【アバランチ】第2話「正体・不審死の謎!大きな闇と闘う理由」 感想ネタバレ(主演:綾野剛)

2021秋のドラマ一覧

主演:綾野剛
フジテレビ (月曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#02正体】
山守(木村佳乃)はアジトで、打本鉄治(田中要次)、羽生誠一(綾野剛)、明石リナ(高橋メアリージュン)、牧原大志(千葉雄大)にそれぞれ現金3000万円を手渡す。さらに成功報酬は別らしい。「【バレるな、殺すな、裏切るな】それ以外なら何をしても構わない」と山守は言う。「もうひとりメンバー増えるかも」と山守は付け加える。

牧原の自宅にある女性が居る。女性は、母親のように牧原を心配し、牧原は「もう子供じゃないんだから」と答える。すると女性は壁に油性ペンで何かを書く。「クメール語」女性は茶目っ気たっぷりに笑う。
薄暗いビルが建ち並ぶ場所、停めてあった車の屋根に人が墜ちてきた。それはあの女性だった。
そこで牧原は目が覚める。そして悲しげに壁のクメール語に視線を送った。

アジトにメンバーが集合している。最後にやって来た山守は、西城英輔(福士蒼汰)を雑用係のように扱い資料の配布を命じる。山守(木村佳乃)は、半年前に転落死した夏川洋子(中島亜梨沙)についての調査をアバランチメンバーに命じる。東南アジアの開発途上国支援に精力的に携わってきた彼女の死について、警察は残された遺書の存在から自殺と断定するが、山守の調べでは不審な点やある大物政治家との関係が疑われていた。
夏川のSNSには『日本から戻ったら完成させようね』というメッセージと共にカンボジアの子供達と太陽の絵を描いている写真が投稿されており、「確かに自殺するようには思えない」と打本や明石が言う。夏川の名前を聞いた時、一瞬牧原が困惑の表情を浮かべる。いつもならば、話を聞きながら必要な情報を検索するのに、指示されるまでボーっとしていてキレがない。そんな様子に羽生が気づく。
山守は夏川が亡くなる5日前の防犯カメラの映像を見せる。そこには夏川と何かを話す黒田外務副大臣(嶋田久作)が映っている。黒田は、夏川の死後テレビの取材で「(夏川に)一度もお会いできず、残念だ」と話していたのだが…。ある職員は二人が言い争っていた事を警察に報告したらしい。しかし職員は地方に飛ばされ、当時の資料も紛失されている事がわかった。

羽生、明石、西城は夏川の自宅マンションにやって来た。事件から半年経つものの家族の意向で部屋をそのまま残しているようだ。明石は「西城が居てよかった。警察手帳があれば大体の事は出来る」と言うと西城は「違法には使えません」とムキになる。その間に打本が作った機械で、羽生がオートロックの鍵を解錠する。部屋はまるで今でも夏川が住んでいるようだった。羽生はパソコンが失くなっている事、壁のコルクボード下に画鋲が落ちている事に気づく。そしてコルクボード横の棚の裏からジャーナリスト・永井慎吾の名刺を発見した。
同じ頃、打本は知り合いのホームレスに会う。このホームレスは、夏川が転落した時近くの道に居たのだ。ホームレスは、「あの日黒い車から男が二人出てきて、人間が入る位の大きな袋を担いであのビルに入っていった」と話す。その車は品川ナンバーだったらしい。すぐに牧原が防犯カメラを確認し始める。山守は牧原にこっそり「打さんに感謝しなさいよ」と耳打ちした。
一方、ひとりの女性が意を決した表情で、永井(久保田悠来)のマンションに入っていく。永井の部屋には、この女性とのツーショット写真が飾られている。その時、女性の携帯が鳴る。非通知設定の着信に出た女性は「ねぇ、慎吾。慎吾なんでしょ」と呼びかけたが電話は無言のまま切れてしまった。
山守の調べで、夏川は死の直前まで永井とやり取りしていた事がわかり、羽生達3人は永井のマンションを訪ねる。永井宅のインターフォンが鳴り、女性が玄関を開ける。次の瞬間、男が押し入り女性はスタンガンで気絶させられてしまう。その後、二人組の男は宅急便に扮して女性を連れ出す。羽生達がエレベーターを降りる時、この男達とすれ違う。この時、羽生は箱の隙間からぐったりした女性を発見する。羽生はエレベーターの扉を押さえると「どうします?話し合いから始めます?」と話しかける。羽生と明石は男達と対峙し、羽生の指示で西城が箱に入れられた女性を保護する。羽生はそのまま、永井の部屋へ向かう。中では、男達の仲間が部屋を漁っていて羽生は「探しものは何ですか?」と話しかける。男は羽生にナイフを向けて抵抗するが、羽生を倒すことが出来ないと分かると部屋から逃げ出す。箱の中の女性の対応にオロオロしている西城を盾にして、男達は逃げてしまった。

