【ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○】第6話「瀬古凛々子の秘密…伝えられなかった事」感想ネタバレを詳しく(主演:黒木華)

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主演:黒木華
フジテレビ (木曜日22時00分~) 

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【内容・ネタバレ含む】
【#06】
ー瀬古凛々子(黒木華)中学生時代ー
休み時間、凛々子はひとり教室で辞書を読んでいる。周囲が騒がしく感じたのか、凛々子は辞書を持って屋上へと場所を移す。辞書を読んでいると凛々子のすぐ横にスリッパが落ちてきて、凛々子は上を見上げる。屋根の上には、棒付きキャンディーを食べる茶髪女子の姿があった。これが凛々子と岸部春香(永瀬莉子)との出会いだった。春香は「単独行動はあんたも同じじゃん」「友達って何なんだろうね」と話す。凛々子が辞書を引いて「互いに心を許し合って交わる人。一緒に勉強したり遊んだり親しくする人」と読み上げると春香は「一緒に勉強!?…いらねぇ、友達」と言った。

編集部の凛々子は、机から大切そうに箱を取り出す。中には、泥の付いた赤いスニーカーの片方だけが入っていた。
数日前、凛々子を呼び出した笹目虎太郎(寛一郎)は、「僕は、16年前に死んだ岸辺春香の弟です」と赤いスニーカーを見せながら切り出す。笹目は、凛々子に聞きたいことがあると続ける。しかし凛々子のことを心配した根津道春(溝端淳平)が駆けつけたため、笹目はそれ以上何かを言うこともなく、去って行った。
凛々子はスニーカーに優しく触れ「ざわざわする」と呟く。

一本真琴(石井杏奈)は、笹目が凛々子に近づいた目的について「復讐以外にあります!?」と根津に話す。「瀬古が殺したとは考え難い」と言う根津との間に微妙な空気が流れる。真琴は「それより、今は取材です。取材」と意気込む。真琴が取材しようとしているのは、世界的な注目を集めている一大イベント『第1回東京国際MANGA祭』。世界各国の漫画作品の中から一番優れた作品を決めるコンペティション部門の審査委員長として、世界的な人気を誇る南雲タケシ(やついいちろう)が選出される。漫画好きの真琴は、これがいかに凄い事なのかを力説した。
その後、真琴が書いた記事を下馬蹴人(野村周平)がチェックする。下馬は「こっち(真琴の記事)はOKだけど、そっちがヤバそうだな…」と困惑する。下馬が言うそっちとは、南雲の過去のインタビュー記事がSNS上で拡散している事だった。23年前のインタビューで南雲は『中学のときに学校近くの本屋で友達と一緒に万引きしまくってた時期があって。そのせいで店は潰れちゃったんですけどね。ハハハ』と語っていた。これにより、SNS上では『犯罪者が審査委員長なんてあり得ない』と南雲に対する激しいバッシングが起きている。凛々子は「記事を出す前に本人に会う」と言って、根津と一緒に南雲の自宅を訪ねる。
凛々子達が南雲家へ行くとすでに多くの野次馬が集まっていて、中には動画配信をする者もいた。そこへ南雲の娘・沙羅が学校から帰宅する。配信者がこれを見逃す訳もなく、沙羅に「お父さんが犯罪者ってどう思う?」と執拗に迫る。そしてその様子を野次馬達が無言で撮影している。沙羅は堪らず、家の中へと走って逃げていった。
その数時間後、ネット上には沙羅の学校名などの情報が顔写真と共に載せられている。これをじっと見つめている凛々子の元に椛谷静司(野間口徹)がやって来た。南雲の地元を取材した椛谷は、南雲の母校近くに『ウグイス書店』と言う店があった事、そしてある日突然閉店した事を調べて来た。しかし40年近く昔の事で、閉店理由を知る人に出会う事は出来なかった。凛々子は「まだ記事にはしない」「他誌に抜かれてPVを稼げなくても構わない。これでは南雲を叩きたいだけの人間に餌を与えるだけだ」と判断する。
しかし他の人達による『餌』の発掘はどんどんされて行く。『俺の漫画買ってたの、ハゲ・デブ・メガネだけ…悲しい』という10年前の呟きなどがネット上に晒されていた。
凛々子は、真琴の南雲タケシコレクション(南雲の漫画)を借りる。「彼の事を何も知らないから」と凛々子が漫画を読み始めると根津が「漫画読むなんて珍しい。『登場人物の言っている意味が分からない』とか言いそうなのに」と茶化す。凛々子は「『それでもいい』と言ってくれた人がいるから」と答えた。

