【未満警察 ミッドナイトランナー】第3話「家出少女たちをいたぶる闇の組織を叩け!救出作戦SOS痛快反撃編!」感想ネタバレ(主演:中島健人・平野紫耀)

2020春のドラマ一覧

主演:中島健人・平野紫耀
日本テレビ系  (土曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【ついに反撃!】
誰も探すことのない家出少女を狙った誘拐事件。敵のアジトに乗り込み亜未(上白石萌音)らを救出しようと試みるも、犯人達のボス・柴本(加藤雅也)の圧倒的な強さに勝てず反対に捕まってしまった快(中島健人)と次郎(平野紫耀)…。
次郎に抱えられてアジトから少し離れた場所に来た亜未は、次郎にここで待つよう言われたにも関わらず再びアジトに戻り男達に見つかってしまう。その頃、快と次郎は上半身を裸にされて天井から吊るされた状態で目を覚ます。ふたりとも胸のあたりから腹部にかけて目印のようにマジックで線を描かれていた。その部屋には包丁のようなものが置かれており、肉を切り刻む場所のようだった。肉体派の次郎は足を使ってロープを外す。ふたりは男達に追われるも何とか交番に逃げ込み脱出に成功した。交番で事情を説明するも身元が分からないと動けないという。
夜が明けて、交番に警察学校教官の片野坂(伊勢谷友介)、助教の蘭子(吉瀬美智子)、大黒署の柳田(原田泰造)がやってきた。柳田たちは、快と次郎の案内でアジトに向かう。しかしそこはもぬけの殻だった。残された麻酔薬の空き瓶をみて「麻酔で眠らせている間に海外に出荷する今流行りの手口だ」という柳田。柳田はプロファイラーの片野坂に向かって「どう思う?」と問うも、快が「麻酔を打つなら船に乗せる直前のはず。ここで打つということは薬を慣らしている段階なのかも」と答えて柳田を感心させる。まだ少女達は売り飛ばされていないと思われるが、本部に応援を要請するがすぐに捜査が始まるかどうかという柳田の態度に快は「今すぐ捜査を」と進言する。しかし片野坂は「助けが必要な人は他にもいる」と諭す。快と次郎は「自分たちに捜査させてほしい」と申し出る。しかし片野坂は「思い上がるな、俺たちにできることはない」と言われてしまい、快らは一旦学校に戻ることになった。ふたりは悔しさをにじませる。
とある廃墟。柴本の指示で男達が少女達の手足を拘束している。「返品はこっち持ちだ、商品(少女達)に傷をつけるな、丁寧に扱え」という柴本に、亜未が私達をどうするつもりかと詰め寄る。「警察には言いません助けてください」という亜未に柴本は「助けるさ、一生懸命働いてもギリギリの生活しかできないこんな日本は嫌だろう?」「君たちはAクラスだ、贅沢な暮らしができるさ、あっちで」と不敵な笑みを浮かべる。泣き始める少女達に亜未は「大丈夫。みんな心配いらないから」というとポケットに隠し持っていたガラス片で手のロープを切ろうとする。
寮に戻った快と次郎。お風呂でシャワーを浴びるも次郎は少女達を心配して表情が優れない。快は「良い方に考えよう。捜査本部が立ち上がれば俺たちがやるよりもうまくいく」と慰める。しかし快も気持ちは次郎と同じだった。やるせない思いをシャワーにぶつける。
学校の面談室では柳田と片野坂が捜査資料を広げて話している。柳田に頼まれれば捜査を手伝っている片野坂だが、柳田は昔のような情熱を失ってしまった片野坂を心配している。「あの件は忘れよう、戻ってこい」という柳田に、片野坂は少し間を置いて「俺はここに残る」と答えた。柳田は「あのふたり(快と次郎)の方がよっぽど警察官らしい」と憎まれ口を叩いた。片野坂が部屋の外へ出るとそこには蘭子がいた。蘭子は柳田に「あの件とはなんですか?」と尋ねる。警察学校では通常2年で配置替えになるのに、片野坂が9年もいることを疑問に思っていたのだ。柳田は「本人に聞けよ」と冷たくいうと部屋を出ていってしまった。
