【婚活探偵 Hard-boiled&Love】第3話「暴く女」感想ネタバレを詳しく(主演:向井理)

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主演:向井理
BSテレ東 (土曜日21時00分~) 

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【内容・ネタバレ含む】
【#03暴く女】
ー2年前ー
刑事・黒崎竜司(向井理)は後輩刑事と犯人を追っていた。黒崎は後輩に犯人を追う事を指示すると自分は横道へと入っていく。路地で後輩は、犯人を見失う。その路地では、犯人が自殺しようとベルトを括っていた。そこへ「土地勘がある奴ならここに逃げるだろうな」と黒崎が現れて華麗に犯人を逮捕した。逮捕の時刻を確認するため、黒崎は腕時計を確認する。

それから時は流れ、黒崎はクライアント先で時計を気にしていた。黒崎の活躍による早期解決に、クライアントの男性は「元優秀な刑事で…」と話す。「昔話は好きではありません」黒崎が謙遜すると男性は「ハードボイルドだねぇ」と感心する。男性と八神旬(前田旺志郎)が、黒崎のハードボイルドさで盛り上がっていると黒崎はスマホを開く。『15時~お見合い♡』のリマインドを確認すると黒崎は「次がありますのでこれで」と紳士的に部屋を出る。
黒崎の前から一人の若い女性が歩いてきた。ヒョウ柄のトップスにファーコート、サングラスを掛けた派手な女性は両側に屈強なボディーガードを引き連れている。クライアントの男性は「お嬢様、紹介頂いた腕利きの探偵さんをお見送りする所だったのですよ」と話す。八神が「誰ですか?」と黒崎に尋ねる。黒崎は「黛新菜(岡本夏美)。大手ゼネコン黛ホールディングスの孫娘」と説明する。新菜は意味深な表情で黒崎に近づくと「腕利きね、時には大失態も犯すを聞いたけど」と言う。黒崎の脳裏に、黒歴史が思い出される。拘置所内で自殺した人物を前に固まる黒崎。上司が「お前のせいじゃない」と励ました。その上司、渋谷東警察署署長・黛勢太郎(堀部圭亮)こそ新菜の父親だった。「キャリアでありながら人柄もよく…そんな人に」黒崎が悦に浸っていると、携帯が鳴る。
コンサルタント・城戸まどか(成海璃子)から『お見合いの時間、覚えていますよね?男性が先に待っているのがマナーですからね』というメッセージだった。黒崎は「これ以上はひとりにしてくれ」と格好つけて立ち去った。「ミステリアス~」と八神の中で黒崎への尊敬度がまた一つ上がった。

爽やかなスーツ姿に着替えた黒崎は、なんとか15分前に約束の場所に到着した。今回の相手は、公務員・沢木麗子(野波麻帆)(39)。「なぜ自分を…」困惑する黒崎に城戸は「目の前の人に真摯に向き合う、誠実さと忠実さが大切だ」とアドバイスした。
間もなく沢木がやって来た。二人は着席して挨拶を交わすも沢木がキョロキョロと周囲を気にしている。「知り合いに会うんじゃないかと思って」と沢木は落ち着かないようだ。「黒崎さんと会っているのがとかじゃなくて」「そういえば、あと半年でお誕生日ですよね?って今じゃないか、すみませんすみません」と焦って空回りする沢木。落ち着いた様子の黒崎に沢木が「慣れた方でよかったです」と言うと黒崎は右手をテーブルクロスに当てる。手にかいた大量の汗で手形がつき、黒崎は「自分も非常に緊張しています」と明かす。「よかったです、一緒で」沢木は笑い、空気が和む。
沢木は「黒崎さんは今は探偵をしていらっしゃるんですね」と言う。すると「以前、他の仕事をしていた事をなぜ?」と黒崎は怪しみ、沢木は言葉を失う。そして「私、黒崎さんの事を刑事時代から知っている」と話し始める。沢木が出した小さな木箱を開けた黒崎は驚く。沢木は「私、検事なんです」と明かす。木箱の中には検事のバッジが入っていた。
沢木が改めて自己紹介をすると黒崎も「あぁ、女鬼平の異名を持つ」「正義のためなら何でもやるという」と思い出す。沢木はお見合いをしようと思い立って婚活サイトを探した際、偶然黒崎を見つけ『同業者の方なら話が合うかも』と申し込んだようだ。昔から不正やズルが許せなかった沢木。気づいたら女鬼平のようなあだ名がつけられ、女として見てもらえなくなっていたのだと自虐的に話す。
沢木は、コンビニでお弁当を買うと途方に暮れる事があるのだと言う。特にそれが食べたい訳でもなく、生命維持のための餌だと感じてしまうのだ。「そんな時『こんな餌を一生一人で食べ続けるなんて』と思った」と言う沢木に黒崎は自身を重ねて「このままでは一人で死ぬのだなと思った」と言って共感する。黒崎が「一緒にお弁当を食べられるようになりませんか」と言うと沢木は感激の涙を流した。

