【知らなくていいコト】第9話「動揺!父の殺人事件の真相…誰かを庇っていた!?」感想ネタバレ(主演:吉高由里子)

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主演:吉高由里子
日本テレビ系  (水曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【ハリヒメソウの真実】
病院でギブスを外すことができた真壁ケイト(吉高由里子)、編集部へ向かう道を歩きながら思い出すのは元カレ・尾高由一郎(柄本佑)の言葉だった。「俺の心の中にいつもケイトがいる」「俺そんなに器用じゃない、さりげなく両立なんてできない」好きだけど尾高は既婚者…どうすることもできない気持ちが渦巻いているようだ。
いつも通り忙しい編集部、編集長・岩谷(佐々木蔵之介)はケイトを見つけると別室へ連れていく。
連載班の愛花(関水渚)は特集班・佐藤(森田甘路)にあんぱんを差し入れる。以前ふたりで張り込みをした際あんぱんの話で盛り上がったのだ。倉橋(小林きな子)にからかわれながらも楽しそうに話すふたりを離れたところから愛花の彼氏(ケイトの元カレ)・野中(重岡大毅)がこっそり見ていた。

ケイトは岩谷から上層部がケイトに乃十阿徹(小林薫)とのことについて手記を書かせろといっていることを聞く。大した内容を書くことができないと言うケイトに岩谷は「乃十阿がケイトを忌み嫌っているのかそう見せかけているのか見極めろ。そこに真相が隠されているかもしてない」という。

乃十阿の元弁護士・高村の事務所に、尾高が乃十阿を連れてやってきた。色々な週刊誌が乃十阿とケイトの親子関係のこと、不倫記事を書いたケイトが刺されたことを掲載していた。それを見て心配した高村も乃十阿の自転車屋を訪れたがマスコミだらけで近づくことができなかったと話す。尾高は粘り強く自転車屋を張り込み、他のマスコミの隙きをついて乃十阿を連れ出したのだった。尾高は乃十阿にホテルではなく自分のスタジオを使うよう申し出る。尾高はまだ退院したばかりで、背中の傷がいまだに相当痛むようだ。それでも無理をしての行動は、やはりケイトのためだと言えるだろう。

給湯器でお茶を入れている愛花に野中が話しかける。「君、僕とつきあってるんだよね?」という野中に愛花は「そういうのウザい」と避けるように嫌な顔をする。それでも「君からつきあってっていったんだよね?」「どういうふうにウザイの?」と聞く野中。愛花は「真壁さんの彼だと思って見た野中さんは素敵だったけど自分の彼になったらそうでもない」という。先程の佐藤と愛花のやり取りを見ていた野中は「あんぱんある?」と食い下がるが「もうないです」「最低」といって愛花は立ち去る。
編集部に、大食い選手権で不正が行われているというタレコミ電話が入り、ケイトと福西(渕野右登)が情報提供者に会いにいく。情報提供者は大食い選手権の準決勝に出場して負けた小滝という女性だった。小滝は、対戦相手・新谷マリアが勝つようにマリアのご飯の量が自分のより明らかに少なかったという。新谷マリアは細身で若くて可愛い、彼女が優勝したほうが番組が盛り上がるから不正が行われていると訴える。ケイトは「客観的な証拠がないと取り上げられない」といいつつも、大食い選手権の決勝戦を見学できるようテレビ局に交渉する。番組見学と称して、テレビ局内へと潜入したケイトと福西。新谷マリアが現れたときの様子や番組プロデューサーの加賀田の態度やおかしな行動が目に余る様子にすぐに違和感を感じたケイトだった。挑戦者が食べる料理を作るキッチンなども見学するが不正を発見することはできなかった。しかし加賀田に怒鳴り散らされるADの荒巻の姿をみて彼に目をつけたケイトは、同年代の福西に接触を図るようにけしかけたのだった。
テレビ局でケイトは人とぶつかる。そのとき、刺された時のことがフラッシュバックし恐怖を感じたケイトは帰宅しても恐怖心が拭えず「ここは私の家…」と必死に落ち着こうとするのだった。そこへ玄関のチャイムが鳴り、ドアで大きな物音がする。恐る恐るドアスコープから様子をうかがうとそこには泥酔した野中がいた。話したいことがあるという野中だが、ケイトは「話なら明日会社で」と断るも今にも吐きそうな野中の様子に「そんなところで吐かないで!」とうっかりドアを開けてしまう。「何でケイさん殺人犯の娘なんですか」半泣きの野中にケイトは「ケイさんとか止めて気持ち悪い」という。「気持ち悪いですか?ウザいですか?最低?」「真壁さんが普通の人だったら僕たち幸せになってたはずなのに」「どうしてこんなひどい目にあわないといけないのかな、何でかな…」「幸せになりたい」と泣く野中。ケイトは「最低で言葉もないけどあんたが苦しんでるのはわかった」と野中を追い出すが、閉めたドアに向かって「最低…」とつぶやいた。