「まだ見つからないのか」と言う黒田外務副大臣に、部下は邪魔が入ったと報告する。黒田の携帯に大山内閣官房副長官(渡部篤郎)から電話が入る。大山は「早急に対応するように」と言った。
永井の恋人・吉田一恵の話では、夏川に手を貸そうとした永井は何者かに狙われており、どこかに身を隠しているとの事だった。牧原は、例の黒い車が映る防犯カメラの映像を探し当てる。夏川が亡くなる15分前の映像で、後部座席には口をガブテープで塞がれた夏川が映っている。そして夏川を抑え込んでいる男は、永井の家を物色していた男だと羽生が気づく。車のナンバーは『品川300 ん19ー62』盗難車だった。山守は「夏川が自殺じゃないと分かっただけでも…」と話すと牧原が「それだけじゃ駄目なんだよ」と口をはさむ。「これだけじゃ、黒田との関係も分からないし永井の事もわからない!!」机をバンバン叩きながら荒れる牧原を羽生が優しく制止する。羽生は「お前昨日かららしくないぞ」と優しく言うと涙目になっていた牧原が「俺の姉ちゃんなんだ」と明かす。「夏川というのは離婚した旦那の名字で、変更が面倒だとそのままにしていた」「両親が早くに亡くなり、8個上の姉ちゃんが母親代わりだった」「姉ちゃんが亡くなって自分なりに色々調べた。防犯カメラもなく、SNSで情報提供を呼びかけても上手くいかなかった」「姉ちゃんの無念を晴らすために俺はここに居る」と話した。羽生は「いいじゃん、良いこと思いついちゃった」と言う。
半透明マスクをつけた羽生は、カメラの前で話し始める。「4月13日ビルから転落死した夏川洋子さんについて国民に問う。これは彼女が死亡する15分前の映像だ。ー車の後部座席で両手を拘束された夏川が抵抗している映像が流れるーこれが自殺を前にした人間の姿だろうか。我々、アバランチは必ず真実を暴く」この動画は瞬く間に拡散されていく。山守は「この動画を見ればきっと」と永井が接触してくる事を願う。
大山もこの動画を見ている。そこへ内閣情報調査室エース・桐島雄司(山中崇)がやって来る。大山が「特別に頼みたいことが」と言うと桐島は「アバランチ…ですね」と答えた。同じ頃、同じ動画を見ていた黒田は、部下に「手段を選ぶな!」と指示する。
SNSにつきっきりで情報を集める牧原に羽生は「少し休め」と声をかける。そして夏川とカンボジアの子供達の写真を見て「こっちまで元気が出る、破壊力がある笑顔だ」と言う。牧原は「貧しい国の子供達を幸せにしてあげようと思っていたけど、こっちが幸せにしてもらってる」と笑う夏川を思い出す。その時、一つの投稿が目に止まる。クメール語で『会って話がしたい』と書いてあった。アカウント名の意味は『同士』。