寮の共用スペースで快と次郎は、橘(大幡しえり)らに誘拐事件のことを話す。野原(竹内愛紗)は「未成年の女の子が家出したらこうなる」といってTwitterの画面をみんなに見せる。そこには『家出しました。誰か泊めてください』という書き込みに、『都内でよかった泊まっていく?』『32歳会社員です』『ウチ来なよ、迎えにいくよ』という大人達の返信がされていた。「普通家に帰りなとか言うだろ」と気持ち悪がる田畑(小平大智)に「これは2年前の私のつぶやきです」と野原が打ち明ける。次郎は、警視正の息子・黒岩(葉山奨之)に「お父さんに早く捜査するよう言って」と頼むが、黒岩の返事はイマイチ切れが悪い。黒岩は警察学校の運動の成績が悪く、卒業するまで父親が口をきいてくれないのだと田畑が暴露する。なす術なく落ち込む次郎だが、快が突然「車だ!」と何かひらめく。慌てて柳田を呼び止めると「防犯カメラの映像を確認して犯人の車両を追ってほしい」と頼む。自分に指図するなと不機嫌な柳田に、次郎は「警察官なら困った市民を助けるはずです。自分は今ものすごく困っています」と続ける。快が通報した時点で柳田は防犯カメラを調べるよう部下に指示を出していた。「大人をなめるな」という柳田は「本当に警察官になりたかったら誰かを頼るな、自分でやれ」という。快が「もし車両が見つかったら教えてください」と頼むと「お前らに?ふざけるな」といって柳田は去っていったが、その際にわざと稲西(中村ゆり)の名刺を落としていった。稲西が防犯カメラの捜査を担当しているのだった。快が電話をかけると「今やっている。時間かかるから」と不機嫌に電話を切る稲西。切られた電話に向かって「お願いします」と快は頭を下げた。そして快は「俺を鍛えてほしい」と次郎に頼んだ。
それから快と次郎は筋トレや柔道の稽古に励んだ。橘や野原は、自分のおかずを食べすに快と次郎にあげることでふたりを支えた。刃物を持った犯人と対峙する訓練について蘭子が説明しているとき、他の生徒達はやらせ感たっぷりの犯人とのやりとりに笑いだしてしまうが、快と次郎だけは真面目に反復練習に取り組むのだった。その後もふたりは自主練習に励む。その様子を陰ながら蘭子は見守っていた。蘭子は片野坂に「あのふたり何かするつもりです」と告げ口する。蘭子は「他の学生にも悪影響だ」「外泊届が出されても受理しないように」と強く片野坂にお願いするのだった。片野坂も外泊許可をするつもりはないようだ。しかし片野坂は「俺はあいつ達に期待している」「問題を起こせば退学になってしまう。もみ消すにも限界がある」と微笑んだ。
廃墟で囚われている亜未ら。ついに亜未のロープが切れ、他の子の拘束を外していく。次に見張りが居なくなったタイムングで逃げようという亜未の計画とおりに外へ出ることができて喜ぶ少女達。しかしその道の先には柴本が立っていた。柴本は亜未に「Bクラスに転落だ」「3度目はない。人間でも商品でもなくなる」と告げた。廃墟に連れ戻された少女達には以前よりも頑丈な手錠、足かせが装着された。柴本は小暮に「買い手が決まったんだ、ちゃんと管理しろ」というと小暮を殴った。
防犯カメラを確認中の稲西が、車を発見した。4月23日17時、4月27日17時3分、同じ万人町2下交差点を右折している事がわかった。しかも2回ともその車の後続車が同じMGC輸送倉庫という車だった。「あとは自分達で調べて」と稲西はきつくいった。快がMGC輸送倉庫という会社を調べると船で輸送をおこなっている会社だった。快は少女達がコンテナで輸送されると推測した。そして今度の日曜日に上海、香港、バンコクに向けて船が出る予定であることをつかんだ。「行くしかない」ふたりは決心した。
