【4分間のマリーゴールド】第8話「運命が変わる…!?帰国した母親の覚悟と愛」感想ネタバレ(主演:福士蒼汰)

主演:福士蒼汰
TBS系  (金曜日22時~) 

【内容・ネタバレ含む】
寝る間を惜しみ、自宅で絵を描いている最中に倒れてしまった沙羅(菜々緒)。 みこと(福士蒼汰)がすぐに異変に気づいて藍(横浜流星)と共に救急車を呼んだ。幸いにもただの過労で一晩入院するだけで済んだ。それでもなお絵を描きたいという沙羅にみことは決して無理しないでと頼む。
翌日廉(桐谷健太)も合流し、4人で一緒に帰宅すると、そこには長い間不在だった一家の母・理津(麻生祐未)が久しぶりに戻ってきていた。 写真家として世界を飛び回る理津は「沙羅が絵に夢中になり過ぎて倒れた」という話を聞いても「分かる!私もしょっちゅうよ!」と大はしゃぎして大事に考えていないようだ。 そんなマイペースな母の態度にイラついた廉は部屋を出ていくが、みことと沙羅はその場で自分達の交際と婚約を理津に報告する。理津は驚きつつもすんなりと受け入れてくれたが、さすがに沙羅の寿命の事までは打ち明けられなかった。

朝、沙羅が起きると理津が庭で洗濯物を干している。沙羅も庭に出て自分の運命を打ち明けようとするが躊躇ってしまい言い出せない。部屋に戻るとテーブルには理津が作ったおむすびが置かれていた。藍と沙羅は久しぶりの母の味に大満足な様子。しかし廉の態度は冷たい。「なんだかいつもより嫌われてるみたい」と気にする理津。 今回はいつまでいられるのかと問う沙羅に、みことと沙羅の結婚式には帰るけど、撮りたい写真がたくさんあるからゆっくりできないと答える理津。 そんな理津に、沙羅は再び運命の日のことを言おうとするが結局言うことができず、誤魔化してしまうのだった。

後日、みことは破水した妊婦の父からの救急要請を受けて出動する。 現場に到着して救助作業に入るみことだったが、「何があってもひとりで産み育てる」という妊婦と手を合わせると彼女の死の瞬間が見えてしまった。 その場で出来る最善の措置はしてみせるも、彼女を病院に送ってしまえば彼に出来る事は残っていない。

花巻家では久しぶりに家族揃って食卓を囲んでいる。 藍は専門学校に行っても家から通うし、みことと沙羅も結婚しても家にいることを知り、何も変わらないと喜ぶ理津。 廉も元カノ・千冬(磯山さやか)と再会したこと、旦那がいると思ったことは勘違いで脈ありな様子をみんなに報告し、楽しい時間を過ごす。 みことは理津に誘われ、非番の日に理津と沙羅と3人で結婚式場の下見に出かける。 ところが理津は下見の途中で仕事の電話が入ってきてしまい、途中退席する。
その様子を見て沙羅は小学生の頃を思い出す。珍しく家に母がいる日だったが、母は珍しいオーロラのニュースをテレビで見ていて、一刻も早く撮りに行きたいとうずうずしている。そんな母の気持ちを察した沙羅は、母への手紙に返事をもらうという宿題を渡すことができなかった。
沙羅は「子供の頃から寂しい思いをさせられてきたけど、撮りたいものを見つけたらああやってあちこちに飛び出していってしまう子供のようなお母さんが好きだ」とみことに打ち明けた。 そして同時に「自分の運命の事を話したら、お母さんは家から出ていけなくなるかもしれない」と心配する。

廉は自由奔放な母に対する不満を先輩・原田(橋本じゅん)に愚痴る。 理津は写真家として稼ぎ経済的に不自由したことはないが、母親として子供の世話をしているかというと疑問が残るのだ。 それに対して原田は「でも『自分を産んでくれた』っていう一番母親らしい事はしてくれたんだからよ」と廉を嗜める。「まずは感謝だ」と言う原田に、廉も心を動かされるのだった。

