【時効警察はじめました】第7話「一発屋メガネ歌手殺人事件」感想ネタバレ(主演:オダギリジョー)

主演:オダギリジョー
テレビ朝日系  (金曜日23時15分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【人気歌手の謎を呼ぶ殺人事件】
三日月くん(麻生久美子)にメガネを壊されてしまう霧山(オダギリジョー)。 そんな霧山の様子を見て上司の熊本(岩松了)はメガネに関する時効事件を思い出します。 その名も「人気メガネ歌手・蝙蝠ユキオ、謎の平行四辺形殺人事件」 当時メガネがトレードマークだった人気歌手の蝙蝠ユキオがライブ直前の控室で何者かに殺害されているのを発見され、 死体には等間隔で刺されたような小さい穴があいているのでした。 傷を線で結ぶとまるで平行四辺形のように見えるその形と、現場に残された「犯人はメガネ」という ダイイングメッセージが謎を呼ぶ事件でしたが、容疑者として浮かび上がった関係者にはメガネをかけている人が多く、 事件は迷宮入りしてしまうのでした。

霧山は蝙蝠ユキオ(前野健太)の夫であり、現在は開運メガネが人気となっている会社社長・桃瀬多恵子(檀れい)のもとを訪れ、遺留品の返却とともに当時の様子を聞き出します。 さらに関係者からの聞き込みで、蝙蝠ユキオは歌手としてブレイクしてから女癖が悪くなり、 多恵子という妻がいながら13股疑惑まで噴出するなど評判が悪くなっていったのでした。
霧山は多恵子がダーツバーにいるという連絡を受け、彼女のもとへ向かいます。 彼女は的の真ん中にことごとくダーツを命中させ、その腕前は見事なものでしたが、霧山を認識すると途端に外すようになってしまうのでした。 さらに関係者から聞き込みを続けた霧山は、多恵子のメガネ屋で大切に保管されているメガネを見つけ、メガネが凶器として使われていたのではと推測します。

【事件の真相】
多恵子の実家はメガネ屋であり、メガネを加工することに慣れていました。 彼女はブレイクしたことで仕事や自分をそっちのけにして遊びほうけているユキオに振り向いてほしいと話し合いをしようとしますが彼は取り合わず、そんな様子に怒りを覚えた多恵子は加工してつるの先端を尖らせた2つのメガネをダーツのようにして投げつけ、それがユキオの体に突き刺さったことで彼は命を落としてしまうのでした。 平行四辺形のように見えた傷は2本のメガネが刺さったことによる傷だったのでした。 しかし霧山は、ユキオには多恵子とやり直そうという気があったのではと話します。

ユキオは多恵子に内緒で新曲を用意しており、撮影された映像にはユキオの他に12人の女性コーラスも映っていました。 13股として報じられた12人の女性は新曲のコーラスとして参加した方々であり、彼はもう一度歌手としてやり直そうと、あえて1人になる時間を作り、打ち合わせを重ねて準備を進めていたのでした。 ダイイングメッセージとして書かれた「犯人はメガネ」という文字にも、多恵子を容疑者から外そうというユキオの意思があったのではと霧山は推測します。

霧山はボタンを押すとユキオの曲が流れる「誰にも言いませんよカード・ミュージック」を多恵子に手渡すのでした。

みんなの感想・次回について
30代・男性
第8話は最終回というだけあってゲストの数も多く、壮大なストーリーが繰り広げられる話になるのではと思います。 未来を予言することができる男を中心に、彼がなぜ予言をするようになったのかというエピソードや、予言の謎に霧山が迫っていくような展開になると思います。 近い時間帯で「孤独のグルメ」をやっている松重豊さんも出演するようで、そこに絡めた小ネタもあるのではと期待してしまいます。 三日月と霧山の関係にも進展が見られるような気もするので、その点も注目ポイントになるのではないでしょうか。

40代・女性
次回は最終回で霧山最後の事件となり、豪華な俳優たちが出演することになり楽しみです。 霧山は時効を迎える、当時高校の屋上から飛び込み部のコ-チが転落した事件を手掛けることになる。 自殺と思われていた事件だが、霧山が知れ部て行くうちに、飛び降りを予言した当時の高校生がいることを知る。 他の生徒たちに豪華は俳優たちが出演することで、誰もがこの事件に関わっているように思え、ラストの霧山の真相を語るシ-ンが楽しみである。 霧山は最後の仕事を終え、アメリカにいくのでしょうか。

←6話はこちら