警察学校の用具室で快と次郎は片野坂教官に頼まれたと嘘を言って、警棒・手錠・防具の貸し出しを受ける。外泊届は受理してもらえないだろうと予想して窓から抜け出すことに決めた。
廃墟では小暮達によって少女達が無理やり連れられていく。MGC輸送の倉庫に連れてこられた少女達は薬を注射されて眠らされていく。そこへ武装した快と次郎が現れ、手下の男達を倒していく。訓練を積んだふたりは以前よりも強かった。クタクタになりながらもふたりは先へ急ぐ。小暮を倒して残るは柴本ひとりとなった。ふたりがかりで戦うも柴本はかなり強敵だった。柴本にナイフで切りつけられ、ボロボロになってもそれでもふたりは諦めない。最後は蘭子に習った通りの手順で快が柴本からナイフを奪い、次郎が投げ飛ばして柴本に手錠を掛けた。その後ひとつひとつコンテナを確認していき、ついに少女達を発見した。快と次郎は退学覚悟で教官に通報した。
警察学校、蘭子に連れられてある会議室の前にやってきた快と次郎。部屋の前では片野坂が待っており「退学して後悔しないか」と尋ねる。快は「やるべきことをやったと思っています」、次郎は「一字一句本間くんと同じ気持ちです」と力強く答えた。それを聞くと片野坂と蘭子は中に入っていった。快と次郎は部屋の外で待機していた。中では校長、教官らが集まっていた。ふたりの処分を決める会議のようだ。副校長が「ふたりは初犯ではない。再び同じことをするだろう」「他の生徒への示しもつかないし再犯する前に即刻退学にするべきだ」といった。それを聞いた蘭子は「お言葉ですが副校長の初犯再犯という表現には吐き気がします」「学生達を犯罪者扱いするなど言語道断」と強く意見する。そして「ルールを破ったからにはそれ相応の罰を受けるべきだ」という蘭子に校長が「どんな罰を?」と尋ねると、蘭子は「退学です。他の学生に悪影響だ」といった。校長に意見を求められた片野坂は「あのふたりには期待をかけていたのに裏切りました。残念でなりません」と話す。副校長が「では決まりだな」というのを遮って「しかし…」と片野坂が続ける。「ふたりの行動を副校長は不名誉な前例といったが、誘拐を知りながら何もしないほうが不名誉な前例になっていたのではないか」「市民が困っているときに真っ先に行動するのが警察官でなないか」「個人的にはふたりが羨ましくてならない」と片野坂は話した。
会議が終わり、会議室の扉が開く。快と次郎が起立して固まっていると、中から出てきた副校長は呆れ顔で「訓練に集中しろ、まったく」とぼやいて去っていった。状況が飲み込めないふたりの元へ片野坂と蘭子がやってくる。蘭子はふたりに向かって「お前達は警察官として失格だ。規則を蔑ろにし取り返しのつかない事態を招くところだった」「退学は当然の報いだ」という。覚悟して聞くふたりに蘭子は「しかし特例の処分で済んだ」と言われて呆気にとられるふたり。100時間の雑務と社会奉仕活動などの罰則を命じられたふたりは「はい!ありがとうございます」と頭を下げた。退学じゃないと喜ぶふたり。快の部屋には壊れた眼鏡が3つ並んでいた。快と次郎が雑草を掃除している。「残り96時間…」と途方に暮れているとそこへ亜未がやってきた。亜未は涙ぐむと次郎と快に抱きついて「ありがとうございました」という。「警察学校案内しようか」という次郎に亜未は「はい」と答えた。亜未に笑顔が戻った。

【みんなの感想】
30代・女性
何だかんだ言ってもふたりを助ける柳田、稲西、片野坂を微笑ましく思いました。今は厳しい評価をしている蘭子もひたむきな快と次郎をいつか認めてくれるのかなと期待しています。ルールや手順に囚われがちな大人とは対象的に助けたいという思いのままに行動する快と次郎。ふたりの熱意が周囲の大人の壁を溶かしていく様子が今後も楽しみです。

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