ー中学生時代ー
春香に借りた漫画を読み終えた凛々子は「主人公の気持ちがよく分からない」と感想を述べる。すると春香は「という事はつまらなくはなかったって事、それでいいじゃん」と言う。そして他の漫画を取り出した時、春香の『進路希望調査書』が落ちた。春香は、就職に丸をつけていた。「私に行ける高校なんてないし、周りも皆行かないって言ってる」「それに私なんかに勉強なんて似合わない」と話す春香に、凛々子は「それは行かない理由にならない」「それより似合ってないのは、それとそれ」と言って春香の茶髪とヒョウ柄のスリッパを指差した。
早速二人は靴屋へと行く。春香が選ぶ派手な柄物を凛々子は次々に「似合わない」と否定していく。それでも春香は「嘘をつけない所が良い所か」と嬉しそうに笑う。そうして春香が手に取った赤いスニーカーを凛々子は「似合う」と言う。そして「じゃあ、これにする」と春香は満面の笑みを浮かべた。その様子を店の外から見ている4人組が居た。春香がつるんでいた他校の不良女子だった。

翌日早朝、凛々子と根津は南雲家に行く。南雲の趣味がランニングである事から、凛々子は早朝なら家から出てくるかもと考えたのだ。すると娘の沙羅が登校するために出てきた。凛々子は「なるべく誰も居ない時間を選ぶ。自分の身を守るため」と分析する。周囲を警戒する沙羅の前に、動画配信者が現れた。そして「お父さんがオタクを馬鹿にした事についてどう思う?」と質問する。沙羅が黙って立ち去ると男は「おい!何か言えよ」と態度を急変させて沙羅の背中に生卵を投げつけた。
その時凛々子の脳裏に、自身の中学時代が蘇る。すれ違いざまに見知らぬ男から投げつけられた生卵、へらへらと笑いながら向けられた携帯のカメラ…。
凛々子は男と沙羅の間に割り込むと「彼女は関係ない、離れて」と注意する。男が「あんたらマスコミが頼りないから、これは正義だ」と言って凛々子を突き飛ばそうとする。凛々子はその手を力強く掴み「批判と誹謗中傷は違う。あなたのは暴力だ」と反論する。それでも男達が引かないので、根津が「警察ですか?今、男達が女の子に生卵ぶつけてて…」と通報するフリをする。それを聞くと男達は一目散に逃げていった。沙羅は「すみませんでした」と凛々子達に頭を下げる。そんな沙羅に凛々子は「あなたは悪くない、謝らなくていい」と優しく言った。
後日、男達は凛々子が男の腕を強く掴んだ所を誇張して動画配信した。男は掴まれた腕が全治2週間だと喚き、クスノキ出版が国際MANGA祭の協賛である事から「カンフルは完全に南雲側!!!」とある事ない事、陰謀説を唱えた。そして南雲悪を唱える側からはクスノキ出版への批判の声も大きくなっていく。そんな中、凛々子は表情一つ変えずに南雲の漫画を読んでいた。
そこへ執行役員・仁和正樹(安藤政信)がやって来た。仁和が「椛谷久しぶり」と挨拶するが、椛谷は「うっす」と小さく答えるだけ。そのやり取りに「どういう関係!?」と根津が驚くと、椛谷は「ただの同期だよ」と面倒くさそうに言った。仁和は凛々子に、南雲の件を追わないようにと指示する。例の動画を観た役員が「これ以上クスノキ出版の評判を下げるな」と言っているらしい。それに南雲は国際MANGA祭の委員長を辞任する事が決まったのだと仁和が明かす。「PVも稼げないし、これは瀬古のためでもある」仁和の言葉に凛々子が「仁和さんが言うなら」とあっさり諦めたので、一同驚く。

