【インフルエンス】第1話 感想ネタバレ(主演:橋本環奈)

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主演:橋本環奈
wowow (土曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#01】
ー2019年3月東京ー
小説家・及川トモミ(鈴木保奈美)の元へ担当編集者がやって来る。編集者は、会社に届いたファンレターを「会ってくれとか書いてあるけど気にしないでください」と言って及川に渡す。編集者は自分の人生を書いてほしいとか良くあるけれど相手にしなくていいと無下にするが、及川は封筒の裏に書かれた【戸塚友梨】という差出人の名前が気になるようだった。
後日、とあるカフェに落ち着かない様子の女性がいた。そこへやって来たのは及川。戸塚友梨と名乗る女性(大塚寧々)は「先生の作品は女性同士の話が題材になっているから興味を持ってもらえると思った」と控えめに話す。そして友梨は友達が膵臓がんを患っており、亡くなってしまう前に早くお会いしたかったと続ける。「小説にしてもらえなくても構わない。とりあえず話を聞いて頂ければ」友梨は懇願する。
「私と友達2人の35年に渡る関係です」「私達は互いを守るために殺人を犯しました」友梨が静かに話し始める。始まりは私達が16歳の時。当時の友梨は自分の事が嫌いで絶望的な気持ちで日々を過ごしていた。そんなとき、3人は出会う。友梨が自宅のある団地に帰ってくると団地前の公園で、優雅にバレエを踊る女の子がいた、それが坂崎真帆(葵わかな)。そして同じ団地に住む不良になってしまった幼馴染・日野里子(吉川愛)。この日が殺人の連鎖のはじまりとなるとも知らずに…

ー1984年11月静岡ー
友梨の学校に東京から転校生・真帆がやって来る。真帆の凛とした美しさに学校中の誰もが注目した。学校帰り、友梨が書店で漫画を立ち読みしていると真帆が「それ、買わないの?」と声をかけた。「ごめんなさい」と友梨が差し出した漫画を受け取ると真帆はそのまま会計を済ませる。すると真帆は「私、読むの早いけど読み終わったら貸そうか?」と友梨に言った。ベンチにふたり並んで座り、真帆はさっさと読み終えると漫画を友梨に渡した。そしてふたりは真帆の家へ行き、友梨は真帆の漫画や小説を借りた。「買ったものは添加物が入っているから」とオレンジを絞ってジュースを作る真帆の様子を友梨は憧れにも似た気持ちで見ていた。その夜、真帆の父は東京で社長をしていて慰謝料や養育費をたっぷりともらっているらしいと友梨の母が近所で聞いた噂話をすると友梨は不愉快になった。
翌日、友梨は学校で真帆に声をかけようとするが、真帆の放つオーラに物怖じして声をかけられなかった。その事を友人に話すと「美人だけど思ってたのと違った。友梨ちゃんも関わらない方がいいよ」とその友人は忠告する。その後もずっとひとりで過ごす真帆を遠巻きに見ていた友梨は意を決して「真帆、一緒に帰ろう」と声をかけた。真帆は嬉しそうに笑みを浮かべた。帰り道、東京に居たときはバレエやピアノなどの習い事をしていたと真帆は話す。「あの日、バレエをしていた真帆は美しかった」友梨が言うと、真帆は「ママは負けを認めたくなくて自分のプライドを守るのに精一杯。だから私は自分んで闘わないといけないの」「運命に負けたくない」と強い気持ちを吐露する。団地では近所の主婦達が世間話をしていて、真帆の母が働き始めたことを「かわいそう」と憐れむ。そんな大人達に反発するように真帆と友梨は絆を深めていった。

当時の封鎖的なコミニティについて及川は「たしかに自分達と違うものを排除しようとする」と言い、それでも友梨が話しかけたことによって真帆さんは救われたのでは?と話すと友梨は「それは後悔があったからだ」と明かす。友梨は「かつて友達を見捨てて見殺しにした」と続けた。

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ー1975年10月ー
小学生の友梨と里子は同じ団地に住む幼馴染で親友だった。ある日、友梨の家で遊ぼうとやって来た里子は部屋に入ると表情を強張らせてしまう。そこには友梨の祖父が居たのだ。少しして緊張がほぐれてきた時、友梨の祖父が泊まっていくという話になった。すると里子は友梨が祖父と一緒に寝るのか尋ね、違うと分かると「女の子はおじいちゃんと寝るんでしょ!?」と繰り返し尋ねた。「同じ部屋って事?それとも布団?」と大人達はやんわりと尋ねるその違和感を友梨は感じ取っていた。その夜、友梨は寝室でひとり眠れずにいた。リビングでは祖父と母が父に日野家のことを話していた。「お宅のおじいさん、里子ちゃんにイタズラなんてしてないですよね!?なんて聞けるわけない」「何かされたり悪い影響があったら困るから友梨を里子ちゃんと遊ばせないようにしよう」大人達の会話は襖越しに友梨の耳に入った。翌日、母は友梨に「絶対に里子ちゃんの家に行ってはいけない。遊ぶならウチか大人がいる所にしなさい」と強く言い聞かせる。それでも友梨が里子の家を訪ねると母や弟が迎えてくれた。里子の母は、里子に厳しく弟には甘く接しているようだ。部屋の奥から里子が出てきた。そして祖父も…。祖父と目が合った瞬間、友梨は咄嗟に里子の家を飛び出してしまった。