「よかったですね」城戸(成海璃子)は自分の事のように喜び、黒崎も「今回は無理していないんです」「最愛って感じですね」と嬉しそうに話す。「うーん…」と城戸は心配そうに眉をひそめた。
ハードボイルド姿に戻った黒崎が探偵事務所に戻ると八神が「黒さん、大変です」と駆け寄る。事務所に入ると新菜(岡本夏美)が居た。新菜にペコペコと媚びる風見正芳(マキタスポーツ)の姿に、「所長、手付金たんまりと受け取ったんですよ」と八神は黒崎に説明する。新菜は「2年前、渋谷東署で起きた事件を調べなさい」と黒崎に命令する。「この人が警察を辞める事になった事件よ」と新菜は続ける。
2年前、妻を刺したとして黒崎が逮捕した男は、犯行理由を語らずに勾留中に服毒自殺をした。勾留前には身体検査があるはずで服毒するなんてあり得ない。この身体検査をしたのが黒崎だった。その後の解剖で、男は口内に予め毒を隠していた事が判明し、黒崎は罪を免れた。しかし黛勢太郎(堀部圭亮)は、監督責任に問われて警察署を去る事になった。
半年前、新菜は解剖結果が改ざんされた事を知る。しかもこの事実を黒崎が2年前に知っていた事に怒っていた。当時の黒崎は、誰が改ざんしたかまで調べられなかった。新菜は、「誰が改ざんしたかを調べなさい!」「誰がパパを陥れたのか真実を知りたい」「優秀なんでしょ!?腕利きなんでしょ!?あなた自身が事件に蹴りをつけなさい」と声を荒げた。

後日、黒崎は沢木に誘われて猫カフェにやって来た。猫大好きな二人は、リラックスした様子で楽しむ。沢木は、電話で聞いた黒崎の一言で元気がない事に気づいていた。「過去絡みで辛い依頼が」という黒崎を沢木はさりげなく気遣う。そんな沢木に黒崎はぐっと惹かれる。
二人が初々しい様子で手を振りあっていた所に、「あの女誰ですか?」と八神がやって来た。黒崎は咄嗟に「2年前の事件の担当検事だ」と誤魔化す。八神は黒崎の服装に違和感を感じながらも「気になる事がある」と話す。八神の疑問に黒崎は、男は誰かと争った様子もなく殺された可能性が低い事、ブラックな所からの借金を苦に妻と心中しようとしていた事を説明する。そして「手に入れたいものがある」と黒崎は言った。
黒崎はひとりBar・レッドベリルに居た。そこへ八神が「黒さんが睨んだ通りでした」とやって来る。自殺した男は妻と同級生だった。そしてこの男と大学剣道部で一緒だったのが、黛勢太郎だった。そして八神は「もう一つ、黒さん狙われてます」と報告する。八神は調査を進める内に、黒崎の過去の事件を片っ端から調べている人物がいると知ったのだ。「2年前の事件の犯人が黒さんだって決めつけてる女がいる、解決のためなら何でもやる女って有名らしい」と言う八神。異名は「女鬼平」八神と黒崎の声が重なる。
「彼女は最初から婚活ではなく仕事をしていただけ…」黒崎はひとり呟いた。

