【邪神の天秤】第6話 感想ネタバレを詳しく(主演:青木崇高)

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主演:青木崇高
WOWOW (日曜日22時00分~) 

電話占いヴェルニ

【内容・ネタバレ含む】
【#06】
赤崎亮治(奥野瑛太)は、鷹野(青木崇高)のエスとして民族共闘戦線の内部を探っていた。ある日、民共幹部の元へボイスチェンジをした何者かから、裏切り者の存在を知らせる電話が入る。それにより、赤崎は幹部の手下に見つかり拘束されてしまった。鉄パイプで頭部を殴られ、顔は原型を留めない程に腫れ上がっている。水槽に顔を沈められたり、火で炙った金属を顔に押し付けられたりしても、赤崎は鷹野の事を決して明かさなかった。
赤崎からの連絡が途絶えた。赤崎が危機的状況にあると察した鷹野は、佐久間(筒井道隆)から赤崎救出の許可を得ようとする。

佐久間(筒井道隆)は「これから話す内容はごく一部の人間しか知らない。そして我々の捜査は極秘捜査となる」と前置きする。1989年金田自動車本社ビル爆破事件、91年政創会・居村会長刺殺事件、2000年経済連絡協議会代表幹事襲撃事件を挙げ、「公表していないが、これらの事件は同一犯だ」と説明する。3つの事件現場にほぼ同じアメミトの石板が残されていた。このアメミトは公表されておらず、模倣の可能性は低い。佐久間は「絵のタッチが変わっているものの、今回の2件の事件現場に残されたアメミトの石板と同一人物が描いているだろう」と推測し、「これから我々が追うのは、『葬儀屋』だ」と明かす。
ところが『葬儀屋』は9年前に一度活動を停止していた。それがなぜ再び活動を開始したのかなどは一切分かっていない。氷室(松雪泰子)は「2件の実行犯・小田桐(金井勇太)が葬儀屋かどうかも含めて、これ以上の取り調べは難しくなった」と言う。取り調べ中に小田桐は、自らの舌を噛み切ったのだった。一命は取り留めたものの、聴取出来る状態ではないようだ。
赤崎からの情報で、3日後の30日14時から民共幹部が『葬儀屋』と何らかのコンタクトを取る事が判明した。佐久間は「葬儀屋の尻尾を掴む千載一遇のチャンスだ。監視を強化し必ず確保しろ」と言う。そして「赤崎と連絡がつかなくなり、鷹野から救出要請があったが、3日間は目立つ行動はしない。『葬儀屋』壊滅が最重要任務だ」と続けた。
赤崎を見捨てる…佐久間の決断に鷹野は呆然とする。その時、赤崎の婚約者・宮内仁美(瀧内公美)から電話がかかってきた。仁美は「彼は会社ではなく、ここに居るのではないですか?」「何か危険な目に遭っているのでは?」と鷹野を問い詰める。一度、赤崎の後を付けていった事がある仁美は、赤崎が怪しげな組織に所属している事を感づいていた。鷹野が黙っていると、仁美は「今からここに行って来る」と言い出した。仕方なく、鷹野は自分が刑事である事、赤崎は情報を得るためにこの建物内に居る事、この建物が民族共闘戦線という左翼の組織本部である事を明かす。「今、連絡すればあなたにも危険が及ぶ。3日後、必ず救出します」と鷹野が言うと、仁美は「分かりました」「私が助けに行きます」と言って車を降りた。

雨が降る中、仁美はひとり民共本部にやって来た。婚約指輪を見つめ、震える指でインターフォンを鳴らす。仁美は「民族共闘戦線に入れてほしくて来ました。話だけでも聞いてください」と言うが、途中でインターフォンを切られてしまった。諦めて帰ろうとした時、ドアが開き手下が無言で中に入るように合図する。手下は、仁美の頸部を圧迫しながら「お前何者だ、ここは公になっていない。お前の目的は何だ」と問う。仁美は「ここを教えてくれたのは、明慶大の政治研究会の方です」と言って、民共の理念について思いを話す。それを離れた車内から鷹野が聞いていた。
その時「離してあげなさい」と幹部が声をかけた。幹部は「面談希望の方ですね」と言って仁美を建物の奥に案内する。
「私が助けに行く」仁美が車を降りた時、鷹野は赤崎と連絡が取れない状況である事を明かして「今すぐ助けに行きたいのは自分も同じです。しかし情報が少なすぎる」と言った。鷹野は、赤崎の居場所などを把握するために、仁美に入会希望者を装って建物内に潜入してもらう事にした。そして盗聴器を仕掛けてくるように依頼する。