それ以来、里子とは疎遠になってしまったと友梨は説明する。「小学生だったあなたにはどうすることも出来ないのは当然だ」及川は擁護するが「何も出来なかったことも罪です」友梨は否定した。「里子を地獄に置き去りにしただけでなく、その後も友達のつもりでいたことがもっと罪深い」と友梨は言う。及川が「3人で人を殺したのは、心を殺したということですか?」と尋ねると友梨は微笑を浮かべて「それをこれから聞いてもらいたい」と続けた。

高校生になって里子とは口もきかなくなってしまった友梨だが、それでも里子を心配して時々離れた所から里子のことを見ていた。ある日も里子のことを見ていると、里子の彼氏・緒方歩(宮近海斗)と目があった友梨は慌ててその場を立ち去った。放課後、階段で友梨は緒方達に囲まれてしまい「ちょっと付き合えよ、いつも俺らのこと見てるだろ」と半ば強引に廃ビルに連れて行かれてしまった。中では不良達が酒やタバコをするたまり場となっていた。友梨は折を見計らって里子に「一緒に帰ろう」と声をかけた。ところが里子は「緒方といれば誰も自分に手を出すことは出来ない。だから一緒にいるのだ」と言って友梨の誘いを断る。そして「じじいの事、誰かに言ったら殺す」と友梨の耳元で呟くと去って行った。友梨が走って逃げ出すと背後から「おいっ待てよ」と男の声がする。それを里子は「いいじゃん、あんな奴放っておきなよ」と制止した。廃ビルから出て友梨は一度振り返るも、その場から立ち去る以外何も出来なかった。
ある朝、友梨が登校すると教師達の様子が忙しない。教室に入ると友人達が友梨に駆け寄り「友達が死んでしまうかもしれない」と半泣き状態で話す。前夜、友梨の友人はひとり帰宅途中、緒方達と遭遇してしまい足をかけられて転んでしまった。通りすがりの男性が仲裁に入るも緒方の苛立ちは友人に向けられてボコボコに殴られて意識不明の重体になってしまった。さらにその場に里子も居たがただ傍観しているだけだったと友梨は聞かされる。後日、「何で止めなかったの!?」友梨は意を決して里子に話しかける。里子は「あんたもじじいのこと止めなかったじゃん」「これまであいつがイジメられてるのに止めなかったじゃん」と言い返して立ち去った。友梨は何も言えなかった。その事を友梨は真帆に話すと真帆は「友梨は悪くない。あんな子の言うこと聞かなくていい」と言う。「あんな子、言いくるめて責任転嫁しているだけだ」という真帆に「里子のことそんな風に言わないで」友梨は思わずきつく言ってしまった。友梨はすぐに真帆に謝り「里子が今みたいになったのは自分のせいだ」と打ち明ける。真帆は「友梨とあの子がどうであれ、私は友梨の友達だ」と笑うと友梨とわかれてひとり歩き出した。友梨も来た道を戻ろうとした時、黒い車が止まり中から出てきた男が小走りに真帆の方へ行くのが見えた。嫌な予感がした友梨が後を追うと、包丁を持った男が嫌がる真帆の腕を引っ張っていた。咄嗟に友梨は男を突き飛ばすが今度は友梨が男に羽交い締めにされてしまう。真帆が男を友梨から離すと男は再び真帆へと襲いかかる。友梨は落ちていた包丁を手に男の方へ走って行き、男の腹部に包丁を刺した。「友梨逃げよう!正当防衛だから。友梨はあっち、家に帰って」真帆に言われて友梨は家の方へ走り出す。途中右手についた男の血を友梨は公園の水道で洗い流すと、冷静を装って自宅に戻った。その夜、外で鳴り響くパトカーのサイレン音に怯えながら友梨は眠れぬ夜を過ごした。翌朝、慌てた様子の母が友梨を抱きしめて「落ち着いて聞きなさい」と諭すように話し始める。「昨夜、近所の公園で男の人が殺された。刺したのは…里子ちゃんだって」母の言葉に友梨は驚く。里子は交番で「男に脅されて怖くて誤って刺してしまった」と供述したという。

その公園は里子の部屋に面していると後になって気づいた。里子は部屋からそれを見ていて私の身代わりになったのだと思うと友梨が話すと、それまでメモを取りながら話を聞いていた及川の手が止まって何か考え込んでしまう。我に返った及川は「明日も会えますか」と友梨に言う。友梨は『戸塚友梨、坂崎真帆、日野里子』と書いたメモを及川に渡すと「先生に興味を持ってもらえてよかった」「この話は及川先生に書いて頂きたいので」と身を乗り出して言った。友梨とわかれた及川は家路を急ぐ。同じような事件が自分の高校でもあったと思い出したのだ。クローゼットから卒業アルバムを取り出してページをめくると及川の思ったとおり、友梨達と同級生だったことが判明する。友梨はそれを知って自分に連絡してきたのだろうか…もしそうならば、戸塚友梨が殺人を告白する目的は何なのだろうか…

【みんなの感想】
30代・女性
及川と友梨の関係がわかったシーンはゾワっとした。殺人の連鎖はきっとそこまでのサプライズはないでしょう。でもそれ以上に戸塚が今になって告白する目的、若い頃の3人の心情の揺れの物語を楽しみたい。

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