【シロでもクロでもない世界でパンダは笑う。】第1話「忖度なしで暴け!」感想ネタバレ(主演:横浜流星・清野菜名)

2020冬のドラマ一覧

主演:横浜流星・清野菜名
日本テレビ系  (日曜日22時30分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【ミスパンダとは!?】
全日テレビの記者・佐島あずさ(白石聖)が、疑惑の国会議員・上坂に直撃取材をしている。女性に暴行したのは事実なのかという問いに「そのような事実は一切ございません」と答える上坂。

夜、薄暗い倉庫のような場所に上坂とお金で雇ったであろう護衛の不良集団の姿があった。ロープで拘束されたパンダの着ぐるみに裏の顔を露わにした上坂がいう。「何がミスパンダだよ」「国会議員にはな、不逮捕特権ってのがあって会期中には逮捕されないんだよ」「上流国民の俺様が抱いてやるってのに抵抗しやがる」と悪態をつく。そして「お前も楽しませてくれよ」とパンダの頭を外す。するとパンダの正体は議員秘書の男性だった。そしてカメラの存在に気づく上坂。そこへ本当のミスパンダ(清野菜名)が登場する。そして「カメラまだいっぱいあるし、あそことあそこと…うーん、あとどこだっけ?」と余裕な様子だ。それをビジョンの前で見ている森島直輝(横浜流星)が「君の後ろと右上だよ、ミスパンダ」とつぶやく。これまでの様子は全てカメラで撮影、街の大型ビジョンで公開されていた。直輝の「さぁ、暴れろ」という言葉を合図にするようにミスパンダが護衛の男達を次々に倒していく。突然銃声が響く。一瞬驚いたミスパンダの両腕をすかさず護衛の男達が抱える。上坂に拳銃を目の前に向けられて絶体絶命のミスパンダは「あっ!」っと大きい声を出して視線をそらす。上坂がつられて気がそれた一瞬を逃さずにミスパンダは上坂の拳銃に蹴りをいれて倒す。ミスパンダの強さに怯える上坂。「何なんですか、あなたは…」と弱々しくいうと、「あたし?シロクロつけるパンダだよ!」とカメラ目線で答えるミスパンダだった。

とある囲碁喫茶で働く囲碁棋士・川田レン(清野菜名)はスランプに陥っていた。対局中勝てる一手が視えたレンだがなぜかそれとは違う手を選択して負けていた。喫茶店店主の加賀春男(升毅)にどうしてわざと負けたのか尋ねられたレンは「あの時、対戦相手の息子がお母さん頑張れという声が聞こえた」という。そして「あの子は不治の病でお母さんが勝ったら手術を受ける約束をしていたに違いない」「もし私が勝ってしまったら…」とマイナス思考が止まらない。さらには「私がわざと勝たせたことで調子にのってしまって次の試合にボロ負けしたらどうしよう…」と言い出す始末だ。
その時、店のテレビであるニュースを目にする。あの上坂が竹藪に吊るされた状態で発見され、それを行なったのは「ミスパンダ」という報道だ。ミスパンダを知らないレンが不思議そうに首をかしげると、店の常連らがミスパンダとは、悪人たちを懲らしめているヒーロー的存在で何かと世間を騒がせる謎の人物だと説明する。

テレビ番組に直輝がメンタリストNとして出演している。タレントが選ぶカードを直輝が言い当てる。そして「考えるな、感じろ」という決めセリフを言って番組は終了する。直輝は恋人のあずさに頼まれて渋々出演したようだった。その時直輝は偶然、番組でコメンテーターをしているIT社長・江本(和田正人)が番組プロデューサーに謝罪している場面を目撃する。江本の会社の社員が飛び降り自殺をしたのにテレビ出演していることで炎上してしまっているという。自殺した愛菜(山口真帆)は死ぬ前に動画をアップしていた。その動画は「私は自分のことが心の底から嫌になりました。だからこの人生を終わりにします。醜い私、さようなら」と顔中包帯だらけの愛菜がカメラに向かって話しているものだった。

とある高層ビルの一室と思われる場所に、直輝とMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)の姿があった。Mr.ノーコンプライアンスは「国の法律が下した決定が全て正しいと思ったら大間違いだ」「愛菜の案件はあなたがシロクロつけるように」と直輝にいい、直輝はそれを承諾する。

テレビ局の企画会議。ディレクターの神代(要潤)は愛菜の自殺の原因が整形の失敗にあるとしてこのニュースを推していた。しかし保守的なチーフプロディーサー・飯田(福田転球)は、愛菜が整形した病院・花咲形成外科クリニックが番組のスポンサーであることを気にして反対する。

大学で直輝が講義を受けている。教授はオフレコだといって、催眠療法のグレーゾーンについて話す。患者が完璧に信頼している状態ならば催眠状態を利用して別の人格を組み込むこともできる…かもしれないという。

レンは大学病院を訪れて精神科医・門田(山崎樹範)の診察を受けていた。薬を処方され、ポジティブにねと背中を押されるレン。病院の廊下でレンは直輝に会う。直輝にときめいてるレンは緊張から「パ…パ…パパ…パパパ…」と口ごもりながらも先日一緒にパンケーキを食べたことのお礼を伝える。「また一緒に行こう。メールするね」といって去っていく直輝を見つめるレン。

