【最愛】第5話「9年ぶりの再会…そして15年前の夜 何が起こったのか?」 感想ネタバレ(主演:吉高由里子)

2021秋のドラマ一覧

主演:吉高由里子
TBS (金曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#05】
(優)『悲しい日が続くと姉が夢に出てくる 夢の中の姉は背が高くて少し体を傾けて俺の顔を見る 『覚えてなくても大丈夫。姉ちゃんが優の分まで覚えてとく』頼りない俺を守ろうとする、あの頃の姉だ』『大人になった姉は一度も夢に出てこない』
ー2021年ー
「それを見れば本当の事がわかるよ、大ちゃん」朝宮優(高橋文哉)は、渡辺昭(酒向芳)の首を締める自分の動画を宮崎大輝(松下洸平)と真田梨央(吉高由里子)に公開する。
ついに再会を果たした梨央と優。「動画見たよな、やったのは俺なんや」優が言うと梨央は「何も話さなくていい、30分後に行く」と告げた。梨央は常に警察から尾行されている。梨央と加瀬賢一郎(井浦新)はホテルのエレベーターに乗り込む。4階で梨央達がエレベーターを降りる。少し遅れて刑事を乗せた別のエレベーターが到着する。その瞬間、梨央だけが非常階段に姿を消す。加瀬は梨央をエスコートするような仕草で4階の部屋の扉を開けた。刑事は「今、部屋に入りました」と報告する。梨央は急いで階段を登る。6階の部屋では優が待っていた。
「ずっと会いたかったんやよ、どうして姉ちゃんを一人にしたんやさ」梨央が言う。「白川出る時、『二人なら大丈夫』何度も言ってくれたよ…」優は本当の気持ちを話し始める。

ー2012年ー
真田家の人達は何を考えているかわからないし、学校でも馴染めなかった優。優はそんな自身を『人とはだいぶ違うんだ』と感じ始めていた。『昔に戻りたい』『あの頃の事を全部覚えておきたい』そう考えた優は、古い携帯電話の画像をパソコンに取り込む。そして『削除したデータも復元出来るかも』そう考えた優は、あの日梨央が削除した動画を見てしまう。自分が何をしたか理解した優は、書き置きを残して姿を消す。
「梓さん(薬師丸ひろ子)や姉ちゃんに迷惑かけたくなかった」優は涙ながらに話す。
一方、警察ではイヤホン男・生田誠(優)について捜査を進める。動画の音声復元が一部され、昭が「また金を持って来たんですか」と言った事から生田誠が昭に500万円を渡した人物と同じである事も判明する。係長・山尾敦(津田健次郎)は、いつもと様子が違う大輝を気にかけながらも捜査内容をまとめる。すると大輝は「真田梨央には異母兄弟がいます、朝宮優24歳」と明かす。
ホテルの優は、「高校を卒業するまで山梨に居た」「梓さんに面倒見てもらって学校の寮にいた」と明かす。4階の部屋では加瀬がひとり心配そうに時間を潰している。

ー2018年ー
優は『一人で生きていかなければ』と自立する努力をしていた。そんな時、ニュースで梨央が社長になった事を知る。梨央の周りが敵だらけだと心配した優は、一番の敵である後藤信介(及川光博)に近づく。
『梨央を潰すまで』という後藤を警戒し、梨央に何かあったらすぐに助けるつもりだったと優は明かす。「でももう助けられん、俺警察に追われとる」と言う優に梨央は「一人にしてごめんな」「でも優と会えるの待っとった」と優しく話す。優は梨央がどんな薬を作っているかも分かっていた。梨央は「優にも治験受けてほしい」と願う。「やったのは俺なんや」優が諦めの言葉を口にすると梨央は厳しい表情で「その事、記憶にある?」と問う。「優はやっとらん、何もしとらん、そうやろ」と涙する。「記憶に残ってなくても記録に残っている」「自首する」と言う優に梨央はある事を告げる。
警察では、優の情報が特定される。桑田仁美(佐久間由衣)が用紙を大輝に渡すが大輝は見たくないという風に顔をそむける。山尾が「見たんだよな、同一かって聞いてるんだよ」と厳しく問う。大輝は考えた後「確証持てません」と答えた。