編集部の黒川班では、大食い選手権ヤラセについて福西次第だというケイトに、デスク黒川(山内圭哉)が「そりゃ期待できんなぁ、でもここで遊ばせとくよりええわ」と話している。そこへ「朝一緒にヨーグルトを食べました」と福西がやってくる。「上出来よ、その調子、頑張って」とケイトは褒める。その様子を見ていた、連載班デスク・東山(本多力)がやってきて「福西は怒られても毎日来るからいいな」という。野中は病欠ばかりしているようで、ケイトと別れて調子狂っちゃったかなと嘆いて去っていく。
編集部にやってきた尾高はケイトを人気のない廊下へ連れ出すとスタジオに乃十阿がいると明かす。マスコミが押しかけてきたため、乃十阿は籠城して何日も何も食べていなかった。乃十阿から助けを求めたわけではないが、尾高が「東京に避難しませんか」というと黙ってついてきたという。「何もかも拒絶していたのに…」と驚くケイトに尾高は、乃十阿はケイトに会うことも想定内で尾高のスタジオに身を寄せたといい「事態が変わってきた」「会って話すなら今しかないよ」と告げる。

福西は戸惑いながらもケイトの指示の元、荒牧に接触する。荒牧は驚くが「怖い女の上司がいて…」という福西に少し心を開き、ふたりはファミレスに食事にいく。仕事を辞めようと思うという荒巻は、加賀田プロデューサーが新しい番組のMCに事務所の大物がほしいために新谷マリアを優勝させようとしていると話す。そして料理を出す直前にハンバーグの中をくり抜いたり、丼のご飯を抜いていると愚痴る。荒牧の背後から福西に指示を出すケイト。急にしどろもどろになった福西を不思議に思った荒巻が振り向いてしまいケイトが見つかってしまう。「上司です」と福西がケイトを紹介すると荒巻は「怖い女の上司だ」と受け入れる。
その後の取材はうまくいったようで、ほぼケイトが手直ししたとはいえ福西のデビュー記事が完成する。荒牧はADを辞め、加賀田は降格・左遷されたという。それを聞いて「イーストの仕事って恐ろしい」という福西にケイトは「その感覚一生忘れないでね」と教える。

翌朝出勤前、ケイトは尾高のスタジオにやってきた。ちょうど新聞を取りに表に出ていた乃十阿に「何度かこういう感じで目が合いましたよね」と声をかけるケイト。ふたりの間に無言の時間が流れる。ケイトの後ろからやってきた尾高が「寒いから中入りましょうか」と促し、三人は中に入る。ケイトは自分が小学校6年生のとき、母・杏南(秋吉久美子)にプールに投げ飛ばされた話しをする。母は父親がいない分荒っぽく扱ったほうが良いと考えた対応だったが、それがトラウマとなり今でもプールが苦手だという。そして尾高が買ってきたコンビニのサンドウィッチを食べる三人。30年間刑務所に居たためサンドウィッチの包みの開け方がわからない乃十阿を尾高が優しくフォローする。ケイトは乃十阿に刑務所にもティッシュはあるのか質問すると「1日ちり紙20枚と決まっていた」と答えが返ってきた。心の中でケイトは、一応会話になっていることを喜び、乃十阿の中で何かが変わったのかもしれないと感じた。あっという間に会社に行く時間になってしまい、ケイトと尾高は席を立つ。去り際ケイトは乃十阿に「また来ます、だからここに居てくださいね」といった。
スタジオを出て歩くケイトは「水かけたこと謝ってくると思ったけど謝らなかった」と愚痴る。「会って話すってことが謝ったってことなんじゃない」と優しくいう尾高。ケイトは乃十阿に見せようと母の卒論と指輪を持ってきていた。しかし乃十阿を見た瞬間考えが変わったと話す。いつものケイトはせっかちでガンガン踏み込んでしまうけど、すぐに確信に迫らずADの心を溶かした福西のようなアプローチの方法もありだと考えたようだ。いつものケイトの性格を知っている尾高は合点がいったようだ。「余裕だね」尾高にいわれたケイトは「尾高さんのことも乃十阿のこともアップアップよ」「仕事しているほうがずっと楽」と答える。「でも命を助けてくれて、乃十阿を連れ出し匿ってくれて、自分と会えるようにしてくれた尾高さんの気持ちに応えるためにもう一度乃十阿と会って聞きたいことを聞く」「そこを乗り越えないと前に進めない」と決心を伝えるケイト。尾高は「また会いにいけよ、ひとりでも」と優しく応援するのだった。

