【ダブル】第9話 感想ネタバレを詳しく(主演:千葉雄大・永山絢斗)

2022春のドラマ一覧

主演:千葉雄大・永山絢斗
WOWOW (土曜日22時30分~) 

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【内容・ネタバレ含む】
【#09】
翌日、宝田多家良(千葉雄大)と鴨島友仁(永山絢斗)は稽古場に行く。真剣に台本を読む鴨島の姿を多家良は部屋の隅から見つめていた。多家良の元へ今切愛姫(工藤遥)がやって来た。愛姫は、鴨島が多家良の洋服を着ている事、その事から鴨島が多家良の家に泊まった事にすぐ気が付いた。
鴨島と多家良の役を入れ替えての稽古が始まった。演技中、愛姫は鴨島に対する嫌悪感からか咄嗟に鴨島を突き飛ばしてしまう。動揺した愛姫は台詞が出てこなくなってしまい、稽古は中断される。「本気でムカつきそうになっちゃった」愛姫が言うと鴨島は「ムカついてないのか、まだ駄目だな」と反省する。多家良はその様子をじっと見ていた。
稽古後、鴨島(永山絢斗)は愛姫(工藤遥)にダメ出しをする。愛姫は「後から来た人が偉そうに演出家みたいなこと言わないで!」と不満を爆発させた。一方、多家良(千葉雄大)は鴨島の台詞をブツブツと復唱していた。それを聞いた愛姫は「真似しなくていい」と言う。そこへ鴨島がやって来て「多家良、お前は俺が見た中で一番の役者だ。一番愛した役者だ」「最高の舞台にしよう。見せてくれよ、あの取り返しのつかない愛の日々を」と多家良に言う。二人の間の特別な空気感に愛姫はたまらずその場を離れた。

後日、多家良(千葉雄大)は雑誌のインタビューを受ける。鴨島(永山絢斗)の事を聞かれた多家良は「尊敬しています。この頃、思っていた以上に影響を受けていた事を嫌という程思い知らされている」と笑顔で答えた。インタビュー後、多家良はトイレで嘔吐してしまった。マネージャー・冷田(桜庭ななみ)は、多家良が嘔吐したことには気づいていなかった。それでも多家良の異変を感じており「芝居、楽しくないですか」と心配する。多家良は「分からない。でも九十九さん(堀井新太)と友仁さんじゃ全然違うから」と言い、「この舞台辞めたいって言ったら嫌いになる?」と聞く。冷田が「私の仕事は所属俳優の希望を叶える事です。もし本気ならば」と言うのを遮るように多家良は「うそうそ」と否定する。しかし冷田は多家良の表情が気にかかった。

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稽古場で多家良が演技をすると、演出家・華江(神野三鈴)が「…うん、今のは友仁君の”ヤマザキ”ね」と指摘する。愛姫(工藤遥)は「二人の演技は全く違う」と多家良をかばう。ところが華江は、愛姫の感情を見抜いており「今の”サヨコ”に革命は続けられる?」と厳しく問いかけた。
稽古後、稽古場に残った多家良の元へ愛姫がやって来た。愛姫は「私、多家良さんの事が好き。それと同じ位芝居が好き」と話す。「多家良さんと九十九さん(堀井新太)との芝居、本当に楽しみにしていたのに」「華江さん(神野三鈴)も『友仁君、友仁君』って、それに多家良さんもどんどん友仁さんに芝居を寄せちゃって…私も嫌なのにのみ込まれて」「今の多家良さんの芝居は誰にもハマってない」「私、こんな芝居したかったんじゃない。私の舞台を返して!!」と涙ながらに訴えた。

いよいよ劇場での稽古が始まった。多家良(千葉雄大)と鴨島(永山絢斗)のシーンで、多家良は何度も台詞が出てこなくなってしまい遂にはその場に座り込んでしまった。華江(神野三鈴)から「今日はもう良い」と言われた多家良は帰宅する。暗い部屋の中で鏡の前に正座すると舞台の台詞を呟く。それと同時に「お前の”ヤマザキ”を見せてくれ」という鴨島の声、「私の舞台を返して!!」という愛姫(工藤遥)の声、「何を恐れているの」という華江の声が頭の中でぐるぐると響く。次第に息苦しくなった多家良は鏡に頭を何度も何度も打ち付けた。
翌日、枕元では冷田(桜庭ななみ)からの着信が鳴り続けている。慌てた冷田が多家良の部屋へ行くがそこに多家良の姿はなかった。冷田は稽古場で皆に頭を下げる。多家良が行方不明になってしまったのだ。
その頃、多家良は以前住んでいたアパートの部屋に居た。部屋の隅で膝を抱えて座り『人は誰もが役者なのだとしたら今の俺は何だ』『声も出ない、語り合うことも出来ない。いや、声が出なくなる前から俺は…』と考えていた。そこへ鴨島がやって来た。

【感想】
30代・女性
次回の最終話がどんな結末を迎えるのか楽しみ。

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