【未満警察 ミッドナイトランナー】第7話「警察VS.真実の罠・射殺指令の陰謀を暴け」感想ネタバレ(主演:中島健人・平野紫耀)

2020春のドラマ一覧

主演:中島健人・平野紫耀
日本テレビ系  (土曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【事件の解決は本当の事件の始まり】
警察学校の教室で、本間快(中島健人)、一ノ瀬次郎(平野紫耀)、助教の及川蘭子(吉瀬美智子)の3人を人質にとった立てこもり事件が発生した。犯人の天満直子(長谷川京子)と直子の弟・智也(柿澤勇人)の目的は、9年前の連続殺人事件の犯人として逮捕された父・天満暁生(佐戸井けん太)の無実を証明することだった。
直子と智也の訴えを聞く中で、蘭子が3件目の事件の暁生のアリバイを証明できることが判明し、真実を明らかにするため、快はある作戦を立てる。
犯人に開放された態で教室の外に出た次郎は、立てこもり事件の指揮をとる警視正・国枝(木下ほうか)と管理官・弓倉(山口祥行)の尋問を受ける。そこで「犯人は5人。全員銃で武装。体には爆弾」と快の指示通りに嘘の証言をし、警察がすぐに突入できないよう時間を稼いだ。そして教官の片野坂譲(伊勢谷友介)に快からのメッセージを伝える。
そんな中、指揮本部では、国枝が捜査員たちに狙撃命令を出していた。窓際に犯人が見えたら射殺するよう指示を出す国枝に、教室内でSATの隊員が重傷を負っていることを伝え「代わりに私が人質になります。狙撃命令はその後に」と訴える片野坂。隊員が命を落とせば、この事件を外部に隠し通すことができないと危惧した国枝は、その要求を受け入れる。そして片野坂は、負傷したSAT隊員と入れ替わりに教室の中へと入っていった。
その頃、こっそり警察学校を抜け出した次郎は、2件目の殺人事件について暁生が無実だという証拠を持っていると直子に連絡してきた〝ムラタミキ〟と名乗る人物の元に、直子の代わりに会いに向かっていた。そして柳田(原田泰造)も片野坂からの連絡により、独自に捜査を続けることにした。
SAT隊員は「自分が君(快)の立場なら同じことをしただろう」と快の行動に理解を示し、快たちの作戦を口外しないと約束して教室をあとにした。片野坂は、国枝が犯人・人質に関係なく狙撃命令を出していることを伝えると快に「お前が必要だ」と事件解決には快と次郎が重要であると話した。
9年前、暁生の取り調べを行ったのが国枝だった。国枝はタバコは止めたという暁生に「お前はタバコを吸う。そこから認めていこう」と半ば強引にタバコをすすめた。暁生に死期が迫っていると知り「あいつは死ぬのか」とつぶやく国枝。
一方、片野坂は黒板を利用して当時の事件をプロファイリングしていく。当時、片野坂は1件目の被害者・中富姫花(政治家の孫)と2・3件目の被害者・天満千尋(直子たちの母)、近藤修平(警察官)で大きな違いがあることに気づいていた。1件目は、他の2件に比べて弱い力で殴られていた。なぜ1件目だけ弱い力なのか…、快は1件目は最初だから犯人も躊躇したのでは?と推測するが、片野坂は「1件目は殺すつもりはなかったのに偶然殺してしまった。そしてこれまで押し殺していた殺人欲求が開花してしまったのではないか」と考えたという。9年前、片野坂がそう発言すると国枝は暁生が怪しいと決めつけた。そして「警察は正義を捨てた」と片野坂はいう。それを聞いて快は、3件目の事件で暁生のライターが事件現場から発見されたのは国枝による証拠捏造だと確信する。この捏造を覆すには、アリバイの証拠が必要だという片野坂。次郎がムラタミキから受け取る証拠と及川が切ったスピード違反切符があれば暁生の無実が証明できると聞いて直子たちは安堵の表情を浮かべる。
ムラタミキから話を聞く次郎。ミキは「暁生さんの奥さんが亡くなったとき、暁生さんは私と一緒にいた」と証言し、仲良く顔を寄せるふたりの写真を見せた。ミキは裁判が終わってからこの写真があることに気づいた。しかし、不倫関係であったために中々言い出せずにいたという。「遅くなって申し訳ございませんでした」とミキは頭を下げた。ミキから古い携帯電話を預かった次郎は、急いで警察学校へ戻る。しかし、その様子を見つめる黒尽くめの男の姿に次郎は気づかなかった。
川辺を捜索していた柳田と稲西(中村ゆり)は、遂にスコップ男が脱ぎ捨てたと思われるポンチョを発見した。
