【キン肉マン THE LOST LEGEND】第9話 感想ネタバレ(主演:眞栄田郷敦)

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主演:眞栄田郷敦
WOWOW (金曜日23時30分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#09】
園子温監督(園子温)×綾野剛プロデューサー(綾野剛)によるキン肉マン実写映画『MUSCLEMAN』の製作発表がされた。ウォーズマン役として出演する事になった眞栄田郷敦(眞栄田郷敦)は役作りに向き合う中で、「俳優はいかにして主役に生まれ変わるか」「主役という俳優になるか」という綾野の熱い思いに触れていく。
「(綾野剛を)人として一番尊敬している俳優」「ずっと共演したかった」と眞栄田は玉城ティナ(玉城ティナ)に話す。ところが実写映画『MUSCLEMAN』の製作が急遽中止となり、それに対する歯切れの悪い綾野の対応に眞栄田は「綾野さんの本当の気持ちを聞きたいです」と詰め寄った。映画製作の中止に伴い、思い入れのあったスタッフルーム・キン肉ハウスが取り壊される。綾野・眞栄田・玉城は、苦しい思いを抱えながら取り壊しに立ち会った。
それから数日後、眞栄田・玉城は久しぶりに綾野に会うことになる。待ち合わせの中華料理店にやって来た綾野は、一つの段ボール箱を眞栄田に渡す。中には眞栄田の父・千葉真一が製作しようとして実現出来なかったハリウッド版キン肉マンで使う予定だったキン肉マンのマスクが入っていた。今一度、眞栄田のキン肉マンへの思いを確認した綾野は「自主映画として製作する。(キン肉マンは)郷敦しか考えられない」と言った。

ー2020年7月中旬ー
眞栄田と玉城は綾野が運転する車で新宿にやって来た。綾野は車内に二人を残すと車を降り、少し離れた所で待っていた男性達に声をかける。映画関係者の多くは、この場所に集まって撮影現場へと向かうのが一般的なようだ。男性達と談笑する綾野の姿を見ながら眞栄田達は「え?」「偶然?」「誰だろう?」と戸惑う。少しすると綾野は男性達に別れを告げて建物内に入っていった。「私がミート君でいいのかな?」玉城はこの頃そう考えてしまうという悩みを吐露する。
30分後、綾野が車に戻ってきた。「自主映画って事でとりあえず現金」綾野が鞄を開けると中には無造作に2000万円が入っていた。綾野はそこから100万円の束を2つ取り出すとそれぞれ1束ずつ眞栄田と玉城に渡す。こうして自主制作版『キン肉マン』がスタートした。
ー1週間後ー
プロレス格闘技専門グッズを扱う闘道館というお店では『MUSCLEMAN』に関する配信ライブが行われていた。なべやかんとたまご企画広報・元井美貴がキン肉マンについて熱く語っており、眞栄田と玉城はそれを見守っていた。二人の目的は広報の元井氏。配信イベントが終了して二人が元井に話しかける。この時点で製作中止は公にされておらず、事情を知らないなべやかんらは『MUSCLEMAN』について楽しそうに話しかける。
その後元井と三人になり、眞栄田と玉城は、マスクが千葉真一から送られてきた事と映画が自主制作になった事を明かす。送られてきたマスクを前に玉城は「このマスクを元にオリジナルでマスクを作りたい」と話す。自身のマスクを持っている程マニアな元井は、マスクについてのいろはを伝授する。そんな中、玉城が【キン消しの呪い】について再度、元井に何も知らないのか尋ねる。元井は言葉を選びながら「お優しいゆでたまご先生達にそのような噂話は耳に入れたくない」「冗談半分でそのような噂を広めるのは止めてほしい」と言う。以前、眞栄田と玉城が原作者・ゆでたまごを訪ねた際に「そっちのキン消しじゃない方」と玉城が本人達に話した事を気にかけていたのだ。「生き様と生き様がぶつかるプロレスに魅了され、ただ良いプロレスを観たいのだ」「いいプロレスを期待しています」という元井のプロレス愛を眞栄田は真正面から受け止めた。
ー2020年7月下旬ー
眞栄田は綾野に呼び出された。向かった先には眞栄田専用の特設リングが設置されていた。眞栄田はさっそくリングの感触を確かめる。その時、眞栄田はリングの真ん中に鎮座する人形が気になった。「キン肉バスター、キン肉ドライバー、マッスル・スパーク、それらの技をこの人形を使って会得してほしい」綾野は説明する。

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「形は出来ているが、そこに伴う精神が足りない…」眞栄田のキン肉バスターを見ながら話す綾野。「やっぱり必殺技ってすごい」「自分のためだけに繰り出せるものではない」二人は『キン肉バスター』の奥深さを実感する。何度かやってみて、眞栄田は何かが足りないと感じる。しかし『何か』が何なのかが分からない。眞栄田はひたすら体を動かすが『何か』を掴む事が出来ない。するとそこへ「私が助けてあげる!!」「今のあなたに必要なのはミート君じゃない、プリンス・カメハメ否プリンセス・カメハメよ」と玉城が登場する。スパリゾートハワイアンズのカメハメハ大王像の佇まいにインスパイアされた玉城が「私の元で修行しなさい」「真のキン肉マンにしてあげる」と言うと眞栄田は「お願いします」と素直に頭を下げた。
玉城が身につけている金色の衣装は、綾野から受け取った100万円で作った物だった。玉城は華麗にリングに上がると「なんだその服は」「(リングの黒色と)同じだよ、赤い人形に負けてるよ」「だったら裸の方がましだよ、分かる!?」と眞栄田を説教する。眞栄田は玉城が用意したという衣装に着替えるために控室へ行く。「何もたもたしてるんですか?あなたもでしょ」玉城の説教が綾野に向けられる。綾野は「その言葉待ってました!いってきます」と喜んで眞栄田の後を追う。「世話の焼ける奴らだぜ」玉城はすっかりプリンセス・カメハメに成りきっていた。

「かかってきなさい!!」玉城は眞栄田を煽る。そして襲いかかる眞栄田に「48の殺人技No.3風林火山!!」と言うと右腕一本で眞栄田をぐるぐると回して投げ飛ばす。「しずかなること林のごとく」玉城はダンスを踊るように軽やかにリング上を舞い「侵掠すること火のごとく」と可愛く言うと眞栄田の腹部をぎゅっと握り潰す。そして『キン肉バスター』を繰り出す。「動かざること山のごとし」ロメロ・スペシャルが決まる。玉城の圧倒的な強さに眞栄田は「カメハメ師匠ありがとうございます」と言って倒れた。
ー同日、高円寺・純情商店街 地下ー
洞窟のような薄暗い場所に頭から黒いマントを被った人物が二人。祭壇のような岩には、『キン肉マンブラディ』『キン肉マンムラオカ』『キン肉マンウィン』…歴代の消えたキン肉マンの写真とキン消しが飾られている。二人は「あいつらまだ諦めてないようだな」「キン肉マンは眞栄田郷敦」と話している。「屁のつっぱりはいらん!」一人が写真を岩に投げつける。それは『キン肉マンゴードン』と書かれた眞栄田の写真だった。

【感想】
30代・女性
黒いマント二人はゆでたまご??「キン肉マンは漫画だけだ!」みたいな理由で阻害しているのかな?
玉城ティナの動きもキレイで格好よかったけど、あんなにムキムキな眞栄田郷敦が全く太刀打ち出来ない玉城ティナって…唐突。

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