【私たちはどうかしている】第3話「親への想いを伝える和菓子…不器用な恋と秘密」感想ネタバレ(主演:横浜流星・浜辺美波)

2020夏のドラマ一覧

主演:横浜流星・浜辺美波
日本テレビ系  (水曜日22時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【正体バレるか!?生まれた絆と裏切りと】
15年前、七桜(浜辺美波)の母・百合子(中村ゆり)は、椿(横浜流星)の証言によって犯罪者の濡れ衣を着せられてしまった。
なぜ椿は「(もし目の前に現れたら)永遠に消えてもらう」という程『さくら』を憎んでいるのか。椿は七桜に「さくらの母親が俺の父親を殺したからだ」と話し始める。
15年前のあの日、椿は父・樹(鈴木伸之)と百合子がキスをしている所を目撃してしまう。その瞬間、椿の中でさくらは明かりではなく、真っ黒な憎しみの存在に変わってしまったという。
これを聞いた七桜は、自分が知らなかった母・百合子の意外な一面に衝撃を受ける。母の無実を信じて疑わなかった七桜の心は揺れ、優しく頬に触れた椿の手を払いのけた。そして『私がさくらだって事は絶対に知られてはいけない』と固く決心するのだった。
同じ頃、興信所の調査によって、七桜が百合子の娘だと知った今日子(観月ありさ)は、怒りの表情で活けた花を乱暴に切り刻むのだった。
翌朝、今日子は手伝ってほしいことがあると言って七桜を部屋に連れて行く。「お嫁さんになる七桜さんにぜひ着てもらいたい着物があるの。光月庵に代々伝わる着物よ」不敵な笑みを浮かべながら言う今日子。針でも入っているのではないかと疑いながらも鏡の前に立った七桜に、今日子は着物を羽織らせる。「はっ」と恐怖で強ばる七桜。着物には黒地に真っ赤で大きな椿が描かれていたのだ。必死に過呼吸を落ち着かせようとしながら「私には着ることが出来ません」という七桜。しかし今日子は無理やり着物に袖を通させると「あなたのお母さんどうしているの?」と尋ねる。七桜は「事故で亡くなりました」と答えるが、「どこで?いつ?」今日子は追求の手を緩めない。「この黒髪も病弱そうな白い肌も見覚えがあるの」「ねぇあなたはどこで育ったの?」「15年前どこに居たの?」という今日子。その時、部屋の襖が開き椿が部屋に入ってくる。椿柄の着物を羽織った七桜と15年前椿の花の前で悲しい表情をするさくらがリンクして椿は「さくら…」とつぶやく。そこへ城島(高杉真宙)がやってくる。城島は物々しい空気に戸惑いながらも「七桜さんの母親だって方がいらしている」と伝えた。驚く今日子以上に七桜も『一体、誰…?』と驚くのだった。
今日子と椿と共に七桜も部屋に行く。すると見知らぬ女性(須藤理彩)は七桜を見るなり「やっと会えた」と嬉しそうに抱きついた。女性は『花岡夕子』と名乗った。そして故郷・宮島の名物だと昆布茶を差し出した。夕子(須藤理彩)は、宮島で七桜を産んで育てていたが七桜が18歳の時に家を出たっきり音信不通だったと話す。今日子は「母親は事故で亡くなったと言っていた」と矛盾を指摘するが、七桜は「親とは縁を切るつもりだったためそう言ってしまった」と弁解して夕子に話を合わせた。
部屋を後にする椿を今日子は呼び止めて「七桜の話を信じたわけじゃないわよね」と釘をさす。椿は「僕達の結婚式は来月の25日にしようと思う」と言った。「25日は…」と口ごもる今日子に椿は「何か?」と言ってニヤリと笑った。
部屋でひとり今日子は、裁ちばさみを夕子の手土産に突き立てる。「私は騙されない、あの目はあの女の目よ」七桜の瞳と百合子の瞳を思い出す今日子。そして「許さない、正体を暴いてここから追い出してやる」と怒りに震えるのだった。
