【危険なビーナス】第7話「母を殺した犯人に迫る!?義父が残した謎の言葉 16年前の秘密を暴け」感想ネタバレ(主演:妻夫木聡・吉高由里子)

2020秋のドラマ一覧

主演:妻夫木聡・吉高由里子
TBS系  (日曜日21時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#07養女の秘密】
母の殺害疑惑、もっと価値があるものの正体、人類の未来?、小泉の家、弟・明人の監禁・・・
手島伯朗(妻夫木聡)と矢神楓(吉高由里子)は、伯朗の母・禎子(斉藤由貴)の実家があった小泉へやってきた。実家は禎子が亡くなった後、更地になったと禎子の妹・順子(坂井真紀)から聞いていたがそこには実家が建っていた。幼い頃に明人(染谷将太)と空気銃のおもちゃを隠した事を思い出した伯朗は、懐かしさからその場所を開けると当時のままおもちゃを入れた缶が出てきた。しかし中を開けると見覚えのない封筒が一通入っていた。『この家は事故現場として残すことにした。それを知っているのは父・康治と自分だけだ』『もしも自分に何かあった時は犯人を探してほしい』それは明人が伯朗を頼って託した手紙だった。伯朗はこの手紙を読んで、より強く明人救出を誓うのだった。そのとき、玄関が閉まる音がして何者かが入ってくる気配を感じる。現れたのは、見知らぬ中年の男だった。男は驚いた様子で伯朗たちをちらちらと見るが、伯朗が「なんだお前は!」と言うと慌てて逃げ出した。咄嗟に楓が男を追いかける。伯朗も少し遅れて走っていくと楓はいとも簡単に男を取り押さえていた。男はこの家の管理を任されていると言う。そして伯朗は、幼い頃一緒にクワガタ採りに行くなどして可愛がってもらった近所のおじさんだと思い出した。この家の裏に住む伊本は、禎子の生前からあまり来ることが出来ない禎子に代わって時々様子を見に来ていた。そして禎子が亡くなると康治(栗原英雄)から引き続き管理をしてほしいと頼まれたのだった。伊本は康治の意思というよりは、明人がこの家に思い入れがあって残すことにしたという風だったと証言する。さらに3・4年程前に明人がこの家にやって来て禎子が亡くなったお風呂場をじっと見つめて佇んでいたこと、そして禎子が亡くなる少し前に、佐代(麻生祐未)が訪れていたことを教えてくれた。
伊本によると、佐代は禎子に頼まれ事をしてやってきたようだが禎子と佐代はどんな関係にあったのか。伯朗は禎子と佐代が仲良くしていた記憶がなく頼み事をしたと信じられない様子だ。母を殺した真犯人は佐代なのか、動物病院へ戻った伯朗と楓は、小泉の家から持ち帰ったアルバムを見ながら、あれこれと推理する。楓は佐代の高級クラブに行って直接確かめるか伯朗に相談するが、伯朗はここは慎重に行きたいと答えた。そんな伯朗と楓の様子を外から伺う黒服の男がいたことにふたりは気がつくはずもなかった。
翌日伯朗は矢神家を訪れた。康治の妹・波恵(戸田恵子)に案内されて康治の部屋へ入ると看護師・杏梨(福田麻貴)と使用人・君津(結木滉星)も居た。康治とふたりきりになった伯朗は母の死の真相を聞き出そうと試みる。伯朗は『母は殺されたのか』『佐代が殺したのか』と質問を見せるが康治は無反応だった。しかし『母に遺産30億よりも価値のあるものを譲り渡したのか』という質問を見せると康治が何かを訴えようとした。そして「あきとにうらむな」という謎のメッセージを文字盤に残して、再び眠りに落ちてしまった。同じ頃、牧雄は大学にある康治の研究室に来ていた。たくさんの資料の中から何かを見つけようとする牧雄に、大学の担当者はあれこれ話しかけるが牧雄は何も答えない。しかし、担当者が矢神家の人が来たというと牧雄は血相を変えて詳細を尋ねる。少し前に「ここにあるものも遺産に含まれるので確認したい」と勇磨(ディーン・フジオカ)がやって来たのだという。そして一枚の絵に興味を示していたとある袋を取り出すと牧雄はそれを奪い取るようにして中を確認した。中には幾何学模様の画が描かれており、裏側には1990年患者6Mと記されていた。牧雄は怖い表情で「気づいているのか」とつぶやく。その頃、勇磨は『フラクタル図形を用いた美術品だ』というこの画の鑑定結果を見ていた。
