【ウチの娘は、彼氏が出来ない!!】最終話「母娘が最後に選ぶ一番大切な人は…?」感想ネタバレ(主演:菅野美穂・浜辺美波)

2021冬のドラマ一覧

主演:菅野美穂・浜辺美波
日テレ系  (水曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#10母娘が選ぶ道】
風雅(豊川悦司)からやり直せないかと言われて心揺れる碧(菅野美穂)。一方仕事では、映画化が話題となり小説家として再び脚光を浴びる。碧の家へやって来た小西(有田哲平)は上機嫌で、漱石(川上洋平)が自分で言うと言っていたにも関わらず、漱石がニューヨークへ異動することを口走ってしまう。漱石とふたりになった碧は、「私の相手が嫌で異動願出したのね」とマイナス思考を全開にする。そして碧は、一ノ瀬風雅から一緒に沖縄で暮らそうと誘われていると明かすが「どうしよう」と迷う。すると漱石が「いっそ、僕とニューヨーク行きませんか」と告白し、碧は目が点になった。突然のモテ期の到来に浮かれる碧は足取りも軽くおだやへとやって来た。「一ノ瀬風雅と漱石にプロポーズされた!」という碧は、先におだやに来ていた空(浜辺美波)に、「沖縄に行くならこの家、アメリカに行くなら空は留学すればいい」と書類を見せる。ところが空は沖縄にもニューヨークにもついて行かないと冷静に即答した。
そんな中、ゴンちゃん(沢村一樹)は地元の銭湯で風雅と鉢合わせる。ゴンちゃんは風雅に対し一方的に対抗心を燃やすのだが風雅には何も響いていないようだ。そして大学では、いつも通りの空に対して光(岡田健史)はどうしてもあの雪の夜の事を意識してしまいぎこちない空気が流れる。空は光に「母ちゃんがプロポーズされてどこかへ行ってしまう」と話す。「せいせいする」と言いながらも寂しさを募らせる空の気持ちを光は察した。同じ頃、転勤前におでんを食べようとおだやにやって来た漱石は、外出しようとしていた俊一郎(中村雅俊)と沙織(福原遥)に鉢合わせる。漱石は沙織に転勤のことを明かすと「元気でね」と別れを告げた。俊一郎が漱石のことを気にしているのではと心配する沙織に俊一郎は「好きだった人が心の奥に残っているのは仕方ない、人間だもの。その思いごと連れてきていいよ」「サリーちゃんが泣かないで笑ってて、幸せだったらそれでいい、一番の願い」と包み込むような優しさで話した。その頃、おだやには風雅までやってきた。
碧はいつも執筆に息詰まると『寝る』か『食べるか』を決めるために使っているダーツに『風雅と沖縄』『漱石とNY』と書いて矢を放つ。矢は『飲む』に刺さり、碧はリビングへ向かう。「決めないといけないのかな…、このままこの時の中に居たいな」と呟く。そこへ光が空に借りたノートを返しにやってきた。光は碧に「空さん寂しがってます。口では言わないけど顔を見ていればわかります」と話す。碧は「私にはそんな顔も見せない」「私が先に寂しいって言っちゃうからあの子は寂しいって言えない子になってしまった…、そして私は人の気持ちにちょっと疎い…」と落ち込むと光は「空さんは母ちゃんさんの事が大好きです!」と言って碧を笑顔にした。同じ頃、空は渉(東啓介)に別れを切り出していた。渉に「他に好きな人、出来た?」と聞かれ、空の心には光の顔が浮かんだ。「好きとか恋とかはわからない…」正直な気持ちを話す空に渉は「その関係が大切なんだね、失くしたくない」「それは守らないと、頑張って」と後押しした。
おだやの風雅は「碧、よくここに来るんですって?それに空もバイトさせてもらっているとか。お世話になってます」と碧と空を自分の物のように話し、イラっとするゴンちゃんは怒りが沸点に達する。碧のことを「いい女だ、独りにしておくにはもったいない」と言う風雅に、ゴンちゃんは「大人しく聞いてればいい気になって!早くこの街から出ていけ!!」と勢いよく殴りかかる。ゴンちゃんは空がタイミング悪く現れた事にも気づかずに「碧は捨てられて今殴ったのの何倍も心を痛めた。あげく他人が産んだ子供まで育てて…、女手一つで子供育てるのがどんなに大変だったか分かるか!!」「碧も空もお前には渡さない」と罵倒する。漱石が「聞くな!」と空の耳を塞ぐ。どんな罵声をあびて殴られても風雅は「どこに居ようと私の自由だ」「(碧も空も)あなたのものじゃないでしょう」と悪びれない。増々ヒートアップするゴンちゃんに漱石が「この人笑ってますよ。あなたに殴られてほっとしているようだ」と制止する。「君、誰?」という風雅に「通りすがりの者です」と漱石は答えた。