幹部は「彼(仁美の頸部を圧迫した部下)のような乱暴な者は排除した方が良いですよね」と仁美を試すように聞く。鷹野がイヤホンで回答を耳打ちし、仁美は違和感が出ないように振る舞って答える。すると幹部は、「理念を丸暗記して入ろうとする輩を排除するために、なぜ民共の理念に共感したのか教えてほしい。自身のエピソードを入れて」と言う。自身のエピソードという点で鷹野は困ってしまう。すると仁美が「家が貧乏でした。お金がない事より誰にも助けてもらえない事が辛かった」「そんな経験があるからこそ、この団体の理念に強く惹かれたのだと思います」とアドリブで答える。幹部は「大変でしたね」と言って握手を求める。しかし幹部は「後日、改めて他の幹部にも会ってほしい」と言って、仁美に携帯を渡すよう言う。仁美は携帯を渡そうとして焦る。待受画面が、赤崎(奥野瑛太)とのツーショット写真だったのだ。『赤崎との関係がバレたら危険が及ぶ』鷹野の忠告が頭をよぎった仁美は、携帯が見つからない演技をする。
早く携帯を渡すように促す幹部。その時、本部の固定電話がなる。幹部が席を外して電話に出た。不動産業者を名乗る男性からの営業電話だった。それは鷹野が時間稼ぎのために、不動産業者に成りすましてかけたもの。この間に仁美は、待ち受け画面を変更し、更に盗聴器を貼り付けた。
幹部の部屋を後にした仁美は、建物内に誰も居ない事に気づくと「このまま彼を探します」と言い出した。鷹野が止めても仁美は聞く耳を持たない。幹部の部屋には、出入り口を見張っている部下がお茶を持ってやって来た。面談は終わっているのに、仁美は出入り口を通っていない。「女はどこへ行った」幹部達の物騒な声が鷹野の盗聴器越しに聞こえる。
鷹野が「危険だ」と言っても「今が彼を見つけるチャンスかも」と言って仁美は色んな部屋を見て回る。すると鍵の掛かった部屋を見つけた。磨りガラス越しにぐったりとした赤崎が見えた。ドアを叩いても赤崎は反応しない。「そこで何してる」手下が仁美に聞く。仁美は「お手洗いの場所が分からなくて…」と言って難を逃れた。

氷室(松雪泰子)はエス・北条(二ノ宮隆太郎)の家を訪ねる。部屋には引越し業者のダンボールが置かれ、妻は「来てもらわなくて良いと言いましたよね」と怒っている。氷室は、お金が入った封筒をテーブルに置き「北条さんが戻って来るまでは我々が生活費の援助を」と言う。妻は「要らないって言った」と拒否する。妻は氷室に帰るよう促す。氷室が席を立つと妻はお金が入った封筒を氷室に向かって投げつけた。

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能見(徳重聡)による取り調べで、世界新生教の幹部が『葬儀屋』に真藤議員殺害を依頼した事、郡司が『葬儀屋』からの依頼で偽・森川(斉藤祥太)に爆弾を売った事を自白した。これにより『葬儀屋』が郡司、偽・森川、小田桐の3人を利用した事が判明した。しかし郡司は、メールのやり取りしかしていないらしく、そのアドレスも数カ国のサーバーを経由している事から特定する事は不可能だった。
国枝(小市慢太郎)が行動確認任務中に鷹野が仁美と接触していた事を佐久間(筒井道隆)に報告していた。佐久間から理由を聞かれた鷹野(青木崇高)は「赤崎の安否確認のためだ」と答える。そして「赤崎を守れなければ警察の威信に関わる」と再度救出許可を求める。「赤崎を優先して葬儀屋を野放しにしたら、何人の市民が犠牲になるか考えたか」佐久間の考えは変わらなかった。佐久間は「公安なら覚悟を持て。自分の家族や友人を犠牲にする覚悟を」と告げた。