一方、神代とあずさらは花咲院長を直撃取材する。しかし整形が失敗したのではと問い、「何も知らないくせに失礼なことをいうな」と院長を怒らせてしまう。

レンは店でアルバイト中に直輝からパンケーキのお誘いが来て、急いで出かけていく。直輝と会うと舞い上がってしまって家に帰ってもよく覚えていないと話すレンに、直輝はそんなに緊張しないでと優しくいってパンケーキにシロップをかける。落ちていくシロップを見ているうちにレンは意識が遠のいていく。

ビルの屋上、直輝が「さぁ出番だよ」というと「待ちくたびれたよ、飼育員さん!」と気合十分なミスパンダ。
愛菜の葬儀会場。マスコミはシャットアウトされ困り果てるあずさ達。そこへ神代が喪服姿で現れると一般参列者に紛れて中へ入っていく。お経が唱えられているところに、黒い着物に白い帯をしめたミスパンダが現れる。ミスパンダは「みんな本当は気になっているでしょ」「私がシロクロつけてあげる」と映像を流し始める。
パンダチャンネルと銘打った動画が始まる。ミスパンダがレポートする。「こちら愛菜さんが勤めていた会社です」「早速中に入ってみましょう」と誰も居ない夜の会社に潜入する。そして1つの窓を開ける。「こちらが愛菜さんが飛び降りた窓です」といい、外の臭いをかいで「くさっ」というと反対側の窓を開けて外の臭いをかいで「気持ちいい」という。そして「この後、愛菜さんの自殺の真相にシロクロつけるためにミスパンダは何をするでしょう」とパンダクイズを出題する。そして人々が映像に集中している間にミスパンダは姿を消す。映像を止めろという声を、愛菜の母は「いいんです、続けてください」と静止する。この映像のことを直輝は事前に愛菜の両親に説明していた。そして真相を知りたい両親から了承を得ていたのだった。そして正解VTRとして続きが始まる。「正解は違う窓から飛び降りるでした」と愛菜が飛び降りた窓と反対側の窓から飛び降りるミスパンダ。愛菜が飛び降りたとされる窓の下はゴミ捨て場で悪臭が漂っていたのだ。そしてあの動画に続きがあることが明かされる。「~醜い私、さようなら」その後、顔の包帯を外す愛菜。そして「これが生まれ変わった新しい私。整形をしてこんなに綺麗になりました。花咲院長ありがとうございました」という愛菜。葬儀会場には、まさか殺された…?という空気が流れる。

葬儀の後、ひとりオフィスにやってきた江本。そこへ「やっぱり来ましたね」と直輝がやってくる。葬儀で映像が流れる中、捨てたはずのトロフィーが映っていてひとり表情を強張らせていた江本を直輝は見逃さなかった。映っていたトロフィーは直輝が用意したレプリカだったのだ。それを聞き「死体の隠し方はゆっくり考えればいい」と直輝に襲いかかる江本だったがあっさりと直輝に気絶させられてしまう。直輝は「ここからが本番だよ」と江本の耳元でささやく。
目が覚めた江本は手術台の上に縛りつけられていた。その様子は、またも大型ビジョンやネット上にライブ配信されている。「どうも、ミスパンダです」「これよりシロクロ摘出手術を始めます」と白衣姿で現れるミスパンダ。そしてミスパンダは「その前にこちらをご覧ください」と映像を流す。葬儀で流した院長に感謝する愛菜の動画だが、さらにその続きがあるという。江本は「やめろ」と抵抗するがミスパンダは続ける。再び愛菜の動画が流れる。「この動画を公開したのはどうしても許せない人がいるからです。江本達郎です。彼はセクハラを繰り返した」という。愛菜の顔を触ってメイクが濃いという、お尻を触ってこのスカートはヒップラインがくっきりでるという、髪を触って髪型変えても何も変わらないという江本。そのたびに愛菜は、お前は生きている価値がないといわれているようだと感じていたという。
江本は、メイクや髪型はそんな事しなくても十分綺麗だという意味だし、スカートは他の男にいやらしい目で見られたくなかったからだと弁明するが、ミスパンダはそんな歪んだ愛情表現伝わるはずないと一蹴する。
この動画をリークしたのは江本の部下で愛菜が苦しむ様子をみていた山崎だった。山崎は愛菜が亡くなった現場にもいた。 愛菜が亡くなった日、愛菜は動画をネットにアップすると江本に伝える。誤解だという江本に、愛菜は「何がホワイト企業だ…何もかも真っ黒じゃないですか」とホワイト企業を表彰するトロフィーを江本に突きつけて出ていこうとする。これ以上私に触らないでと突き飛ばされた江本は「愛菜はもうここにはいない」「俺が好きだった愛菜はこんなんじゃない」と愛菜をトロフィーで殴る。その拍子に愛菜は窓から転落してしまったのだった。
その後、江本は山崎に動画の前半部分のみをアップして自殺に見せかけるように脅していた。直輝は以前テレビ局で目撃した山崎の口元に怯えのサインが出ていたことに気づいていた。
江本の手術をしようと目の周りと鼻にパンダのような下書きをするミスパンダ。「ここから出して」という江本の声を聞いた瞬間、ミスパンダの中で小さな女の子が「ここから出して」という声とリンクして「チッ」と舌打ちをする。そして「愛菜さんが死んであんたが生きるなんて不公平だ」とメスを首に刺そうとする。その手を止めた直輝に「人間もパンダみたいにみんな同じ模様だったらいいのに」というミスパンダ。直輝は「そうだね、もう帰ろう」とミスパンダの頭をポンポンとなでると、ミスパンダは気を失う。
ミスパンダの姿から普通の姿に戻ったレンを背負って直輝が歩いている。直輝は「君と僕は同じ模様なのかもしれないね」とつぶやくのだった。