編集部では福西の記事に岩谷がOKを出した。黒川班のチームワークが絶妙で羨ましいと他班のデスク達が見ている。
会社の外に愛花を見つめるサングラスの怪しい男がいた。それは病欠している野中で愛花は「何やってるんですか?」と怪しむ。野中は自分がいなくて会社はどういう状態か、東山デスクが怒っていないか尋ねる。別に何も影響ないと答え、「寒いからもういいですか?」と避けるように対応する愛花に野中は「今晩行ってもいい?」と笑顔を振りまくが「二度と来ないでください」と拒絶して愛花は立ち去った。

尾高の携帯に弁護士の高村から連絡が入る。ケイトと尾高に話したいことがあるといわれ、ふたりは弁護士事務所を訪ねる。高村は昨日尾高のスタジオを訪れたと話す。大した話はしなかったが、最後外まで高村を見送った際に乃十阿は何かを落としたという。それはケイトが水をかけられたあの日ケイトが渡したケイトの名刺だった。それを見てケイトが乃十阿の娘だと確信した高村は、ケイトが殺人犯の娘ではない可能性もあると伝えなければならないと思いふたりを呼び出したという。
30年前、最初に乃十阿に接見した際乃十阿に離婚したいと頼まれた高村は、乃十阿の妻に会いに行った。その時、妻は高村のためにハーブティーを入れた。それを当時3歳だった息子が手伝っていたという。もしいつもお母さんの手伝いをしていて、水に草を入れることがいい事だと思っていた3歳の子がキャンプ場の飲料タンクにハリヒメソウを入れたとしたら…と仮説を立てた高村だった。高村はこの仮説を乃十阿に何度か尋ねたが、最初の一度だけ動揺したように見えたがそれ以降は自分の犯行だという態度を崩さなかったと説明する。このことは警察にも伝えたが捜査はされなかった。客観的な証拠がなくあくまで高村の想像であることから裁判や妻には話していないという。

【みんなの感想】
40代・女性
30年前の事件の真相がようやく見えて来そうな展開です。幼い息子を庇ったというのなら、その息子はどうなっているのか?と考えるのが自然な流れです。ケイトはドイツ在住の息子の元へと向かいます。今は独り身でひっそりと暮らしている乃十阿が、なんとしても守りたかった、元の家族の姿が分かってくるのではないかと考えられます。 さらに、乃十阿と杏南との関係も見えてくるはずです。そうなると、ケイトと乃十阿の事実関係も自ずとはっきりしてくることが、予想されます。 岩谷が、事件の真相が過去と書き換えられそうなことに目をつけて来るのでしょう。週刊イーストの記事にすることを指示されるケイトですが、それにはどうしても躊躇いがあるケイトだと思われます。 岩谷は、ケイト抜きで事件についての裏取引を続けていくようです。衝撃的な内容が週刊イーストに掲載されれば、また騒ぎが大きくなることが予想されます。 尾高の方も、事件について、さらにそこに関係する杏南やケイトについての事実を掴んでくるようです。 それについてを、ケイトに伝える尾高が見られることでしょう。何かの形で、ケイトたちも事件に関わっており、思っても見ない結末が待ち構えているようです。

30代・女性
次回の最終回では、真相を聞きためケイトは乃十阿の息子に会いにドイツまで行くようです。しかし、当時3才くらいとのことで息子の記憶にはないように思います。もし記憶にあったとしても事件について断言しないのではないかと思います。乃十阿はきっと犯人ではないが、真犯人の特定もされないのではないかと思います。 そこで週刊イーストをはじめとして、30年前の事件の真実の究明をするストーリー展開を予想しています。 ケイトと尾高の恋愛については、尾高はひとり覚悟を決めたようで予告では「結婚しよう」とケイトにプロポーズをしています。 結婚するとしたら二人はこのまま今の職を続けるのか悩むように思います。 二人で今のまま仕事を続け結婚するか、やはり結婚しない、どちらも予想しています。 真実=幸せだけではないような関係ですが、二人の気持ちと尾高の家族に対して正面から向き合ってほしいなと思います。 今まで真実にまっすぐ向き合い、いいとこも悪いことも含めて真実を求めてきたケイトですが、乃十阿が守ろうとしてきたものは?全て真実が正しいのか? ケイトがどんな風に感じ、思い、向き合うのか気になります。最終回でスッキリできることを期待しています。

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