【正体】第1話 感想ネタバレを詳しく(主演:亀梨和也)

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主演:亀梨和也
WOWOW (土曜日22時00分~) 

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【内容・ネタバレ含む】
【#01】
ー2017年ー
裁判が行われている。裁判官は「捜査段階で自白したものの法定でそれを否定している」「反省の態度が見られず、犯行の残忍さや被害拡大の恐れがある」として、被告人・鏑木慶一(亀梨和也)に死刑の判決を下した。鏑木は涙を流してガタガタと震え、その場に崩れ落ちた。
テレビではこのニュースを詳しく伝えている。2015年10月13日東京都杉並区の井尾宅で、夫・洋輔30歳と妻・千草27歳が殺害された。金品を奪う目的で侵入した犯人は、帰宅した千草に見つかり殺害。その直後に帰宅した洋輔も殺害した。凶器は、台所にあった包丁で二人ともほぼ即死だったという。

ー2015年ー
夜、「悲鳴が聞こえた」という110番通報を受けて警察官2名が井尾宅へやって来た。インターフォンを鳴らしても応答がなく、警察官は玄関ドアを激しく叩く。少しすると部屋の中から女性の泣き叫ぶ声がした。鍵の掛かっていない玄関を開けて警察官が室内に入るとリビングには、血を流して動かない洋輔と千草、その横で泣き叫ぶ洋輔の母・由子(黒木瞳)、洋輔の止血をしている鏑木(亀梨和也)の姿があった。鏑木の手には包丁が握られていた為、警察官は鏑木を逮捕した。

拘置所で、絞首台にかけられる夢を見た鏑木は飛び起きる。食事が配膳された時、刑務官が痙攣している鏑木を発見する。そして鏑木は車で病院へ移送される事になった。鏑木は額に脂汗をかきながら「…トイレ」と要求した。鏑木はトイレの個室に入り、刑務官が扉の前で待っている。鏑木は流水音を流すとそっと腰紐を外してトイレの上部の空いた壁から外へ脱出する。見張りの刑務官は、スマホに夢中で気づいていなかった。
刑事・又貫征吾(音尾琢真)は、苦々しい表情で鏑木逃走のニュースを見ている。又貫は取り調べで鏑木を自白させた人物だったのだ。
ー千葉県我孫子市ー
介護福祉施設アオバ。職員の四方田保(濵田崇裕)は、新聞の一面を見て驚く。すぐに施設長の佐竹(温水洋一)に一面を見せた。佐竹は「若年性認知症といっても唯一の目撃者だから…」と動揺し、四方田は「覚えていない方が幸せかも」と話している。そこへ由子(黒木瞳)の担当をしている職員・酒井舞(堀田真由)がやって来た。酒井も一面を見るが「死刑囚が脱獄…嫌ですね」と言った。この死刑囚・鏑木(亀梨和也)が由子と関係ある事を知っているのは、四方田と佐竹だけのようだ。

