとって大切な回だったと思います。そして当初から飼育員さんが大した変装もせずにいることが気になっていましたが、神代に飼育員さんと呼び止められるシーンはやはりなと感じました。何も知らないあずさが心配です。ただでさえ思い出したくもないであろうコアラ男から彼氏が他の女性を抱きしめているところなんて傷口に塩を塗り込むような残酷な行為で、コアラ男が誘拐犯コアラ男と同一人物だとしたら本当に許せません。次回予告で車を襲うシーンがあり、ミスパンダらしくない荒い感じだなと思ったら偽物だったのですね。どうらや裏でMr.ノーコンプライアンスが絡んでいそうで目が離せません。

30代・女性
まず、直輝は今回門田に対して、レンの秘密について核心に迫ってきました。これによって、これまでの直輝と門田の関係性に変化が生じたと思います。下手すると門田は直輝の敵になってしまうような展開も予想されます。門田は実際に怪しげな行動、表情を見せているので、門田が直輝に対して危害を及ぼすようなことにならないか注目してみておきたいと思います。また、直輝は今回Mr.ノーコンプライアンスの指示に反した行動を起こしました。これに対して、Mr.ノーコンプライアンスはいい気持ちはしないと思うので、何らかの反撃を仕掛けてくる可能性があるのではないかと思っています。ひょっとしたら、門田だけではなくMr.ノーコンプライアンスも直輝は敵に回してしまう可能性があるのではないかと思います。さらに、今回コアラ男がついに動きはじめましたが、コアラ男は恐らく直輝かレンにとって身近な人物だろうと思います。明らかに敵だと思うので今後コアラ男の攻撃がエスカレートしてくるのではないかと予想しています。そして、レンは門田の催眠によって自分がリコだとは分からない状態になってきていますが、門田との関係性が今までとは変わってくると思うので、それも影響してリコとしての記憶を取り戻していくのではないかと思います。

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