【ウチの娘は、彼氏が出来ない!!】第8話「実の父に会う!運命の再会で母娘に亀裂」感想ネタバレ(主演:菅野美穂・浜辺美波)

2021冬のドラマ一覧

主演:菅野美穂・浜辺美波
日テレ系  (水曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#08ついに対面のとき】
まるで世捨て人のように穏やかに時が流れる島で暮らす一ノ瀬風雅(豊川悦司)は、「空はどんな顔かな」と上空を見上げて空の写真を撮っている。来る日も来る日も空の写真ばかり撮っている風雅に、同じ島民の男性は「空なんていつも一緒でしょ」と言って風雅の感性が理解出来ない様子だった。同じ頃、空(浜辺美波)は部屋で若き日の風雅の写真をぼんやりと見つめて何か考え事をしている。生みの母と育ての母、二人の母を捨てた実の父・一ノ瀬風雅の存在を知った空は、まだ見ぬ父に鉄拳を食らわせたいという気持ちを抱いていた。一方の碧(菅野美穂)は、おだやへ行き、俊一郎(中村雅俊)やゴンちゃん(沢村一樹)に空が風雅に会いたいと言い出したと愚痴る。そこへ大きな流木を持った渉(東啓介)がやってきた。現世を忘れたくてスキューバーダイビングをしに訪れた島で、不思議な雰囲気を纏った男性から惹きつけられるように流木を買ったと渉は話す。渉は「最近、空ちゃんが僕に興味ない」と打ち明けると沙織(福原遥)を始めとしたおだやの面々は「あぁ…」となぞの連帯感を見せる。そして自分だけが空から何も聞かされていないと知った渉は、「彼氏のつもりなのにな」と寂しがった。フォローするつもりで俊一郎は、渉の初恋の相手の話を持ち出すが、場の空気は増々悪くなり渉は帰っていった。渉が帰った後、ゴンちゃんは「何であんなことを」と俊一郎を叱るが、俊一郎は「空ちゃんには誰がどう見たって光(岡田健史)君だろ!?」と同意を求めた。沙織は「空ちゃんは恋愛経験値が低いため、自分の相手が光君だと気づいていない可能性があります」と的確に指摘した。
空はカフェにやってきた。空の悩み事を聞こうと渉が呼び出したのだった。そんな渉に空は「先生は私のボーイフレンドだから…」と言って全てを明かした。空の人生の一大事に自分だけが蚊帳の外だったことを知った渉は、空が光には悩み相談をしていたと知りさらにショックを受ける。空は「たまたまだし、入野は恋とか愛とかの関係ではない」「入野にはモデルみたいな彼女が居るし、自分より背が高くないと燃えないとか言ってるし」と否定する。そして「そんなことより、私は母達を捨てた極悪人の父に会って鉄拳制裁を食らわせたい」と風雅の写真を取り出した。それを見た渉は「えっ!?」と驚く。そして「多分、きっとそう」と流木を買った相手だと話した。その頃、碧の自宅では漱石(川上洋平)が『一ノ瀬風雅』とインターネット検索をしている。碧は負けた気がするから自分では検索したくないとすねている。
渉からの情報を受けて、空は光に、碧はゴンちゃんに電話で報告しながら荷造りに取り掛かる。翌日、早速ふたりは漁船に乗り込み、風雅の暮らす島へと向かった。風雅が暮らしていると思われる家の前までやってきて、碧はメイク直しをすると少し離れた場所に行く。空が碧を待っていると「ウチに何か御用ですか?」と風雅が声をかけた。初めて会うのにお互いに特別な空気を感じた様子のふたりの間に「一ノ瀬さん、碧です」と碧が割って入るが、風雅は碧のことを覚えていなかった。覚えてもらえていなかったことがショックで気を失いそうになる碧を「母ちゃん!」と空が支える。それを見た風雅が「おふたりは親子ですか?」と話しかけると「はい」とドスの効いた低い声で空が答え、風雅はふたりを室内に招き入れた。三人の間に何とも言えない微妙な空気が流れる。空は「外を散策してくる」と退室した。ふたりきりになり、碧は「私、一週間あなたに恋をしていました」と話し始める。そして「あなたを探して、鈴さん(矢田亜希子)に出会いました」「私は大勢いる中のひとりでも、鈴さんのことは覚えていますよね?」と碧は涙をこらえて問うが、風雅は鈴のことも覚えていない様子だ。碧は空は鈴と風雅の娘であること、そして鈴が亡くなっていることを話すと、風雅は「覚えていなくて申し訳ない…」と話すがその表情は言葉とは違う感情を隠しているようだった。一通り話し終えた碧は「締切だからここで仕事をさせてほしい」と申し出た。外に出た風雅は、愛用のカメラを手にするとふと青空を見上げた。岩場を散策していた空は足を滑らせてしまった所を風雅に助けられる。空は怒ったような表情を浮かべるが風雅はそれを気にせず、話しかける。「流木は波で岩に打ち付けられたりして強くなる」という風雅の言葉を空は「ぶつかったりしないと強くなれない」と反復すると流木を洗う手伝いをしたいと申し出た。なぜ人気絶頂期に突然、芸能界を辞めたのかという空の疑問に風雅は「全てが窮屈に感じるようになった」と正直に答えた。そして「よくそんなんで俳優になろうと思いましたね」という辛辣な空の言葉も「そのとおりですね」と受け入れると、夕ご飯の魚を釣りに行こうと空を誘った。
