【ニッポンノワール-刑事Yの反乱-】第7話「息子を救え!闇の人体実験」感想ネタバレ(主演:賀来賢人)

主演:賀来賢人
日本テレビ系  (日曜日22時30分~) 

【内容・ネタバレ含む】
味方は誰だ
警察病院の地下室に侵入した清春(賀来賢人)は、実験室にたどり着く。そこには何度銃弾を撃っても立ち上がるゾンビのような工作員が無数にいて清春に襲いかかってくる。そこへ南武(北村一輝)らが駆け付け、清春を裏口から逃がす。清春が建物の外に出るとファイター田中(前川泰之)が車に乗るよう促す。パソコンからUSBを抜くと工作員は一気に床に倒れて動かなくなる。その様子を監視カメラで観察していた薫の父・元警察官長官碓氷(大和田伸也)の指示で病院の地下室は爆破される。清春は車で逃げる際、窓からゴミ捨て場に横たわり腹部から血を流した才門(井浦新)の息絶えた姿を見る。そして、薫の言葉を思い出すのだった。「克喜(田野井健)は人体実験を受けた」「3年かかってニッポンノワールの存在にたどり着いた」「私の父・碓氷政明元警察庁長官、彼が克喜を作り変えた」と。清春は逃げる途中で拾った才門のジッポを握りしめ「ウォォ」と言葉にならない叫び声をあげる。

一方、喫茶店・ボナーロには拳銃を構えた公安の刑事が大勢押し入ってくる。咲良(夏帆)と喜一(笹野高史)は克喜守ろうとするが、碓氷の指示によって克喜は保護すると連れていかれてしまう。

清春はファイター田中によって撮影所の倉庫をアジトとして使えることになる。ファイター田中は詳しい事情は知らないが南武が「正義のためだ」というので協力したという。そこへ南武がやってくる。清春は南武に少し記憶が戻ったと話す。人体実験と聞いて驚く南武。南武は「このことは誰にも言うな」「公安部がまた罪をなすりつけるかもしれないからここを動くな」といって去っていく。
咲良から克喜が連れて行かれたことを聞いて苛立つ清春。清春はすぐにこの事を南武に報告すると、南武はまさに碓氷と会おうとしているところだった。

南武と碓氷が話している。一刻も早く清春を捕まえろという碓氷。南武は「覚醒する前に全てを終わらせなければ」という碓氷の言葉を思い出し、清春の覚醒とは何なのか尋ねるが、「君は何も知らなくていい」「約束とおり薫を殺した真犯人と10億円を見つければ刑事部長のポストを、さらに清春を捕まえればその後のキャリアを用意する」と碓氷に言われる。機転を利かせた南武は「碓氷さんはニッポンノワールとは無関係でしょうから話しますが…」といい、着席して話を続ける。薫が生前、清春にニッポンノワールの情報を託していたこと、そして清春がその記憶を取り戻しつつあることをリークする。
南武が退室すると扉の向こうから全ての話を聞いていた江國(杉本哲太)が現れる。克喜は江國が面倒をみているようだ。碓氷は江國に「奥さんのドナーが見つかった。君次第で奥さんは元気になる」という。
その様子を南武が先程仕掛けた盗聴器によって聞いていた。

喫茶店・ボナーロでは本城理事官(篠井英介)の娘・芹奈(佐久間由衣)と元カレが言い争っていた。新しい彼氏をここに連れてこいと言われ、芹奈はとっさにその場にいた宮城(細田善彦)を紹介してキスをする。元カレは諦めて去っていったが、宮城は放心状態になってしまう。

公安部によって捜査会議から締め出されてしまった名越(工藤阿須加)ら。会議から戻った南武が捜査会議の内容を伝えようとすると江國が何事もなかったかのように入ってくる。他のメンバーは歓迎するが碓氷に懐柔されたことを知っている南武だけが厳しい目線を送っていた。

清春はアジトで南武と情報を共有する。そしてニッポンノワールと深い関わりがある碓氷と江國がつながっていることを伝える。苛立ちを隠せない清春だが、南武はもう克喜だけの問題ではないという。そして暴走しないように忠告をして咲良を監視役に残して去っていく。清春は咲良を襲うふりをして咲良をアジトから追い出すと出かけていく。

克喜はどこかの無機質な一室で手足を縛られ椅子に座っていた。そこへ江國が食事を運んでくる。克喜は自分がどうなってしまうのか尋ねるが、江國は何も答えなかった。
清春は江國の妻が入院する病院で江國を待ち伏せし、江國と接触する。清春は江國に克喜の居場所を教えるように迫る。しかし一瞬のすきをついてニッポンノワールのロゴの画像を見せられ、またしても記憶を失ってしまう。