人気のない倉庫、永井が運転席から降りると停まっていた車のヘッドライトが点く。眩しい光の中、永井が「アバランチか?」と目を凝らすと背後から「顔を明かしたくない。OK?」と羽生が声をかける。羽生はそのままバンダナで永井の顔を覆い、車に乗せた。疑う永井に羽生は「保護している彼女を守りたければ全て話してほしい」と話す。
永井は、カンボジア支援のための資金の一部が黒田のペーパーカンパニーに流れている事を夏川が知ってしまったと話す。黒田が手段を選ぶなと指示をしていたのは、小森有一IMAA理事長(信太昌之)だった。この不正によりカンボジアの学校建設が疎かになる事を知った夏川は「カンボジアの子供達は学校が出来る事を本当に楽しみにしている」と黒田に直訴しに行った。しかし黒田は夏川を門前払いする。すると夏川は「全部公表する、証拠もある」とUSBを見せた。黒田はフッと薄笑いを浮かべて立ち去った。その後、夏川は身の危険を感じて「証拠を渡す」と永井に連絡する。しかしその直後に夏川は転落死してしまった。
「証拠のUSBはこの時、奪われてしまった。しかし彼女はバックアップを残していた。それを彼らは探しているのだろう」と永井は説明する。「それはどこだ?」羽生は尋ねた後、車を走らせる。アジト前で待っていた西城が打本と入れ替わり車に乗り込む。西城は牧原から託されたカードを羽生に渡す。牧原は「解除データをコピーした」と説明し、「羽生ちゃん、あとお願い」と言う。
車はNIBANCHO BUSINESS TOWERにやって来た。夏川は同僚のパソコンにバックアップデータを残していたのだ。羽生と西城は、牧原が作ったカードで難なくビル内へと入っていく。同じ頃、小森の携帯に非通知で電話がかかってくる。電話をかけたのは永井だった。IMAAのオフィスへやって来た羽生と西城は、同僚・小牧香のパソコンを見つけると牧原に連絡し、牧原はハッキングに取り掛かる。その時、駐車場で見張りをしていた明石の隣に例の黒い車が停まった。車からは小森と取り巻き達が降りてきてビル内に入っていく。山守はその場から離れるよう指示するが、西城と羽生はギリギリまでねばる。しかし小森達がやって来てしまった。小森は先程まで西城達が居た同僚のパソコンを見ると「あの女こんな所に隠していたか」と言う。そしてパソコンを床に叩きつけて粉々に壊した。
黒田は「もう片がつきました」とどこかへ報告し、小森は永井に「賢明な判断だったぞ。お前も夏川洋子みたいになる所だったからな」と笑って電話する。永井は「早くそこから逃げた方がいいんじゃないか」と小森に忠告する。次の瞬間、フロアの照明が消える。羽生は取り巻きの男達を一瞬で倒し、西城は恐る恐る小森にスタンガンをあてる。

明くる日、大山はホテルで開催されている『黒田正治氏を囲む会』に出席する。山守の「始めましょう」の指示で、ホテル内に紛れていた牧原が動き出す。小森は廃墟で目を覚ました。目の前には、半透明マスクで顔を隠した羽生、打本、明石がいた。牧原の「準備できたよ」の声がしたが羽生は牧原に電話をかけて「お前が片つけなくていいのか」と問う。背後では小森が「ただで済むと思うなよ」と悪あがきをしている。打本は小森の前にスピーカーを置く。牧原は意を決して「小森有一、あなたは政府の支援金を不正利用しましたね」と問う。しらばっくれる小森に明石は、30億円が流れる裏帳簿を見せる。そして羽生が倒した男達が「俺が小森さんと一緒に夏川をビルの上から突き落とした」と白状している映像を見せる。「私は潔白だ、夏川は自殺だ」と小森が言うので、牧原は「自殺なんかじゃない!!!」と声を荒げてしまう。「それでも罪に問えるというのならやってみろ」小森の挑発に羽生は「わかった。じゃあ俺達のやり方でお前の罪を問う」と言う。
打本は小森の近くに爆発物を置く。それでも信じない小森に羽生は、少し離れた場所に設置した爆発物を爆破して見せる。「タイマーが0になるまで死ぬ気で考えろ」羽生が言ってもまだ小森は白を切るつもりのようだ。打本はリモコンでタイマーを始動し、羽生達はその場を去る。同じ頃、パーティーの席で黒田が挨拶をしていると会場のモニターに廃墟の小森が映し出される。タイマーの残りが15秒を切った時、ついに小森が「30億円を黒田先生の管理会社に振り込んだ」と白状する。さらに「黒田に頼まれて夏川洋子を殺害した」と言った。残り0.65秒の所でタイマーが止まる。黒田はモニターに向かって「止めろーーー」と叫ぶ。牧原が「この動画は世界に生配信されています」と告げる。黒田の様子も小森の様子もたくさんの人が携帯で観ている。そして桐島も驚いた表情でこの配信を観ている。「あとの判断は皆さんに委ねます。それが俺達アバランチ」牧原は言った。

