主演：松岡昌宏「密告はうたう～警視庁監察ファイル～」まとめ

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『密告はうたう』（みっこくはうたう）は、伊兼源太郎による警察小説。 2017年3月17日に単行本が実業之日本社から書き下ろし小説として刊行された。その後『密告はうたう警視庁監察ファイル』に改題され、2019年4月5日に実業之日本社文庫版が刊行された。「警視庁監察ファイル」シリーズの第1作。
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◆登場人物◆
佐良正輝 （さら・まさき）……… 松岡昌宏
警視庁人事一課監察係主任。ある殺人事件の捜査中に後輩刑事の斎藤を殉職で失い、捜査一課から人事一課（ジンイチ）へ異動に。同僚からは疎まれ孤独に業務をこなす日々。

能馬慶一郎（のうま・けいいちろう）……… 仲村トオル
人事一課監察官。公安出身のエリートで、表情一つ変えず容赦なく身内の不正を暴くことから、「能面の能馬」と警視庁内部で恐れられる存在。佐良に皆口の監察を命じる。

皆口菜子（みなぐち・さいこ）……… 泉里香
運転免許試験場職員。一通の密告文に端を発して、機密情報漏洩の疑いでジンイチの監察対象となる。捜査をともにした佐良のかつての同僚で、殉職した斎藤の元婚約者。

須賀透 （すが・とおる）……… 池田鉄洋
人事一課監察係長。公安出身で神出鬼没、「長袖の須賀」の異名を持つ能馬の右腕。
佐良とバディを組み、皆口の行動確認（コウカク）にあたる。

宇田邦弘 （うだ・くにひろ）……… 三浦誠己
高井戸南署刑事課主任。刑事時代の佐良の先輩。忠誠心が強く、情に厚いため「武者」と呼ばれる。佐良とともに捜査にあたった目白駅の殺人事件は未解決となっている。

北澤勝俊 （きたざわ・かつとし）……… 眞島秀和
警視庁刑事部鑑識課員。佐良とは同期でライバルのような存在。正義感が強く、斎藤を殉職させたうえ、身内を洗う人事一課に異動した佐良を嫌悪し、怒りをぶつける。

斎藤康太 （さいとう・こうた）……… 戸塚祥太（A.B.C-Z）
元捜査一課刑事。佐良が刑事時代に捜査をともにした直属の後輩。佐良の前で殉職したが、その真相は謎のまま。佐良の拭いがたい過去や幻影として度々姿を現す。

夏木麻美 （なつき・あさみ）……… 秋元才加
早稲田署生活安全課員。皆口が信頼する先輩。佐良や皆口とは池袋西署で同僚だった。かつては斎藤も含めて食事に行く間柄だったが、斎藤の死後は疎遠になっている。

梶原武治 （かじわら・たけはる）……… 甲本雅裕
高井戸南署長。佐良が池袋西署の刑事だった頃の上司。宇田の現上司でもある。吉祥寺署長の堤とは出世を争う同期。

堤忠男 （つつみ・ただお）……… 鶴見辰吾
吉祥寺署長。皆口の元上司で、斎藤の死後、皆口のことを気にかけている。かつては能馬同様、人事一課の監察官を務めたこともある。