喫茶店ボナーロでは宮城が朝から3時間も居座っているという。珈琲を10杯飲み続け、何やらぶつぶついっていると気味悪がる喜一と芹奈。そこへ元3年A組の水泳部トリオが入ってくる。涼音(福原遥)が宮城に気づいて声をかけるが、宮城は覚えていないようだ。そして三人も以前は軽くてノリのよい雰囲気をまとっていた宮城の変化に「ちょっと雰囲気違うよね」と違和感を感じるのだった。

清春が目を覚ますと碓氷が現れる。清春は碓氷が清春らを監視している警視庁別館の一室にいた。そこで清春は碓氷から克喜が人体実験を受けた背景について知ることとなる。碓氷の話によると、克喜はかつては母親・薫の手には負えない程気性の激しい性格だったようで、薫はある日克喜に刃物を向けられて殺されそうになったという。その時に薫はこれ以上自分の手に負えないということを悟って、自身の実家である碓氷の元に克喜を託して長期の出張に出かけたという。碓氷の話によるとその時に克喜は自らの意思でニッポンノワールが極秘プロジェクトとして行っていた人格矯正プログラムを受けることを志願したという。そして自らを変えることによって母親の薫との関係をやり直したいと打ち明けたという。碓氷は「この国に必要なのは指導者に従順な人間で、そういう人間を作るためのプロジェクトだ」と悪びれる様子はない。そして支柱だった母親を失ったことで克喜の人格矯正の効果が薄れてきているという。清春は「克喜が素直でおとなしい子になったが、表情のない姿に戸惑い、克喜を殺してしまった」と清春の前で悔やんでいた薫の姿を思い出す。そして「ありのままの克喜を受け入れる」と宣言する。
碓氷は江國を使って清春を抹殺しようとする。しかし江國は実はニッポンノワールの実態を暴くために碓氷に懐柔されたふりをしていただけで碓氷へ拳銃を向ける。先日清春に見せたニッポンノワールのロゴは才門から預かったという。そこに南武と宮城も駆けつけ、碓氷は絶体絶命のように思えた。しかし南武のもとに警視総監から連絡が入り、南武は急に寝返って清春に手錠をかける。宮城は動揺するが「自分が必ずあなたを逮捕する!」と碓氷に威勢よく言い放つ。すると碓氷は初めて人格矯正プログラムが適応されたときのことを話し出す。「被験者1号は、2010年7月小さな子どもを殺害した当時20歳の青年。人格だけでなく名前、経歴も変えて別人として生まれ変わった。君だ」と宮城に言う。そして「毎月1回の検査、親のことを覚えていないこと、記憶のずれが生じること。身に覚えがあるだろう」と畳み掛けるのだった。

【みんなの感想・次回予想】
30代・男性
裏切り者だと思われた江國が味方とわかり安堵した瞬間、まさかの南武の裏切り…。そして宮城まで人体実験されていたとは。もう誰を信じていいのか混乱です。しかし咲良が「いつも助けてくれた才門はもういない」の台詞に違和感を感じました。なぜあえて言わせたのか、そして誰がゴミ捨て場に才門を移動させたのか、また公式HPの相関図からも才門はまだ生きている気がします。そして才門と江國がつながっていた理由も気になります。ニッポンノワールのロゴを見るたびに記憶を取り戻す清春。となるとガスマスク男も清春が記憶を取り戻すことを望んでいることになり、実は清春の協力者なのではと感じます。そして清春の記憶がどこまで戻ったのか知らない碓氷の仲間ではないのかなと思いました。

50代・女性
清春は捕えられ、宮城がニッポンノワ-ルによって人格を変えられたと知り、信頼していた南武は警視総監からの指示では何も出来ない。清春も人体実験にあったような気がしている。10億円の在りかを知っているのは薫だけで、その隠し場所のパスワ-ドを清春に託していたことを清春は思い出す。何度も記憶が蘇っていくうちに、清春は徐々に真相に迫る。ガスマスクの人物が清春の前に現れ、克喜の危機が迫っていることを教える。ガスマスクの人物が誰なのか、なかなか正体がつかめない。

30代・男性
遊佐は拘束されてしまうため、克喜は再び人格矯正プログラムの治療を強要されそうになるでしょう。恐らく警視庁内部に遊佐に協力して克喜の再度の人格矯正プログラムの治療を妨げるような人間は現れないように思います。しかしながら、ガスマスクの男が遊佐に協力し、遊佐を拘束から解き、遊佐に克喜を助けに向かわせるでしょう。ガスマスクの男も実は人格矯正プログラムを受けさせられた人間で、ニッポンノワールに抵抗する機会を模索していた人間なのではないかと思います。

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