【未満警察 ミッドナイトランナー】第9話「真犯人は誰だ!?正義を捨てた警察を撃て」感想ネタバレ(主演:中島健人・平野紫耀)

2020春のドラマ一覧

主演:中島健人・平野紫耀
日本テレビ系  (土曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【揺らぐふたりの友情】
9年前の連続猟奇殺人〝スコップ男事件〟の真犯人を突き止めるため、改めて事件の模擬捜査をしようと決意した本間快(中島健人)と一ノ瀬次郎(平野紫耀)。
そんな折、快と次郎の寮の部屋の窓に「スコップ男の事件から手を引け」という不審なスプレー文字のメッセージが書かれた。翌日、同期のメンバーにこの事を話すが、水性スプレーで書かれた文字は降り続いた雨で消えてしまっていた。報告を受けた教官は、防犯カメラを確認してくれるとのことだった。
この文字を書いた人物が連続殺人犯の〝スコップ男〟なら、なぜ警察学校の敷地内に入ることができたのか。疑問に思う警察学校の同期たちに次郎は「スコップ男は警察の人間だから」と説明する。さらに「当時の管理官は、それを知っていながら別の人を逮捕して真実を隠蔽した」と快が補足する。信じられない事実を突きつけられ、同期たちが衝撃を受けていると、そこに警察学校を辞めた野原さやか(竹内愛紗)がやって来る。野原は前日、自分を呼び出した橘冬美(大幡しえり)を探していた。電話で橘はスコップ男の正体を知っていて証拠も持っていると話したという。快と次郎は学校を抜け出して、野原が橘と会う約束をしていた大黒ふ頭入り口のバス停へ急ぐ。
同じ頃、国枝警視正(木下ほうか)が行方不明になってから音信不通となっていた柳田(原田泰造)が警察学校の寮へやってきた。快と次郎の315号室の中を覗いている。そして、教官・片野坂譲(伊勢谷友介)の前に現れた。片野坂から「どこで何してた?」と聞かれた柳田は「いろいろあってな」とはぐらかす。そこへ野原たち同期が走ってきて「スコップ男のことで緊急だ」と片野坂に話す。
柳田はひとり学校の片隅でどこかに連絡をしている。「スコップ男の件で、学生のひとりが証拠を持っている。そして例のふたりが合流しようとしている」と、そしてすぐに合流するように指示を出した。そこへ相棒の稲西(中村ゆり)から連絡が入るが、柳田はこれを無視した。すぐに稲西の携帯がなる。相手は蘭子(吉瀬美智子)だった。蘭子は柳田が片野坂と出掛けたことを不審に思い、理由を稲西に尋ねる。稲西は、湾岸通りの地下駐車場にあった車のドライブレコーダーに国枝がスコップ男によって誘拐される様子が映っていたと話す。そして、その数分前には同じ場所で国枝と話す柳田が映っていたという。柳田がスコップ男と思われても仕方がない状況に、蘭子は「話がある」と稲西を呼び出した。
約束のバス停に橘の姿がある。手には証拠だというガラケーが握られていた。そこへ快たちが合流した。するとそこに、以前次郎を襲撃した砂岡(山根和馬)ら謎の男たちが再び姿を現す。3人は追われる身となり必死で逃げるが、廃ビル内で追い詰められてしまう。転んでしまった橘。そして3人に砂岡らは拳銃を向ける。威嚇発砲をして距離を縮める砂岡らに次郎が消化器を噴射したすきにビル内の鍵が掛かる場所に逃げ込む3人。しかし、砂岡らはバールで強引にこじ開けてなおも追いかけてくる。
何とか隠れたところで、次郎が「スコップ男って警察の人?」と尋ねると橘は「はい」と頷いた。快が「誰なの?」と尋ねると橘は黙り込んでしまうが、快たちも知っている人物なのだという。「言いにくいなら証拠だけでも見せてほしい」と快が言うと、橘はガラケーを取り出した。その時、3人が逃げた部屋の鍵を壊して開けようとする音がする。快は「こういう時は弱い方がおとりになるって決まってる」というと助けを呼ぶためのスマホを次郎に託して、自らおとりになって次郎と橘を逃した。