仁美は月を見上げる。そして赤崎も意識が朦朧とする中、同じ月を見ていた。婚約指輪に触れて、懸命に正気を保っているようだ。そこへ鉄パイプを引きずりながら幹部の手下がやってきた。同じ頃、鷹野(青木崇高)も月を見上げる。そこへ国枝(小市慢太郎)がやって来て「カオルです。可愛いでしょう」とスマホを見せる。それは自宅の金魚鉢を監視する映像だった。「妻と大切に育ててきた子供みたいな存在です」と国枝は言う。そして「昔、捜査していた組織に自宅が知られた。妻が拐われて今も見つかっていない。あの時もこうして目配りできていれば」と後悔を口にする。国枝はすっと画面をスライドさせた。それは、民共本部の見取り図だった。「私ならここに監禁しますかね」「これは鷹野さんが勝手に私のスマホを盗み見た事にしておいてください」と国枝は言う。二人の様子を氷室(松雪泰子)が見ていた。
鷹野が民共本部の盗聴をしていると「赤崎が動かなくなった」「どこの組織が聞き出せなかった事は残念だが、始末する」と言う会話が聞こえてきた。鷹野は、鍵をピッキングする道具だけを持って本部に潜入する。鷹野が監禁部屋に行く。しかし既に赤崎の姿はなかった。少し前に幹部と手下が台車に乗せて運び出していた。赤崎の手から婚約指輪が落ちる。その頃、鷹野は血で出来た台車のタイヤ痕に気づいて、追跡を始める。しばらくすると血痕は消えてしまった。しかし鷹野は指輪に気づいて先を急ぐ。
鷹野は、手下達が赤崎を車に乗せている所に追いついた。鷹野は、停めてあった他の車から発煙筒を取ると敢えて目立つように発火させた。手下が様子を見るために近づいてくる。その隙に鷹野は幹部の頸部を圧迫して失神させる。そして僅かに息をしていた赤崎を担いで逃げようとする。手下の騒ぐ声に仲間達が集まってきた。手下に追いつかれてしまう。その時、助けの手を差し伸べたのは氷室(松雪泰子)だった。氷室のお陰で、鷹野は赤崎救出に成功した。しかし車内で、赤崎は意識を失ってしまい、病院に搬送後も危険な状態が続いた。鷹野は、婚約指輪を赤崎に返し、寝ずに付き添う。翌朝、仁美が病院へ駆けつけた。鷹野は「命に別状はないが、意識不明の重体だ」と説明する。「私と彼の未来はどうなるんですか!?」仁美は鷹野に怒りをぶつける。

鷹野(青木崇高)は佐久間(筒井道隆)に「赤崎救出は私の独断でやった事です」と言う。佐久間は、盗聴器が破壊され、民共が公安にマークされている事に気づいたと責める。そして鷹野に「捜査から外れろ」と指示した。佐久間は、「一刻も早く民共にガサ入れを行う」と言って溝口に令状の手配を指示する。鷹野は、皆に一礼して部屋を出ていった。
程なくして氷室(松雪泰子)も部屋から出来ていた。氷室は鷹野を無視するように素通りする。鷹野は「ご迷惑をおかけしました」と謝罪すると、氷室は「ちょっと付き合って」と言った。氷室達がやって来たのは、北条の家だった。引越し先が決まったのか、氷室が尋ねても妻は「答えたくない」と言って荷物をダンボールに入れている。氷室が「私の事は恨んでも構わない。でも引越し先と当面の生活費だけは」と言うと妻は「お金なんていらない!」「この子達の父親を、私の夫を返して!!」と声を荒げる。氷室は「北条さんが多くの人を救ったのは事実です。少しでも早く釈放されるよう手を尽くします」と答える。その時、長男が「お父さんはいつ帰ってくるの?」と言ったので、妻は我慢していた糸が切れたように泣き出す。鷹野がゲームで長男の気を逸らそうとしたが、長男は「お母さんどうしたの?」と妻に駆け寄った。北条宅を後にした氷室は「多くの犠牲を出さないために私達はエスを利用している」「私はあの家族の人生を見ていく覚悟でいる」と話した。

赤崎監禁の容疑で、民共本部にガサ入れが入る。証拠品を押収する中、氷室(松雪泰子)は幹部が使用していたパソコンのキーボード下に隠すようにあった小さなメモに気づいた。氷室は捜査から外れている鷹野(青木崇高)に「民共の本部に赤崎の入院している病院と病室が書かれたメモがあった」と知らせる。
その頃、病院のシステムがハッキングされて病室が停電する。医師や看護師達が慌ただしく病室を見て回る。そんな中、何者かが赤崎に近づく。慌てて病院に駆けつけた鷹野は、勢いよく赤崎の病室のドアを開けた。

【感想】
30代・女性
病室に居たのは、先回りした佐久間であってほしい。『葬儀屋』と繋がってるのは早瀬(渡辺いっけい)だと思う。

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