【邪神の天秤】第1話 感想ネタバレを詳しく(主演:青木崇高)

2022冬のドラマ一覧

主演:青木崇高
WOWOW (日曜日22時00分~) 

電話占いヴェルニ

【内容・ネタバレ含む】
【#01】
ザーザーと大雨が降る夜、ある飲食店で爆破事件が起こった。消防や警察、野次馬が大勢集まり、辺りは騒然としている。一方、シーンと静まり返ったある廃ビル内では、何者かが男性の遺体にメスを入れている。何者かは、羽が置かれた天秤のもう片方に男性の心臓を置いた。

警視庁公安部公安第五課・鷹野警部補(青木崇高)は、爆破事件の現場にやって来ると現場周辺の気になる箇所を写真に収めていく。同じ頃、警視庁公安部公安第五課・国枝巡査部長(小市慢太郎)と能見警部補(徳重聡)は、ある国会議員が殺害された現場へとやって来た。中では警視庁公安部公安第五課・溝口巡査(福山翔大)が待っていた。そこへ警視庁公安部公安第五課・氷室警部補(松雪泰子)が少し遅れて合流すると場の空気が一気に張り詰める。
その後、鷹野(青木崇高)も議員殺害現場へとやって来て、写真を撮り始める。「2分遅刻だ」警視庁公安部公安第五課・佐久間班長(筒井道隆)が声をかける。佐久間は「1人遅れるだけで1ヶ月練った計画が無駄になる事がある」と厳しく注意する。公安五課が現場に揃うと、捜査第一課係長・早瀬捜査第十一係(渡辺いっけい)が出て来て、捜査一課のメンバーに現場を空けるよう指示する。鷹野の元上司であり理解者の早瀬は、気まずそうな鷹野に「かなり酷い現場だ。覚悟しろ」と優しく声をかけた。

会議用テーブルのような台の上に、真藤健吾という民誠党幹事長の遺体が仰向けに横たわっている。胸部から腹部にかけてえぐられるように深く大きく切り開かれており、心臓・肺・胃などほとんどの臓器が取り出されていた。遺体の横には、古代エジプト文字のような文字が掘られた小さな石版が置かれている。そして天秤には心臓が置かれていた。
真藤議員は、爆破事件のあった飲食店で会食をしていた。配電盤が爆破されて店内は停電、混乱する。当時、真藤の近くにいた秘書の森川(斉藤祥太)が真藤を店の外へと誘導した。しかし、店から出た所で森川は何者かに頭部を殴られその場に倒れてしまう。そして犯人は混乱に紛れて真藤を連れ去り、この廃ビルで殺害したと考えられる。さらに使用された爆弾は、過去に日本国民解放軍が使用したものと同じ事が判明する。
公安部に与えられた時間は1時間。「国家の基盤を揺るがす事件だ、心して捜査にあたれ」と佐久間(筒井道隆)が指示する。その間も鷹野(青木崇高)は、写真を撮り続けている。その様子に能見(徳重聡)は「公安には公安のやり方がある」と苛立つ。佐久間は鷹野に「お前はどう思う?」と問う。鷹野は「石版や天秤からエジプト神話を模した犯行だと思われる」「天秤が釣り合っている時は、天国に行けるという意味がある。犯人はあんな残忍な殺し方をしておきながら、被害者を天国に連れて行っている事に違和感を感じる」と答えた。

鷹野は、救急車で手当を受ける森川に話を聞いた後、古びたビルに向かう。『国際タイプライタ株式会社』の扉には、ビルの古さに似合わない厳重なセキュリティの高い鍵が設置されている。鷹野は手帳のメモを確認しながら暗証番号を入力し、警戒しながら中に進む。中には、氷室(松雪泰子)や国枝(小市慢太郎)らの姿があった。公安五課の事務所だった。
少しして佐久間(筒井道隆)がやって来て、今後の捜査方針について話す。捜査一課と公安五課は、それぞれ捜査を行うが捜査一課の早瀬(渡辺いっけい)が窓口となって情報を共有する事になった。佐久間が「早瀬からなるべく情報を聞き出すがこちらの情報はほどほどに与えておけばよい」と指示したので鷹野は不公平なやり方に不満を覚える。しかし佐久間は「元から信頼関係などない」と切り捨てた。
犯人からの反応声明はない。日本国民解放軍も数年前の摘発で壊滅しており、組織的な関与は考え難い。ところが、解放軍の元メンバー・郡司という男が少し前に刑務所から出所しており、爆弾を作ったのは郡司で間違いないと考えられた。こうして公安五課は、郡司から爆弾を手に入れた組織を引っ張り出すという捜査方針に決まった。それぞれが捜査に向かう中、溝口(福山翔大)は鷹野の捜査資料を受け取るとシュレッダーにかけた。ここでは一切の資料を残さない事がルールのようだ。
佐久間が氷室を別室に呼ぶ。氷室は「しかし…この事案は…」と難色を示す。佐久間は氷室に鷹野と一緒に組む事を指示したのだった。