一方七桜は、夕子の後を追いかける。夕子は先程とは違うサバサバした態度で「常連客に頼まれただけの人助けだ」「実際あなたも助かったって感じでしょ」と答えた。誰がそんな事を…考える七桜は、以前母からの手紙を渡してくれた多喜川(山崎育三郎)ではないかと気づく。そして夕子にその人に会わせてほしいとお願いするが「面倒はごめんだ」と断られてしまう。それでも七桜は必死にお願いする。すると夕子は「会える保証はないけど、客として来るのは止められないから」と自分の店の名刺を手渡した。立ち去る夕子に七桜は「ありがとうございます、今日から行きます」とお礼を言った。夕子は態度とは裏腹に優しい笑みを浮かべていた。
七桜が光月庵に戻ると椿が待っていた。「お母さんにも結婚式に来てもらわなきゃな」という椿の言葉を聞いて、七桜は誤魔化せたと安堵した。椿は店に代々伝わる御菓子を自分たちの結婚式で出したいと言って、七桜を古い菓子帳の眠る物置へ連れていく。「式は来月の25日にしようか、仏滅だけど」と不敵な笑みを浮かべる椿。不穏な空気を察して七桜が部屋を出ようとすると椿はピシャリと扉を閉めてしまう。そして女将と違って俺は信用できない奴は手元に置いておく主義なんだと詰め寄る。椿に目的を問われた七桜は「椿と結婚すればずっと御菓子を作り続けられると思った」と答える。椿は「それならばここは宝の山だ」というと自分だけ物置部屋から出ていき外側から突っ張り棒で鍵を掛けてしまった。
七桜が閉じ込められて何時間も経ち、外はすっかり暗くなっていた。七桜は大声で助けを求めるがその声は届かず疲れ果ててしまう。ふと棚の引き出しを開けると中にはたくさんの御菓子作りの道具が入っており、七桜は生き生きとした表情を浮かべる。そして手に取った菓子帳に見覚えのある母の字を見つけた。そこには、桜の御菓子のデザインがびっしりと描かれており、七桜と御菓子への深い愛情を感じた七桜は、一瞬でも母を疑ってしまったことを後悔して涙する。再び母の潔白を確信し、多喜川に会いに行こうと決意する七桜。食事を運んできた椿の不意をついて逃げ出すが、待ち構えていたように七桜の頭上に壺が落下してくる。そして咄嗟に七桜をかばった椿が頭と右手に怪我を負って倒れてしまう。
怪我の手当を終えて布団に横になる椿の側で七桜は後悔の涙を流す。椿は「お前を助けたわけじゃない、弱みを握られたくなかっただけだ」と強がりを言う。そこへ「一体何があったの?」と心配そうにやってきた今日子に向かって椿は「あなたが一番よく知っている」と言う。何も言い返せない今日子は七桜を睨みつけると部屋を後にした。どんな手を使ってでも七桜を追い出したい今日子の様子を思い出し、椿は「あの部屋で大人しくしていればこんな事にならなかったのに」と言う。七桜は、椿が自分を守るためにあの部屋に閉じ込めたという真意を知る。椿は「とにかく今は俺の側にいろ」と不器用ながらも優しく言うのだった。
同じ頃、女将の部屋では今日子が指先に止まる蝶を眺めながら「ねぇ知ってる?毒を持った蝶って幼虫の頃から毒を蓄えるんですって」と意味深な事を言っている。そして「あなたなんでしょ、余計なことをしたのは」「椿さんはこの店を継ぐ人間なの、単独行動はやめてちょうだい」という視線の先には、職人服を着て正座する人物がいた。
翌朝、椿が厨房へ行くと椿の右手の包帯を見て、杉田(草野大成)と安部(前原滉)が驚く。そこへ山口(和田聰宏)が「あの草薫会から椿に御菓子の依頼が入った」と話す。草薫会とは金沢屈指の茶道の流派で、そこに御菓子を出せるということは職人の自信と誇りになる名誉なことだという。「大旦那も招かれており、下手な御菓子を出せば光月庵の看板に傷がつく」「大旦那に恥をかかせれば大変だ」と富岡(岡部たかし)は忠告する。