風雅に付き添って空は神社にやってきた。空は「父ちゃんは毎日青空の写真を撮って、空はどんな女の子だと想像していたんだろうか」「こんなんで私、がっかりされなかっただろうか」と独り言のように呟く。「僕の中で少しずつ空が育っていきました。誕生日は教えてもらえなかったからお祝い出来なかったけど、僕の中で少しずつ大きく成長していきましたよ」「まさか会えるとは思わなかった」いつも飄々としている風雅が大泣きをして本音を明かした。
ついに光と空の漫画が完成した。【君のいる世界】光のタイトルを空は気に入った。その頃、漱石は事務的な引き継ぎを碧に説明すると碧の家を後にしようとする。この日は漱石が碧のところへ来る最後の日なのにあっさり去ろうとする漱石に碧は「からかった?」と問い詰める。「僕は本気です。3ヶ月前と変わらない」「答えを聞かなくても碧さんがニューヨークへ来ないことはわかるから改まって断らせるのも湿っぽくなって嫌だ」と話した。それでも「一緒にニューヨークに行きませんか」もう一度プロポーズしてくれた漱石に碧は「あの日私と仕事をするためにこの業界に入ったと泣いてくれた、あの涙だけで私はこれからも書いていける」と感謝する。「君のこと忘れない」「私を忘れないでくれ」碧は漱石に抱きつき、「離れても応援しています」漱石は優しく碧を抱きしめた。
風雅は沖縄に旅立つ支度をする。ゴンちゃんは「配達のついでだ」と碧にサンマ焼を差し入れた。差し入れを食べながら碧は『私は王子様について行くようなタイプではない事はよくわかっている。自分で決めた場所は自分で決める』と気持ちを整理した。同じ頃、空は光と完成した漫画を郵便局へ持ち込み、神社でお参りをしている。光は「もし母ちゃんが沖縄に行っても俺が居るから」と空を励ます。そして碧は焼き立てパンを買ってウキウキと商店街を歩いていると「パンの匂いがした」と風雅に呼び止められる。すっかり片付いた風雅の部屋で、碧は風雅が明日沖縄に行くことを聞かされる。「碧さんは身一つで来てくれていい」と言われ碧は気持ちを話そうとするが、風雅は「明日まで考えて」と制止してパチリと指を鳴らした。碧に魔法をかけたのだと風雅は笑う。
その夜、空はあの日風雅はわざとおだやでゴンちゃんを挑発したのでは?と碧に話す。空が風雅と旅をしている時、空は「私は母ちゃんとゴンちゃんがくっつくのが一番だと思う。恋とか通り越して空気みたいになってるけど、いないと酸欠になってしまう」と風雅に話していたのだ。「母ちゃんは3歳の女の子です。茨の道を歩いていて振り返ると後ろで笑ってついて来てくれているのは誰?」空に問われて碧は想像する。碧が振り返ったとき、そこには昔から変わらない笑顔のゴンちゃんが立っていた。そして「母ちゃんの前に3歳の女の子が居ます。母ちゃんはその子の足元が心配です。人生が茨の道ならまだ見守っていたい」「ずっと見守っていたい、離れたくない」と碧は涙を流す。自分のことを言っていると分かった空も上を向いて涙をこらえた。
翌日、碧はついてはいけないと風雅に伝えた。「あなたに揺らされて本当に大切なものに気づいた」と感謝する反面、告白はゴンちゃんとくっつけるための芝居で「本心ではなかったか…」とがっかりする碧に風雅は「最後だから本心を話します」と言う。「半分以上はやり直せたら、空と頻繁に会えたらと夢みてしまった」と。それでも風雅は、「活版のモノクロ印刷にカラーページが増えました。それだけで生きていける」とこの街に来た意味があったと続ける。そんなふたりに空は「父ちゃん、母ちゃん飛ぶから見てて」とブランコを漕ぎながら子供のようにはしゃいだ。別れの時、空は風雅に青空の写真のアルバムがほしいとお願いする。そして親子3人の写真を撮るとお互いに「元気で」とさわやかに別れた。
碧はいつものようにおだやにやって来た。「私も子離れしないとな、空もいつかいなくなる」と嘆くと「俺はいなくならねーぞ、変なのが寄ってくるからお前も早く婆さんになれ」と憎まれ口を込めながらもゴンちゃんは言った。そして空は光からもらったガラス玉を握りしめて決意すると出かけていった。書店で待ち合わせをしたふたりは緊張しながらジャンプを買う。公園でジャンプのページをめくると、【君のいる世界】が努力賞に選ばれていて、ふたりは大喜びする。缶コーヒーで乾杯すると光は「良いこと教えてやる、俺彼女いない」と明かした。空は「この前言ってた彼女は妄想かよ!」とツッコむも満面の笑みを浮かべていた。そしてふたりは受賞を碧に報告し、碧は独特の舞で受賞をお祝いする。これからも象印の元、仲良し母娘の人生は続いていく…。

【みんなの感想】
30代・女性
特にサプライズもなく、きれいにまとまったなという印象。俳優さん達が皆さん可愛らしく、格好良く、素敵でよかった。特に俊一郎さんの言葉は一番温かく、世の中がこんな考えでいっぱいになればいいのに、自分もこんな人でありたいと思えた。

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