【アバランチ】第5話「夜明け・アバランチ誕生秘話!第一部完」 感想ネタバレ(主演:綾野剛)

2021秋のドラマ一覧

主演:綾野剛
フジテレビ (月曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#05 Episode0夜明け】
明石リナ(高橋メアリージュン)はランニングをしている。盗撮するようなカメラのシャッター音。打本鉄治(田中要次)は道具屋で部品を見ている。SNSを確認している牧原大志(千葉雄大)は『Renrakuhoshii,Condor』というメッセージに興味を持つ。西城英輔(福士蒼汰)は警察の人事資料で山守美智代(木村佳乃)について調べている。一方、新聞記者の遠山(田島亮)はアバランチについて取材を始めていた。山守が藤田高志(駿河太郎)のお墓参りに行くと既に羽生誠一(綾野剛)がお墓を綺麗に掃除していた。「西城君に話しましたよ、なぜアバランチが出来たのかを」羽生はそう言っていつも使っているジッポでお線香に火をつける。そしてそのジッポも大切そうにお墓にお供えした。

ー3年前ー
警察署内で、羽生は藤田と銃の練習をする。「お前は焦るから…」藤田のアドバイスに羽生は「でも犯人に当たれば問題ないですよね」とおどける。藤田は「お前、今日アレだろ?」と尋ねるが羽生には『アレ』が何だか分からない。羽生が藤田宅に招かれると山守がご馳走を用意して待っていた。「お誕生日おめでとう」藤田と山守は羽生の誕生日を祝う。藤田は「羨ましいだろ」と山守の事を自慢し、羽生は「藤田さんにはもったいないわぁ」と答えた。その後、羽生と藤田はバルコニーで一服する。藤田は「これで最後か」と名残惜しそうにタバコに火をつけた。タバコを止めると山守と約束していたのだ。藤田は愛用していたジッポを羽生にあげた。羽生は「大切にする」と喜ぶ。羽生は「もう一人の体じゃないから無理しないで」と言い、藤田も「そうだな」と答える。
羽生が帰り、藤田と山守は後片付けをする。その時、藤田の携帯が鳴った。相手は『大山(渡部篤郎)警備局長』。藤田は「すぐに動けるようにしておきます」と答えて電話を切った。山守は「また危険な任務なの?」と心配する。藤田は「この任務が終わったら旅行にでも行こう」と誘い、山守は「期待しないで待ってる」と笑顔で答えた。しかし山守の心配な気持ちが晴れる事はなかった。