そこへ草薫会で亭主を務める男性が椿を訪ねてやってきた。男性は、茶事の一切を取り仕切るのは今回が初めてな上、師匠が正客(お茶会に招かれたお客さんの代表となる人。お茶席では最も上位の席に座る人)なのだという。きちんと出来るか心配だが、光月庵の御菓子を出せるなら安心だと話す男性。右手の怪我のせいで満足な御菓子を作れない椿は、作りたい気持ちを抑え、依頼を断ろうとする。しかし、椿の気持ちを汲んだ七桜は、椿の言葉を遮るように「お任せください」と男性に宣言するのだった。
男性が帰った後、「俺に恥をかかせるつもりか」と怒る椿。七桜が「私が手伝う」と言うも「将来の旦那のために頑張りたいか」と皮肉を言う。それでも店を立て直す力になりたいという七桜に動かされ、ふたりは二人三脚で茶会の御菓子作りを始める。「俺の見ている世界をあんたにも見てもらう」と椿はまず七桜に茶道を教える。すると「ねずみが二匹も入り込んでいる」と大旦那・宗寿郎(佐野史郎)がやってきた。宗寿郎は「久しぶりにお前のたてた茶を頂こう」と言う。
厨房では、草薫会のあとは椿の結婚式で忙しくなると話している。しかし椿が結婚式をすると決めた日は、毎年宗寿郎がお茶会を開催している日だった。「なんでその日に?」と不思議がる城島に、「当てつけに決まってるだろ」と安部は楽しそうに話した。
七桜は、宗寿郎の隣に座って椿の姿を見ていた。流れるような作法に思わず『綺麗』と見入る七桜。椿がたてたお茶を手に宗寿郎は「偽りの心を持つ者が作ったものを食べる気にはならん」と茶会に出す椿の御菓子は食べないと言って、お茶も飲まずに立ち去る。椿は、幼い頃この茶室で宗寿郎に怒鳴られたことを思い出して落ち込む。七桜は「作るよね、大旦那様が食べずにはいられなくなるような御菓子」と椿に尋ねる。父の日に開かれる茶会の御菓子は「親の愛を伝える」という意味が込められた『落とし文』を作るという椿。七桜は椿を心配するが、椿は「大丈夫、大旦那の嫌味には慣れている」と自虐的に微笑んだ。
ずっとみんなに愛されて生きてきたと思っていた椿が、実は人知れず傷つき心を殺して生きてきたのだと知った七桜は夜中にそっと布団を抜け出した。翌朝、目覚めた椿は隣に居るはずの七桜がおらず、焦って家中を探す。そして茶室で寝間着のまま『落とし文』のスケッチに集中する七桜を見つけた。あるスケッチを手にした椿に七桜は「椿さんの技術なら出来ると思って」と話す。椿は「一晩中これを?」「眠くなっても知らないぞ」と優しい言葉をかけて、七桜をドキドキさせる。
厨房で『落とし文』の試作に励む七桜と椿。厳しい椿の指導に、七桜は意見をする。椿がほんの少し席を外すと城島が七桜に話しかける。城島と七桜は気が合うようで和気あいあいと話が弾む。城島は「なんで七桜さんの御菓子は薄い色ばかりなんですか?」と質問する。すると「薄いじゃない、淡いだ」と椿がふたりの間に割って入る。そして「誰にでも出せる色じゃない七桜の色だ」と椿に言われて七桜ははっとする。椿に「笑うんだな、俺は見たことないけど」と言われた七桜は「そんな事ない」と椿に笑ってみせる。そのぎこちない笑みに「目が笑ってない」と椿は七桜の目尻を引っ張る。七桜の変顔をみて吹き出した椿に七桜は「椿さんこそ笑うんだね」と言い返す。その様子を城島が厨房の外から見ていた。
夜、七桜はひとり厨房で試作に励んでいると城島がお茶を持ってやってきた。ふたりで並んでお茶を飲み、ほっと一息つく七桜。城島は『落とし文』に二つの意味があると言う。そして『親への想い』ではなくもう一つの意味の方が好きだというと、七桜の耳元に近づいて「隠された想い」とささやく。城島が去った後、七桜は「隠された想いか」と気持ちを込めて試作に取り組んだ。
