【4分間のマリーゴールド】第7話「兄弟号泣!大喧嘩迫る余命…体の異変」感想ネタバレ(主演:福士蒼汰)

主演:福士蒼汰
TBS系  (金曜日22時~) 

【内容・ネタバレ含む】
花巻家では日頃お世話になっている人たちが集まり、みこと(福士蒼汰)と沙羅(菜々緒)の婚約パーティが行われていた。みんなに祝福され、嬉しそうなふたり。藍(横浜流星)がお店顔負けの料理を振る舞う。しかし受験を控えた藍だけは浮かない表情をしている。そして勉強があると言ってそそくさと自分の部屋に行ってしまう。

藍は図書館で勉強するも、怒っている様子の同級生・琴(鈴木ゆうか)が気になる。琴は好きなことを我慢して誰かの言うとおりにするのは藍らしくないと言う。

帰宅した藍は、みことと沙羅に、大学に行ってもやりたいことがないし、料理の勉強がしたいと本音を伝える。 人生は一度きりだから、今やりたいことをしたほうがいいとふたりは言う。 そこへいつもよりお洒落をした廉(桐谷健太)が降りてきて、どこかへ出かけていく。10年ぶりに大学の同期会で出てきた元カノ・千冬(磯山さやか)と、居酒屋で飲むことになったのだ。お互いに近況を報告し合うふたりだが、千冬が実家の旅館を改装して経営を立て直して頑張っていることがわかる。旅館のホームページをみるとそこには千冬と並んで笑顔の男性の写真が掲載されていた。口では「俺と別れて正解だった」と言いながら、ショックを隠せない様子の廉。

翌朝、藍は意を決して「料理の勉強がしたい」と廉に打ち明ける。しかし高校を中退して苦労している廉は、学歴がないことで惨めな想いをさせたくないと、頑として聞きいれない。

その夜、藍は絵を描いている沙羅に「毎日好きなことをして充実してる?」と尋ねる。沙羅は自分の具体的な収入を明かして「好きなことで生きるって大変よ」と言うが、その表情からは充実していることが伺い知れる。
そして大学受験当日。藍は試験会場に向かうが、試験を受けずに帰ってきてしまう。そしてやはり料理の勉強がしたいと言う。それを聞いて「そんなに俺の言うことをきくのは嫌か?俺のやってきたことは全部無駄だったのか?」と掴みかかる廉。感謝してるけど、許してくれないなら母さんに相談するという藍に、廉は「金だけ入れてほったらかしの母親のほうがいいのか?今までずっと面倒をみてきたのは家長の俺だ!俺じゃだめなのか?」と言い、出ていってしまう。
居酒屋でぐでんぐでんに酔っ払ってしまった廉のところに、廉から連絡を受けた千冬がやって来る。廉は藍の行動を嘆くが、やりたいこと見つけて、それじゃなきゃいやだって言えるなんて大したもんだと笑う。
千冬が酔い潰れた廉を花巻家へ連れて帰る。みことと藍は慌てて廉を担いで部屋に寝かせてあげるのだった。廉にとって藍は特別で、自分と会っていても口を開けば「ちびすけがよぉ」って、藍のことばっかりだったと言う千冬。それを聞いて沙羅とみことは家では逆に、「千冬がよぉ」と千冬のことばかり話していたと言う。
沙羅は思い切って千冬に廉と別れた理由を尋ねる。10年前、大学を卒業したら旅館を継ぐという約束だった千冬は、廉に一緒に来てほしいと頼んだが、廉は家族を放っておくことができず、ふたりは別れを選んだのだった。

そしていつまで経っても、藍は廉にとってちびすけのまま。「もうちびすけじゃないって自分で廉兄に教えてあげたら?」 とみことは藍に優しく言うのだった。
翌朝、二日酔いの廉が起きてくると藍は料理をしている。藍は廉に大学受験をすっぽかしたことを謝ると「やっぱり自分の好きなことを諦めたくない。心配かもしれないけど、俺を信じてほしい」と1杯のおかゆを置いて学校へ行った。廉はおかゆをひとくち食べて、またひとくち…泣きながら食べていた。

学校から帰宅した藍に、廉はさっぱりした表情で調理師専門学校の資料をいくつか渡す。廉は日中、今からでも間に合う専門学校を探したようだ。そして「やるからには半端に終わらせるなよ」と背中を押すのだった。
藍は嬉しくて沙羅の部屋に報告しにいくと、沙羅は「やるからには半端に終わらせるなよ、でしょ?」と言う。話が聞こえていたのかと驚く藍に沙羅は、美大なんて廉が許してくれるわけないから、自分で勝手に決めて勝手に受験したと言う。笑うふたり。「でも後悔はしていない」と沙羅は強くいう。

みことは今までずっと父親代わりをしてくれていた廉に感謝し、今度は自分のために生きてほしいと頼む。それを聞いて廉は、走って家を飛び出す。
「千冬!」 ずっと言えずに心のなかにしまい込んでいた、今でもずっと好きだという想いを、廉は千冬に伝える。それを聞いた千冬も、本当は旦那なんていない、廉が千冬の旦那だと勘違いした写真の男性はただの板長だと言い、ふたりはまた連絡をとる約束をして別れるのだった。

みんながしあわせに向かって歩き出した。沙羅の部屋でみことと沙羅は話をしている。みことは朝からずっと絵を描き続けている沙羅を気づかい部屋から出ていく。その瞬間、沙羅の部屋で大きな音がする。慌ててみことが部屋に入ると沙羅が倒れてしまっていた。

【みんなの感想・次回予想】
40代・女性
過労で倒れてしまった沙羅でしたが、命に別状はないようです。 でも、運命を知ってしまったことで、知らなかったときより確実に生き急いでいると思うので、そのせいで予想外のことが起こらないといいなと思います。 第7話で、今まであまり語られることのなかったお母さんが、世界中を飛び回っている写真家ということがわかり、沙羅はお母さんに似てるのかなと思いました。 そして予告で、破水してしまった妊婦さんの運命をみことが知ってしまうと書いてあったので、もしかしたら沙羅も産まれたとき同じようなことがあったのかなと思いました。沙羅が産まれたときの話をお母さんがしてくれて、それが運命を変えるヒントになるかもしれない。 そして沙羅もお母さんに自分の運命のことを言えるかもしれない。 でもきっと、お母さんは伝えることを伝えたら、また外国へ行ってしまうような気がします。 みことと沙羅の素敵な結婚写真を撮ってほしいです。


30代・男性
サラを救う希望が見つかる。 サラが倒れてしまってミコトと藍が病院に運ぶ。そこである病気を告白される。家に帰り廉にサラの容態を話しているとそこに母親が帰ってくる。ミコトは母親にサラと結婚することを報告すると母親はとても驚いてしまう。サラの病気がわかりなんとか対策を考える。しかしなんのアイデアもわかない。その後、ミコトはある母親の出産に立ち会うと運命の変化が起きたことに気がつく。その変化に気がついたことを兄弟たちに話してサラを救う作戦を考えることになる。

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