【危険なビーナス】第4話「新たな失踪者!次々と人が消える矢神家の隠された闇を暴け!」感想ネタバレ(主演:妻夫木聡・吉高由里子)

2020秋のドラマ一覧

主演:妻夫木聡・吉高由里子
TBS系  (日曜日21時00分~) 

【内容・ネタバレ含む】
【#04祥子失踪の犯人は…】
弟の失踪、弟の妻?、親族同士の潰し合い、遺産相続30億円、祥子の失踪…
手島伯朗(妻夫木聡)の動物病院を支倉百合華(堀田真由)が訪ねてきた。百合華は母の祥子(安蘭けい)が『しばらく出かけます』という置手紙をしていなくなったと伯朗に言い、その手紙を見せる。電話も繋がらず、メールの返信もないことから百合華は警察に相談しようと父の隆司(田口浩正)に話したが、隆司は「旅行にでも行ったんだろう」「おおごとにしたら矢神家に迷惑がかかる」とこれを止めた。父は前当主・矢神康之介(栗田芳宏)が16年前に亡くなった際に、お金の代わりに老人ホーム・矢神園の経営を引き継いだことにより、矢神の人間に引け目を感じていると百合華は説明した。百合華は伯朗に母を一緒に探してほしいと頼むが、伯朗はかつて母・禎子(斉藤由貴)をいじめた祥子のことを助ける気にはなれず、依頼を断る。百合華の涙に心が揺らぐ伯朗だが、診察開始の時間になってしまった。百合華は「このことは楓さんには言わないで」と口止めして帰って行く。百合華は、伯朗の弟・矢神明人(染谷将太)と連絡が取れないこと、楓(吉高由里子)との結婚が急過ぎることから楓を怪しみ、母の失踪にも関係しているかもしれないと考えていた。
その頃、楓は寝たきりの伯朗の義父・矢神康治(栗原英雄)の看病を手伝うため矢神家にいた。康治の専属看護師・永峰杏梨(福田麻貴)は元々矢神園で働いており、社長の隆司に任命されて康治の面倒を見ていると話す。そこへ隆司や康治の妹・波恵(戸田恵子)、康之介の養子・勇磨(ディーンフジオカ)がやってきた。波恵は寝ている康治に向かって「明人が戻ってくるまで遺産の管理を任せてほしい」と大きな声で話しかけると康治の意識が少しだけ回復した。康治は文字盤を使い、まばたきで『あきとをまて』と返し、また眠りについてしまった。
勇磨にいつも波恵と遺産のことを話している祥子がいないことを尋ねられた隆司は、ぎこちなく友達と旅行に出掛けたと答えた。矢神家を後にするとき、隆司は『今日行く。邪魔者は消えた。』と誰かにメッセージを送って車に乗り込むとこみ上げる笑いを堪えることができなかった。仕事を終えた伯朗は、百合華のことが気になり、支倉家へやってきた。伯朗は祥子の手掛かりを得るため、百合華の案内で家の中を調べて回る。伯朗は、祥子の部屋で『祥子様へ』と書かれた差出人不明の不審な手紙を複数みつけた。そこにはそれぞれ一文ずつ「あなたの夫は善良ですか?」「あなたは夫を信用できますか?」「あなたは夫に殺される」と書かれてあった。不審に思った伯朗は、隆司の部屋も調べてみると机の引き出しから『エトチール』という薬品を発見した。『まさか、隆司さんが祥子さんを…』そう考えたとき伯朗は背後から何者かに口を塞がれる。伯朗の口を塞いだのは楓だった。伯朗が「なんで君が…」と楓を問い詰めていると、遅くに帰宅するはずの隆司が忘れ物を取りに帰宅してしまった。百合華は自分が伯朗にお願いしたのだと説明するが隆司は「君にこういうことはしてほしくない、出ていってくれ」と腹を立てた。そして3人が話しているすきに楓は上手く支倉家を後にした。父の態度を謝罪する百合華は「やっぱり伯朗さんは明くんが言ったとおりだ」と言う。明人は百合華に伯朗のことを心が真っすぐな人と話していたようだ。「私が明くんと結婚していたら伯朗さんがお兄さんで最高だったのにな」と言う百合華は明人とのツーショット写真を伯朗に見せた。そこには伯朗も見たことがない明るく笑う明人の姿があった。そして百合華は楓が本当の妻ならば、明人から伯朗について自分が聞いたことと同じことを聞いているはずだから「明人は俺のこと何て言ってた?」と確認するべきだと言った。