次郎が走って戻る途中6人の男達に取り囲まれてしまう。男は「あの女から受け取ったものを渡せ」という。路地に逃げ込んだ次郎だが、男達にボコボコにされてしまう。男達の正体は県警捜査一課の刑事達だった。
片野坂は、快に「なぜ警察は証拠を捏造してまで、無実の人間を犯人にしたのか」と尋ねる。快は「事件を解決できないと警察の威信に関わる…」と答えるが片野坂はそれだけではないという。「人間が必要以上に何かに必死になるとき、大抵その裏に隠された真実がある」「考えろ、そして自分で答えを出せ。例えそれが最悪な答えでも」と快に指導する。しばらく考えた快は「警察の中に真犯人がいる」と答えを導き出した。片野坂は「お前は正しい」「当時の捜査本部は腐っていた。真犯人は他にいると言った俺をここに追いやった」と明かす。そして「俺はここで正しい人間を育てる」「本間、お前のような警察官だ」「一ノ瀬もそうだ。俺が見込んだ者は最後まで正義を捨てず諦めが悪い」と片野坂は微笑んだ。
一方、次郎に気を失わせた捜査一課の刑事達は、次郎が隠した証拠の携帯電話を探している。刑事のひとりが携帯を発見すると、気を失ったふりをしていた次郎は突然男に襲いかかって携帯を奪取するとそのまま逃げ去った。
負傷したSATは、国枝に犯人は天満姉弟の二人だけだと話してしまう。国枝は10分後に突入する指示を出した。
直子は少し前に送られた次郎からのメッセージに気づいた。そこには、ミキから証拠を預かって今から快たちの元へ向かうとあり、直子たちは喜ぶ。片野坂は「長い間お父さんの無実を証明出来ずに申し訳ありませんでした」と頭を下げた。そして蘭子も「すみませんでした」と謝罪した。直子は管理官・弓倉に「人質を解放し、投降する」と連絡を入れた。しかしそれを聞いた国枝は「すぐに突入しろ!」と意味不明な指示を出す。
父親・暁生の無実を証明する証拠が揃ったとき銃を手放すという約束通り片野坂が智也から銃を受け取ろうとした時、稲西から片野坂に連絡が入る。柳田たちが発見したポンチョの指紋を調べた結果、スコップ男の正体は20歳の男子学生と判明した。この松波という学生は、犯罪心理学を専攻しており「スコップ男をどうしても真似してみたくなった」と供述したという。ただの模倣犯であり、9年前の真犯人ではないと分かると、快たちは落胆する。そこへ次郎からも連絡が入る。次郎は、変な男達に襲われて携帯が壊れてしまったと話す。今度は直子の携帯が鳴る。電話に出た直子は「父さんが…」と泣き崩れる。暁生が危篤状態になってしまったのだ。「親父が死ぬ前に無実を証明したかった…」と泣く智也の手から直子が銃を受け取る。「どうせどこに行っても犯罪者の子供」「あなた達警察に家族を壊されて、新しく家族を作ることもできない。こんな人生生きる価値ある!?」と自分のこめかみに銃を突きつけて泣く直子に快は、「俺たちがやります。俺がお父さんの無実を証明します」「まだ間に合う、諦めちゃだめだ」と訴えた。
快の言葉で投降した直子たち。手錠を掛けられてパトカーへ乗ろうとしたとき、次郎が戻ってきた。次郎は直子たちに「すみませんでした」「俺が、俺と快君がお父さんの無実を証明しますから」と叫んだ。それを聞いた智也は「あいつと同じこといってる」といい、直子は「あのふたりが9年前もいてくれたらね」というとふたりは次郎に無言で頭を下げた。こうして警察学校立てこもり事件は解決した。
駐車場でひとり誰かを待っている国枝。そこへ現れた何者かに殴られると車に乗せて連れ去られてしまった。これが本当の事件の始まりだった…。

【みんなの感想】
30代・女性
国枝は、無茶な狙撃命令をしたり不可解な指揮を取っていました。それは真犯人がいると分かり9年前の自分の取り調べが間違いだったと認めたくない一心、自身の保身しか考えていない最低なやつだとわかりました。そして駐車場で襲われてしまった国枝。スコップ男は国枝に恨みを持つ人物なのか!?立てこもり事件の対策本部でも、部下を押し飛ばす場面があったりかなり横柄な態度で敵は多い印象でしたし、警察関係者の犯人とは誰なのか次週が楽しみです。 そして冬美にもなんだか秘密がありそうです。今までクリーンで優等生な印象だったので、スーツケースに隠し持っているガラケーがとても気になります。たしか父親が警察官だから…と警察学校にきた理由を話していたと思うのですが、お父さんとガラケーに関係があり、それを探るために…と勘ぐってしまいます。

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