そして茶会の日の朝。厨房で椿は七桜の作った御菓子を手に取ると「完璧な落とし文だ」と褒めた。そこへ宗寿郎が通りかかり椿は「大旦那様!」と明るく呼びかけるが、宗寿郎は無視して行ってしまった。椿は一つだけ自分で落とし文を作りたいと七桜に言う。宗寿郎との確執について尋ねられた椿は重い口を開く。幼い頃の椿はあの茶室でお茶を習っていた。父からは優しく、宗寿郎からは熱心に…。しかし15年前のあの日を境に変わってしまう。事件の目撃証言について宗寿郎に尋ねられた幼い椿は、父と百合子がキスをしていたことを話す。そして朝、気になってもう一度父の部屋に行き、息絶えた父を発見したのだった。「きっとあの人が」という幼い椿に、「この嘘つきが!」と激怒した宗寿郎。それ以来、椿を孫として扱わなくなり、椿の御菓子を一口も食べなくなったと言う。完璧な御菓子を作ればまたこの家の子だと認めてもらえるその一心で幼い椿は御菓子作りに励んでいた。ある日雪の降る日、幼い椿は門で出かける宗寿郎に傘を差し出した。宗寿郎は、持っていた落雁を椿に渡す。落雁を大事そうに持ちながら宗寿郎の後を追いかける椿は踏切で転んでしまった。線路の隙間に落ちてしまった落雁を取ろうとした椿の手が線路に挟まってしまった。椿は宗寿郎に助けを求めたが、宗寿郎は椿を見捨てて行ってしまった。このとき、宗寿郎には高月家の血以外はどうでもよいのだと思い知った椿は、光月庵を俺の店にすると決意したのだった。
茶会の会場に御菓子を持参したときに宗寿郎が来ていないことを知らされた椿と七桜。七桜は急いで宗寿郎を探しに行く。
その頃、光月庵の女将の部屋。今日子はあんたがたどこさを口ずさみながら、興信所の調査結果を見ている。そして手には夕子から七桜がもらったはずの夕子の店の名刺を持っていた。「化け狸は皮を剥がないとね」と不敵な笑みを浮かべる今日子。
宗寿郎を探している七桜は庭で転んでしまった。「大丈夫ですか?」と声をかけた人物を見て七桜は驚く。多喜川だったのだ。
「茶会が終わるまでは消えたりしない」という多喜川と分かれた七桜は、再び宗寿郎を探す。七桜は廊下で苦しそうにうずくまる宗寿郎を見つけて声を掛けるが、「私はただ庭を見ていただけだ」と言って宗寿郎は立ち去ろうとする。それでも苦しそうに階段をのぼる宗寿郎に手を貸そうとした七桜だが、宗寿郎は「馴れ馴れしく触るな」と七桜を突き飛ばす。そして「椿のどこが好きなんだ?どうせ光月庵の名に目が眩んだんだろ」「お前も裏切られるぞ、あの嘘つきに」と言う。七桜は「いつでも御菓子作りを手放せたはずなのに…それでも好きなんです御菓子作りが」と椿の気持ちを代弁する。それを階段の下で椿は偶然聞いていた。次の瞬間、宗寿郎が階段を踏み外したのを椿が支える。「お前の手は借りん、離せ」と悪態をつく宗寿郎に椿は「今ならあんたをここから突き落とすことができる」と反論する。しかしすぐに「今日は大事なお茶会なんです」優しく言って宗寿郎を補助をする椿の姿を七桜はずっと見つめていた。
茶会が始まる。宗寿郎の隣には多喜川が座っている。『一期一会』の掛け軸を見た多喜川は「全ての出会いは奇跡だ」と話す。別室で待つ椿の元に七桜がそろそろ御菓子を出すタイミングだと知らせに来た。椿は「落ち着くまでこのままで」と言って七桜に後ろから抱きつく。「こんなに緊張するのは初めてだ、この茶会をどうしても成功させたい」と話す椿。七桜は椿の震える手を優しく包むと「大丈夫、ひとりじゃない」と言い、椿に笑みが戻る。