日本で開催される国際会議を前に、国際テロリスト集団『Vamos』から爆破予告が届く。山守と桐島雄司(山中崇)はその事を内閣官房長官・大道寺(品川徹)に報告するが、大道寺はすでに別ルートから情報を得ていた。大道寺は、各機関の間で情報を共有する事を嫌う大山健吾(渡部篤郎)を「腹の読めない奴だ」と非難する。山守の中で不安が膨らむ。
大山が警備局長としてトップに立つ公安部はいち早くテロリストの潜伏先を確認するものの、情報提供者が拘束されてしまう。情報提供者の救出作戦にあたった公安部外事三課の羽生(綾野剛)は先輩の藤田高志(駿河太郎)の静止を振り切って現場に突入するものの、それは仕組まれた罠だった。羽生はテロリストによる爆発から奇跡的に命を取り留め、病院で目を覚ます。そこへ部長から「生き残ったのはお前だけだ」と過酷な現実を告げられる。羽生は「自分に犯人を追わせてください」と志願したが「今のお前に出来る事はない」と言われ羽生は号泣して床に倒れる。
爆破の知らせはすぐに山守の元へも届く。「生存者は若い捜査員一名だ」桐島から告げられた山守は堪らず走り出す。山守は安置室にやって来た。藤田の遺体と対面した山守は嗚咽をもらして泣き崩れる。
その後、山守は羽生の病室へ行く。羽生は「すみませんでした」と謝り「あなたのせいじゃない」「先日旅行に行こうと言われた時に何かあると思っていた」と山守は気丈に答える。それでも羽生は「SATが来るまで待機との命令を破って突撃した」と告白する。山守は「SATの出動要請があったの?」と驚き、鞄の中の資料を取り出す。あの日、SATが出動した履歴は残っていなかった。羽生は「確かに大山警備局長にSATの出動要請をしたと言っていた」と証言する。
山守が職場に戻ると騒然としている。桐島に促されてテレビのニュースを見ると『大道寺官房長官に収賄の疑い』と伝えている。「大道寺先生が不正なんてあり得ない」と言う山守に桐島は、内部告発者がいて証拠が揃っている事を教える。そして新しい官房長官の指名で副官房長官に大山が就任すると聞いた時、山守は「大山警備局長が!!」と驚く。山守は「大山が指揮を取ったテロ事件対策で5人も亡くなるという大失態を犯したのに、出世するなんて絶対におかしい」と話す。桐島は山守の気持ちを汲むものの「地雷を踏めばクビだけでは済まない。口外するな」と注意する。しかし山守は納得出来ず、大山はSAT要請について本人に話を聞きに行く。「SAT要請でないのなら、藤田の最期の電話で一体何を話されたのでしょうか」と食い下がる。大山は「彼は立派な警察官だった」「そしてきっと君の素敵な夫になるはずだった」と山守の耳元に囁く。誰にも明かしていない結婚予定の事実に山守が動揺すると大山は「彼の死を無駄にはしない」と言って立ち去った。
退院した羽生は部長に「藤田さんはSATを要請したのに記録に残されていないなんておかしい」と詰め寄るが、部長は「方針が変わる事もある」と言って取り入ってくれなかった。「お前の身勝手な行動が仲間の命を奪った」「全てはお前の責任だ」部長の言葉に羽生は「俺の責任…なんで俺生きてるんだ」と失意のどん底に突き落とされる。

大道寺は迎えの車に乗り込む。そして「彼を野放しにしておくわけにはいかない。直接、話をする」とどこかへ電話をする。次の瞬間、大型ダンプカーが大道寺目掛けて突っ込んできた。
副官房長官になった大山が、内閣情報調査室に就任挨拶にやって来た。大山は「一ヶ月前のテロ事件を後悔している。同じ過ちを犯さないためには情報最前線の君達の力が必要だ。情報弱者になってはいけない」と神妙な面持ちで挨拶した。