夜、真琴と下馬は仁和と凛々子のやり取りについて話す。「瀬古のためってどういう事だろう」「編集長がずっと南雲本人から話を聞きたがっていたのは、事実かどうか分からない過去を他人の言葉で伝えたくないからじゃ…だとしたら…」真琴はある仮説を思いつく。

ー中学時代ー 凛々子と春香は川辺にいた。二人は互いに寄りかかり合い、凛々子は参考書を問いている。春香は、凛々子の辞書を開いて「この定義全部に当てはまるのが、凛々子にとっての友達なの?」と尋ねる。凛々子は「そう書いてあるならそうなる」と答える。春香はマーカーを手に取り、『友達』の欄にピンク色で線をひいた。そして「ちょっと違くない?これだと死んじゃったら友達じゃなくなるって事?」と言う。春香は「友達ってのは、何か分からないけどまた会いたいなって思う存在」と定義した。
そこへ「春香!」と不良仲間がやって来た。仲間の一人が「最近、付き合い悪い。あいつが新しいダチなの?」と春香に問う。春香が答えに困っていると凛々子は「違う。私に友達はいない」と答えた。「…そっそうだよ」春香は話を合わせて仲間達と立ち去る。その時の春香は複雑な表情を浮かべていた。

残業している凛々子を根津は、「黄実子(りょう)さんのカフェに行こう」と誘う。しかし凛々子は「いかない」と断った。根津は、春香の弟である笹目に会わないように忠告する。凛々子は「(ネットの書き込みは)一つ事実で一つ事実ではない」「私は殺していないというのが事実、事実でないのは私と彼女が友達という事」と話す。「だったら何で」という根津を凛々子は「黄実子さんのお店は22時まで」と遠ざけた。
根津がカフェに行くと笹目が居た。根津は「あんたが瀬古に近づく目的は何だ」と詰め寄る。同じ頃、椛谷は仁和を誘ってBarに来ていた。仁和は「まぁ、事実を話すだけなら瀬古も怒らないかな」と言って話し始める。笹目もまた、根津に当時の事を話し始める。
16年前、川で春香の溺死体が発見された。検視の結果、警察は溺れた推定時刻を前日の深夜と断定した。なぜそんな時刻に春香が川へ行ったのか、誰にも理由が分からずマスコミは『謎の死』と騒ぎ立てた。その結果、ネット上で謎の解明ごっこが始まる。そしてある日、ネットの掲示板に『真犯人は瀬古凛々子』と書き込まれた。すると堰を切ったように凛々子への誹謗中傷の書き込みが増える。そのほとんどが、事実無根のデマだった。瀬古の自宅には「人殺し」と言う電話やFAXが送られてきた。家の窓ガラスは割られ、スプレーで『人殺し』『死ね』と落書きもされた。結局、母子家庭だった凛々子と母は引っ越しせざるをえなくなり、その後も名前を隠して生きて行かなければならなかった。
その後、春香とつるんでいた不良達が観念して「自分達が川の中洲まで行かせた」と白状した。その中州は、度胸試しのスポットだったらしく、春香はそこへ行く途中で足を滑らせてしまった。グループから抜けたがっていた春香。度胸試しは、抜けるための条件だった。さらにネットに凛々子の事を最初に書き込んだのは、そのグループの人間だった。自分達の事がバレないようにするためだった。

「ずっと気がかりだったんです。姉の死が無関係だった彼女の人生も狂わせたから」と笹目は明かす。凛々子の引越し先も分からず諦めかけていた笹目は、偶然、元編集長・山田(生瀬勝久)の携帯を拾った事で凛々子と再会した。「岸辺春香の弟としてではなく、一人の男として話してみたかった」と笹目は言う。16年前、姉とおしゃべりをする凛々子の姿を笹目は遠くからカメラに収めていたのだ。