何とかビルからは逃げ出したものの、行き止まりになってしまったところで「待てよ!」と後ろから呼び止められる。振り返るとそこには笑顔の柳田が立っていた。柳田だと分かり安心する次郎だが、次の瞬間柳田が砂岡らと同じイヤホンをしていることに気づいた次郎は、橘を守るように橘の前に立った。「スコップ男の証拠を持っているって?」という柳田に橘は「最初の犯行時の映像を持っており、顔が映っている」と答える。「これ以上手荒な真似はしたくない、証拠を渡せ」という柳田に「あんたもそっち側の人間かよ」と次郎は憤る。一瞬のすきをついて橘は次郎の洋服のポケットに証拠のガラケーをこっそりと入れた。「お前たちはスコップ男の事件から手を引け、警告したはずだ」と柳田は拳銃を次郎たちに向ける。次の瞬間、橘は思い切り次郎を突き飛ばし、次郎と柳田が倒れる。橘は柳田が落とした拳銃を素早く取って柳田に向けると「逃げて」と次郎に促した。
次郎が走り去った後、橘はすぐに柳田に取り押さえられてしまう。柳田から指示を受けた砂岡は、快の元を立ち去ろうとするが、快はボロボロの体で砂岡の足に掴みかかって抵抗する。橘を砂岡に引き渡した柳田は、片野坂を電話で呼び出した。しばらくすると「どこだ、メガネ君」と柳田は片野坂と一緒に快の元へ駆けつける。そして柳田は、快に「橘と一ノ瀬(次郎)はどこだ?」と何も知らないふりをして尋ねる。これまでの経緯を聞いた片野坂は快に学校に戻るように言う。しかし、快は「ふたりの無事を確認するまで帰ることはできない」「これは自分達の事件です」と引き下がらない。片野坂は「ならばどんなことがあっても自分達で真相を明らかにすると約束しろ」と快に約束させた。
逃げた先で次郎は証拠の動画を見ている。信じられないといった表情を浮かべる次郎。そして片野坂に次郎から連絡が入る。柳田は「俺にも聞かせろ」といつもと同じ様子で言うが、快は何かを察知した様子で柳田を見た。次郎は、近くのダンスホールにいること、橘から受け取った証拠を持っていることを片野坂に伝える。片野坂から、真犯人の顔が映っているか尋ねられた次郎は少し間を置いてから「映っていない」と答えた。そして次郎は「会って話せませんか」と片野坂にお願いをした。3人で次郎の元へ行こうとしたとき、快が「その前に質問があります」「なぜ追ってきた警察官は場所を知っていたのか」「なぜ橘が証拠を持っていると知っていたのか」と柳田に問う。片野坂にも疑いの視線を向けられた柳田は、突然快と片野坂を殴った。ふたりが気を失うと「悪いな、同期」「悪く思わないでくれ」とふたりに言って柳田は去っていった。
ひとり次郎の元へやってきた柳田は、「何もしない、俺を信じろ」と警戒する次郎に言うと、砂岡らとの無線を投げ捨てた。「スコップ男の顔を見たんだな」という柳田に次郎は「顔は映っていませんでした」と答える。「嘘をつくな、スコップ男の正体がわかったから(片野坂との電話で)黙っていたんだろう」と柳田に追求された次郎は反論することができない。「残念だ、お前らには知らないでいてほしかった」というと柳田は次郎に拳銃を向けて、証拠を渡すよう促す。そこへ片野坂と快も駆けつけた。「携帯をこちらに渡せ」柳田と片野坂から言われて次郎は悩む。ポケットからスマホを取り出した次郎は、これを柳田に手渡した。スマホを受け取ると柳田は拳銃を片野坂に向けると「この意味分かるな」と言って片野坂を連れていった。
残された次郎は「帰ろうか」と快に言って歩き出す。「証拠の携帯は渡した。もう出来ることはない」という次郎。快は、次郎が証拠のガラケーではなく、連絡用に快が渡したスマホを柳田に渡したところを見逃さなかった。「俺も証拠の動画が見たい」という快に次郎は「あれが本物!証拠はもうない」と強く言う。『こんな日が来るなんて…俺は初めて快君に嘘をついた』次郎は思う。「嘘はつかないで、次郎ちゃんは何を一人で抱え込もうとしているんだ」快は問いかけるが次郎は否定する。強引にガラケーを奪おうとする快を次郎が殴ったはずみで、快のメガネが吹き飛ぶ。快と次郎は殴り合いになってしまう。
