【10の秘密】第8話「裏切りの真相…元妻に裁きを」感想ネタバレ(主演:向井理)

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主演:向井理
フジテレビ系  (火曜日21時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【秘密だらけ】
笑顔で空を見上げる石川菜七子(仲里依紗)、保育園のお散歩中だ。信号待ち中「菜七子先生は好きな人いる?」園児に質問された菜七子は「今はいないかな、ふふふ」と答える。信号が青に変わり園児達が歩き出すが菜七子はその場に立ち尽くす。同僚の葵(堀田茜)に「大丈夫?」と声をかけられて「あっ寝不足…ごめんね」と我に返る。

白河圭太(向井理)は帝東建設の偽装建築の件で、週刊誌の記者・只見と会って話をする。図面と建設途中の現場写真、自殺した帝東建設社員・矢吹の手帳のコピーを差し出す圭太。只見は以前耐震偽装の特集記事を担当していたため、これらの証拠を見ればすぐに事態を把握できるはずだ、宇都宮(渡部篤郎)はそう目論んだ。宇都宮のシナリオ通り圭太が説明すると只見は「慎重に検討する」といってひとまず持ち帰ることにした。
圭太から打ち合わせ通り事が済んだと報告を受けた宇都宮は「約束とおり由貴子(仲間由紀恵)と会えるよう段取りをする」といって電話をきる。

伊達翼(松村北斗)は母・岩瀬夏子(中島亜梨沙)の人間関係を調べるため、夏子がピアノを演奏していた店を訪れる。夏子と翼のことを覚えていた店のママは、お客様についてあんまり話せないといいつつも、翼が差し出した宇都宮の写真を見ると「確かに何度かお店でみたことがある」「夏子さんとも会ってはいたかもしれない」と証言する。
店を後にした翼は帝東建設の玄関で待ち伏せをして宇都宮を尾行する。そこで宇都宮が菜七子と会っているのを目撃する。翼は圭太に電話をして「これからは、彼女には何も話さないでほしい」「彼女は宇都宮のスパイかも」と話す。

仕事帰り、菜七子は葵と食事に来ていた。葵がいつものように話をするも菜七子は上の空でぼーっとしていた。

圭太は菜七子の実家・蕎麦屋いしかわに行く。アルバイトをしている娘の瞳(山田杏奈)が注文を取りにやってくる。瞳は「嘘つきはあの人(母・由貴子)だったのに、あの人の言葉だけ信用してお父さんを悪者だと思ってごめん」と謝る。「ちゃんと食べてる?眠れてる?」と心配する圭太。ふたりの会話は短いものの少し笑い合うことが出来るようになった父娘だった。そこへ菜七子が帰宅する。圭太は菜七子を連れ出すと宇都宮とふたりで会っていた真相を確かめる。「お金の隠し場所を宇都宮に教えたのは、圭太に連れられて隠し場所を知ったその時、あの場所」で「あんな大金を圭太に持っていて欲しくなかった」という菜七子。しかし菜七子はすぐにそれは言い訳だと否定して真相を話す。菜七子は六本木で男と遊んでいる時の写真を宇都宮に撮られて脅されていた。彼氏を作らず、その場だけの関係の方が気が楽だという。しかしその際、相手からお金をもらっていた。勤める保育園の園長や保護者に知られたらクビだし、何よりも圭太達に知られなくなかったという。宇都宮と会っていたのは、その写真を消去してほしいと話しに行ったのだった。そして菜七子がそのような男性とのつきあいをするようになったのには、過去のトラウマが関係していた。菜七子は高校時代に憧れていた英語塾の大学生講師に性的乱暴をされてしまい、自分に嘘をつくようになったのだ。「お金で解決することで、誰からも支配されない、誰にも傷つけられないと思いたかった」涙ながらに告白する菜七子。圭太は「誰にも言えずにずっと一人で抱えてきたのか」「きつかったな」と悲しい顔をする。そして「許せねぇな」というと自分のことを許せないのだと感じて謝る菜七子をつれて「許せないのは宇都宮、あいつのことだ」と出かけていく。

「人の弱みを握って利用するなんて最低だ」と圭太はいう。しかし宇都宮は「大事なのは結果であり、手段じゃない」と悪びれない。圭太は「菜七子の弱さはみんなが持っている。弱くてだめな方に動いて失敗して後悔する。そしてもう少しだけマシな自分になりたいと思う」「そういう弱いやつの方が信用できる」と訴える。宇都宮は「見解の相違ですね」と言いながらも菜七子を脅していた画像を消去した。圭太は「吹っ切れここで!」と背中をおされた菜七子は思いっきり宇都宮の顔に回し蹴りを入れる。宇都宮は蹴られた頬をおさえて「勘弁してよ」といいつつも由貴子と会う手はずが整ったと圭太に伝える。

帝東建設では社長の長沼(佐野史郎)が記者の只見を呼び出していた。圭太がリークした情報を買い取ると申し出た長沼は只見から圭太とのやりとりの内容を知る。社長室を出た只見は圭太に電話をして「あなたは帝東建設を脅迫していた。社長が脅迫に応じなかった腹いせに記事を書かせようとしたのなら記事は書けない」と告げる。
社長の長沼は、圭太が矢吹の手帳を持っていたことから宇都宮の裏切りに気づく。そして宇都宮を全力で潰しにかかる。早速宇都宮は、部下の磐城に緊急の用件だと会社に戻るよう言われる。宇都宮が会社に戻ると調査委員会が経営戦略室に来ていた。社長の息のかかったメンバーで構成された委員会に宇都宮は長沼の意図を感じ取る。そして素直にパソコンのデータと手帳のコピーを差し出した。社長室で長沼は「君が裏切ったのは、私だけじゃない。会社全てだ。もう終わりだ」と宇都宮に告げる。「今日は厄日だね~」とつぶやきあまり深刻にとらえていない様子の宇都宮だった。