Mr.ノーコンプライアンスと電話をしている直輝。Mr.ノーコンプライアンスは「人は死人に口なしと好き勝手いう。その瞬間に噂とデマのクレーゾーンが生まれる。その先に存在するシロとクロを見てほしかった」という。電話を切るとひとりの男が部屋に入ってくる。大臣と呼ばれたMr.ノーコンプライアンスは法務大臣・佐島源造だった。佐島は「よりによってパンダか」と意味深な言葉をつぶやく。

翌朝、家のベッドで目覚めたレンは直輝と会った後どうやって家に帰ってきたのか記憶がなかった。

直輝はパンダのぬいぐるみを抱き上げるとぬいぐるみをもらった日を思い出していた。ぬいぐるみは幼い頃、父・哲也(田中圭)からの誕生日プレゼントだった。「いつでもこのパンダが守ってくれる」という哲也。パトカーもパンダと同じ白と黒だと哲也がいうと「そっかぁ、パンダ大好き」と喜ぶ直輝だった。
数年後、直樹が見ていたテレビでは白骨遺体のニュースを伝えていた。遺体は3年前から行方不明だった元警視庁巡査長・森島哲也だという。
父がくれたパンダのぬいぐるみの右目からUSBを発見した直輝。そのUSBにはコアラの被り物をした男が女の子を人質にして「この子の命が惜しければ1億円用意しろ」という映像が入っていた。

レンがお見舞いに訪れたのは母・川田麻衣子(山口紗弥加)の元だった。「おかえりレン」と微笑む母。母の枕元には、レンの家に飾られているのと同じ母娘の写真が飾られていた。しかし、母の両隣にいる幼い女の子はそれぞれ違う子が黒くマジックで塗りつぶされていた。

【みんなの感想】
30代・女性
普段は内気でマイナス思考なレンが催眠によって開花するのが全く反対の勝ち気で積極的なミスパンダ、このふたつの人格もシロクロ反対なところが面白かったです。犯人・コアラ男の映像と父親が関係ありそうな直輝、コアラ男に誘拐された過去を持つ恋人・あずさ、Mr.ノーコンプライアンスとしての顔を持つあずさの父の関係も今後気になります。あずさの事件に納得がいかず、Mr.ノーコンプライアンスになったといったところでしょうか。そしてレンと母・麻衣子の持つ写真で黒塗りされたそれぞれの人物もレンの性格に影響ありそうです。コアラ男がレンの父…なんてこともあるのかなと思わずにはいられない大臣の最後の一言でした。
次回は大学入試の不正に切り込むようです。何はともあれ悪が成敗される様は見ていてスッキリするので好きです。
余計なお世話ではありますが、直樹が素顔をさらしすぎていてこれではすぐにレンの正体にたどり着いてしまうのでは??とハラハラしてしまいました。

20代・男性
今回のラストで、直輝に仕事を提供している人物・Mr.ノーコンプライアンスの正体が法務大臣だということが明らかになりました。なぜ法務大臣が直輝に悪人を懲らしめる仕事を依頼しているのか気になり、次回明らかになりそうです。また、レンはなぜミスパンダとして活動することになった背景には彼女が抱えるトラウマが関係していそうでそれも次回明らかになりそうです。
次回のストーリーは大学学長が刺される事件の真相をミスパンダが暴くようで、この事件の背景には不正入試疑惑が関係してあるようで、大学内部に悪人が潜んでいそうですね。今回は被害者の葬儀に乱入したり強引なやり方で真相を解明したミスパンダでしたが、次回は大学の第三者委員会に乱入するようです。そこでミスパンダは今回のように動画を流しそうですね。

40代・女性
レンは帰ってきた記憶がない。手にあざがある謎は、まだ解明されない。いつか直樹のしわざとばれてしまう気がするけどね。昔父からもらったパンダ。いつも守ってくれると父、直樹の父は白骨化されて亡くなっていた。父は警官だった。USBのなかの脅迫状と父の死の関連性は謎の伏線はたくさんあるね。母とレンの関係にも、深い溝がありそうだ。
次回は大学で不正入試、学長と自分の息子と言う題材。不正を暴くのは大変かと思うけどありがちな話題だと思う。

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