【ダブル】第3話 感想ネタバレを詳しく(主演:千葉雄大・永山絢斗)

2022春のドラマ一覧

主演:千葉雄大・永山絢斗
WOWOW (土曜日22時30分~) 

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【内容・ネタバレ含む】
【#03】
突然の台本変更で、全く演技出来なくなってしまった宝田多家良(千葉雄大)。そのとき多家良が必要としたのは、鴨島友仁(永山絢斗)だった。鴨島の解釈を通して、多家良は最高の演技をした。その夜、鴨島の元へ帰宅した多家良を訪ねて来たのは、轟九十九(堀井新太)。轟は「宝田多家良!話がある」と不敵な笑みを浮かべた。
轟(堀井新太)は、鴨島(永山絢斗)が作ったカレーを食べたりビールを飲んで上機嫌だ。そんな中、多家良(千葉雄大)と鴨島の出会いを聞く。
『7年程前、仕事を覚えられずストレスから声を失っていた多家良は、鴨島の演技を観て芝居をやりたいと思った』
多家良(千葉雄大)が「友仁(永山絢斗)さんが目標。でもまだまだ及ばない」「役の全てを友仁さんと創っている」と話すと轟(堀井新太)の表情が一変する。「俺が一緒に芝居をしたのは、宝田多家良か?鴨島友仁か?」轟が真剣な表情で聞くと鴨島は当たり前だと言わんばかりに「宝田多家良ですよ」と答えた。「鴨島さんとも芝居してみたいな」轟が言うと鴨島はふと目線を逸らし、「多家良に話があって来たんですよね」と言う。
轟は忘れていたという様子で立ち上がると「黒津監督の新作映画のオーディションを受けろ!」と多家良(千葉雄大)に言う。大物監督の映画とあって、鴨島(永山絢斗)はオーディションを受けるように勧めるが、多家良は駄々っ子のように「友仁さんが受けないなら自分も受けない」と頑なな態度を取った。

翌朝、轟(堀井新太)を鴨島(永山絢斗)が部屋の外まで見送る。轟はオーディションを受ける事を鴨島にも勧めた。「多家良(千葉雄大)に付き添うっていう体で」「数打って行きましょう」轟は鴨島のプライドを傷つけないよう言葉を選んでいるようでもあった。窓からは多家良が「またな~」と子供のように轟に手をふっていた。
その後、すやすやと眠り始めた多家良(千葉雄大)の寝顔を見つめる鴨島(永山絢斗)。鴨島は多家良に掛けてあげようと手に取ったブランケットをくしゃくしゃに丸めると多家良の顔に投げつける。そして「今すぐ!」とオーディションについてマネージャー・冷田(桜庭ななみ)に電話をするように促す。
『役者という生き物はひとりでは生きて行けない。一緒に生きて行く事も出来ない』多家良が電話をする横で鴨島はそう感じていた。

多家良(千葉雄大)と鴨島(永山絢斗)は、事務所でオーディションへの申込みを冷田(桜庭ななみ)に依頼する。多家良はどうしても鴨島と一緒に受けたいようで、その事ばかり冷田に聞く。するとその様子を見ていた社長(橋本じゅん)が、黒津監督の作品を観たかと多家良に聞く。多家良は「観た?」とそのまま鴨島に話をふった。社長は「絶対観て!美波が綺麗だから」と自分の妻であり、事務所の看板女優・神野美波(中山忍)を絶賛する。美波は「DVDを貸してあげる」と多家良を連れて行く。
すると社長(橋本じゅん)はここからが本題と言わんばかりに「君が噂の鴨島友仁くん」と言い、「仮契約から事務所に所属しないか?」と誘う。鴨島(永山絢斗)は「多家良(千葉雄大)を繋ぎ止めるためですか?」「ナメないでください」と努めて冷静に反論する。そこへ「お菓子もらった」と無邪気に多家良が戻ってきたので、鴨島は一礼して立ち去った。社長は呆気にとられ「えっ?今の俺が悪い??」と社員達に聞いた。
帰宅した鴨島は「何が、ナメないで、だよ…」と後悔したように呟く。その後、二人で借りたDVDを観る。観終わると鴨島(永山絢斗)は「何だ、この演出?アドリブか?」と感想を口にするが、多家良(千葉雄大)はその後、何度も何度も観返している。鴨島が布団に入っても多家良はまだ観飽きないようだ。そして「俺、この人(黒津監督)の映画出たい」と言った。
翌朝、鴨島(永山絢斗)が寒くて目を覚ます。近くには、鴨島から掛け布団を奪った多家良(千葉雄大)が眠っている。テレビはDVDが点きっぱなしになっていた。鴨島は、多家良が握ったままのリモコンを取ろうとするが、多家良は無意識にリモコンを渡したくない素振りを見せる。鴨島は、目を擦りながら考えを改めるような表情を浮かべた。