いよいよ二人の作った御菓子が振舞われる。亭主は師匠に、椿は宗寿郎に、七桜は多喜川に、それぞれ御菓子を運ぶ。そして『落とし文』に込めた思いについて、光月庵の御菓子こそが父が自分に遺した愛だと椿は語る。椿もまた父を信じたいと思い続けていたのだ。椿の緊張が七桜にも伝わる。それはずっと抱いていた望みが叶うことを期待しているからだと七桜は思う。茶会では好評を得るものの、宗寿郎は御菓子を口にすることなく、自分の皿を下げさせてしまう。茶会が終わり、椿は落胆する七桜の頭を撫でて「あのじじいが食べるはずがないだろ、始めから分かっていたことだ」と言う。それは自分にも言い聞かせているようで、七桜は悲しく思う。
七桜は、茶会が終わるまでは消えないという多喜川の言葉を思い出して、多喜川を探す。亭主の男性に多喜川を尋ねると、地主として手広く事業をやっている人物だと教えてもらった。ふと二階から外を眺めると下を歩く多喜川を見つけた七桜は思わず「髭の人!」と呼び止める。多喜川は、「家では昔から、忙しい家族が光月庵の御菓子がある時だけは集まっており、そんな家族団らんの味を作っていた百合子のファンなのだ」と話す。百合子の手紙は去年亡くなった父・秀幸(丸山智己)から預かった物で、父がどんな経緯で手紙を受け取ったかは分からないが『どこかにいる娘さんに渡してほしい。そして力になってあげてほしい』と託されたのだった。また家族の味を食べることが出来たことを嬉しく思う多喜川は、これからも七桜が御菓子を作り続ける限り見守っていると告げた。
帰りに宗寿郎が残した御菓子のお代は要らないと椿が申し出ると、亭主は残った御菓子はないと答えた。宗寿郎は『落とし文』を残したのではなく、持ち帰るため包んで欲しいと頼んでいたのだった。
高月家に戻った宗寿郎は「お前は認めていたのか」と樹の遺影に話しかける。そして椿の作った御菓子を口にする。「まだまだだな」という宗寿郎。それを廊下から聞いた椿の目からは大粒の涙が流れた。
その夜、茶室の掛け軸をじっと見つめる椿。椿の姿を見つけて咄嗟に隠れた七桜に「あんたどんな魔法が使えるんだ」と椿は話しかける。そして「ありがとう」素直に七桜に感謝を伝える。七桜は「私の力じゃなくて御菓子の力だ」と答える。『不妄語戒』の掛け軸の前に座る七桜と椿。「この軸の前で嘘をついた者は、地獄に落ちる」という掛け軸を前に、椿は七桜に「たぶん俺はあんたに惹かれてる」と心の内を告白する。そして「もしお前がさくらならこの気持ちを殺さなければならない」と言う椿は「あんたはほんとに花岡七桜なのか?それとも……『さくら』なのか?」と七桜の目を見つめて迫る。
同じ頃、今日子はある人物に札束の入った封筒を渡していた。金を受け取る今日子の手先は、なんと城島。七桜の素性を調べたり、壺を落としたのも城島だったのだ。「涼しい顔した椿さん見てるとムカつく」「絶望した顔とか見たくなる」という城島は、ボウルに七桜の苦手な赤色の染料を注ぐ。「そんなことじゃ椿は潰れない、光月庵を継ぐ人間だから」と余裕ぶる今日子に、「もっといいこと思いついた」「奪うんですよ、大切なもの」と言う城島だった。

【感想】
30代・女性
お祖父様との確執を中心に描かれた今回、宗寿郎が椿の御菓子を持ち帰ったと分かったとき、椿と同じように嬉しい気持ちと驚きの気持ちが湧き上がりました。そして衝突しながらもお互いを理解していく椿と七桜を微笑ましく思っていたところで、最後の驚きが。なんと城島が今日子と組んでいたとは…。七桜が純粋に楽しく感じていた城島との時間も全て仕組まれていたものなのか!?城島いい人だと思っていたのに。爽やかな気持ちが一気に、どういうこと?何で??とかき乱されました。これからもっと面白くなっていきそうな三角関係と今日子の嫌がらせ、次回からは椿との結婚を壊された栞も登場するようで、それぞれの思惑がどうなっていくのか楽しみです。

←2話はこちら   4話はこちら→