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「時効警察はじめました」
公式アカウント、はじめました。
時効警察、12年ぶり、寝耳に水の復活です。
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— 【公式】時効警察はじめました@テレビ朝日 (@jikou2019) 2019年7月5日
基本的には「物語の序盤で霧山が興味を持った時効事件の真相を一話かけて解明する」という毎回完結形式。
『フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
各話で取り上げられる事件に相互の関連はないが、人物やキャラクターの関連した登場は見られる。
刑事ドラマとしてのスタイルはコメディーでありながら倒叙物に近い形式(犯人自体はたいてい予告編で次回のゲストとして紹介される人物の役柄だったり、アリバイや証拠不十分で逮捕されなかった事件発生当時の容疑者だったりと、ほとんど明かされている状態)。犯人であると着目する理由としては、霧山は人の動作を見て判断している(便秘である・髪型が変わる・雨が降り出す・メガネが曇る等)が、その観点は独自性が強い。
物語の中には随所に視聴者の笑いを誘う要素がでたらめとも言えるほどに散りばめられており、その中にはちょっとした伏線が含まれていることもあるので、細部まで見逃せないものとなっている(この手法は同局の『TRICK』でも使われている)。全体のトーンを主導したのは、二部あわせて初回・最終回を含む6本の監督と脚本を担当した三木聡で、他に4本を演出した園子温らの個性も反映されている。
また、パロディやもじり、昔の映画などを彷彿とさせる表現も多く、この点でも『TRICK』と共通(「男女ペアで調査」というのも共通)。
登場人物のほとんどが独特のノリを持っており、奇抜な言動・行動が多い。なお、ヒロインの三日月はツッコミを受け持つことが多く、レギュラーの中では最も常識家で正常な感性の持ち主として設定されているが、それでも若干前のめりで騒々しい(名前と正反対であると本人も自認)女性として描かれ、演じる麻生はDVD特典映像(「帰ってきた」2巻)の中で「この番組に出るまでは、もっと神秘的なイメージの女優だった」と冗談まじりに語っている。また回を重ねるごとにキャラクターが崩壊している。
♪主題歌♪
椎名林檎
「公然の秘密」
◆登場人物◆
霧山修一朗(きりやま・しゅういちろう) ……… オダギリジョー
12年前、なぜか政府の派遣事業のメンバーに選ばれてアメリカのFBIに出向。そのまま出世街道に乗るかと思いきや、帰国して再び、総武署の“時効管理課”に配属された。時効管理課に集まった資料の中から、目に留まった事件を個人的に調べていくのを趣味にしている。天才的な観察力を持っているのに、その才能を仕事に生かす気はまったくない。
三日月しずか(みかづき・しずか) ……… 麻生久美子
総武署・交通課課長補佐。以前は霧山の恋人の座を狙っていたが、結局、想いを伝えられないまま、霧山は渡米。6年前にややなんとなくで、刑事課の刑事と結婚したものの、性格の不一致でほどなく離婚。霧山から奪った婚姻届は今でも大事に持っており、霧山が帰ってくることで心をザワつかせている。
彩雲真空(あやくも・まそら) ……… 吉岡里帆
総武署・刑事課の新人刑事。「ガンバリマス!」が口癖で、とにかく何でも頑張る熱血女子。霧山が三日月と共に再開する時効事件の捜査には興味津々で、十文字の目を盗んでは時効管理課に入り浸り、時効捜査に首を突っ込みまくる。
又来康知(またらい・やすとも) ……… 磯村勇斗
総武署・鑑識課の若きエースで、諸沢の助手。クールでミステリアス。いろいろカッコいい感じで、署の女性陣からも熱い視線を注がれている。実は、元ツッパリ。ほかにも意外な過去やら趣味やら顔やらが、わんさかあったりする。
十文字疾風(じゅうもんじ・はやて) ……… 豊原功補総武署・刑事課のエース。
捜査に懸ける情熱、トレンチコートへの執拗なこだわりなど、刑事として完璧かと思いきや、結構何も分かっていなかったりする。ナルシストな彼の唯一のコンプレックスは「三浪の過去」。同期の霧山を勝手にライバル視している。
又来(またらい) ……… ふせえり
総武署・時効管理課に所属。かつては小学生の息子を持つバツイチだったが、この12年のうちにバツ3へと華麗なる転身を遂げた。本気で仕事をしているときは、バンダナを巻く。
サネイエ ……… 江口のりこ
総武署・時効管理課に所属。通常は無表情で飄々としているため、ものの考え方も性格もよく分からないが、ごくたま~に熱い一面を告白したりする。現在は妊娠中のため、何事にも驚かないように意識して生活している。
蜂須賀(はちすか) ……… 緋田康人
総武署・刑事課に所属。常に十文字とペアを組んでいるベテラン刑事。
浜田山(はまだやま) ……… 内藤理沙
総武署・交通課の女性警官。三日月しずかの後輩。三日月、同僚の久我山と共に交通違反の取り締まりをしている。女らしい性格で、結婚を夢見ている。
久我山(くがやま) ……… 田中真琴
総武署・交通課の女性警官。三日月しずかの後輩。三日月、同僚の浜田山と共に交通違反の取り締まりをしている。性格は浜田山と真逆で、クール。
諸沢(もろさわ) ……… 光石研
総武署・鑑識課に勤める鑑識官。お金には細かい性格で、時効事件を捜査中の霧山から鑑識を頼まれるたび、ちまちまと報酬を求める。
熊本(くまもと) ……… 岩松了
総武署・時効管理課の課長。主な仕事は時効事件のファイルに「時効」の判子を押すこと。思いつきによる行動や意味不明な発言が目立つが、いたって温和な人。流行に影響されやすく、さまざまなものをコレクションするマニア体質が、霧山の捜査に貢献することもしばしば。