翌日、週刊東西には『南雲タケシ新連載取りやめ』の記事が出た。南雲に対するバッシングは未だ収まらない。凛々子が「編集会議がしたい」と言うが、下馬と真琴が居ない。「最近、取材取材ってすっかり記者気取りなんだ」と椛谷が茶化す。そこへ二人が戻ってきた。凛々子が「報告がないけど、何の取材?」と尋ねると二人は口ごもる。するとそこへ南雲の娘・沙羅がやって来た。沙羅は「父が死ぬかもしれません」と凛々子に助けを求める。
南雲は『迷惑かけて悪かった。ママのこと頼むな』というメッセージを沙羅に送ってきてから音信不通なようだ。「父は、元々ネットでの評判を気にするタイプ。最近は『見ないようにする』と言っていたが、直接送られてくる誹謗中傷は嫌でも目に入っていた」「ちゃんと眠れず、漫画も描けなくなっていた」「母は警察に行ったが『すぐには動けない』と言われた。それでカンフルを思い出した」と沙羅は頭を下げる。根津が南雲探しに協力しようとした時、凛々子が「それは私達の仕事じゃない」と言う。「さすがにそれは…」と言う椛谷に構う事なく、凛々子は「今すぐ警察に戻るか他を頼るべき」と突き放す。
「私達に書くべき事実はもうない」と言う凛々子に、真琴は「あります。万引で書店を潰したというのは南雲先生の勘違いでした」と言う。その部分がどうしても納得出来なかった真琴は、凛々子に報告せずに取材を続けていたのだと明かす。「書店を閉めたのは店主の持病の悪化、店主は今も存命。店主の息子が今も違う場所で書店を営んでいる」と下馬が付け加える。「事実じゃない過去がそのままにされても良いんですか?自分みたいに」真琴が言い、椛谷も「このネタ、無駄にするのは惜しい」と援護する。「死んだら本人の話、一生聞けなくなるぞ」根津の言葉が最後のひと押しをする。
みんなは手分けして南雲を探し始める。しかし有力な情報は得られない。その時、南雲の漫画を見ていた凛々子は何かに気づく。そして編集部を飛び出した凛々子は、ビルの屋上を見上げて「見つけた」と呟く。ビルの屋上には、今にも飛び降りてしまいそうな南雲が居た。凛々子は「悩みを抱えた人達はいつも同じ屋上を訪れる」という。それぞれの漫画のワンシーンは、今南雲が居る場所だった。
凛々子は、書店の閉店理由を告げて「真実を公にするべきだ」と言うが、南雲は「それでも悪である事には変わりない。正義を盾にする人にとってそんな真実は何にもならない」「あんたには分からない」と反論する。凛々子は「分かります。例えそうだとしても、事実を受け止めてくれるまで伝えるしかない」「私は伝えます。どんなに小さな事実でも」「どうしても死にたいのならその記事が出てからにしてください」と言う。凛々子が手を差し伸べた時、南雲は足を踏み外してしまう。南雲は必死に屋上のヘリと凛々子の腕を掴む。「本当に死にたい人は、こんなに必死に掴んだりしない」と言う凛々子の言葉に「助けて」と南雲は本音をもらす。しかし女性一人で引き上げるには、重すぎる。ヘリを掴んだ南雲の手が限界に達して離してしまったその時、根津がその手を掴んだ。二人はなんとか南雲を引き上げる。「お父さん!!」「生きててよかった」と沙羅は駆け寄って号泣し、南雲も沙羅をきつく抱きしめた。

南雲は後日、ウグイス書店に謝罪に行く。当時の店主は、子供を叱るように南雲の頭にゲンコツを落とす。店主は「あんたがやった事は正直、許せん。でもあんたの漫画は好きだ」と言う。視線の先には『当店一番のおすすめ作品』として南雲の作品が大きく取り上げられていた。店主は、激励するように南雲の肩を叩き、これに同行した凛々子はこの様子を写真に撮る。
この数日前にカンフルNEWSが投稿した『閉店は彼のせいじゃない。ウグイス書店の現在と店主が南雲タケシに伝えたい事』という記事も少しずつ拡散されていた。記事への反応は『それでも犯罪は犯罪』という厳しいものが多く、広がり方も南雲批判記事の半分程度。「それでも伝えていくしかない」「結局、過去とどう向き合うかは本人が決めるしかない」と根津は言う。それは凛々子にも通じるものだった。