一方、外に出た片野坂に柳田はなおも拳銃を向けている。振り返った片野坂は「やめとけ、お前には撃てない」と言うと背後に隠し持っていた拳銃を素早く取り出し、間髪入れずに柳田を撃った。「悪いな、同期」そういうと片野坂は柳田にもう一発発泡した。
殴り合う快と次郎。「何なんだよコレ、誰が俺たちずっと一緒だって言ったんだよ!」「どうして俺を無視するんだよ!!」快は次郎に訴えかける。次郎は「快君を守りたいんだよ…」言葉を振り絞る。「次郎ちゃんが守っているのは俺じゃない、真犯人だ」「ふたりで真相を明らかにするって約束しただろ」いつものグーパータッチをしようとグーを差し出す快に、次郎はチョキを出して「快君の勝ち」「なんつって…」と泣き崩れる。そして次郎は証拠のガラケーを快に差し出した。動画を見る快。そこには被害者を土に埋めてスコップを突き立てる片野坂が映っていた。「だから言えなかった」「嘘ついてごめんなさい」次郎は快に謝る。そこへ拳銃を片手に片野坂が戻ってきた。「さっきは偽物を渡したな、本物を渡せ」という片野坂。「スコップ男の張本人に渡せるわけがない、何であんたが犯人なんだよ」次郎は言う。「そうか、残念だ」と片野坂はつぶやくと何の躊躇もなく快と次郎を撃った。片野坂がガラケーを取ろうとしたとき、「次は当てる」と柳田がやってきた。そこへ稲西も駆けつけると片野坂は逃げていった。
柳田と稲西の呼びかけによって快と次郎は意識を取り戻す。片野坂が撃ったのは、訓練用のゴム弾だったのだ。「スコップ男の正体は教官でした」という快。柳田は知っているという風に頷く。稲西は、国枝警視正が誘拐されたレンタカーを運転する片野坂が写った画像を見せる。理由も言わず指示だけ出した柳田に稲西は「ちゃんと説明してくれればこんな事にはならなかった」と怒る。柳田は、心のどこかでは最初から疑っていたと話す。しかし、確信したのはつい一週間前だった。柳田は駐車場に国枝を呼び出した。柳田がスコップ男のことを切り出すと、国枝は「やはりそのことか」と一枚の写真を取り出す。そこには3人目の被害者の遺体が写っており、犯人しか撮れないこの写真を片野坂が持っていたと国枝は言う。「かばってやったのに飼い犬に手を噛まれるとは」という国枝は、「部下を貸す、やつを捕まえてこい」と柳田に無線を渡した。国枝は「捕まえた上で全てもみ消せ」と言ったのだった。柳田は「悪かった」「お前たちを悲しませたくなかった」と快たちに頭を下げた。そして「俺と片野坂は同期で本物の友達だと思っていた。それなのにあいつは9年間も俺に嘘をつき通した、そして俺も疑う心に蓋をしていた」「本当のことが言えなくなったらそんな友情はもう終わりにしたほうがいい」「お前らは俺たちのようにはなるな」そういって柳田は片野坂逮捕に向かった。
監禁されてぐったりする国枝の元に片野坂がやってきた。「罪の告白してくれる気になりましたか?」という片野坂。そしてスコップを手に取ると「もう一度聞きます。してくれますか?罪の告白」と詰め寄る。
一方、次郎は柳田に証拠のガラケーを渡さなくてよかったのかと快に尋ねる。快は、『スコップ男の事件は、お前や一ノ瀬のような人間じゃないと解決できない』『どんなことがあってもお前らが真相を明らかにすると』という片野坂の言葉を思い出し、「教官は俺たちに解決してほしいと願っている」「俺たちの事件だ」と決意を改める。次郎に「やっぱり信じられないし、解決のヒントがあるかもしれない」と言われて、証拠の動画を見直したふたり。動画に片野坂が現れるだいぶ前から撮影がされていることに気づいた快は、動画を最初から再生する。するとそこには信じられない光景が映っていた…。

【みんなの感想】
30代・女性
片野坂教官…犯人なの~と悲しく思っていたら、最後の最後にどんでん返しの予感が。動画の最初に映っていたのは果たして誰なのか?そしてそれが片野坂ではなかった場合、片野坂はなぜ遺体を埋めたのか?次回予告からは、片野坂が誰かをかばっているように見えました。やっぱり真犯人は柳田なのか?片野坂なのか?楽しみです。

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