【恋はDeepに】「大人のファンタジーラブコメ第2章開幕!二人の運命を結ぶ指輪 明かされる彼の過去」第5話 感想ネタバレ(主演:綾野剛・石原さとみ)

2021春のドラマ一覧

主演:綾野剛・石原さとみ
日本テレビ (水曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#05】
ー9ヶ月前ー
鴨居(橋本じゅん)に助けられた海音(石原さとみ)。手には錆びた指輪が握られていた…。

「……私、人間じゃないの」海音の告白に倫太郎(綾野剛)は混乱する。海音は、ウツボの忠告を守って倫太郎のことは忘れ、残された期間で海を守ることに集中しようとする。まずは今後も海中に人工物が建設されないよう海洋環境の調査結果を蓮田トラストに提示すること、そして星が浜に暮らす地元住民を味方につけることを目標に海音は動き出す。
そんな中、蓮田トラストと鴨居研究室が合同で、『星ヶ浜の今と未来』をテーマにしたイベントを開催することになった。倫太郎の父で会長の太郎(鹿賀丈史)から責任者をするよう指示された倫太郎は、<海中展望タワー>計画の復活を条件にイベントの責任者を引き受ける。倫太郎は、鴨居研究室をプロジェクトから外そうと画策する光太郎(大谷亮平)と火花を散らす一方で、まさか海音に騙されている?と思い悩み始める。そんな中、藍花(今田美桜)と榮太郎(渡邊圭祐)の恋は急進展する。
そして迎えたイベント当日。海音と藍花は、子供達に海の大切さが伝わればこの子達が将来海を守ろうとしてくれると考え、子供達にわかりやすい紙芝居をする。子供達は、海音の紙芝居を食い入るようにみていたが、その後倫太郎がリゾートの話をするととても退屈そうにしている。そんな中、倫太郎が海中展望タワーを説明し始めると子供達の目がキラキラと輝きだした。子供達の興味に反応するように倫太郎も楽しそうに話し始める。「お魚もみんなと同じこの星に住む、大切な仲間なんだよ」倫太郎の言葉に海音も大きく頷く。
イベント終了後、海中展望タワーについて相反するも海は大切だと共通認識を持ったふたりは少しだけ距離が縮まる。その時、娘が迷子になってしまったという母親に出会い、ふたりも探すことになる。海音は展示されているクラゲから『カニの方へ行ったよ』という情報を得る。そしてカニからは『入口の方へ行った』と聞く。すると女の子は見つかった。広い水族館内でどうしてすんなりと見つけることが出来たのか倫太郎は海音に問うが、海音はそれとなくはぐらかす。一方、榮太郎は人気のないベンチで誰かとオンライン通話をしている。ひとりは研究室の椎木(水澤紳吾)、他に3人いるようだ。そこへ藍花がやってくると榮太郎は不自然にパソコンを閉じて誤魔化した。

その後、自宅で海音が疲れた足を氷水に浸してぐったりしていると倫太郎が訪ねてきた。家に上がった倫太郎は驚く。「これ、誰の!?」その視線の先には海音が握っていた指輪があった。「星が浜の海で拾った」海音の言葉に倫太郎は頷き、指輪を手に取る。指輪の内側には『Yaro&Arisa』と刻印されていた。「これ、母の指輪だ」倫太郎は涙を流す。思い浮かぶのは優しかった母のぬくもり、そして幼かったあの日海に流されてしまったビーチボールを追いかける母の姿。「俺のせいで…」泣き崩れる倫太郎の背中を海音は優しくさする。その手を握って倫太郎は「やっぱり冷たい」「君は何者?」と尋ねる。「私は星が浜の海で生まれて、居場所を守るためにここに来ました」「でもここ(陸)は海と違うから体がもたなくてあと2ヶ月くらいなんです」海音の告白を聞いた倫太郎は海音を優しく抱きしめた。
朝、星が浜から戻った鴨居は海音に2年前の過ちを告白する。光太郎から調査を依頼された鴨居は、研究室の資金難を補填するため、光太郎に言われるがままに調査結果の数値を改ざんしたのだった。その後も後悔する日々を過ごしていたところ、あの日海音に出会った。「だから私は責任を取らなければならないんだ」鴨居は涙ながらに話した。
光太郎がリゾート開発について記者会見を行うようで記者達がぞくぞくと集まる。会見に向かう前、鴨居は光太郎に「2年前の調査結果には不備があった」と訴え、最新の調査結果を渡す。しかし光太郎は「そんなものは誤差だ」と聞く耳を持たない。「もしこれがマスコミにバレたら…」少しの脅しを含めて鴨居は考え直すよう頭を下げる。そんな鴨居に光太郎は「科学者なんてものはお飾りだ。経済活動のお墨付きをしてくれればどうでもいい」と言い放ち、反対に鴨居に脅すような態度を取った。
落胆した様子で蓮田トラストを後にする鴨居を見かけた倫太郎は不審に思いながらも会見場へと向かった。会見では、リゾート開発と平行して海底資源の開発も行うと寝耳に水な計画が発表され、倫太郎は憤る。そして海音も「止めなきゃ」と研究室を飛び出す。光太郎に「絶対反対です」と強い思いをぶつける海音。しかし光太郎は意にも止めずに「人間の未来のためには大切だ」と言い、鴨居研究室とは契約を解除したと告げる。「鴨居さんは大丈夫ですかね」光太郎の意味深が言葉に海音は走り出す。
大学の入口で鴨居は、たちの悪い週刊誌の記者に詰め寄られていた。「お引取りください」鴨居は紳士的に対応していた。そこへ海音と倫太郎がやって来た。記者は海音に「経歴について教えて下さい」とまとわりつく。海音を守ろうとした鴨居は誤って記者を突き飛ばしてしまう。記者はわざとらしく「痛い」とのたうち回り、鴨居はその後駆けつけた警察官に連れられていってしまう。

【みんなの感想】
30代・女性
なんでいつも倫太郎は会議に途中参加なのだろう?30代の大人が「キス」位で小学生みたいなリアクションなのが寒い。随分年下の榮太郎・藍花の方がまだ見ていられる。『大人のラブコメ』を掲げるのならもう少しなんとかならないかな…。出いている俳優さん達はみんな素敵なのだけど、この内容ならもっと若い俳優さん達のほうがしっくり来たと思う。

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