梨央は加瀬と共にホテルを後にする。梨央はそっと加瀬に耳打ちすると、一人でタクシーに乗り込んだ。その後、加瀬は優の部屋に行く。加瀬は高校の寮で「消えてなくなりたい」と自暴自棄になった優と対面した時の事を思い出す。
「やっちゃいけない事をやったんです!」興奮気味に言う優に加瀬は優しく寄り添い「お姉さんはあなたを必要としている」と諭す。毎月1度、ハガキを送って無事を知らせる提案をしたのも加瀬だった。
「今も興奮すると記憶飛ぶの?」優しく尋ねる加瀬に優は頷いた。
桑田の調べで昭が生前、15年前に大麻事件を起こした元陸上部の長嶋透(金井成大)と青木菜奈(水崎綾女)に接触していた事がわかる。大輝は、熱帯魚店を営む長嶋を訪ねる。長嶋は、7月末に昭が訪ねてきたと話す。「息子が山で見つかったというが警察は間違っている。どこかで生きているんです」「今でも連絡取っているんでしょ、嘘は止めてください」と店内で騒ぐ昭。長嶋は「すごい執念だった」と振り返る。散々警察にも聞かれた内容を尋ねる大輝に、長嶋は苛立ち始める。その後、長嶋は「15年前の話なんだけどさ…」と切り出す。「台風のあの日、食堂がその裏辺りから『うあーーーーー』という男性の叫び声を聞いた」と言う。それは達雄(光石研)の声だった気がすると言い、翌朝達雄がげっそりとした表情で考え込んでいたのを目撃したと続ける。それは警察に話していない新たな情報だった。去り際「昔の友達にアリバイ聞く仕事とか嫌にならないの?」「でも向いてるか」と嫌味を言われた大輝は「…向いてるよ」と淋しげな表情を浮かべた。

朝、梨央の自宅へやってきた加瀬は梨央に頼まれた物が入った紙袋を渡す。梨央の心の異変に気づいた加瀬が事情を尋ねると梨央は優から送られてきた動画を見せる。「少しだけ優と居させて」「白川に帰りたい、たった一日だけ。明日には戻る」と懇願する梨央に加瀬は「優君も必ず連れて戻って」と言う。そして途中で警察に何か聞かれた時の対応を伝授する。
加瀬と梨央はコーヒーを飲んで家を出る。家の前では大輝が張っている事を加瀬はわかっていた。信号で車が止まると加瀬は後方を気にする。梨央は安心を求めるように加瀬の腕を掴む。信号が青に変わると大輝達の車線が動き出す。大輝達の車が加瀬達の車の横を走り去る瞬間、梨央が車を降りて走り出した。急いで大輝も後を追う。一方、加瀬は橘しおり(田中みな実)が書いたゲラを取り出し、梓に電話をかける。
その後、加瀬は後藤に橘との関係を問い詰める。加瀬は梓に橘の事を確認したのだった。梓は「以前は良好な関係だったため、今更真田に弓を引く理由が分からない」と答えたため加瀬は、後藤が真相を知っていると考えた。梨央が昭とも渡辺康介(浅井大智)とも顔見知り程度だと話している事について、後藤は加瀬に「あなたは真実だと思っているのですか」と問う。後藤は事件の4日前に昭と話をしていると明かす。その日、後藤が乗る車の前に昭が飛び出した。昭はこの車に乗っているのが梨央だと勘違いしたのだった。人違いだと分かっても昭は後藤に息子の事を話す。後藤は「私が(梨央と)話しましょう」と言って一連の資料を預かった。
「その真偽を確かめてはいかがですか」後藤は昭から預かった資料を加瀬に渡す。そして「橘しおりも同じことを調べているのでは」と言って橘の名刺も渡した。加瀬は早速資料の確認をしながら「さぁどうする」と策を巡らせる。
その頃、梨央は飛騨高山行きの高速バスに乗り込んだ。大輝達はバスを尾行しながら、バスに途中乗車する人達を確認する。次のバス停で大輝は優らしき人物を発見する。『大ちゃん』幼い優が大輝を呼ぶ声と重なる。大輝は躊躇いながらも「生田が乗車しました」と報告する。「(生田は)朝宮優です」大輝の報告する声が震える。バスに乗った優は、梨央に腕を掴まれて梨央の隣に座る。
「帰ったら何しようか」梨央が聞くと優は「おばあちゃんの葬式に出られなかった。謝らなくちゃ」「父さんにも」と答える。そして優は安心したのか、梨央の肩に頭をあずけて眠り始める。梨央は優の頭を撫でながら、昔『優の事は姉ちゃんがずっと守る』と言った事を思い出す。
加瀬の元に『優に会えました。心配かけてごめんなさい』と梨央からメッセージが届く。心配そうな表情を浮かべながらも加瀬は携帯をポケットにしまう。その時、後藤から橘の名刺を受け取っていた事を思い出した。加瀬が橘に電話をすると橘は「ゲラの事でご迷惑かけちゃってごめんなさい。どこから漏れちゃったのか分からなくて」と誤魔化す。「会って話を」という加瀬の申し出を断って橘は強引に電話を切った。
橘は後藤が持つペーパーカンパニーの一つに来ていた。近くにいた男性に会社について尋ねると「知らない」と男性は答えた。橘は「いかにもペーパーカンパニーって感じだ」とどこかへ電話をかけながら建物内を覗き込む。その時、一つの電話が目に留まる。橘は廃材で窓ガラスを割ると中に侵入して電話を操作する。その時、先程声をかけた男性が中に入ってきた。橘は男性に捕まり、男性は「不法侵入」と言って拘束した橘を車のトランクに入れた。