とある場所に2台の黒い車が停まる。一台からは由貴子が、もう一台からは宇都宮が降りてくる。「室長を外されたそうね、残念ね」情報が命だからといまだ社長と連絡を取っている由貴子が宇都宮にいう。宇都宮は3億円が入ったスーツケースを由貴子の手下・二本松(遠藤雄弥)に渡すと「もう盗まれないように、幸運を祈るよ」と見送る。由貴子は「あなたが他人のために祈るなんておかしい」と疑うもそのまま車に乗ると走り去る。するともう1台の車が現れる。運転しているのは圭太だった。圭太は由貴子の車の後をつけていく。

一方、歩いている宇都宮は翼の尾行に気づく。「君は一体何者?」と問う宇都宮。翼が「10年前の火事の日に母を訪ねてきたのはあんただよな」というも宇都宮は「社用で沖縄にいた」と言って車に乗り込む。「待て!降りてこい」と窓ガラスを叩く翼だったが宇都宮は構うことなく車を発信させた。「10年前の秘密か、切り札はまだ残っていた」とつぶやく宇都宮だった。

由貴子の滞在しているホテルで火災が発生する。従業員に促され手早く荷物をまとめると非常口から避難する由貴子。外に出るとパトカーが集まってきていた。咄嗟に物陰に隠れた由貴子は、二本松の車に乗って港へ向かう。港で由貴子は「言ったよな、絶対逃さないって」と圭太に呼び止められる。パトカーのサイレン音が鳴り、二本松に促された由貴子は急いで船に乗る。止めようとする圭太を二本松が妨害する。由貴子と3億円を乗せた船は海へと動き出し、駆けつけた警察に追われて二本松は車で逃走する。残された圭太に「上手くいった?」と菜七子が駆け寄る。「さすがの由貴子も3億に気を取られたか」としたり顔の圭太。
先程のホテル火災は圭太の仕業だった。発煙筒を焚き火災を装ったのだ。圭太はお金を渡して会社員時代に賄賂を渡してきて無職になった水戸を雇い、葵は「菜七子の悩みが解決できるなら」と菜七子に協力してふたりはホテルマンの格好をした。まず葵が由貴子に逃げるよう声をかけて、由貴子が部屋から出た際に偶然を装って水戸がスーツケースを蹴りとばした。「自分で運べるから」と由貴子がスーツケースに気を取られている隙きに葵が由貴子の鞄から由貴子の偽装パスポートを抜き取ったのだった。
警察官を誘導し、由貴子を追い詰めた菜七子は、秘め事関係の写真を消させた時に、圭太に言われ宇都宮を蹴った事を喜んでいた。自分が変われた気持ちになったようだ。由貴子の偽装パスポートを手に「これがなきゃ別人にはなれない、さぁ戻ってこい」と笑った瞬間、由貴子の乗った船が爆発した。
圭太は思う~誰かが言っていた、秘密を抱えすぎた人間はいつか秘密に殺されるって~と。

【みんなの感想】
40代・男性
仙台由貴子は、白石久美子の名で国外脱出を図るが、何者かに仕掛けられた爆発物により爆死。この犯人は誰なのか!?。当然、捜し回る圭太や菜七子。そして、警察やマスコミも。また、10年前、伊達翼(本名・岩瀬真一郎)の母親・夏子を訪ねた男とは!?。後者については、宇都宮竜二は沖縄に行っていた事について証拠があるといいます。  という事で、場合によっては、新しい登場人物が現れるのかもしれません。で、でも、このドラマは「10の秘密」。嘘ばかりの登場人物がまたもや嘘をついているのかも…。だいいち、宇都宮竜二の革靴をハンカチで払うクセというのは、なかなか見られるものでありません。それを翼が目撃していたのですから。  ついに、待望の真犯人が現れるといいのですが。嘘ばかりの登場人物の誰かからどのような嘘が飛び出すのか。それは心配ですね。期待よりも不安にさせられてしまいます。仲間由紀恵さんの仙台由貴子も、嘘を生業にして海外逃亡をはかり、嘘の身分で生きようとしましたが。亡くなりました。まだまだ続く嘘、いい加減終わりにならないものでしょうか。白河圭太と石川菜七子に期待した方が良いかもしれません。次回、「衝撃の真相へ」。

50代・男性
逃げた由貴子が乗った船が爆破されました。2度3度と爆発し、乗っていた由貴子も無事では済まない感じでした。これで由貴子は殺されてしまったのでしょうか。果たして、爆発物を仕掛けたのは誰でしょうか。怒り狂っていた帝東建設の社長が黒幕でしょうか。大企業に歯向かい、振り回し、6億円も奪い取った女弁護士を許せなかったのでしょうか。次回、その秘密が明かされるものと思われます。 また、翼を母親を殺した犯人は誰なのでしょうか。宇都宮は現場にいたのは間違いないようですが、犯人ではないような気がします。宇都宮にはそこまでの勇気もなく、力もなさそうです。ただ、真相は知っていそうでしたので、そのことを利用するのではないでしょうか。まだ若い翼は真っすぐに追っていきそうなので、悪事に巻き込まれないか、少し心配です。 圭太は裏切られた菜七子を許したことで、また協力してもらえそうですね。娘の瞳の心も圭太に戻ってきそうな感じです。これからクライマックスへと続いていく「10の秘密」ですが、まだ語られていない秘密が次々に明かされそうですね。展開が速く、一筋縄ではいかないこのドラマはますます目が離せなくなりますよ。次回も楽しみです。

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