再び楓と合流した伯朗は、楓の提案で隆司を確かめるために矢神園へやってきた。すると隆司が自転車で出てきたため、伯朗は走って隆司を追う。隆司は一軒の家へ入っていった。楓と伯朗がこっそりと庭から中を伺うと、ロープで椅子に縛られてぐったりする祥子が見えた。そして祥子の近くには同じように縛られた明人の姿があった。呼びかけても返事をしない明人のロープを楓が外していると「おいっ」と声がして隆司が現れた。隆司は手にボーガンを持っており躊躇なく放たれた矢が伯朗に命中してしまった…。という妄想を伯朗はする。楓と伯朗がこっそりと庭から中を伺うと、キッチンに料理をする女性の姿があり、現れた隆司はこの女性を優しく抱きしめた。この女性とは杏梨だった。
伯朗の車に戻った楓は、先日隆司の髪の匂いが杏梨と同じだったことからふたりの関係を怪しみ、支倉家に侵入したと話す。隆司が矢神園に戻ったところで楓と伯朗が話しかける。隆司は、杏梨との関係を矢神家の人間や百合華に話していないか確認すると、「いくらなら黙っていてくれるか」と口止め料を払うと申し出た。伯朗が「あなたねぇ…」と呆れる隣で楓が「2000万」と言い切った。「やっぱりそういう輩だったのか」隆司は楓に言うとこの条件を承諾した。すると楓は「冗談ですよ」と笑う。そして「ならば何が欲しい」と聞かれた楓は、表情を一変させ怖い表情で「真実を教えてください」「祥子おばさまの失踪は隆司おじさまの仕業でしょうか」と言った。隆司は「私は関係ない」と否定した。楓と隆司の話が平行線のまま続いていると、「本当は殺したのでは」と伯朗が口を挟んだ。伯朗は、祥子が血圧を下げる薬を服用していたのに隆司の部屋には急激に血圧を上げる昇圧剤があったと言って問い詰める。隆司は「万が一、浮気がバレて祥子が離婚しようとしたときのために持っていた」と明かす。元々、矢神グループの中でも大したことなかった矢神園をここまで拡大したのは自分の手腕だと隆司は声を荒げる。しかし、「そう思っただけで実行はしていない」「矢神の人間に見下されて気を遣っって生きてきた自分にとって杏梨と杏梨の息子との質素でも温かい暮らしは心の拠り所だ、君ならわかるだろう」と隆司は伯朗に同意を求める。「隠し事はなしですよ」と楓は隆司を脅しながら祥子失踪について情報を得ようとする。隆司は、祥子はなぜだか「あのふたりには絶対に遺産を渡せない」と勇磨と佐代(麻生祐未)を嫌っていたと証言した。そして「俺はこの矢神園を守れれば、後は明人くんが全部持っていけばいい」と言い、杏梨との関係を他言した場合は絶対に後悔することになると念を押した。まだ心のどこかで矢神の人間でも人殺しまでは考えないだろうと信じたかった伯朗は、裏切られた気持ちでいっぱいになり「もうどうでもいい」と漏らした。
祥子失踪については関わるまいと決め、日常に戻った伯朗だが、ある日楓から電話がかかってきた。勇磨が隆司の浮気を波恵にリークして緊急親族会が開かれるようだ。楓は伯朗にも参加するよう求めるが、伯朗は拒否する。しかし、昔母禎子が「家族になるには勇気が要る。相手を信じていればきっといつか信じてもらえるようになる」といった言葉を思い出して参加することにした。矢神家へ行くと勇磨は隆司と杏梨が抱き合う写真を取り出して「こんな裏切り行為をしている人に矢神園を任せていいのでしょうか」ともっともらしく言う。隆司は、「お前も裏切り行為をして祥子を誘拐しただろう」と問う。祥子の安否ではなく遺産のことしか考えずに隆司と勇磨・佐代がお互いを疑って言い争う間、それを黙って聞いている百合華が涙目になってくる。そしてそれを見て伯朗は、伯朗の病院にやってきた百合華が本当に祥子を心配して流した涙が思い出されていた。「あんた達はお金とか遺産とか…」「浮気がバレて夫が殺したとか遺産欲しさに親族が誘拐したとかそんな罵り合いをするのではなく、思いやるのが家族でしょう」と伯朗は怒りで声を荒げる。