主演:古川雄大
テレ東 (土曜日23時25分~)
【内容・ネタバレ含む】
【#02】
追加ルール【暴露タイム】によって、麗奈(トリンドル玲奈)が整形美人であることが暴露された。思いつめた様子の麗奈は突然「ごめんなさいっ」と頭を下げる。そして目と鼻、唇、あごを整形した事を明かす。「学生時代に色々あって生まれ変わりたかった…」と話す麗奈。他の参加者が「だからって整形!?」と茶化すと麗奈は「外見は関係ないなんて綺麗事でしょ!?だから皆メイクするしエステにも行くんでしょ」と反論し「整形したこと、後悔していません」と哲也(古川雄大)の目を真っ直ぐに見つめた。「今の麗奈さんはとっても綺麗だと思いますよ」哲也は微笑んだ。
そしてスタッフが設置した定点カメラには、斧にオイルを塗りつける星(真飛聖)の姿が映っていた。星が「盛り上げようとしただけよ」と誤魔化すと理恵(北原里英)が「人が死ぬかもしれなかったのに」と星をビンタする。叩かれた頬を手で抑えながら星は「顔に傷が残ったらどうするのよ!!」と怒鳴り、「どの口が言うんだか…」と参加者達は呆れ返る。すると斧が直撃した若菜(葵わかな)は「勝手に怒らないで」と理恵を注意し、番組を続行するよう冷静に言った。
哲也は躊躇うことなく星を脱落者に選ぶ。ところが星は首を横に振り「もう一度チャンスを下さい」と跪いて食い下がる。星が女優達に謝礼を支払って星のエステに通っているとSNS発信してもらっている事、そして星が謝礼を値切った事を利子(成海璃子)は知っていた。財産目的だったの!?疑惑の目が星に向けられると星は綺麗事を並べて否定する。すると哲也が「お金の有無は重要ではない。信頼し尊敬出来る相手を探しに来た」「ある人が言っていた。人が幸せになるためには愛する人に愛される事だと」と諭すように言い、帰りの飛行機チケットを星に差し出す。すると星は「まだお若いですね。愛!?」と笑う。「愛だけじゃ足りません。社会に必要とされている実感も必要なんです」と訴え「楽しかったです」と一礼してチケットを受け取る。「はぁっ、水素水なんか手を出さなきゃよかった」星は捨て台詞を吐いて立ち去った。
翌朝、残った6人の女性達がラウンジに集まった。そしてMCのケリー豊田(松大航也)から次のチャレンジが発表される。それは女性2対1で哲也の朝のルーティンにお付き合いするというもの。
まずは麗奈とりお(寺本莉緒)の名が呼ばれ、二人は哲也が泳ぐプールへと向かった。「一緒に泳ごう」哲也は提案するが、ノリノリのりおとは対照的に麗奈は沈んだ表情を浮かべる。麗奈は幼い頃に溺れたトラウマからプールに入ることが出来ず、ひとりプールサイドで座って待つことにした。プールの中で楽しそうにする哲也とりお。「思い出を共有したい」と話す哲也とりおの会話を聞いていた麗奈は、突然プールに飛び込んだ。驚きながらも麗奈を抱える哲也に「私も思い出共有したいです!」と麗奈は必死に言った。飛び込んだ弾みでメイクが崩れてパンダ目になった麗奈をりおは笑うが哲也は「ナイス飛び込み」と好意的に受け止めた。その様子にりおは苦虫を噛み潰したような顔で悔しがった。
その後、場所をスタジオへと移し、哲也は理恵、若菜とヨガを楽しむ。積極的に哲也に話しかける理恵に反して若菜はヨガに四苦八苦しているようだ。哲也はそんな若菜が気にかかり、話しかける。「同じ社長でも父とはこんなにも違う」若菜は父が町工場の社長だったが裕福ではなかったこと、そして今は工場を閉じてしまったことを明かす。哲也も父との関係が仲良しというものとは違うと明かし「会社を継いで、大切な人を幸せにしたい」と話した。すると理恵が悲鳴をあげて床に倒れ込み、名前を呼んでも返事がない。理恵は医務室で目を覚ます。理恵に付き添っていた哲也は「きちんと安全確認出来ていなかった」と理恵に謝った。幸い理恵に怪我はなく、理恵は哲也の掌を自分の頭や頬にあてて「こうすると免疫が高まる」と微笑む。
