【10の秘密】第7話「敵か味方か…暗躍する協力者」感想ネタバレ(主演:向井理)

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主演:向井理
フジテレビ系  (火曜日21時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【秘密を持っているのは誰だ!?】
隠しておいた3億円が消えていて呆気にとられる白河圭太(向井理)。圭太は仙台由貴子(仲間由紀恵)に奪い返されたと考えた。由貴子に情報をリークしたのは誰か…。圭太は隠し場所の廃ビルの監視を任せていた水戸を問い詰める。しかし水戸は「ずっと見張ってたわけじゃないんだから知らない!」と言い張る。水戸でないとすれば…今度は由貴子からお金を奪う手助けを依頼した金貸しの永盛(高杉亘)を訪ねる。永盛もまた「3億全部が欲しかったら最初からそうしてるよ」と呆れる。しかし永盛は、由貴子が別人の戸籍を手に入れている事と、海外逃亡している可能性がある事を圭太に教える。

そこへ圭太に協力してくれている幼馴染・石川菜七子(仲里依紗)から圭太に連絡が入る。「今すぐうちに来て」そういわれた圭太は急いで蕎麦屋いしかわへ行く。娘の瞳(山田杏奈)が信号待ち中にトラックの前に飛び出したという。幸い友人の真衣がとっさに手を引いて無傷だったようで、真衣から連絡を受けた菜七子が引き取り、瞳はいしかわで寝ていた。
圭太は誘拐からお金の事、今までの経緯を母親・白河純子(名取裕子)に話した。純子は「お金は仕事も人間関係も全部壊しちゃうのよ、あんたのお父さんがそうだったわ…」と口を滑らせる。その場にいたみんなが「えっ」と驚く。圭太が生まれてすぐ病気で亡くなったと聞いていたが、本当は事業に失敗して借金を作り逃げてしまったのだった。「足るを知る者は富む、満足することを知っている人間が本当に豊かだっていうこと」と純子は圭太に諭す。「由貴子にお金が渡ったのなら、もう瞳や圭太の前に由貴子は現れないのね」と念を押す純子だが、圭太は「このまま由貴子の好きにはさせない、許せない」と由貴子の居場所を捜すことを決心する。

由貴子の協力者・二本松(遠藤雄弥)は、最初に受け取った3億円のスーツケースに仕込まれていた発信機を見つける。

伊達翼(松村北斗)は圭太に電話をする。翼は先日長野に行き、広報誌などを調べたという。そして帝東建設経営戦略室長・宇都宮竜二(渡部篤郎)が別荘地の現場責任者だった事を知る。圭太は宇都宮に会い、翼の母・岩瀬夏子の名前を言ったが宇都宮は特に何の反応もしなかった。しかし、宇都宮が何か隠している気がすると察した圭太は何とか火事について聞き出そうと策を考える。
一方、由貴子も宇都宮に接触していた。宇都宮は由貴子のアジトにしていた場所を圭太に教えたという。宇都宮は圭太がやたら10年前の火事のことを聞いてくると由貴子に話すと、由貴子は「放っておいていい、あの火事はもう過去のことだから」といって立ち去ろうとする。去り際に宇都宮に「おめでとう、彼から無事取り戻したんだって3億」といわれた由貴子は怪訝な表情を浮かべる。

翼は瞳を公園に呼び出す。自分の不注意で起きた火事のせいで翼の母を死なせてしまったことを謝罪する瞳に翼は「違う」という。そして翼のお母さんは火事の前に訪ねてきた男に殺されたこと、その男を圭太だと勘違いしていたこと、真相を知りたくて瞳を利用したことを謝罪する翼だった。

圭太はひとり、宇都宮から得た由貴子のアジトに踏み込んだ。その瞬間背後から二本松に殴られてしまう。目が覚めたときには圭太は手を後ろに縛られていた。そこへ「10年前の火事、調べているそうね」由貴子が現れる。「私の3億円盗まれたそうね」そう由貴子にいわれ、圭太は驚愕する。「金貸しの永盛以外にお金のことを知っていた人間は?」「隠し場所を知っていたのは?」といい迫る由貴子に圭太は笑い出す。金に振り回される自分達の滑稽さに呆れたようだ。そして自分がずっと由貴子に抱いていた劣等感や、周囲との競争から逃げてきた自分の弱さを涙ながらに吐き出す圭太。そんな元夫の言葉を黙って聞いている由貴子。圭太はそんな話をしながらもこっそりとロープを解いていき、拘束から逃れると由貴子に詰め寄る。自分の野心のために、自分の娘すら犠牲にして悪びれるどころか、「私はお母さんと呼ばれるのが大嫌いだった」などと話すなんて…。「まっさらの人生をやり直すなんて絶対に俺がさせない」圭太は強い怒りを露わにする。由貴子は催涙スプレーを使って間一髪逃げ出すが、圭太はその背中に「絶対お前の思い通りにはさせないからな!」と叫ぶのだった。

瞳と翼は互いの母親について話している。翼もまた母親にお前なんかいらいないと言われた過去を持っていた。「それでもいい記憶もたくさんあるから」と話したその時翼は何かを思い出す。翼と連弾をする母親、ピアノ、母の携帯がなる、電話で話をしながら母は楽譜の隅に何かをメモする…。当時の遺品を調べると、楽譜の隅に書かれた「ウツノミヤ」の文字と電話番号が見つかったのだ。

帝東建設では、社員だった矢吹の自殺について、調査委員会が設置される事となった。宇都宮を社長室に呼び出した社長の長沼(佐野史郎)は、宇都宮がその重要な当時者であると強調する。「味方にしておけば最高の部下だが、敵に回ったら寝首をかかれる」という社長に「社長が私を信頼してくれる限りは社長の敵に回ることはない」と忠誠を示す宇都宮。「ならば安心だ」という社長だが、ふたりの目は笑っていなかった。