翌日、黒崎は沢木の目的が婚活ではないと城戸に説明する。現状では証拠がなく、城戸は「黒崎の勘違いでは?」と言う。黒崎は「まさか!」と思い立って走り出す。その後、時間外の探偵事務所に沢木がやって来た。沢木が扉に手を伸ばす。その瞬間、黒崎は沢木の手を掴んで事務所に引き入れた。黒崎は厳しい口調で「夜中、仕事場にはいないって言いましたよね」「何しに来たんですか」と問い詰める。沢木は「明日仕事で会えないと思って」と誕生日プレゼントを手渡す。黒崎は「これがあなたの正義ですか?あなたのやり方ですか?」と問う。沢木は「仕事で忙しいって聞いていたのにすみません」と謝って立ち去った。
「見つかった時のカモフラージュまで用意していたとは」黒崎は関心しながら受け取ったプレゼントの万年筆を分解する。万年筆の中に仕掛けはなく、黒崎は「クソ」っと万年筆を机に叩きつけた。万年筆にヒビが入った。
黒崎は屋上でタバコを吸いながら、城戸に連絡をするか迷っていた。『沢木さんは本気で婚活をしているのだと思う』城戸のアドバイスが頭をよぎる。その時、沢木からメッセージが届く。『明日お時間ありませんか?』沢木のメッセージを読んだ黒崎は「ケリつけないとな、自分自身のためにも」と決心する。
翌日、ハードボイルド姿で沢木と会った黒崎は「最初から言ってくれればいくらでも協力しました」「不正を許さないあなたが知りたがっていた真実をお伝えします」と言ってファイルにまとめた資料を差し出す。「2年前、男に毒を渡して解剖結果を改ざん、黛勢太郎を辞職に追いやったのは…黛勢太郎自身です」「あなたは私を疑っているようですが、データを改ざん出来るのはごく一部の限られた人物です」「黛勢太郎は、妻の後追いをしたいという親友のために、男が予め用意していた毒を拘置所内で渡した。そして私(黒崎)が疑われないようにデータ改ざんをして、自身に罰を与えるために辞職した」と言う。「…あの」と気まずそうに言う沢木に構う事なく、黒崎は「ここに来る前に裏は取れています」と続ける。Barで黛勢太郎に会った黒崎は「これが明るみに出る事である検事が不利益を被らないようにしてほしい。その上でご自身で決着をつけてほしい」とお願いしていた。
ようやく沢木は「何の話をされているのですか?」「もしかして2年前の事件を私が調べていると思っていますか?」と口を挟む事が出来た。沢木は確かに黒崎の事件を調べていた。しかしそれは黒崎を知りたいがための行動だった。そして沢木は「黒崎さんを好き過ぎて別の問題が出てきた」と言う。沢木は自分の仕事を放ったらかしにして、黒崎の名前が記載された過去の資料ばかり読んでしまっていた。しかし好き過ぎてサプライズプレゼントをしようと事務所に行った時、黒崎に言われた「これがあなたの正義ですか」と言う言葉にはっとした沢木。仕事ではなかったと分かり安堵する黒崎とは反対に沢木は「黒崎さんに振られて気づきました」と続ける。事務所で「本気でした…でももう」と言った黒崎の言葉を「もうあなたとは付き合えない」と捉えた沢木。「振ってない」という黒崎に沢木は「振ってまで優しくしないでください」「私には仕事が一番です」「正義を全うしていきます」と宣言して立ち去った。

後日、黛勢太郎の不正が週刊誌に載った。「パパのために調べた事件なのにパパが犯人とは皮肉だな」と八神と風見は新菜を哀れに思う。黒崎は引き出しから壊れた万年筆を取り出す。そして「孤独死まっしぐら」と大きなため息をついた。

【感想】
30代・女性
勘違いが勘違いを生む掛け合いがもどかしい。価値観も合っていたのかなと思えるだけに黒崎が可哀想だった。

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