【推しの王子様】「新天地で企画始動!!交際開始で気づく本心 失敗で崩壊の危機!?」第10話 感想ネタバレ(主演:比嘉愛未)

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主演:比嘉愛未
フジテレビ (木曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#10】
『ペガサス・インク』社長の泉美(比嘉愛未)は、『ラブ・マイ・ペガサス』のサービス終了という条件を飲み、水嶋(船越英一郎)率いる大手アウトドア・メーカー『ランタン・ホールディングス』の傘下に入った。ペガサスにはランタン側からやってきた小島(竹森千人)が統括部長として加わり、企画開発に関わることになった。また、オフィスも近日中にランタン本社内へ移すことになっていた。
皆にとって酷な選択をしたのではないかという思いもあった泉美は、光井(ディーン・フジオカ)にその不安な気持ちを打ち明けた。光井は、スタッフの企画を実現させるためなのだからみんなにとっても良い話だ、と言って泉美を励ますと、門出を祝ってパーティーをしようと提案する。泉美たちは、今まで使ってきたオフィスでパーティーを開く。思い出話に花を咲かせる一同。航が社名の由来を尋ねると泉美と光井は「ペガサスのように羽ばたいて飛躍できますように」「ペガサスはギリシャ語で泉を意味する」「教養や名声の象徴と言われている」と説明する。仲睦まじい様子の光井と泉美を見つめていたのは航(渡邊圭祐)、そして有栖川(瀬戸利樹)だった。
帰り道、有栖川は「泉美と光井が付き合い始めたようだ」「お似合いだ」と航に話す。航は有栖川の気持ちを察して「このままでいいのか」と尋ねる。有栖川は「好きな人を困らせたくない、幸せそうなら尚更」と答えた。その後、複雑な想いを抱えたまま航は杏奈(白石聖)に会いに行く。杏奈は航を気遣って何も聞かずに寄り添うが航の気持ちは消化しきれなかった。同じ頃、ひとり帰宅した泉美は『自分の望んだ場所に私は立っているのだろうか』と考える。

ー1週間後ー
泉美たちは新しいオフィスに移る。芽衣(徳永えり)やマリ(佐野ひなこ)、織野(谷恭輔)、有栖川達は、広くてピカピカのオフィスや無料で食べ放題の社食に大騒ぎする。その頃、泉美と光井は水嶋も交えた企画会議に出席する。その席で小島は有栖川、芽衣、航の企画を進めたいと泉美達に伝える。すると水嶋は、「モバイル・ゲームだけでなく、家庭用ゲーム機でプレイできるコンシューマーゲームも作りたい」と言い出した。「コンシューマーゲームとなるとこれまでとは桁違いの予算が必要になる」光井が心配を口にすると水嶋は「だから我々の傘下に入ったのでしょう」と自信たっぷりに答えた。そしてその第1弾として候補にあがったのは、航が企画した『銀河のラビリンス』だった。泉美が「早速、五十嵐と調整します」と答えると小島が「日高社長は事業計画に集中して、現場は光井さんに任せるように」と口を挟み、水嶋は「会社が成長するか一番大事な時期だ」と経営に注力するよう釘を刺した。

オフィスに戻った光井から話を聞いたスタッフ達は「やっぱり傘下に入ってよかった」と喜ぶ。しかしその場にいつも居たはずの泉美が居ない事を気にすると「これからは現場に顔を出すのが難しいかもしれない」と光井がフォローした。航は社長室に行き、新企画への意気込みを話す。泉美も社長としていつも通り接する。しかし航が部屋を後にすると泉美は切ない表情を浮かべる。そして航もまた何か言いたげな表情を浮かべた。
その夜、泉美の家に光井がやって来た。泉美は仕事の相談を光井にする。「折角のプライベートな時間に仕事の事ばかり…」ふと気がついて泉美は謝る。「今に始まった事ではない」と光井はそんな泉美を優しく受け止めた。