凛々子は編集部に笹目を呼んだ。そして凛々子は「聞きたい事があります」と言う。
あの夜、春香は凛々子の家を訪れていた。「どう?これなら似合うっしょ」そこには黒髪の春香が立っていた。凛々子が「わざわざそれを見せるために?」と聞くと春香は「なんか会っておきたくて」と笑う。その時、春香の携帯が鳴り、春香は「もう帰るわ」と凛々子に背を向ける。そして「まだ友達いないと思ってる?」と凛々子に尋ねる。凛々子が「辞書の定義に合う人はまだ」と答えると春香は「そっか、そうだよね」と言う。そして春香は凛々子の口角を優しくつねると「ケジメつけたらまた話す。色々ありがとね」と言って去って行った。

凛々子は、そのケジメをつけたら話す事が何だったのかがわからないと笹目に言う。笹目は「凛々子さんは、なぜ姉が危険を犯してまでグループを抜けたがっていたか知ってしますか?」と尋ねる。「いいえ」と答える凛々子に笹目は「1年前に実家を整理していて見つけた」と1枚の紙を差し出す。それは春香の『進路希望調査書』。就職につけた丸を消して進学に丸をつけた春香の第一希望欄には『凛々子と同じとこ!!!』と書かれていた。「たぶん姉は、あなたが納得する形で友達になろうとしていたのだと思います」と笹目が言うと凛々子は「これが彼女が話したかった事」と考え込むように言う。
笹目は「あの夜、姉を探している時にあなたが片方のスニーカーを持っている所を見た」と明かし、「スニーカーを持っていますよね」と聞く。当時、凛々子は警察から「赤いスニーカーを見なかったか」と聞かれて、知らないと答えていた。凛々子は箱に入れたスニーカーを笹目に見せると、これまで持っている事を黙っていたのは「ざわざわするから」と答える。
あの夜、凛々子は最後に言われた「ありがとう」の意味が分からず、春香を追いかけた。その時に凛々子は、春香のスニーカーを拾ったのだった。
「『彼女の死に私は関係ない』『ありがとうと言われる事は何もしていない』それなのに彼女の死を知ってからこのスニーカーを見る度にざわざわする」「それをどう説明したらよいかわからない」「その理由を確かめるまで誰にも渡せない」と凛々子は言う。「だから…」と言う凛々子の言葉を笹目は遮り、「それは悲しいって事じゃないですか?」と聞く。凛々子は、楽しそうに笑う春香の笑顔を思い出す。「あなたはちゃんと悲しんでたんです、ずっと」笹目の言葉に、凛々子の目から涙が溢れる。「なんで」と凛々子は混乱する。笹目が「人って悲しいと泣くんです」と教えると凛々子は「知ってます」と言う。そして「それだけじゃない。今も会いたい、春香に」と吐露する。春香の「友達ってのは、また会いたいって思う人」という言葉が思い出され、凛々子は号泣する。笹目は「その言葉だけで十分です」と言った。
その様子を扉の向こう側で根津が見守っていた。
凛々子は笹目と外を歩く。笹目が「嬉しいな、やっとこうして隣を歩く事ができて」と言うと凛々子は「嬉しい…なぜ?」と不思議がる。笹目は「きっといつかわかりますよ」と微笑む。笹目の目には、凛々子の横顔が16年前の凛々子の横顔と重なって見えた。
笹目は「もう一つ、僕からご相談があって」と凛々子に切り出す。翌日、凛々子は笹目の事を「今日から契約カメラマンとして来てもらう事になった笹目さん」と紹介する。心配そうな椛谷や下馬達の視線の先には、あからさまに不満そうな顔をした根津の姿があった。

【感想】
30代・女性
第一章完結。凛々子の過去にケジメがつけられて想像以上に感動的だった。意地悪な不良仲間さえいなければ、二人は親友になっていたかもしれないと思うと辛かった。

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