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多家良(千葉雄大)と鴨島(永山絢斗)は、冷田(桜庭ななみ)に付き添われてオーディション会場にやって来た。オーディションだと言うのに、多家良は「監督に何聞こうかな~」とわくわくしている。『多家良はオーディションが苦手だ』『道や時間は間違えるし、人見知りで競争意識が欠如している』鴨島は心配する。緊張の面持ちで順番を待つ他の役者達の中、多家良だけはウキウキと順番を待っている。多家良と鴨島は別のグループになり、多家良が先に会場へと呼ばれた。鴨島は心配をするが『今日、このオーディションで多家良は変わる』そう考えると自然と笑みがこぼれた。
会場では、黒津監督(津田寛治)を前にそれぞれが自己PRをしていく。黒津監督は「あれ、用意して」と小声でスタッフに指示した。廊下では、鴨島(永山絢斗)と冷田(桜庭ななみ)が心配そうに待っている。その前を紙を握りしめたスタッフが走って行く。「台本お待たせしました」スタッフが会場の扉を開ける。その声に鴨島は「台本!?」と思わず声を上げた。
会場の多家良(千葉雄大)も「…台本?」と急に不安そうな表情を浮かべる。「皆のお芝居を観せてもらえるかな」黒津監督(津田寛治)は言い、役者達は5分で台本を覚えるように告げられた。多家良は「ここで覚えないとダメですか?」と質問したが、会場の外へ出る事は許されなかった。多家良は頑張って台本に目を通すが、視界がかすれて覚える事も読む事さえ出来ない。
「…わかんない…友仁さん」多家良はすがるように扉を見る。残り1分の声が掛けられる。多家良の顔には脂汗が滲み、呼吸も荒くなっている。その時、隣の席に座っている役者が台詞をブツブツと呟き始める。多家良はこの台詞に聞き覚えがあった。思わず「このシーン、僕好きです」と多家良は黒津監督(津田寛治)に話しかける。黒津監督は「台詞を覚えなくて良いのかね?」と冷ややかな視線を向けるが多家良は「大丈夫です。覚えています!」と自信たっぷりに答えた。

中華料理店で、多家良(千葉雄大)、鴨島(永山絢斗)、冷田(桜庭ななみ)の三人がお疲れさま会をしている。多家良は「楽しかった。火気厳禁だったから九十九(堀田新太)さんに教えてもらったタバコの煙で輪っか作るの見てもらえなくて残念だったけど」と無邪気に話す。「でも監督に会えたからいいか」と言う多家良の言葉に鴨島は「監督の映画に出たいんじゃないのかよ」と怒りをあらわにする。鴨島の言葉に、場の空気が凍りついた。
一方、オーディション会場では床一面に参加者の履歴書が並べられ、候補者の絞り込みが行われていた。一人のスタッフが「良かったですよね、彼」と鴨島を拾い上げる。しかし黒津監督(津田寛治)が黙っているので「でも、決めてに欠けますよね」と言ってスタッフは紙を床に戻した。「候補はこの5人ですかね、監督」スタッフがそう言って5枚の紙を黒津監督の前に並べる。すると黒津監督は「ふふふふ」と意味深に笑い出した。
帰り道、鴨島(永山絢斗)は「オーディションで披露できるような趣味を見つけろ」と多家良(千葉雄大)にアドバイスする。多家良が「よくわかんない」と答えると鴨島は「芝居が出来れば良いってものじゃない」と厳しく苦言を呈す。そして多家良にも理解出来るよう「好きになってもらうために」と噛み砕いた説明をした。それでも多家良は「友仁さんに分かってもらえればそれでいい」と笑うので、鴨島は怒りと呆れが混じった感情を覚える。
その後、アルバイト先で鴨島は『この人の映画に出たいという多家良の夢を潰してしまったのは自分なのではないか』『俺はどこで間違えた?』と後悔の念を抱き、自問自答する。そこへ多家良がものすごい勢いで駆け込んできた。

「オーディションってのは、扉を開けた瞬間に結果が出ている」黒津監督(津田寛治)はそういうと真っ直ぐと床を歩いて1枚の履歴書を拾い上げる。それは宝田多家良。周囲が「彼ですか!?」と困惑するも黒津監督は「大丈夫、芝居なら僕がつけるよ」と自信満々に微笑んだ。
「俺、受かった」多家良(千葉雄大)の言葉を聞いた鴨島(永山絢斗)は思わず多家良に抱きつく。
そして『自分がどうのこうのとか、多家良をナメてんじゃねぇぞ、俺!」鴨島は思った。

【感想】
30代・女性
多家良の才能が周囲に認められ始める嬉しさと、花開かない自身のもどかしさの表現が絶妙に表現されている。表情での演技が素晴らしい。

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