翌日、泉美の元へ「富岡パンとのタイアップが取れた」「ミニゲームを作ってほしい」と小島達がやって来た。新企画に取り掛かっていて手が足りないと泉美は難色を示すが、小島達は「タイアップの方は既存の物をちゃちゃっとすれば簡単に出来るでしょう」とまるで実務を分かっていない。次回の企画予算アップのために、タイアップで短期的収益を上げる…小島の圧に泉美はNOとは言えなかった。泉美がスタッフ達に説明すると「これまではゲームの世界観が壊れるから一切引き受けなかったのに」「納期がめちゃくちゃ短い」と皆が反発する。重い空気の中光井が「やれない事はないだろう」と大まかな提案をした。すると「泉美さんがそこまで言うなら」「新しい企画もやらせてもらえるし頑張りますか」と皆の士気が高まった。

その夜、自宅でひとり仕事をする泉美。修正が入った企画書を眺めながら『最近乙女ゲームを心から楽しめているようには見えない』という光井の言葉を思い出す。泉美は光井に電話をするが光井はまだ仕事中だった。「終わったら寄ろうか」という光井を断って泉美は気丈に振る舞う。電話を切った後、『もうどうしたらいいか分からなくて苦しい』あの日吐露した本音が頭を過ぎった。
翌日、泉美以外のメンバーはタイアップの企画会議に出席する。そこで「もっとパンの商品名を大きく扱ってほしい」「(まだキャラクターも決定していないのに)相手側の社長夫人の推しである声優をキャスティングしてほしい」と無理難題を突きつけられる。光井は「タイアップとは言え、ゲームの延長なので」とやんわりお断りすると、ランタンの担当者は「小さな事に拘ってこの企画をフイにすれば大きな損害だ」と態度を豹変させた。同じ頃、泉美は水嶋と経営会議をしていた。泉美の提案に水嶋は「会社はこの位でいいと思った瞬間に成長が止まってしまう、もっと規模を拡大しましょう」「そのために傘下に入ったのでしょう」と意見し、泉美は反論する事が出来なかった。
オフィスに戻った有栖川達は、傘下に入った事でのデメリットを感じ始めていた。「それでも新しい企画のため!頑張ろう」と言い聞かせる。そして航も企画書の修正を重ねている。「光井さんからアドバイスをもらっている」と言う航に皆は「あの1ミリ単位で気にする泉美さんがノータッチだなんて」と驚く。これまでと違う環境に戸惑いながらも適応しようとするスタッフ達の姿を光井は黙って見守っていた。
その夜、光井が泉美の部屋にやって来た。二人はビールを飲みながらも、やっぱり仕事の話をしてしまう。「プライベートな時間だからゆっくりしよう」泉美が気分を変えるように立ち上がる。泉美と向かい合う形になった光井はキスをしようとそっと顔を近づける。その瞬間、泉美は反射的に後ろにのけ反ってしまい、後ろにあったケント様グッズを床に落としてしまう。泉美はグッズを拾いながら「もう片付けなくちゃね」と無理をしているようだった。その後、泉美はひとり眠れぬ夜を過ごす。ふとラブ・マイ・ペガサスのアプリを立ち上げたが『サービス終了のお知らせ』が表示される。泉美は考え込んでしまった。