鷹野は、公安部のある部屋にやって来た。IDや指紋認証など多くのセキュリティを通って到着したのは一畳程の個室にパソコンが一台置かれているスペースだった。鷹野は『常盤台アパート警察官刺殺事件』と検索する。それは平成23年9月、アパートで聞き込み中だった警察官・相羽が容疑者・水沼に刺殺された事件。通報者は、一緒に聞き込みをしていた鷹野だった。鷹野は、捜査経過を知りたかったが『アクセス権限がない』と表示され、内容を知る事は出来ない。その時、部屋の外で物音がした。鷹野が扉の向こう側を確認したが、そこには誰も居なかった。

wowowのドラマをもっと楽しみたい方はこちら
wowow

公安五課は、郡司の行動確認を行う。配達員や会社員として街に溶け込むが、郡司の周囲を警戒する能力が高く、一人また一人と尾行をかわされる。鷹野も氷室(松雪泰子)に注意を受けながら、郡司を追う。ところが、路地裏で郡司を見失ってしまった。鷹野は焦って、周囲を探す。その時、背後から嫌な視線を感じた。振り返ると郡司が鷹野をじっと見ていた。鷹野はその場を立ち去る。鷹野が氷室らと連絡を取っている隙きに郡司は、路地の奥へと進んでいく。鷹野は再び、郡司の追尾を始める。しかし鷹野が入っていった場所は、ツナギ姿の労働者が酒を飲むエリアでスーツ姿の鷹野は悪目立ちしてしまう。その時、郡司が知り合いが居るテーブルに着く。郡司の前に座る男が振り返り、鷹野と目が合った。なんとそれは労働者に成りすました佐久間(筒井道隆)だった。

鷹野は自分のミスを落ち込むが、溝口(福山翔大)は「想定内だから気にしないで」「クリーニング(尾行してきた者を確認する事)が成功すれば相手は油断する」「佐久間さんは慎重な方なので、二段構えだったのですよ」と言う。そこへ氷室がやってきて「郡司のアジトがわかった」と言う。郡司が外出した間に氷室がピッキングで鍵を開け、鷹野と共に中に入る。古い民家の中を調べて周り、氷室が手早く小型カメラを仕掛ける。そして遂に鍵の掛かった小部屋に、爆弾の材料と思われる部品を発見した。
その時、郡司を尾行していた国枝(小市慢太郎)から「郡司が急に戻り始めた」と連絡が入る。氷室達はまだアジトの中に居るが、郡司はもう目の前まで戻って来ている。郡司は玄関に置いた水を取りに戻っただけだった。しかし、中の違和感を察して部屋の中を見て回る。郡司が小部屋を怪しんで見ている間に、氷室達は脱出に成功した。

ーアジトの監視4日目ー
鷹野と氷室が監視をしていると国枝と溝口が交代にやって来た。鷹野がタクシーに乗ると氷室も強引に乗り込んだ。鷹野は氷室が自分の監視役を命じられているのでは、と疑う。
二人は殺害された真藤の自宅へと行く。多くのマスコミが自宅前に集まる中、鷹野は秘書の森川(斉藤祥太)に話を聞こうとする。その時、別の秘書が「先生がワカサギ釣りに行った時の写真がほしいと言われ、君持っていないかね?」と尋ねる。森川は「榛名湖ってどこですか?」と返す。その会話を鷹野はそっとメモした。
その後、鷹野は東祥大学のエジプト考古学准教授・塚本寿志を訪ねる。鷹野は、殺害現場の天秤の写真を塚本に見せる。事件の事を公開することに氷室は眉をひそめるが、鷹野は佐久間の許可を取っていた。塚本は写真を見ても驚かなかった。捜査一課が話を聞きに来ていたからだ。
塚本は「死者の書を模したもので間違いない」と言い、心臓と真実の羽を天秤にかける場面があると説明する。そして死者に生前の悪行があった場合は天秤が傾き、アメミットに心臓を食べられてしまうのだと言う。このアメミットは遺留品の石版の裏側にも描かれていた。アメミットに心臓を食べられてしまうと二度と転生する事は出来ないと考えられているのだが、事件の天秤は釣り合っているので、生前の悪はない事を表しているようだ。そして石版の象形文字は『この石板は私の心臓の一部だ。私には悪魔の血がながれている』と書かれている事がわかった。

大学を後にすると氷室(松雪泰子)が「公安には公安のやり方がある」と言って、鷹野の捜査方法に苦言を呈す。すると鷹野は「真実は一つ、公安のやり方も他のやり方も真実にいずれ辿り着く」と反論する。その時、郡司に動きがあったと連絡が入る。
郡司は爆弾を取引するようだ。佐久間(筒井康隆)は、能見(徳重聡)に合流して郡司を近くで監視するよう鷹野に指示する。鷹野が飲み屋に行くと、郡司は大事そうに鞄を抱えて座っていた。能見は酔ったサラリーマンといった感じで店の雰囲気に馴染んでいるが、鷹野はどうしても目が鋭くなってしまう。その時、外から監視している佐久間から「スーツ姿の男が郡司を見ている」と連絡が入る。その男とは、真藤の秘書・森川(斉藤祥太)だった。森川はテーブルの下から郡司の鞄を受け取ると、週刊誌に報酬と思われる封筒を挟んで郡司に渡す。そして森川は足早に立ち去った。
森川を鷹野と氷室(松雪泰子)が、郡司を国枝(小市慢太郎)と能見が後を追う。封筒の中の現金を確認する郡司に国枝らが迫り、鷹野らは車に乗り込もうとする森川に声をかける。「森川さん、あなた誰なんですか?」鷹野が言うと森川はふぅっと息をはいて車に乗り込む。その時、佐久間の元に森川聡の情報が送られてくる。森川の顔は、鷹野らが追っている森川とは別人だった。佐久間が急いで追跡の中止を告げる。しかし、森川(斉藤祥太)はニヤリと笑って爆弾のスイッチを入れた。

【感想】
30代・女性
映画を観たような世界観。

←まとめはこちら      2話はこちら→

wowowのドラマをもっと楽しみたい方へ
wowowは月300本以上の映画やドラマ、スポーツやライブ、舞台などをお届け
3,000本以上の番組が“いつでも、どこでも”楽しめるオンデマンドサービスも

wowow