失意の中、警察を辞めた羽生は、和泉卓司(森下能幸)が営む小さな町工場で働き始める。寝泊まりしている車内に戻った羽生は、誕生日を祝われた日の藤田の言葉を思い出す。飲み物ひとつとっても明日の事を考えて選ぶ藤田に対して、羽生は今飲みたい物を選ぶ。それを藤田は「お前はいつも直感だから」と言いつつも「お前はそれでいい、正義ってのは直感だろ」「直感を信じて誰よりも先を走れ、正義の力を信じて」「お前の後ろには必ず俺がいる。それを忘れるな」と微笑んだ。
ある日、羽生は和泉が取引先に発注の見返りを渡しているのを目撃する。娘のあかり(北香那)は不条理な手段で工場を切り盛りせざるを得ない父親に反発し、羽生に「お父さんの貯金からお金払って取引続けてもらうとかおかしいよね」と怒りをあらわにするが、もはや正義の力など信じられない羽生は「正しい事だけで世の中回っているわけではない」と答える。「ただ見てるだけの奴に言われたくねーよ」あかりの言葉に羽生は何も言えなかった。そんな矢先、羽生の居場所を追っていた山守が工場にやって来た。
仕事を終えた羽生は山守の自宅にやって来た。壁一面に疑惑の政治家に関する記事が貼られているのを見て羽生は驚く。山守は「藤田がなぜ死ななければならなかったのか一緒に調べてほしい」とお願いするが、羽生は「何で今更俺に」と戸惑う。「新しい事実がわかって来たからもう自分を責めなくていい」と山守は話す。
ある日、山守は大道寺に呼ばれた。山守は自身の左遷について「表向きは部下へのパワハラですが、あのテロ事件を調べていた事が気に入らなかったようです」と話す。すると大道寺は「君も調べていたんだね、だから君を呼んだ」と明かす。大道寺は、「あのテロは仕組まれていた。情報提供者が裏切ると知って公安部外事三課を出動させたのは大山。大山は偽装テロをした」「目的はわからないが、大山は大義のために5人もの命を犠牲にした危険極まりない男だ」と言う。「大山がこれ以上の力を手に入れる前に失脚させてほしい」大道寺は山守に依頼する。
大道寺から聞いた事を話した山守は羽生に「間違った力を正すために一緒に闘ってほしい」「力を貸して」とお願いする。羽生は捜査が切り上げられた後も独自に捜査を続けていたと明かす。しかし羽生に協力する者は誰もおらず羽生は警察を辞める。その後も調べ続けたのだが、何者でもない羽生に出来る事はなかった。「俺の正義は何の役にも立ちませんでした」力なく答えて羽生は部屋を後にする。
翌日、羽生は工場で工場長・和泉と取引先が話しているのを耳にする。取引先は突然、工場との取引を止めると言ってきたのだ。「あんなに高い金を払ってきたのに」和泉が声を荒げるが、取引先の男は「何の事ですか?どこに証拠があるんですか」ととぼけて立ち去る。そこへあかりがやって来た。和泉が「来月から皆の給料を払えない」と話すとあかりは「あんな奴に金払って!こうなる事なんて分かってたじゃん」と怒りをあらわにして立ち去る。和泉は羽生に「仕事は全うしないと」と明日までの納品を助けてほしいと言った。羽生が仕事をしているとあかりが外出して行き、羽生は不思議に思う。
あかりはクラブへと行く。そこではあの取引先の男が女性達と酒を飲んでいた。「俺は話すことない」と言う男にあかりは「父があんたに金渡してた証拠があるんだよ」と言って店の外に連れ出す。「父さんに謝れ、金も返せ」と言うあかり。男は強引に証拠現場のデータを奪い取ろうとあかりを突き飛ばす。「もっと金払う奴が出てきたらそっちに乗り換えるのが資本主義の原理だ」「ばーか」と男は吐き捨てた。
工場では羽生が最後まで残り、納品用の部品を作り終えた所だった。そこへ「よっ」とあかりが戻って来た。足取りがおかしく、あかりは倒れてしまった。羽生が誰にやられたか尋ねるとあかりは「証拠撮った」とスマホの動画を見せる。「この動画世に出す」「工場の事も諦めない」「正義は勝つよね!?」あかりの言葉に羽生は「すげえな」「よく頑張った」と微笑んで涙した。その後、羽生は取引先の男をボコボコにする。
夜が明けて羽生は工場を辞めた。あかりが餞別だといってタバコの箱を渡す。中にはあかりが作ったというピアスが入っていた。「もう一度信じてみるよ、正義の力ってやつを」羽生はあかりに告げて車に乗り込んだ。
羽生はアバランチのアジトに向かう。山守が羽生を迎え入れる。羽生の耳にはあかりのピアスがついていた。

ー現在ー
羽生は大道寺に会いに行く。大道寺は羽生に、大山が警察内部に犠牲者を出すことで危機感を抱かせ、それを利用して新たな諜報機関を作ろうとしていると明かす。そしてまだ目的は達成されていないと示唆し、「次の一手を企んでいる。それは偽装テロ以上の事を仕掛けてくるはずだ」と言う。そして大山が警備局長時代に最も信頼していた公安部長だった男が偽装テロに関わっている可能性が高いと教える。「戸倉部長…」羽生は呟く。
同じ頃、大山は戸倉(手塚とおる)と桐島を呼び出し「次のターゲットは恐らく君だ」と戸倉を指差す。戸倉は渡されたアバランチの資料を見ながら「情報はこれしかないのか」と桐島を責める。大山は桐島の仕事ぶりを褒めてフォローする。そして「そろそろ我々も反撃しましょう」と言った。

テレビのニュースでは「アバランチのメンバー・羽生誠一を全国指名手配した」と緊急速報を伝える。

【感想】
30代・女性
桐島、今まで悪側だと思っていたけど本当は山守の味方な気がする。最後の最後大山を崩すときに裏切ってほしい。
羽生のジッポとピアスにこんなエピソードがあったなんて、増々羽生の好感度が上がった。

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