伯朗の動物病院へやってきた楓に、伯朗は康治のメッセージを見せて明人が人を恨むような出来事に心当たりがないか尋ねる。しかしそのような心当たりはなく、伯朗は「明人自身ではなく、明人の大切な人が酷い目にあってそれを明人が恨んでいると考えるのが妥当か」と言い、ふたりは母親が何かの事情で殺されてそれを恨むなということなのではと推測する。そこへダンディな男性が入ってきた。『誰?』と楓が怪しんだ男性はこの病院の院長だった。院長から伯朗に養子になって病院を継がないかと誘っているという話を聞いて楓は「こちらにもそんな相続の問題が」と聞き入る。そして「今日はデートだからおしゃれをした」という院長の元へやってきたデートの相手は陰山(中村アン)だった。院長は伯朗と陰山が一緒になって病院を継いでほしいと考えているのだ。その時、陰山が病院内の様子を伺う黒服の怪しい男に気づいた。楓が「そこそこ目立ってしまっているし慣れてない感じだ」と様子を伺っていると陰山が「病院に変な噂が立つと困る」と男に注意をしに向かった。男は陰山を前にすると無言で立ち去った。そして伯朗に「反対に後を追ったらどうですか」とアドバイスし、特徴的なファッションの楓に「こちらの方が目立たない」と自分の上着を差し出した。伯朗と楓が慌ただしく病院を後にすると院長は陰山に「ライバルが増えちゃったね、人間は嘘をつく生き物だからね」とこっそり言った。
伯朗と楓が男の後を追っていくと男は銀座の高級クラブへと入っていった。そこは佐代の店だった。伯朗が「自分たちのことを見張らせていたのか」と問うと佐代は「そんな大げさな」と笑う。そして小泉の家に行ったことを「さぁ」とはぐらかす。「佐代さんが母を殺して、作っておいた合鍵で外から鍵をかけたのですか」伯朗は佐代に問うが、佐代は答えない。沈黙を破るように楓が、佐代と禎子の仲について尋ねると佐代は「とても仲がよかった」と答えたが、店の開店時間を理由に店を追い出されてしまった。店を出て冴えない表情の伯朗は「どこかで見た覚えが…」と言うと何かを思い出して自宅へと急ぐ。そして禎子の古いアルバムの写真を見ると「これだ!間違いない」と確信するのだった。
再び佐代の店に戻った伯朗と楓。伯朗はボウイの制止を聞かずに佐代に近づくと一枚の写真を見せながら「お話があります」と厳しい声で言った。佐代はその写真を見て一瞬表情を変えると向かいのビルにあるBarで待つように伝えた。ただし、話をするのは伯朗だけだと言われてしまい仕方なく楓は伯朗と別れる。その時、楓の携帯がなる。相手は勇磨だった。勇磨は禎子の死の真相に関係あると思われる画を見せたいと言う。しかし、勇磨は明人の部屋で確認したいことがあると交換条件を出す。
Barで待つ伯朗の元に佐代がやってきた。伯朗は写真を取り出す。そこには学生時代の禎子と佐代が写っていた。佐代は学生の時、同じクラスでよく一緒に遊んだと明かす。そして禎子と佐代が再会したのは同窓会だった、禎子と康治を引き合わせたのは私だと続けた。同窓会で再会して以来、ふたりは頻繁に会うようになり、禎子は夫・一清(R-指定)についての悩みを佐代に打ち明けた。一清には脳腫瘍があり、その影響で錯乱状態に陥り酷い時には禎子が誰なのか認識できないほどだったという。禎子が幼い伯朗にはその姿を見せないようにしていたため、伯朗にはその記憶がなくこれを聞いて驚く。佐代が一清のことを康之介(栗田芳宏)に話すと康之介は「康治に任せたらどうだ」と提案した。