【正体】第3話 感想ネタバレを詳しく(主演:亀梨和也)

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主演:亀梨和也
WOWOW (土曜日22時00分~) 

電話占いヴェルニ

【内容・ネタバレ含む】
【#03】
ーカスガパン製造工場ー
鏑木慶一(亀梨和也)は、久間道慧と名前を変えてパン工場で働き始めた。久間(鏑木)は、同じ工場でパートをしている大久保信代(藤吉久美子)、近野節枝(高畑淳子)、笹原浩子(若村麻由美)に「56歳で認知症を患っている母親の面倒を一人でみている」と話す。
節枝(高畑淳子)が夕飯の支度をしていると、息子から「3万貸してほしい」と電話がかかってくる。何度も金を無心している息子は「今度の就職先はIT企業で給料もいい」「必ず返す」と調子のいい言葉を繰り返す。節枝は躊躇いながらも最終的には渋々了承して電話を切った。テレビでは、ある殺人事件の犯人が逮捕されたと伝えている。この犯人は、警察車両に乗せられる際にカメラに向かってニヤリと笑い、節枝の夫は「こいつはとんでもねぇ野郎だ、鏑木みたいだ」と言う。節枝はなぜかその犯人の顔に見入ってしまう。
久間(鏑木)は部屋で目元のメイクをしている。メイクでくっきり二重を腫れぼったい目元に変えていたのだ。

翌日、節枝(高畑淳子)は信代(藤吉久美子)が勧める「救心会」へ入会手続きに来ていた。申込用紙に記入している時、節子は事務所に久間の姿を見つけて声をかけた。久間は「工場が休みの時はここで事務のボランティアをしている」と話し、救心会スタッフも「彼、良くやってくれているんですよ」と誇らしげに話す。
帰宅した節枝は、浩子(若村麻由美)と電話をしながら、救心会の入会申込書に家族の事まで詳細に記入させられた事への驚きを共有している。節枝が「事務所に久間君がいた」と話すと浩子は声を潜めて「私の姉の事、誰にも話してないよね?」と聞く。浩子は先日、久間(鏑木)から「笹原さんの周囲に母と同じ認知症の方はいらっしゃいませんか?」と聞かれたのだと明かす。「探りを入れられているようで」と浩子が話すと節枝は、工場での作業中に久間(鏑木)が浩子の事をチラチラと見ていた事を思い出す。
久間(鏑木・亀梨和也)は、救心会事務所で一人になるとキャビネットから浩子(若村麻由美)の入会届を盗み見る。そして入会届をこっそりと撮影した。久間(鏑木)は帰宅すると、浩子の姉が入所しているという千葉県我孫子市の介護施設を検索する。その時、外からピアノの演奏が聞こえてくる。久間(鏑木)は窓を開けてその演奏に耳を傾ける。それは、浩子の姉・井尾由子(黒木瞳)が弾いていた曲だった。

別の日、久間(鏑木)は、救心会へ行く信代(藤吉久美子)達の車に同乗する。カーラジオでは、先日逮捕された犯人が「鏑木慶一の真似をした」と供述したと伝える。「こんな模倣犯がぞろぞろ出てきたらやだね」と言う信代、浩子(若村麻由美)は黙って俯き、浩子の事情を知っている節枝(高畑淳子)は気が気でない。すると久間(鏑木)が「音楽に変えてもいいですか」とニュースを切った。
救心会で4人は、教祖代理・尾根(野間口徹)の説法を聴く。「悪事を働く者は無知なだけ」尾根の話に、ある信者が「犯罪者も救心会に入れば救われるって事ですか」と質問する。尾根は「しっかりと信仰して正しい仏道を学ぶ事が必要だ」と答える。すると浩子は「人を殺した者もですか?」と質問した。
帰り道、信代は浩子の質問が気に入らなかったようで「先生にあんな口の利き方、先生の言葉に疑問を持つのはおかしい」と憤る。浩子は堪らず「信代さんは身内を殺された事がないから」と反論する。浩子の言葉に動揺した信代は、後部座席の浩子に視線を向ける。その瞬間、車の前を自転車が横切った。「危ない!」久間(鏑木)の言葉で信代はブレーキを踏んだが間に合わず、車は自転車の青年をはねてしまった。
「あの子が急に飛び出して来たんだよね、二人とも見ていたでしょ」と保身する信代や放心状態の節枝達。一方、久間(鏑木)はすぐに車から降りて、救急車の要請や青年の救護をテキパキとこなした。