帰宅後、廉はみことと藍と男3人だけで集まって、理津に秘密をどう打ち明けるかについて相談する。 廉は、沙羅が子供の頃からずっと母親の自由を守るために色々な事を我慢してきたことをよく分かっていた。 そんな妹が母親に好きなだけ甘えられるようにしたいと、廉はそう願っていた。

仕事から帰ってきた理津は、沙羅の様子を気にかけて何か言いたいことはないか聞くが、沙羅は何もないと誤魔化してしまう。
廉に諭され、沙羅は今度こそ言おうとしますが、「モロッコに雪が降ったから明日出発する」とワクワクした顔で言う理津にどうしても言うことができません。苛立つ廉を止める沙羅。「俺が話す」と、みことは自分の能力について、沙羅の運命について話す。突然の話に理津は目を丸くしていたが、子供達の真剣な雰囲気からそれが冗談でない事は感じ取れた。
その夜遅く理津に、廉はあの日沙羅が渡せずにいた宿題の手紙を見せ「あんたのことを想って本当のことを言えない沙羅の気持ちを考えてやってくれ」と訴える。 そこには「写真やお土産をいつもありがとう」という沙羅の言葉が書かれていた。 その作文は理津がオーロラの写真を撮りに行くために渡せず、ゴミ箱に捨てられていたのを廉が回収したものだった。

翌朝、理津はみことに「私の運命を見なさい」と手のひらを差し出してきた。 みことは身内の運命は見ないとして拒否するが、理津は「貴方が見た運命よりも先に死んでみせて、沙羅の運命も変えられるって証明してみせる!」と必死だった。 沙羅と二人で母をどうにか宥めながら、みことは「必ず俺が沙羅を救ってみせるから」と約束する。

みことの職場に先日の妊婦の父親から電話が入り、みことは病院へ行く。 妊婦は亡くなってしまったものの、みこと達の素早い処置のおかげでお腹の子供は帝王切開で出産できたのだ。 「みんなのおかげで生まれた子供です」と父はみことに感謝をし、生まれたばかりの赤ん坊を彼に抱かせてくれた。

そして夜、沙羅は理津と二人で一緒に寝ることに。理津はかつて渡せなかった作文を沙羅に渡して謝る。 「やっぱりお母さんは大好きな写真を撮っていて。私の事はみことが守ってくれるし、廉兄や藍も一緒にいる」と母を送りだす。そして「写真が見られるうちは絶対死なない」という沙羅を理津は抱きしめるのだった。

翌朝、兄妹4人で母の背を見送りながらみことは想う。 「あの赤ん坊が無事に生まれてくれたのは母親の強い意志があったからこそだと思う。人の強い想いは運命を変えられる」 そう信じて、みことはあらためて沙羅の運命に立ち向かう決意を固めるのであった。

【みんなの感想・次回予想】
40代・女性
かすかな希望の光を見つけたみことですが、なんと運命を見る力を失ってしまいます。 それはもしかして、誰かの想いで運命が変わって、生きるか死ぬか、運命の淵を彷徨っていたから? もしそうなら、一時的にいつ死ぬかがわからなくなっても不思議はないと思いました。 三途の川で、呼ばれて戻ってくるってことありますもんね! もしそうだったらいいなぁって思います。 次回は藍が琴に告白するということで、なんだかすごい回転させて抱きしめてたのが気になりました。 進路も決まって、幸せそうな卒業式になりそうですね。


30代・男性
いきなり他者の死の運命が見えなくなってしまったみこと。 沙羅の事が無ければ「これで本来なら感じなくていいストレスを感じずに済む」とホッとするところなのかもしれませんが、今のこの状況で力が無くなると不安になりますよね。 しかし「未来が見えない=まだ何も決まっていない」と解釈すれば悪い事ばかりでもありません。 もしかすると沙羅の未来が白紙になりつつあるのかもしれないわけですからね。 これをきっかけにみことが自分の能力の解明や、未来を変えるための法則みたいなものを見つけていってくれるのを期待しています。

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