そして一清は康治の特別な治療を受けることになったのだ。治療を受けた一清は、精神的にも落ち着いて再び絵を描けるようになり禎子も喜んだ。それも束の間、その後一清は亡くなってしまう。どのような治療がされたのか知りたい伯朗だが、それは佐代にも分からないという。佐代は牧雄が一緒に研究をしていたと教えた。そして伯朗は、今から矢神の家に行って調べたいと佐代に頼む。佐代立ち会いの元、伯朗は康治の部屋で当時の研究記録を探す。しかし部屋にあるのは最近の研究ばかり。諦めかけた時、伯朗は引き出しの仲に古い写真を見つけた。それは幾何学模様の画で裏側には『1990年患者6Mフラクタル図形』とあった。同じ頃、楓も明人の部屋にやってきた勇磨から同じ画の画像を見せてもらっていた。勇磨は、牧雄が言うもっと価値があるものというのはこの画にも関係ある研究結果なのではと推測する。そして明人が何か知っているのではと考えた勇磨は、楓の了承をもらってリビングにあるものを確認していく。一方、伯朗はこの画の写真を見て「父が最後に描いていた画とは違うが雰囲気が似ている」と話す。そして幼い伯朗が父に何を描いているのか尋ねたとき、父が「何を描いているかわからない。描かされているのかもしれないな、神様に」と話したことを思い出す。そして、康治も母も康之介や佐代もなぜこの事を自分に隠していたのか、もしかしたら康治は母を手に入れるために父の死を早め、母もこれを黙認したのではと佐代を問い詰める。佐代は、悩みを抱えている時に大病院の御曹司が優しく声をかけてきたらどんな女性でも甘えたくなってしまうでしょうと一般論を述べる。そして「でももしも治療という名の元に一清さんを殺害したとしたらこういう事も考えられますね…」と続ける。「幸せを手に入れた禎子が良心の呵責に苛まれて自首しようとしたとき、その秘密を公にされたくない者が…」という佐代に伯朗は「康治氏が!!」と驚く。佐代は「口封じをしたのは共同研究者の牧雄さんかも」と続けた。伯朗の脳裏に『あきとにうらむな』という康治の言葉が思い出されて伯朗は「そんな…」と落胆する。「余計わからなくなった」という伯朗に佐代は「この家はわからないことだらけ」と言う。そして「でも一つわかっていることを教えましょう」と言って、あの女は只者ではないから気をつけろと楓には気をつけるよう忠告した。それはクラブのママとしての勘ではなく、親友の息子への心からの助言だという。
帰宅した伯朗は、父・一清の画の写真が収められたアルバムを開く。そして写真がないページで手を止める。そこには『1987年寛恕の網』とタイトルが記されていた。そこへチャイムが鳴る。「開けろ」「取引だ、君が知らないことを話してやろう」と牧雄がやってきた。同じ時、勇磨が去った部屋のチャイムが鳴って楓は玄関の扉を開ける。それを盗聴していた勇磨は「そういうことか、このゲーム俺の勝ちだ」と笑うと再び明人の部屋へと戻っていった。

【みんなの感想】
30代・女性
ぐぐっと話が進んだ回でした。まさか禎子と佐代がお友達だったとは…、そして禎子もあんなに控えめな雰囲気を醸しながらまさか夫殺害に加担しているかもとは驚きです。矢神家恐るべし。もっと価値があるものは、脳の研究に関するもので間違いなさそうです。佐代の言うとおり、証拠を持ち出した禎子は口封じのために殺害されてしまったのでしょう。そして最後、明人の部屋にやってきたのは誰なのでしょう。もしや明人??そして楓はやはり只者ではない感じがします。小泉の家で伊本さんを取り押さえた身のこなしを見ると明人に雇われた探偵やSPのようなプロなのかなと思いました。楓を訪ねてきた人物は誰なのか次回が楽しみです。

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