由貴子に催涙スプレーをかけられて動けなくなった圭太の元へ圭太から連絡を受けた菜七子がやってくる。「金を取ったのは由貴子じゃなかった」「やっぱりあの金貸しかぁ、あんなのを頼った俺が悪かった」と後悔する圭太だった。菜七子と自宅に戻ると表で翼が待っていた。菜七子を怪しむ翼に圭太は「彼女は味方だ」と説明する。
翼は楽譜を取り出し、思い出したことを話す。書かれた番号に電話したが、使われていなかったという翼。圭太の家に来る前、翼は帝東建設に行っていた。会社の入口でピカピカの革靴のほこりをハンカチでさっと拭く宇都宮を見た翼は、10年前別荘に来た男も同じように革靴を拭く仕草をしていたことを思い出していた。圭太は急いで宇都宮に電話をかけて、翌日会う約束を取り付ける。圭太は、宇都宮と手を組んで油断させて真相を聞き出すつもりのようだ。

翌日、宇都宮に「手を組む覚悟できた」という圭太。圭太は「金はもうどうでもいい。由貴子が新しい人生を手にする前に捕まえて刑務所にぶち込む」という。これまで出世を巡るかけひきや人が落ちていく様を嫌というほど見てきて宇都宮は毎日不安で眠ることもできないと話す。そして「不安をかき消すにはもっと大きな力を得るしかない、上へ上へ…、由貴子と一緒だ」という。ただ一つ、矢吹の自殺は想定外だったようだ。矢吹が自殺した日、由貴子から連絡を受けた宇都宮はすぐに現場へ行った。そして由貴子が見つけられなかったUSBを見つけ、万が一の保険としてこれまで誰にも秘密にして持っていた。そして手帳もUSBも持っており、その情報を使えば弁護士としての由貴子を裁くことができると思うと話す。そして圭太は由貴子を、宇都宮は社長を落とすため、ふたりは手を組み固い握手を交わした。

「金貸しの永盛に当たってみますか?」二本松に尋ねられた由貴子は一点を見つめたまま「他にもうひとり、お金のことを知っている人がいる」という。しかし「あの人お金には興味ないはずなのに」と合点がいかない様子だ。

宇都宮はとある人物に電話をしている。「あなたのおかげで上手くいきました。彼とは味方になったので今後ともよろしく」といって電話をきる。同じタイミングで電話をきったのは菜七子だった。人気のないところに停車する宇都宮の車。トランクには黒いスーツケースがひとつ。中には由貴子が捜している3億円が入っていた。

【みんなの感想】
40代・男性
【実は、菜七子に秘密の匂いあり】  「俺は由貴子、あなたは社長を落とすため」。手を組もうと握手した白河圭太と宇都宮竜二。しかし、動き出した猜疑心は、隠してあった2億7千万円の保管場所の秘密共有者・石川菜七子に向かう。  もし、菜七子ならば、なぜ!?。圭太の幼なじみとしてほっとけないと話し、事あるごとに圭太を助け、励ましてきた菜七子。秘密はできるだけない方がいいと言っていたし、中2の娘・瞳のためにちゃんとした父親であるべきだと言っていた。だからこそ、圭太に無断で大金を宇都宮竜二に渡したのだろうか!?。まじめに働いてもらいたくて。  ならばなぜ、圭太にそう話さないのか。折を見て圭太に反省を促すというのなら、疑問があり。圭太の由貴子への憎しみを抑えるため、由貴子への猜疑心を抑制させなくては。私が降ってわいたお金を返したのだとなぜ話さない!?。次回予告は、石川菜七子のまさかの裏切りという秘密が取り沙汰される事を明かす。  菜七子にとって、圭太とは!?。その母親同士は非常に仲が良く、両者の結婚を祝福するはずだが。ところが、圭太の母・白河純子は「どうも圭太、瞳、由貴子だけでなく、最近は菜七子まで様子が変」だという。 時折、キツイいわゆるイケイケ・ファッションで夜出かけるという菜七子、秘密があるのだとすればなぜ!?。

30代・男性
【菜七子は裏切り者だったが、まだ協力できる?】 3億円を持ち去ったのはやっぱり菜七子でしたね。 菜七子は初めから圭太に対して何かを探るような言動を見せていましたが、しかし最初の頃は宇都宮と繋がっている感じではありませんでした。 どこかのタイミングで宇都宮の方から接触してきて、何かしらの条件と引き換えに圭太や由貴子の情報を売るようになっていったのではないかという気がします。 由貴子は菜七子の裏切りを勘づきながら「どうしてお金に執着が無さそうな彼女が?」と不思議がっていましたね。 たしかにここまでの菜七子の言動に、お金にがめついような印象は全くと言っていいほどありませんでした。 しかし最後にチラッと登場した菜七子の働く保育施設は設備が少々古そうでしたし、菜七子自身の金銭感覚がまともであっても、彼女の周辺事情がかなり切羽詰まっていて汚いお金に手を出さざるを得なかったという可能性はあります。 次回はその辺りの経緯が菜七子自身の口から語られるのではないでしょうか。 幸いにも圭太はお金への執着心が薄れて、今はただ由貴子を追い詰めたいという心境に至っていますから、3億円盗難について菜七子をあまり責めないと思います。 もともとあれは盗んだお金であって、圭太のお金でも無いですしね。 なので次回のラストにはもう圭太と菜七子の協力体制は復活しているものと予想します。

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