ー脱獄から33日目ー
鏑木(亀梨和也)は遠藤雄一と名前を変え、牛久保土木作業現場で働いていた。現場監督は、必要以上に厳しく作業員達にあたっている。そんな中、鏑木はよろめいて運んでいた砂利をこぼしてしまう。現場監督の怒鳴り声が響くが、作業員・野々村和也(市原隼人)は「気にするな」と鏑木にこっそり耳打ちすると手早く砂利を拾うのを手伝う。
休憩時間、野々村達は和気あいあいとお弁当を食べているが、鏑木は一人離れた場所でお弁当を食べている。「訳ありって感じだな」「ここに来る奴はみんな訳ありだ」野々村達は、鏑木を見ながらそんな話をしている。すると一人の作業員が「でもあいつきっと頭いいんだぜ」と言う。鏑木が部屋で難しい本を読んでいる所を目撃したのだと言う。
休憩が終わると鏑木は鉄パイプを運んでいた。鏑木がふと上を見上げるとパイプをたくさん釣り上げていたクレーンが揺れている。鏑木が「危ない!」と声を上げたお陰で、クレーンの真下にいた作業員は骨折の怪我で済んだ。しかし当面は現場に復帰出来ない。怪我をした作業員から生活費を貸してほしいと頼まれた野々村(市原隼人)は、他の作業員に相談する。ところが誰も余裕がないと貸すことを拒む。一人の作業員が「遠藤に聞いたらどうだ?」と言った。
その頃、鏑木は部屋でポケット六法を読み、再審についての箇所にマーカーをひいていた。そこへ野々村がやって来て、鏑木を自分達の部屋に連れて行く。野々村達は、鏑木に事情を話し「何か良い方法はないか」と相談する。鏑木は「会社というより国ではないでしょうか。労働基準監督署に申請すれば良いのでは」と控えめに助言する。すると今度は「会社が嫌がるかも、申請出来ても会社からイジメられる」という心配が持ち上がる。すると鏑木は「会社はきっと示談を申し出る。そうすればいくらかのお金を手にする事が出来る」と言う。話はまとまり、先輩作業員の一言で、野々村と鏑木が会社に確認する事になった。
翌日、野々村と鏑木は社員に話をするが、社員は面倒臭がってまともに相手にしない。それどころか「こっちはクビにしてもいいのに、温情で宿泊施設においてやってる」と言い出した。野々村は苛立つ気持ちを懸命に抑え込んだ。その時、黙って聞いていた鏑木が「…一つ確認なんですが」と口をはさむ。「御社はなぜ、時間外労働に対する割増賃金を払っていないのでしょうか」鏑木が言うと他の社員達も鏑木達の方を向き、場の空気が変わった。社員は「ウチは今までこれでやって来てる。文句があるなら今すぐ出て行け」と逆ギレして鏑木に詰め寄る。野々村は助けたいが、自分もクビになっては困るという葛藤をしている様子が見て取れる。
その時、牛久保土木を下請けに使っている会社の男(現場監督)が「何か揉め事か!?」と口をはさむ。男は「こっちまで巻き添えくらったら困る」「ただでさえ人手不足なのにこうやってクビ切って、補填のあてはあるんだろうな?」「工期を遅らせるな」と文句を言った。お陰で牛久保の社員は大人しくなり、鏑木達もクビにならずに済んだ。
ところが野々村がすれ違い際に、この男にメンチをきった。男は野々村の態度が気に入らず、殴って野々村に謝罪させた。
部屋に戻った野々村は「警察に被害届を出して慰謝料取ってやる」と憤る。鏑木は「被害届を出すのは得策ではない」と言うが、野々村は殴られた痕を見せながら「証拠はある!」と言う。「このままでは気持ちが治まらない。警察に通報する」と言う野々村から鏑木は携帯電話を取り上げた。「いくらなら気持ちが治まりますか」鏑木の問いに、最終的に野々村は「10万なら我慢する」と答えた。鏑木は「僕に3日ください。野々村さんの手に10万円が渡るように尽力します」と約束し、携帯電話を返した。

数日後、鏑木(亀梨和也)は本当に10万円を野々村(市原隼人)に手渡す。「牛久保に出させた。示談金です」という鏑木に野々村は驚く。鏑木は「野々村さんが被害届を出そうとしている」と牛久保の社員に話した。警察沙汰になれば、元請け業社との関係がこじれて取引が切られてしまう。そのため、会社は示談金を支払ったのだ。すると鏑木は「平田(怪我をした作業員)さんの見舞金も取ってきました」とさらに10万円を渡す。鏑木は「作業員全員から署名を集めて会社を訴える」と言った。すると会社側は「やめてくれ」と泣きついた。そこで鏑木は見舞金を請求したのだった。
野々村は「それでお前はいくら?」と聞く。しかし鏑木は「自分は殴られたわけでも怪我をしたわけでもなく、お金をもらう立場にない」と答えたので、野々村は増々信じられないという表情を浮かべる。「照れくさいから自分が動いた事は内密にしてほしい」鏑木はそう言って、見舞金の封筒を野々村に託した。立ち去る鏑木を引き止めた野々村は「手間賃だ」と言って2万円を鏑木に渡した。

翌朝、鏑木の元に平田がやって来た。鏑木は野々村に「言ってしまったのですね」と言う。野々村は自分の手柄にするのは違うと思ったと話す。鏑木は、他の作業員が「自分も私も」となって収拾がつかなくなる事を心配し、他言しないよう釘をさした。
野々村は「頭の回転がいいお前が何でこんな所で?」と鏑木に聞く。鏑木が「色々あって住む所がない」と答えると野々村は「みんなそうだ」と言って「どうしてあんな難しい本を読んでいるんだ」と聞く。鏑木は「いつか司法書士の資格を取りたい」と明かす。すると野々村は「遠藤(鏑木の偽名)なら出来る」「いつか夢が叶うといいな」と応援する。鏑木は初めて笑みを見せた。
野々村は軽い気持ちで「こんな所に居ると人生平等だとは思えないよな」と話す。すると鏑木は表情を一変させて「同感です。全く平等だとは思えない」「人生は不可解で理不尽だ。それが運命という言葉で片付けられてしまうのはあまりに残酷だ」と怒りを滲ませた。