高速バスがターミナルに到着すると梨央と優は周囲を警戒しながらタクシーに乗り込む。同じ頃、加瀬は昭が亡くなった日の動画を見ながら考え込む。「薬がないのなら諦めるのではなく作る」梨央の熱意を思い出しながら、加瀬は『必ず帰ってきて』と梨央にメッセージを送る。梨央は緊張する優の手を優しく堅く握りしめた。梨央と優は達雄のお墓参りをする。手を合わせながら梨央は「お父さん、何思っとったんやろ」と考える。事件翌日『ごめんな』と謝る父、そして入試の朝、駅で梨央を見送る父の顔を思い出しながら「幸せだったのかな」と言う。梨央は加瀬に頼んだ紙袋から大金が入った封筒と通帳を取り出す。「これ…それとお父さんが私達に残してくれたお金」と優に渡すと梨央は「遠くに逃げて」と言う。優は梨央の愛情を感じながらも「逃げても無駄やさ」「俺逃げてばっかりだった」「もうしんどいわ」と話す。
その後、二人は実家に行く。優は「ただいま」と涙した。表には大輝達の車が待機している。大輝は幼い優と手を繋いで歩いた日々を思い出す。優が仏壇の写真を手に「これ持っていっていい?」と梨央に尋ねた時、優は達雄がパソコンに日記をつけていた事を思い出す。その日記があればお父さんの思いが分かるかもしれない、二人はパソコンを探し始める。しかし家の中には見つからない。その時、優が「寮かもしれない」と思い出す。
同じ頃、白山大学に来た大輝は当時の陸上部の寮日誌を確認し始める。桑田は「寮に住んでたんですね」「真田社長の家と目と鼻の先ですね」とカマをかける。日誌は毎日丁寧に書かれていた。それが渡辺康介失踪の9月21日と22日は『特記事項なし』としか書かれていない。23日に達雄がくも膜下出血で倒れたため、それ以降は白紙のノート。大輝はノートの最後のページに達雄が大学に宛てた『陸上部の車を買い替える事についての要望書』を発見した。事件関係者が車を処分しようとするのは、ひき逃げや車内に血痕が残った場合…、大輝の中で達雄が遺体を運んだのではという疑惑が浮かぶ。桑田は「でも一人で運べますかね」と呟く。大輝の視線が陸上部の集合写真に向けられる。
梨央達の実家前で張っていた刑事から梨央達が寮に移動したと報告が入り、大輝達は寮に向かって走る。同じ頃、梨央達は寮に入る。『今日は牛丼だぞ、よう食うのぉ』達雄の声や寮の活気が昨日の事のように思い出される。優は達雄のパソコンを発見する。最後の日記には『梨央は落ち着いている。実力は発揮できるだろう』と書かれていた。「お父さん幸せやったと思うよ」と優は言う。「俺もこの時が一番幸せだった」「何もかも無かった事に出来ないかな」優と梨央が話している。優が2006.9.23の動画を発見する。再生すると達夫が「9月23日…」と話し始める。桑田が「警察です!パソコンから手を離してください」と厳しく言うと大輝が制止するように「久しぶりやったな」「心配しっとった、無事でおってくれと思っとった」と優しく話しかける。梨央は「止めて」と動画を止めるように言うが優は「俺は知りたい」と抵抗する。同時に梨央達に詰め寄ろうとする桑田を大輝が引き止める。
