【向こうの果て】第4話 感想ネタバレ(主演:松本まりか)

2021春のドラマ一覧

主演:松本まりか
WOWOW (金曜日23時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#04贅沢な女】
ー東京地検中央支部ー
律子(松本まりか)の担当検事・津田口(柿澤勇人)の元へ律子の最初の夫・京波久雄(豊本明長)が訪ねてくる。京波は事件の第一発見者でもあった。律子は中学卒業後、京波製菓の工場で働き始めた。京波が律子の存在を知ったのは、律子が働き始めてから3年程経ってからだった。

ー昭和43年 東京・六本木ー
日本は好景気、若者達は誰もが浮かれて生活をしている。そんな中、ある店で京波が踊っている所へ女友達に連れられて律子はやって来る。ある男性が質素な服装の律子に「もっとマシな格好はなかったの?」とからかうと律子は「自分の身の丈に合った格好をしただけだ」と平然と答えた。そんな律子を京波は好意的に感じ、この出会いから半年後、律子18歳のときふたりは結婚する。
京波の父は「京波家の嫁として恥ずかしくないよう、テーブルマナーを覚えなさい」と律子に言うが、律子は「面倒くさいね」と一蹴する。そんな律子を京波は誇らしいと思った。ところが3年後、京波の父が経営する会社が倒産寸前になってしまい、京波は律子と別れて債権者の娘と再婚するよう迫られる。この話を偶然聞いてしまった律子はその日から態度が一変、若い男を連れて遊び歩くようになった。「バイバイ、世間知らずのお坊ちゃん」律子は最後に京波にこう言うと京波家から颯爽と去っていった。

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家を無一文で出ていった律子は仕方なく風俗店で働くことになるのだが、この時の京波はそんな事さえ知らなかった。「あいつは人のためにバカを演じる、そういう女だ」京波は律子を庇う証言をする。津田口は「あなたは本当にそう思っているのですか?池松律子は、君塚公平(松下洸平)に日常的に暴力をふるい、叔父を弱冠14歳で誘惑するような女ですよ!?」と問う。そんな津田口に京波は「あなたは律子と出会った頃の私にそっくりだ。あなたは律子の魅力に取り憑かれている」「今ならまだ間に合う。今すぐ池松律子の担当を辞めたほうがいい」と忠告する。律子に好意などないと津田口は否定するが「私やあなたがどんなに律子を想っても所詮死んだ人間(君塚)には敵わない」と京波は続ける。

ー昭和60年 東京・新宿ー
京波は離婚してからも律子のことが忘れられず、探偵のように律子を調べていた。ある日、京波は公平(松下洸平)に声をかける。京波は、「1週間も律子の側を離れてどこへ行っていたのか」と公平へ問う。公平は「新しく書いた小説を津軽の友人に届けに行った」と答えた。京波はイラッとした様子で「今日からお前が京波製菓で働いて妻子を養え、俺は律子と一緒に暮らす」と提案する。「律子は俺を想っているのに会えないなんて可哀想だと思わないか?」自身たっぷりな京波に公平は「律子は誰のことも何とも思ってませんよ」と言う。そして「僕と律子は男女の関係ではありませんから」と言って公平は立ち去ろうとする。「それは律子が父親から殴られていたことが原因か」京波は公平の背中に問いかけた。

ー昭和37年 青森県弘前市ー
13歳の公平(南出凌嘉)が自宅で父・隼吾(浜谷康幸)とラジオを楽しんでいると隣の律子の家から大きな物音と父・喜平(塚原大助)の怒鳴り声がする。外に連れ出された律子(伊礼姫奈)は喜平に殴られ続ける。隼吾と公平は、何とか喜平から律子を救うが喜平は「俺が王様でお前は奴隷だ!」「奴隷が王様に楯突く気か」と隼吾に暴言を吐く。隼吾は怒りを堪えて土下座すると「ナンボでも謝る。だからふたりを殴るのは止めてくれ」と言った。

京波は律子が日常的に公平へ暴力を振るっていた事も知った上で、「彼女は優しい人」と言う。京波に言わせれば、律子の暴力は愛のある暴力なのだ。「それでしか繋がれなかったふたりが私は悲しい」「そしてとても羨ましい」と京波は呟く。「綺麗事言わないで下さい。一方的に暴力を振るわれる側の気持ちがわかるか!?」感情的になる津田口を検察事務官・南川(山野海)がそっと制止する。冷静さを取り戻した津田口は京波に「あなたにとって池松律子とは?」と問う。京波は「贅沢な女でした」と言って去っていった。

ー7年前ー
津田口は急いで病院へ駆けつける。「姉さん、俺だよ」津田口が呼びかける先には全身包帯巻で酸素マスクをする姉の弱々しい姿があった。そこへ警察がやって来た。警察からは夫に首を締められ、日常的に暴力を振るわれていたと聞かされる。しかし裁判の結果、夫は心神喪失で無罪。一方の姉は7年経った今でも病院のベッドに眠ったままだった。

地検の取調室で津田口は「あなたのことが益々分からなくなった」と言う。「あなたの本当の顔はどこにあるのですか?」と津田口の口調が強まる。すると律子(松本まりか)は「殺したのは公平だけじゃない。お父さんとお母さんを殺したのは私」と言って笑った。

【みんなの感想】
30代・女性
出会う男にとって全く異なる顔を見せる律子。彼女の本当の気持ちはどうだったのか彼女自身も分からない可哀想な状況だったのか、津田口と同じ気持ちになって今後を見守りたい。京波が「暴力でしか繋がれないふたり」と表現したのは分かる気がする。父からDVを受けて育った律子はDNA的にDVの要素を持ってしまっており、それを知る公平だからこそ黙って殴られ続けたのかなと。

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