パーティー会場のマスコミが黒田を取り囲み、黒田はその場に膝から崩れ落ちた。視聴数がグングン増えていく。「すごい」牧原と一緒に居た西城は思わず口にする。牧原は車から降りると空を見上げる。それでも大粒の涙が流れた。
秘書・福本優美(堀田茜)の機転でいち早く会場を去った大山は「例の30億の件、よろしく頼む」とどこかへ電話をかける。大山が車に乗り込もうとした時、牧原と目が合い、牧原はにっこりと笑いかけた。
メンバー達がアジトに戻ってくる。西城は放心状態で突っ立っている。西城は「小森が来る事も永井が協力する事も、どうして教えてくれなかったんですか」と羽生に詰め寄る。そして「警察で解決出来ない事件がある事はわかりました。でもなぜ皆さんがするんですか?」「皆さんの目的は何ですか?」とメンバー達に問う。「何でも説明してほしいんだな、今の奴らは」「考えるな感じろって言葉知ってるか?西城君」羽生が言う。西城は堪らず部屋を後にする。
その後、山守が嬉しそうに「この記事見た?」とタブレットを見せる。そこには『マヘジッターという謎の人物から数十億円の寄付があり、頓挫していたカンボジアの学校建設が再開した』とあった。山守は「偶然よね、マヘジッターってクメール語で大志って意味でしょ。誰かさんの名前」「このために稼いでいたのね」と牧原に視線を送る。牧原は株取引画面から目を離すことなく「さあ、どうですかね」と答えた。そして思い出す。壁にクメール語を書いた夏川は「クメール語で大志を抱けって書いたのよ」「いつも子供達に言っている大好きな言葉」「そして言うの、私には大志っていう可愛い弟がいるのよって」と笑う洋子の笑顔を。牧原の元へは、完成した太陽の絵と子供達の笑顔の写真が届いていた。

西城が外を歩いていると反対側から福本が歩いて来た。西城は「優美?」と声をかける。二人は大学の同級生だったのだ。西城と福本は、互いの近況を楽しくおしゃべりした。その頃、山守は敵である男達の記事や写真を見つめていた。六車(板尾創路)に黒田、山守の視線は大山に向けられる。そして思い出す、アジトに初めてメンバーが集まった日の事を。山守はメンバー達に3000万円を渡す。すると羽生が「俺達、そういうので集まった訳じゃない」と言ってジュラルミンケースを閉じた。打本達他のメンバーもこれに同意する形でケースを閉じる。山守はそれを頼もしく感じていた。
桐島は大山に、アバランチが使用する廃墟の画像を見せる。「これがどこか分かりますか?」桐島は尋ねるが、大山は「思い出せない」と答える。桐島は「3年前、例のテロ事件があった場所です」「これは我々への宣戦布告と捉えるべき」と言い、大山は早急に正体を暴くよう指示した。

【感想】
30代・女性
悪者が成敗されていく様は観ていて爽快。今回は牧原の悲しい過去が明らかになった。悔しいけれど、真相が暴かれてよかった。次回は明石の過去が明かされるようで楽しみ。

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