ー1週間後ー
信代(藤吉久美子)はこの日もパートを休んでいる。浩子達はありのままを証言しただけなのだが「信代さんは私達が警察に信代にとって不利な証言をしたと怒っている」と浩子は言う。そして久間(鏑木・亀梨和也)もあの日以来、工場に来ていないようだ。節枝(高畑淳子)は、何も動けなかった自分達と違って機敏に対処していた久間(鏑木)を褒める。その時、浩子は「言いにくいけど…似てない?鏑木慶一に」と言った。
自宅で家事をしている節枝(高畑淳子)の元へ「息子が会社のお金100万円を使い込んでしまった」と電話がかかってきた。電話口の息子は号泣して何も話せない様子だった。
後日、この電話が振り込み詐欺だったと判明したが、節枝は100万円を渡してしまった後だった。警察へ被害届は出したが、返ってくる見込みはないらしい。「会社名も息子の名前も知ってたから信用しちゃったのよ」と酷く落ち込む節枝を浩子(若村麻由美)は救心会の説法に誘う。
浩子が運転する車が節枝の家に到着した時、久間(鏑木・亀梨和也)も節枝の家へやって来た。久間(鏑木)は「救心会の闇です」と分厚い封筒を節枝に渡す。どうやら救心会は、会員から集めた情報を振り込み詐欺グループに転売しているようだった。「…だからだ」節枝と浩子は腑に落ちた。すると久間(鏑木)は、「知り合いの弁護士です。この資料を見せれば力になってくれると思います」と渡辺淳二(上川隆也)の名刺を節枝に渡す。「短い間でしたがお世話になりました」と言って久間(鏑木)は立ち去った。

後日、節枝は渡辺と会い、久間(鏑木)からもらった資料を見せる。しかし渡辺は『久間』と言う名前に心当たりがない。節枝は「お知り合いじゃないのですか?」と不安になり、久間(鏑木)の特徴を話す。「歳は33歳、笑顔が爽やかなイケメンで…首の後ろに痣みたいなものがある…」節枝の言葉に渡辺は「なるほど」と微笑み、節枝の依頼を引き受ける事にした。
同じ頃、信代(藤吉久美子)はどこかに電話をかけている。「はい、そうです。それで懸賞金の方は?」という信代の隣には、懸賞金750万円がかけられた鏑木慶一のポスターが貼られていた。
翌日、節枝(高畑淳子)がパート先に行くと工場前にパトカーが停まっていた。浩子(若村麻由美)が慌てて節枝に駆け寄り「やっぱりそうだったの、似てるって言ったの。久間君、鏑木慶一だったの」と言う。その頃、久間(鏑木)は自転車でどこかへ向かっていた。

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眠っていた井尾由子(黒木瞳)は「キャー」と言う義理娘の悲鳴で目を覚ます。こっそりとリビングに行くと娘は血だらけで倒れていた。そして近くには、血のついたナイフを持った男が居る。由子は、息を潜めて自室へ戻る。その時、息子が帰宅してしまった。「ただいま」と言う声の直後「う゛」と言う声が聞こえた。
事件当時の事を思い出した由子は、とび起きた。