『覚えている内に記録を残そうと思う』達夫の言葉に梨央は涙ながらに頭を抱える。『私、朝宮達雄は渡辺康介さんを殺害しました。娘に乱暴しようとしていた康介の腹を刺しました』と言う達雄に「違う…」と優は言う。
あの夜、寮に戻った達雄に優が抱きつく。次の瞬間、達雄が見たのは梨央の上で息絶えた康介の姿で達雄は「うぁーーーー」と叫び声を上げる。そして優を抱きしめたまま号泣した。
『内の娘になんて事をしてくれたんだと思った。そして山に運んで埋めました。刺したペグや服は鉄塔の下に埋めました』『罪は償います。悪いのは私で子供達は悪くない』達雄の言葉を聞いた優は「お父さん、嘘ついてる。刺したのは俺や」と言い、大輝は「姉ちゃんの前で言わんでいい」と止める。達雄は最後まで、『子供は悪くない。全部自分一人がやった事だ』と繰り返した。三人の脳裏に優しかった達雄の姿ばかりが思い出される。大輝は「何かあったら必ず駆けつけるって思っていたのに何も出来なかった」「今度はちゃんと守る」と優に近づく。梨央は「優を連れて行かないで」と泣いて抵抗する。優は「姉ちゃんは何も関係ない」「俺は逃げないって決めた、姉ちゃんここまで来てくれてありがとう」「やっと会えたんや、忘れたくない」と梨央に話して大輝の方へ歩み寄る。
同じ頃、加瀬は昭殺害現場に来ていた。そして橘を乗せた車が海の近くに停車する。トランクを開けたのは後藤だった。後藤は「馬鹿だな、お前」と橘に言い放つ。
大輝と桑田が優を警察車両に誘導する。梨央は優の背中にすがろうとするが大輝が梨央を止める。梨央は大輝を振り払って「優」と何度も呼ぶ。桑田は「山尾さん、宮崎さんの事でご報告があります」と電話をする。梨央は大輝に引き止められながら「優」と号泣する。
同じ頃、加瀬は動画と現場を見比べて何かに気づく。その時『助けて』と梨央からメッセージが届く。加瀬は「了解」と呟く。

【感想】
30代・女性
皆の最愛が交錯して切なすぎる。加瀬が優の無実を証明してほしい。
【犯人予想】
*達雄の共犯(その1)加瀬・・・加瀬は梓に頼まれて、梨央の様子を見に来ていた。そして偶然現場に居合わせてしまい達雄が遺体を運ぶ手助け等をしたのでは?
*達雄の共犯(その2)藤井・・・祝勝会から早く帰ってきた藤井は現場を目撃してしまう。密かに思いを寄せていたマネージャー菜奈も被害にあっている事を知り、達雄に手を貸した?
*昭を殺害した犯人(その1)梓・・・梓にとっての最愛は梨央。梨央の過去につきまとう昭にとどめを刺した?
*昭を殺害した犯人(その2)後藤・・・まさかの薬仲間!?突然の鼻血は薬の後遺症か!?

←4話はこちら      6話はこちら→

wowowのドラマをもっと楽しみたい方へ
wowowは月300本以上の映画やドラマ、スポーツやライブ、舞台などをお届け
3,000本以上の番組が“いつでも、どこでも”楽しめるオンデマンドサービスも

期間限定