波恵は「もうそろそろ出てきて良いんじゃない」と扉の向こうに声をかけた。扉が開くと祥子が姿を現した。「伯朗さんの言うとおり、夫の浮気に気づいて実家に戻ってきた、ただそれだけです」と波恵は説明する。祥子に駆け寄って心配したのにどうして教えてくれなかったのかと言う百合華に祥子は「お父さんが探してくれるのを待っていた。自分にも至らないところがあったかもしれない、少しでも自分に気持ちが残っているとわかればやり直したかった」と祥子は涙した。そして祥子は伯朗に「自分がいなくなってから夫がどうしていたのか正直に教えてください」とお願いする。伯朗は「夕方、矢神園を抜け出す隆司さんに会った」と話し始めると隆司は悔しさで顔を歪める。「祥子さんを心配して探していました」と伯朗は嘘をついた。涙する祥子に隆司は「これからは心を入れ替えるよ」と謝罪した。波恵からのお咎めはなしということで親族会はお開きとなった。
帰り道、「祥子おばさまにいじめられた復讐をする絶好のチャンスだったのに」という楓に「そうしたら嫌いな矢神家と同じになってしまう気がした」と伯朗は答えた。そこへ反省した様子の祥子が現れて、昔禎子のドレッサーから盗んだ宝物のネックレスを伯朗に返した。そして「禎子さんも自分がやったと知っていたが、そんな事を言ったら伯朗さんの居場所がなくなってしまうと思って言わなかった」「禎子さんはいつもあなたの事を考えていた」「あの人は誰よりもあなたに矢神家の一員になってほしかったのよ」と明かした。「本当に申し訳ありませんでした」と祥子は頭を下げると去っていった。その後ろ姿を見ながら楓は「信じてよかったですね」と伯朗に声を掛ける。その時、伯朗の脳裏に「ちゃんと楓さんが明人くんの本当のお嫁さんなのか確かめたほうがいいですよ」という百合華の言葉が思い出され、伯朗は「明人は僕のこと何て言ってた?」と楓に尋ねる。「心の真っすぐな人だと言っていましたよ。嘘がつけなくて曲がったことが大嫌い、駆け引きも苦手、自分を犠牲にしてまで周りの人に幸せになってもらいたいと考える温かい人だと」楓は、百合華が話したことと全く同じ事を言った。それを聞いた伯朗は「本当に信じてよかった」心の底から安心した。そして禎子のネックレスを楓に譲った。形見のネックレスをもらっていいのか恐縮する楓に「いいに決まっている、明人のお嫁さんなんだから」と伯朗は笑い、楓は目に涙を浮かべて喜んだ。
同じ頃、勇磨と佐代は「支倉家なんて簡単に潰せると思ったのに」と悔しがる。そして祥子は康治のお世話をする杏梨の元を訪れる。辞表を出しますと謝罪する杏梨に、祥子は「遺産相続が終わるまではこのままで」と話す。祥子に脅迫の手紙を送りつけたのが勇磨と佐代の仕業であること、隆司が昇降剤を用意していたことを知っていた祥子は、しおらしくして寄りを戻すしかないでしょうと隆司のことを『クソ夫』呼ばわりする。そして「本当に欲しかったのはあなた」と杏梨に明かすと康治の酸素を止めて殺すよう依頼した。「君津さんも見ていますし…」と断ろうとする杏梨だが「大丈夫よ」と祥子は余裕を見せる。そして部屋に入ってきた君津は祥子を優しく抱きしめた。祥子は「お互い様が夫婦円満の秘訣よ」と笑った。そして「明日の夜、決行する。断るなんて無理よ」と祥子に言われた杏梨は固まるしかなかった。康治の部屋でそんなことが起こっているなど、楓と伯朗は知るよしもなかった。

【みんなの感想】
30代・女性
予告で見た明人が縛られている場面がまさか伯朗の妄想だったとは…。そして反省したと思われた祥子さん、やはり矢神の人間は一筋縄ではいかないのですねと思い知らされる展開でした。そして次週、康治さんは杏梨の手にかけられてしまうのか…明人くんの行方は…楓が何者かに襲われている場面もあり、また目が離せません。

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