光をライバル視する渉は光に会うために大学へと向かう。そしておだやに光を連れ出すと「空を諦めない」と恋の宣戦布告をする。「空とは何にもない」と光は相手にしないが、渉は「今、空って呼び捨てにした」と嫉妬する。その様子を沙織は電話で「空ちゃんモテてるよ、ふたりが取り合いしてる」と報告した。側にいた風雅は「オタクでも可愛いものは可愛い」と空を褒める。そして碧と空は風雅の元に泊まることになった。実の父に怒りを感じていたはずの空だが、屈託のない風雅の態度を前に、いつの間にか“親子”のように順応していく。風雅にも臆することなく自分の意見をぶつける空、二人の間に流れるただならぬ空気を感じ取った碧は釈然としない思いを抱く。
その夜、おだやには珍しく漱石が訪れ、ゴンちゃんと酒を酌み交わす。その頃、空は光に電話をして1日の出来事を報告する。「マシュマロ焼いて、釣った魚食べて!ミルフィーユ鍋食べて!!」とはしゃぐ子供のような空。そんな空の話を聞き終えた光は「普通はこういうの彼氏にするだろ、渉先生に電話してやれ」とアドバイスして電話を切った。電話を切った後「大人気ねー俺」と光は後悔しているようだった。おだやのふたりは、かつて好きだった男に会いに行った碧に想いを馳せていた。ゴンちゃんは少し酔っているようで、「あいつはお人好しすぎる」と管を巻く。ゴンちゃんの勢いは止まらず「あいつは小説家なんて大層なものにならなくても俺と結婚して一緒にたい焼き焼いてればよかったんだよ」と言い出した。漱石に「碧さんのことまだ好きなんですね」と言われてゴンちゃんは考え込むが、ゴンちゃんの純粋な想いを漱石は微笑ましく思った。酔いつぶれた漱石に沙織は「呑めないのに呑むから…」と呆れる。そして沙織は空に電話をして「空ちゃん間違ってる」と指摘する。「暗闇で手を伸ばしてみて」沙織に言われたとおりに空は目を閉じて手を伸ばす。「その時、触れた相手が本当に必要な人だ」という沙織の言葉を空は素直に心に止めた。電話を切ると、漱石が目を瞑ったまま「サリー、幸せになれよ」と呟く。沙織は「漱石もね」と言って部屋から出ていく。残された漱石の目から一筋の涙が流れた。
その夜、空は眠れずにいた。外に出ると風雅が焚き火にあたって酒を呑んでいた。空の視線に気づいた風雅は「一杯飲みますか」と空を誘う。「お金がなくても生きていけます。人がいればいい、助けてくれる人、助けたいと思う人」と風雅は優しく語りかける。色々なところへ行き、様々なことをした風雅は「世界中を家にすることにした」と話し、空はそれを興味深く聞いている。その様子を窓からこっそり見た碧は「血が繋がってるからって気が合うの?」と嫉妬をしてしまう。~Will You Dance? ~のしらべに乗って、ゴンちゃん、漱石、沙織、俊一郎、渉、光が眠れぬ夜を過ごす。風雅のラジオからも同じ曲が流れた。すると風雅は「踊りましょう」と空をエスコートする。そして碧は走馬灯のように幼い頃からの空との思い出が駆け巡り、最後には月に帰ってしまうという悪夢で目が覚めた。夢であったことを確認するも、隣にある空の布団が綺麗に畳まれて置き手紙がある。『かーちゃん、空はしばらく旅に出ることにした フーガとな。達者でな。連絡するね』と書かれており、「取られた…」碧はその場に崩れ落ちた。

【みんなの感想】
30代・女性
え…そんなことってある!?というラストにがっかり。いくら風雅が人たらしで魅力的だとしても、碧に何も言わずに旅立ってしまうなんて空はあまりにも薄情というか無謀というか、これまでの母娘の絆の強さは何処へ。Will You Dance?をバックに登場人物達がそれぞれに思いを馳せるシーンがとても素敵だっただけに、最後は本当に拍子抜けで残念。そもそも空は鉄拳制裁すると意気込んでいたのに、最初の表情でしか怒りがなく、あんなにはっきりと意見するシーンがあったのに尋ねるのは俳優を辞めてからの暮らしのことばかり。鈴とのことで本音で話さずにわだかまりが解けるなんて疑問。光と空の掛け合い、ゴンちゃんと漱石と碧の関係性が好きだから次週も見るけど、このままでは風雅がただの自由人で最低な人としか思えない。

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