ー脱獄から526日ー
千葉県我孫子市の介護施設・アオバに鏑木(亀梨和也)がやって来た。左目に眼帯をつけた鏑木は『桜井幸司』と名乗り、アオバへ面接を受けに来たのだ。「誰かの役に立ちたい」「アットホームなこの施設で学びたい」桜井(鏑木)の言葉に施設長・佐竹(温水洋一)は即採用を決めた。社員・四方田保(濵田崇裕)の案内で、桜井(鏑木)は施設内を挨拶して回る。「そうだ、井尾さんにも紹介しておこう」四方田の言葉で桜井(鏑木)に緊張が走る。
井尾由子(黒木瞳)が四方田と挨拶を交わした後、桜井(鏑木)が自己紹介する。すると由子は「四方田さん、今朝方怖い夢をみたの」と怯えだす。四方田は「また見てしまったのですね」と優しく受け止めると、桜井(鏑木)には先に事務所へ戻るように言う。由子は「夢から覚めた後が怖い」「洋輔や千草さんがいなくなってしまったと気づく時の方が余程怖いの」と泣く。
ー1週間後ー
入所している男性が「これは俺の杖じゃない!誰かが盗んだ」と騒ぎ出した。酒井舞(堀田真由)が優しく「それはあなたの杖ですよ」と話しても、男性は「俺は騙されないぞ!」と大声を上げる。その時、桜井(鏑木・亀梨和也)が「この前、僕に預けてくれたじゃないですか」と助け舟を出す。桜井(鏑木)は「今、交換してきますから、一旦この杖を僕に貸してください」と言うと事務所へ交換しに行くフリをした。男性は「そうだ、こっちが俺の杖だ。握れば分かる」と満足そうに言った。舞は桜井(鏑木)の機転に感謝し、入居者達からすっかり気に入られている桜井(鏑木)を羨望の眼差しで見つめる。
夜、舞は桜井(鏑木)を最寄り駅まで送って行く事にした。舞が「杖の男性は気難しくて苦手だ」と言うと桜井(鏑木)は「方便とは言え、嘘をつくのは気持ちが良いものではない」「嘘は疲れる。出来れば、つかないでいたいものです」と話す。「酒井さんは優しい人だとわかります」桜井(鏑木)の真っ直ぐな言葉に舞は照れるようにはにかむ。舞は、立ち去る桜井(鏑木)の後ろ姿を微笑みながらいつまでも見つめていた。

翌日、舞が夜勤をしていると由子(黒木瞳)の部屋から灯がもれている事に気づいた。そっと部屋に近づくと部屋の中には桜井(鏑木)の姿があり、桜井(鏑木)が「困った時には僕を呼んでください」と優しく話している所だった。由子は桜井(鏑木)に「私がこうなった(認知症)のは、事件の事を思い出さないように神様がしてくれたのかも」と話す。桜井(鏑木)が「あの日の事、忘れてはいないでしょう」と言ったので、舞は少し驚く。「大切な事は忘れちゃうのに、忘れたい事は忘れさせてくれない。神様はちょっと意地悪ね」と由子が言うと桜井(鏑木)は「そうでしょうか?」と答える。そして「井尾さんのその記憶が誰かを救うのではないでしょうか」「そのために神様はその記憶を忘れさせないのでは」と言う。「救うの?今更?」「私の記憶に信憑性はないの」と笑う由子に桜井(鏑木)は「僕の顔、良く見てください」「思い出せるはずです。ゆっくり考えて」「あの時、家の中に居たのは誰なのか考えて」と言う。由子は「…嫌、思い出したくない」と泣き出した。舞は動揺する気持ちを抑えながら、そっとその場を立ち去った。
四方田(濵田崇裕)が舞(堀田真由)に「井尾さんの妹さんが面会に来る」と知らせる。舞はそれとなく、由子の過去に何があったのか聞くが、四方田は「過去の嫌な事を思い出しちゃうんだ」としか答えなかった。その後、由子の妹・浩子(若村麻由美)がアオバにやって来た。「姉がご迷惑をかけてはいませんか」と心配する浩子に、四方田は「2階の入居者さんの洗濯物を畳んでもらったり、僕たちの方がお世話になっている」と話す。同じ頃、由子は部屋で桜井(鏑木)と入居者達の洗濯物を畳んでいた。桜井(鏑木)は先日の事を謝るが由子は全く覚えていないようだ。
その後、桜井(鏑木)が階段を下りていると下から四方田と浩子が上がってくるのが見えた。桜井(鏑木)は急いで非常階段から逃げようとするが、電気工事中で鍵がかかっている。廊下の奥からは由子がやって来て「桜井君、どうしたの?」と聞く。逃げ場を失った桜井(鏑木)は咄嗟に、男性入居者の部屋に入る。由子と浩子を引き合わせた四方田は、浩子に桜井を紹介しようと考えた。先程まで一緒に居たはずの由子に「桜井君どこ行ったか知ってる?」と聞くと由子は「そっち」と男性入居者の部屋を指差した。しかし四方田が部屋を覗くも桜井(鏑木)の姿はなく、部屋の窓が開いていた。

【感想】
30代・女性
次回最終回。法廷で流れた涙が、1話とは別の意味での涙であってほしい。「事件の時、部屋に居たのが誰か思い出して」と言っていたのは、鏑木ではない誰かが部屋に居たという事か。いつも通り?鏑木は井尾宅を覗き見していて事件を目撃した。ならばなぜ鏑木は逃走したのか、鏑木死なないで!

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