ヨガの後に予定されていたサイクリングは中止となり、ラウンジに集まった5人。利子はヨガの布に切れ目が入れられていたことに憤り「こういうの傷害罪だからね!」と4人に向かって強く言う。りおと麗奈は一緒にプール、利子と一香(尾碕真花)はサイクリングの支度でロビーに居たことから、疑いの目が若菜に向けられる。そこへ復活した理恵も合流し、ケリー豊田は「これから全員で夕食をとって頂きます」と告げた。
ビュッフェスタイルの夕食。早速りおが哲也にアピールし、他の参加者達もズルいと続く。すると哲也は「サイクリングが中止になったから」とまず利子と一香を同じテーブルに誘った。その時、若菜が理恵に近寄り「私じゃないから」と言った。一香は「何ともなかったから」と答える。ところが布を切った犯人は理恵本人だった…。
利子達が会話をしていると哲也と利子の間にりおが強引に割り込んできた。そしてりおは「あっ」と言って哲也の視線を反対側に向けた隙にチュっと哲也の頬にキスをした。全員が目を丸くして驚く中、一香は哲也の指に料理のソースが付いていることに気づく。そして一香は哲也の指を舐めた。一香は「いつもばあやがしてくれていたので」と繕うが、女性陣は大胆過ぎるとドン引く。たまらず麗奈が行動に移そうとした時、「暴露タイムです」とケリー豊田がやって来た。
今回の最多得票者は利子。利子は「もっと他に落とした方が良い人いるでしょ!?」と憤慨する。するとりおが「皆のこと犯人扱いしてたしね」と目配せし、理恵も「あまり感じのいいものじゃなかったわよね」と同調する。ケリー豊田は利子に「あなたがこの番組に結婚相手を探しに来たと言っていたのは嘘ですね?」と問う。利子は次回選挙への出馬が決まっていたのだ。「人気を得るために番組に!?」と言う女性陣に「選挙だけが目的なわけない!」と利子は反論するが「選挙だけが…ってことは」とりおに指摘されてしまう。結果的に墓穴を掘ってしまった利子だが「私はパートナーを探しに来たの!あなた達みたいに玉の輿を狙っているわけじゃない」「あなた達は鳴戸グループの哲也さんと結婚したらそれで良いと思っているかもしれないけど、もうそんな時代じゃないの。私はそれを訴えるために来た」「私は自立した存在として共に高め合える結婚を求めている」と女性陣に説く。そして哲也の目を見て「哲也さんと私なら良いパートナーになれると確信しています」と力強く言う。そんな利子に「嘘をついたことは棚にあげて自分の都合の良いことだけを言う、確かに政治家に向いているかもしれませんね」と一香が苦言を呈す。そして「嘘はそれだけ?」と言う一香の問いに「え!?」という空気が流れる。一香は、利子がサハラ大学を主席で卒業したと公表しているのは嘘で、本当は語学のサマースクールに通っていただけだと明かす。一香の父がサハラ大学の学長と繋がっており、確かな情報だった。利子は「サマースクールでは成績一番だった…サハラ大学卒と言ったのはオーバーシュートだったかもしれないけど、大事なのはこれから何をするかでしょ!?」と必死に弁明する。「また非を認めず自己弁護ですか!?」と女性陣は白ける。
そんな中、哲也は脱落者を発表する…。
【感想】
30代・女性
女性達それぞれの内情が明かされていくので、あっという間の30分。ただ、まだ脱落者が発表されていないにも関わらず、次回予告で利子がいないことが判明してしまうのは残念。そして、エステ経営者の星がアロマオイルを犯行に使用したのも安易すぎたと思う。ただ哲也殺害の犯人についてはまだ謎が多く、今はまだそこに繋がるサブエピソードだから致し方ないという見方も出来る。個人的には理恵が一番陰湿で残っているのが怖い。もしかしてキャストの下から順番に脱落していくの法則!?にも注目したい。
★結末予想★
やっぱり犯人は若菜が一番怪しいと思う。今回は「同じ社長でも…」のシーンが意味深。父の工場封鎖に鳴戸グループが絡んでいそう。資金面や取引相手として等。そして工場封鎖を苦に父が亡くなり、若菜は復讐を…?