翌日、水嶋に呼ばれた泉美はコンシューマーゲームの発売先について、一つの企業を提案される。「その会社から発売されるなら」泉美は喜ぶ。しかし、先方がラブペガの象徴でもあった泉美に同席してほしいと言っていると聞いた泉美は表情を一変させる。水嶋は泉美の気持ちの揺れを見逃さず「私は結果の伴わないビジネスは仕事とは認めない」と厳しい言葉をかける。
その後、社長室に航がやって来た。「コンシューマーゲームはサービス終了がないからいいよね」と切ない表情を浮かべて本音をもらす。航と泉美はコンシューマーゲームを成功させようと笑顔で誓った。その夜、泉美は自宅で航の企画書の最終チェックをしていた。書き込んだコメントを削除すると泉美は『何が正解かわからない』と戸惑う。その時、光井からタイアップのトップ画面が届く。その画像を見た泉美は「えっ」と違和感を感じ『随分と商品名が大きいんだね』と返信する。光井との電話で、皆が無理難題を突きつけられていた事を知った泉美は光井に謝る。電話を切った後、泉美は『私だけ…何やってるんだろう』と落ち込む。
そして迎えたプレゼンの日。小島は「これが決まれば20億の利益も夢じゃない」と泉美に発破をかける。和やかな雰囲気の中、航のプレゼンが始まる。泉美は航の様子を見守りながら『本当に良くここまで成長したな』と思う。プレゼンが終わると担当者が泉美の思いを尋ねる。泉美は返答に困り、当たり障りのない事を答えてしまう。その後も担当者からの質問に泉美はしどろもどろにしか答える事が出来ない。泉美のゲームへの情熱を好意的に捕らえていた担当者でさえ、首をかしげる始末だった。会社を後にすると小島は「まさか日高社長がぶち壊すとは、結果は返事を待たずとも分かっている」と怒りを露わにして立ち去った。
「折角のチャンスをごめん」泉美は航に謝る。航は「何かあったんですか」と泉美を気遣うが泉美は「何もない」と嘘をつく。「こんな泉美さん初めて見た」「人が変わってしまったようだ」と心配する航に泉美は「ごめん」とだけ言って立ち去った。航は泉美とは別方向に歩き出すが、すぐに思い直して泉美の後を追う。すると、歩道の手すりに寄り掛かるように座り込んでしまっている泉美を発見した。「最近あんまり寝れてなくて…」力なく話す泉美は貧血を起こしているようで、航はタクシーで泉美を家まで送り届ける。
航は光井の留守電に泉美の様態についてメッセージを残す。水を取ろうとした航は、部屋いっぱいに飾られていたケント様グッズがなくなっている事に気づく。航が泉美のマンションを出るとちょうど光井がやって来た。光井は航に感謝すると足早に部屋に向かおうとする。その時、「なんでこんなになるまで放って置いたんですか!?」「泉美さん、ボロボロじゃないですか。光井さんが側に居ながらどうして」航が強い口調で光井を攻める。光井が部屋に行き、泉美の髪を撫でると泉美が目を覚ました。開口一番に「ごめん、プレゼン失敗しちゃった」と泉美は謝る。泉美は「話があるの」と切り出すが、光井は「今はゆっくり休んで」と促した。

会社に戻った泉美は、プレゼンの失敗を水嶋に謝罪する。水嶋は「1年前の情熱はどこへ行ってしまったのですか」と泉美を攻める。そして「あなたには失望しました」「従業員の未来をあなたの手で壊してしまうのは避けたいでしょう」と暗に退任を促す。同じ頃、オフィスで落胆する航の元へ事情を聞いた有栖川達がやって来た。「こんな事になるなんて信じられない」と皆は言う。呆然と歩く泉美の元へ光井から着信が入る。泉美は着信画面を見つめたまま電話には出なかった。
翌日、泉美がオフィスへやって来た。皆が泉美を心配して集まると泉美は「皆に話があって、ちゃんと考えて答えを出しました」と話し始める。「私、会社を辞めます」「もう情熱がなくなってしまったの」「よく分からなくなってしまったの、本当にごめん」と言う泉美に芽衣は「信じられない」と驚き、有栖川は「傘下に入った途端にそんな」と言って織野に咎められる。「その通り、勝手だよね、ごめん」「本当にごめんなさい」と大粒の涙を流して走り去る。
「プレゼンに失敗したからって」光井は泉美を追いかける。しかし泉美は「ゲームへの情熱がなくなってしまった」「仕事を続ければまたと思ったけど駄目だった」「自分の判断に自信が持てない、前と全然違う」と話す。「皆を混乱させる位なら私は居ない方がいい」泉美の意思は固い。光井は自分も辞めると言うが「あなたには皆を守ってほしい」と泉美は全力で止める。「俺じゃ、君の支えにならないのか」光井の問いに泉美は「私達、つき合うべきじゃなかったと思う」と答える。それはつまり航を忘れられないからかと問われた泉美は、「それは違う」と否定する。光井は「だったらこういう時こそ俺を頼ってくれよ」と言う。「私あなたに心配ばかりかけて何もしてあげられなかった「ごめんなさい」涙ながらに言う泉美に光井は返す言葉が見つからなかった。
オフィスでは皆仕事が手につかず、呆然としている。すると突然航が走り出す。航は泉美のマンションに到着すると、「泉美さん!!」と呼びながら部屋の扉を叩く。応答はないが、鍵が開いている事に気づいた航は部屋に入って驚く。そこには何もない空間が広がっていたのだった。

【感想】
30代・女性
想像以上に早い破局…。リアルの恋をしてしまったから乙女ゲームが分からなくなってしまったのか。泉美あってのペガサスインク、次回皆の決断が楽しみ。

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