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夜、鏑木(亀梨和也)は部屋の窓を開けるとじっと外を見つめている。一方、野々村(市原隼人)はホテルに風俗嬢を呼ぶ。野々村がシャワーを浴びると部屋では女性がテレビを見ていた。テレビでは、300万円の懸賞をかけて鏑木の情報提供を呼びかけている。野々村はニュースに興味はなく、タバコに火をつけた。しかし「鏑木の特徴です。……首の後ろに特徴的な痣があります」と言う呼びかけに反応する。野々村は、日中にタオルを取った遠藤(鏑木)の首元に痣があるのを偶然目撃していたのだ。野々村は咄嗟にテレビを消す。そしてスマホで鏑木の画像を検索する。出てきた画像は、日中自分と話した遠藤(鏑木)に似ていた。「まさか…」野々村は呟く。
野々村(市原隼人)は部屋に戻ると鏑木についての記事を検索する。『鏑木は、幼い頃に両親を交通事故で亡くし、埼玉県の養護施設で育った。幼少期の鏑木は、模範的な児童で学校の成績も抜群に良かった。高校卒業後、大田区の自動車部品工場に勤務するも倒産。事件当時は、再就職先も見つからず金に困っていた』『しかし理由はそれだけではなかった。井尾家を覗く鏑木の姿が度々目撃されていたのだ。同い年でありながら大手企業に勤務し、幸せな家庭を築いていた井尾洋輔氏とは対照的に天涯孤独な鏑木。そんな気持ちが事件を凶行させたのだろう』とあった。
仕事中も野々村(市原隼人)は、つい鏑木(亀梨和也)の事を見てしまう。そんな視線に鏑木も気づき始める。その後、鏑木は紙袋を持ってどこかへ出掛けて行く。野々村はこっそりと後をつけた。暫く歩くと、鏑木は「よろしくお願いします」と言ってホームレスに紙袋と1万円が入った封筒を渡した。野々村は、ホームレスの男性に「遠藤の友達だ」と声をかける。男性が「遠藤?」と言うので紙袋の事を言うと「なんだ、佐野君の事か」と言ったので、野々村は「あぁ、佐野」と話を合わせた。野々村が「佐野の親に頼まれた」と言っても「本人に聞いてくれ」と言ってホームレスの男性は何も言おうとしない。しかし野々村が「佐野の親に警察沙汰にしても構わないと言われている」と脅したので、男性は佐野(鏑木)の事を話し始めた。
男性が佐野(鏑木)と出会ったのは先週の日曜日、馬券場だった。佐野は「自分の代わりに調査会社にある人の調査を依頼してくれ」と頼んだようだ。紙袋に入っていたのは、男性がきちんとした身なりで調査会社へ行くためのスーツ一式だった。依頼する人の名前は『井尾由子56歳、新潟県見附市出身』とメモに書かれていた。

部屋では鏑木(亀梨和也)が自分の名前を検索していた。そこへ野々村(市原隼人)がやって来て、半ば強引に自分の部屋で飲もうと鏑木を誘った。野々村は自然な流れで、出身やここに来る前の事を聞きながらも首元の痣が気になってしまう。野々村は「俺達って友達かな」と聞くと鏑木は「友達だと…思います」と答える。鏑木は「何かいつもと様子が違う」と何かを察する。「トイレに行く」と部屋を出た野々村。スマホを取り出し、110番しようとする手が震える。それでも何とかボタンを押し「…指名手配の…」と声を絞り出す。しかし「何でも無い」と電話を切った野々村が振り返るとそこには鏑木が立っていた。「電話されていたのですか?」と聞く鏑木に野々村は「…何も言ってないから」と言い訳する。

翌朝、宿舎にパトカーが何台もやって来て、鏑木の使っていた部屋が家宅捜査される。そして野々村(市原隼人)は、又貫征吾(音尾琢真)から「どんな事でもいいから手がかりが欲しい」と話を聞かれる。野々村は「無口だったから自分の事はなにも」と言い、「あいつ本当に人を殺したんですか?」と聞く。そして「信じられない。遠藤は…鏑木は……いい奴です」と証言した。

ー脱獄から117日ー
WEB編集プロダクション・メディアトレンダーズ。ライターの安藤沙耶香(貫地谷しほり)は鬼の形相で記事を書き上げていく。そこへ後輩が「在宅ライターの那須さんがお見えです」と声をかけた。「まだ会った事はないけど、中々良い文章を書く人でウチの即戦力だ」と言う安藤に後輩は「すっごいイケメンでしたよ」と茶々をいれた。安藤は那須(鏑木)を見て息を呑む。そこには金髪でメガネ姿の那須隆士(鏑木・亀梨和也)が立っていた。

【感想】
30代・女性
鏑木はやってない!刺したのは、由子だと思う。そして由子は、交通事故死したという鏑木の母では?

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